アポリアさん【遊戯王‐幻想魔砲物語‐】
竜羽さん【遊戯王GX 五聖獣に選ばれし者たち】
狂戦士さん【IS<インフィニット・ストラトス> ~白き騎士と黒き暴君~】
混沌の魔法使いさん【夜天の守護者シリーズ】
ナタタクさん【遊戯王ZEXAL 風の戦士たち】
そして私、久本誠一【遊戯王GX ~水と氷の交響曲~】
によるコラボ小説です。なので上記の方の作品もよんでおくと一層楽しめるかもです。
ちなみにこの話はオール遊野清明(上記【遊戯王GX ~水と氷の交響曲~】主人公)視点で送る(予定)ですので、本編を知らないと何がなんやらかもしれません。あらかじめお詫びしておきます。
「ふわ~ぁ、今日もよくねたっと」
『うん、いい加減授業ぐらい起きてような』
のどかな昼下がり、そんないつも通りの会話をする僕とユーノ。しょうがないじゃない、子供は寝て育つんだから。ってそんなことより、あそこにいる人影は。
「おーい、夢想ー!」
「あ、清明だ、だってさ。やっほー」
ここまでは、やっぱりいつも通りだった。少なくともこの瞬間までは。過去形なのには訳がある。ちょうど僕が声をかけ、夢想が振り向いたその瞬間………世界が、入れ替わった。
その少し前だろうか。いや、そもそもこの世界と僕らの世界の時間が同じものとは限らないんだけど。
「つまらないなぁ。何か面白いことはないかなぁ。」
一人の女性が何処までも何処までも続く本棚が立ち並ぶ場所に一人の女性がいた。その女性は黒髪のロングでルビーのような真紅の瞳に黒いメガネをかけている。彼女の名前は愛菜、またの名をナイアーラトテップ、ニャルラトホテプ、ニャルラトテップ等と呼ばれる邪神だ。
彼女は今、本当に暇であった。今、一番興味を持っている人物であるデュエリストの観察もそれなりには楽しい。だが、本来は滅びを求めるのを改心して耐えている彼女を満足させるのにはそれだけでは足りないのだ。そんな彼女は椅子に深く腰掛けながら考え込んでいた。
「僕は暇はすきじゃないんだよねぇ。どうやって暇をつぶすとするか……」
そんな彼女は暇をつぶす為の事を考えていた。そこで、自身の各世界の化身の様子を見てみることにした。
「ふむ、こうやって見てみるとデュエリストっていうのは本当に面白い人物が多いね。」
彼女が見ていっている世界は彼女が今、一番興味を持っている人物がいる世界は当然として8つの世界を見ていった。
1つ目は繰り返し言うことになるが彼女が一番興味を持っている人物である九十九 遊馬こと光導 遊夜の世界だ。
2つ目はその光導 遊夜の仲間の存在する幻想郷のある世界。
3つ目は同じく幻想郷は存在するが光導 遊夜の妻の一人であるルーミアがかつて行った魔法少女リリカルなのはの世界の人物が混じっている遊戯王GXの世界。
4つ目は【サイバー・ダーク】と【炎王】というデッキを使う人物が中心となっている遊戯王GXの世界。
5つ目は《地縛神》と呼ばれる神を仲間にしたダークシグナーである人物、それに取り憑いているもう一人の人物を中心としている遊戯王GXの世界
6つ目は光導 遊夜とその妻のルーミアとフランドール・スカーレットが訪れたことのある剣崎 侑斗という人物が中心となっている遊戯王ZEXALの世界。
7つ目はISと呼ばれる女性にしか乗れない兵器を何故か乗れる男性が中心となっているインフィニット・ストラトスの世界だ。ただし、普通のインフィニット・ストラトスの世界ではなく4つ目の世界の住人がこの世界に訪れ、デュエルモンスターズ絡みの事件を解決したという過去が存在する。
そして、8つ目は自身さえ圧倒しかねない実力者である八神龍也と呼ばれる人物と魔法少女リリカルなのはの世界の人物が存在するインフィニット・ストラトスの世界だ。
「あはは、いい事を思いついた!これだよ、僕の求めていた愉悦は!!」
その8つの世界を見た愛菜は本当に愉快そうに笑うと2枚のカードを取り出す。
「これだけ興味深い人物がいるんだ。それを一箇所に集めたらどんな事に最高におもしろいいじゃないか。」
そうして邪悪な笑みを浮かべた愛菜はまず1枚のカードを掲げると宣言した。
「フィールド魔法発動!決闘世界―ご都合主義空間―!!」
それと同時にひとつの世界が作られる。それは彼女の言った通りご都合主義の塊である世界だ。本来の時間軸とは切り離され、どんなご都合主義さえ起こせる。例えばZEXALは皇の鍵や異空間の中でしか出来ないがこの空間ではそんなことは必要ないというご都合主義が展開される。例えばどんな異能力者であろうとデュエル以外で敵を傷つけることが出来ない。元の世界とは影響しあうことも影響しあわないことも出来る。まさしくご都合主義の世界だ。
「更に続けて超融合を発動!8つの世界のデュエリスト達をこの世界へと部分的に超融合!!
そして、そのデュエリスト達を呼び出す!」
そう、愛菜が行った瞬間にそれぞれの世界のデュエリストの一部がその世界より姿を消し、そしてその分身がその世界へと現した。
「あ、あれ?」
『ん?………おいチャクチャル、お前また何かしたのか?』
『とんでもない。ただ、割と厄介な力があるな。具体的には………あっちの方角だ』
僕は何も感じないけど、この神様が言うんなら間違いないだろう。ということで、やることはひとつ。
「よし、行ってみよう」
こういうのは即決が一番。下手に悩んでもしょうがないしね。一緒にこの世界に来ていた夢想を手招きして、その方角とやらに向かってみる。と、そこにはなんと巨大な人の形をした幻影があった。
『やあやあ、お集まりの8つの世界のデュエリスト諸君。
僕は愛菜と言う。この舞台を用意したいつもニコニコ君たちの隣に這い寄る混沌だ。』
その愛菜と名乗った影はニコニコと笑いながらこちらの方に目をやる。その得体のしれない、まるで例えるなら人間以外のナニカと向かい合っているかのような感覚に思わず身構える。だけど、愛菜は特に何もしてこなかった。そして、その口がまた開かれる。
『ようこそ、僕の創った世界で。此処には8つの世界、7つの物語の人物を集結させた。此処で君たちに存分にデュエルを楽しんでもらいたい。何、元の世界とこの世界の君たちはリンクはしているが此処はご都合主義空間だ。元の世界に戻れば元の時間軸に戻るし、本来は特別な空間で無いと出来ないことも出来る。善も悪も光も闇も聖も邪も関係ない。楽しんでデュエルをしてくれるといいよ。僕はそれだけで満足できるからね。それではアディオス!』
言いたいことだけ言って姿を消す愛菜。…………オーケー、僕のあんまりよくない頭でもわかるように要約すると、要するにデュエルなわけだ。
『わっけわからん。でもま、そういうことなら話は早いな』
「だね。さあ、デュエリスト出てこーい!」
8つの世界だのなんだの、正直よくわからないところもある。だけどとにかく、デュエルができることだけはよーくわかった。なら、こっちはそれを全力で楽しむだけさ!
オープニングは急ぎで作ったので若干手抜きかもしれません、ごめんなさい。
日付が変わるころには第一話の投稿予定です。