【安価】安価の機体でガンプラバトル大会に参加する【安価】   作:ダイハイト

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短い上にまた安価無ですが安心して下さい!明日も安価無です!なので初投稿です。

ですが、 リ ア ル 安 価 をまたしても行います!!内容は【コイツの色と名前】です!!
詳しくは活動報告をチェックDA!


某所 新型機体の試験映像

 ズ ガ ン ッ ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ズ ガ ン ッ ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ズ ガ ン ッ ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一歩、一歩、一歩。

 

踏み出す度に地響きが、大きく舞い上がる粉塵が、なぎ倒される木々が、【歩く】というそれだけの行為で起きていく。

 

「「……………」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『「アカンこれ」』

 

素の姿でコクピットエリアに立つチハ、そしてそのとなりのオペレーターエリアに立つリターナは揃って声を上げた。

 

「通常歩行……はこうなるよね」

 

Practice Mode(練習モード)】の表示されているバトルシステムの中で、概ね完成を迎えた【件の新機体】の試験運用を行っているのだが、それによって得られたデータはあまりに規格外が過ぎていた。

 

【大き過ぎる】

 

機体の大きさも、それに伴う挙動も、周囲への影響も、何もかも桁違いだ。

 

『一応、各間接部に負荷掛かるのを覚悟すればもっと速度は出せそうだけど』

 

「やっておこう」

 

リターナの言葉にチハは出力を更に上げて機体を動かす。ゆっくりと歩いていた【巨人】はこれまたゆっくりと、しかし確実に加速していきながら、大きく強く大地を踏み込んでいく。

 

 

 

 

 

 ズ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ッ ! 

 

 

 

 

 

大地が割れるんじゃないかという勢いで地響きが鳴り響き、木々が青々と生い茂る森林を【更地】に変えながらその巨体は駆け抜けていく。

 

『イッチ、このまま【飛行テスト】』

「了解っと」

 

アームレイカーを操作し、SPスロットの2番を起動する。直後、巨体背面に突如として【黒い粉塵】が噴出され、それが徐々に【形を取り始める】。

 

漂い、波打ち、やがて背中に大きな【翅を広げる】

 

出来上がったそれは自身の巨躯のそれをも大きく越える【黒鮮やかな蝶の翅】であった。

 

「【飛べ】っ!!!!」

 

彼女の言葉と共に翅が大きく羽ばたく。その一回で粉塵が一際大きく巻き上げられ、森林だった更地に転がる倒木が巻き上げられ、吹き飛び、粉々になる。

 

それを幾度か繰り返し、漸く機械の巨人はその身を宙へと羽ばたかせた。

 

『飛んだっ!……あ~…けど、この速度じゃホントに【飛べるだけ】だね』

 

「だね」

 

言葉通りの意味。飛びはしたものの、その速度は果てしないほどに鈍足であった。具体的に言えば歩いた方がマシなくらいの速度でしか飛べないでいた。

 

『まあ飛べるだけヨシ!!…としますか!』

 

「まあそうし……ん??」

 

リターナの言葉に返事をしようとした時だった。

 

 

《警告!》

 

 

 

 

 

《警告!》《警告!》《警告!》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《警告!》《警告!》《警告!》《警告!》《警告!》《警告!》《警告!》《警告!》《警告!》《警告!》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『「へ???」』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直後に、巨人は【黒い翅】が引き起こした大爆発に飲み込まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDE トオヤマ・ゴオ

 

「で、そうなったと?」

 

目の前で律義に正座をして反省する2人、チハ・ショウジさんとリターナ・ベルちゃんに俺は思わず溜息を零した。

 

「いや~……まさかねぇ?」

「発動中のSPが暴走しちゃうなんて思ってもみなかったもので…」

 

チハさんが持って……というより最早【腕の中に抱えている】モノ。まだ製作途中らしく塗装も仮どころかグレーのサフしか吹いていなかった筈の新機体は、どういう訳か【真っ黒なスス】が機体一面にビッシリとこびりついていた。

 

「それよりもイッチさん!あの爆発でも全く壊れませんでしたよね!この子!!」

「うん!装甲の1つ1つを丁寧丁寧丁寧に作った甲斐があったよ!!」

 

そんな機体を愛でるかのようにしている彼女達だが、

 

「でもバトルシステムは不具合起こしたからな!?というか俺達のチームの施設で何やらかしてるんですかね!?」

 

「「それはマジごめんなさい!!」」

 

そもそもここは俺達チームの練習場所なのに何でそんなところで新機体のテストするんですかねぇこの人はっ!?!?

 

「ゴオ、多分それ考えても頭痛がもっと酷くなるだけよ?」

 

チームメイトでメカニック&オペレータのアンナが助言?をしてくれた。今日始まって一番の癒しだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDE リターナ・ベル

 

『流石にいつまでも練習場で説教も俺が嫌だ!』…って言って、ゴオさんは私達を別の部屋に連れてきてくれた。そこは工作室みたいな場所で、作業机だったり塗装ブースがあったり、よく見たら色んなガンプラの部品や端材がいっぱい入ったジャンクの山や、プラ板にパテ剤など改造に必要なものが盛沢山だった!

 

「スッゴーイ!!」

「流石はプロチームの専用施設ですね。設備がまるで違います」

「ハハハッ。貴女に言われると嫌味に聞こえてしまいますがね?」

 

というのも、ここはゴオさん達【チーム・リベリオンズ】が所有しているガンプラバトル専用の合宿所!!ガンプラバトルのプロが使用する施設なだけあってガンプラを作ることにおいては凄く充実した環境であった。

 

「これでも小さい方なんですよ?もっと大きなチームだとそれこそ豪邸クラスの施設を持ってたり、サポートスタッフも充実していますから」

「へ~」

 

なんて色々と話をしていたら、イッチさん……じゃなくて!チハさんが【抱えていたSDの子】を作業机において早速修理を始めた。といっても目立った傷も無かったからススを落とす作業だけみたいだけど。

 

「というか、そもそも何でここに来たんです?突然の連絡でこっちは驚いたんですよ!?」

「あははは。ごめんなさい」

 

そう。私達が今日此処に居るのは決して暇だったからではない。これには深い深~い、話せば長くなるとても悲しい事情が

 

「いや2つだからねベルちゃん?」

「アッハイ!」

 

冗談冗談!!

本当の理由はチハさんが言った通り2つ。1つは【チハさんをマークしている人達からガンプラの情報を秘匿する】ため。掲示板でも話題に上がってたけど、イッチことチハさんは既に多くの人からマークされている。既にある3機はもう仕方が無いとして、この新機体の情報はギリギリまで伏せないといけないのだ……少しだけ板内で喋っちゃったけど。

 

で、もう一つは

 

「今、野島が店を閉めちゃってるんですよ」

「野島というと……貴女の商店街にある?」

 

【野島クラフターショップ】は現在臨時閉店をしている。理由もなく突然しまったのだ。私はおろかチハさんも知らなかった。閉まっている店の前でバッタリ出くわしてお互いにどうしよう?って言ったのはあまりに滑稽だったwwwwwしかもチハさん胸に【あの機体】抱えてたしwwww

 

「で、練習場所も制作場所も無くなってどうしようかな~…って思った時に」

「俺のことを思い出したと……いや、良いんですけどね?いきなりは止めて下さいよ!?」

 

チハさんが即座に何処かへ電話を掛け、折角なら一緒に来ないと連れてかれ、そうして今ここに居るのだ。ゴオさんのこの施設が案外近場で助かったよ!

 

「全く貴女という人は……それで?その機体はどうするんです?」

「そう…だねぇ……さっきの爆発は背中の【アレ】の暴走と言うか出力調整のミスみたいだったし、調整すれば問題は無いかな?ほかの武器も良好だったしね!」

 

チハさんが私に向かって言ってきたので、私はコクリと頷いて引いていたキャリーケースの中から複数の【あるモノ】を取り出し、それを机の上に置いた。

 

 

 

 

 

・金色に塗られた全長500mm弱の大型バスターランチャー(半分に折り畳み可能)

・クリアレッドの刀身とシルバーのフレームを持った巨大なガンブレード

・The・騎士の盾!!と言わんばかりの大きくて立派な盾

・ヘンテコな方法で折り畳まれて、【アタッシュケース】みたいな巨大ガトリングガン

・肩から付ける方式で巨体のあの子が付けても可笑しくない大きな銀色のマント

 

 

 

 

 

の、合計5つの武器を置いた。大きいものだとこれ1つだけでBB戦士のガンプラに匹敵しちゃう大きさなんだけど……ほんとによくコレ作ったよイッチ…

 

「先程見た時もそうでしたが……やっぱりおかしいですって。色々と」

「そうですか?これ位のフルスクラッチでしたら普通だと思いますけど?」

 

普通では無いよイッチ(率直)

 

「…そういえば、その機体には塗装はしないんですか?というか機体名も聞いてませんでしたが」

「【まだ塗りません】。それに名前も【まだ決まっていませんからね】」

 

……あっ(察し)ですよね!?(知ってた)

 

「後でパソコンをお借りしても?」

「え?……え、ええ。良いですが」

 

さりげなくパソコンを使う許可まで貰ったイッチはそれを聞くとニコリと笑みを浮かべてから、再び作業へ戻った。というか私も手伝わなきゃ!!

 

「それじゃあ私は【この鎧】をやるから、ベルちゃんは【中身】をお願い」

「はい!!」

 

そう言われて手渡された【中の機体】を確認していく。この子も概ね完成したらしいんだけど、イッチ曰く【必殺のギミック】をこの子に入れるらしい……前スレの>>1000だよね、それ。

 

「さてやるか!今日中には終わらせるよベルちゃん!」

「はい!」

「頼むから泊まるとは言いださないで下さいよ??」

 

では!作業に取り掛かるとしますか!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SIDE フリオ・レナート

 

【臨時休業中 再開時期は未定になります】

 

そんなことが書かれた張り紙が張られたシャッターを見て思わず舌打ちをしてしまった。そしてすぐにスマホを取り出すと【兄貴】へ電話を掛ける。

 

「兄貴、こっちは駄目だ。あろうことか閉まってやがる」

『そうか。こっちもハズレた、件のバーにはもう何日も来ていないようだ』

 

兄貴の方まで外れかよ。態々大会前だってのに日本に来た意味の半分がこれで消し飛びやがったぜ。

 

『そうイラつくなフリオ。居ないのならば仕方があるまい……撤収だ、例の場所で落ち合おう』

「了解……ったくツイてねーぜ」

 

通話を切り、既に用を失ったこの場所から早々に立ち去る。どうもこの場所は落ち着かない、なんというか、人が妙に多い上に変な恰好をした奴らも目立つ。これも【あの女】の効果ってやつかよ……兄貴が言った通り、マジで油断ならねぇ相手のようだ。

 

 

 

 

 

予め決めていた場所―――といってもただのバーなんだが、そこで兄貴と合流した。

 

「ふむ、今までに得た情報だけでは流石に活動範囲を絞るのは難しいか…」

「けどよ兄貴?【件の機体】は馬鹿デカい機体なんだろ?そう簡単に持ち運べるとは思えねぇぞ?」

「……とすればこの近辺。だが、だとしても不十分か」

 

そう言うと兄貴は「作戦は中止だ」とぶっきらぼうに言い放った。

 

「情報の少ない機体を直に見れればと思っていたが、流石に簡単にはいかないか」

「良いのか兄貴?【最重要警戒対象】なんだろ?ソイツ?」

「ああ。だが既に集めた情報だけでも十分な対策は講じられる」

 

兄貴は含みのある笑みを浮かべてそう言った後、すぐに表情を引き締めた。

 

「だが忘れるなよフリオ。俺達の目的は」

「わーってるよ兄貴!俺達が倒すべき相手はあくまでメイジンだ…だろ?」

「ふっ。分かっているならそれで良いさ」

 

そうだ…俺達の目的はあくまで3代目メイジン・カワグチただ1人。あんな甘っちょろい奴がメイジンの名を語るなんてのは虫唾が走るってもんよ。だからこそ、俺達が奴をぶっ倒す!!

 

「そうだフリオ。奴に思い知らせるぞ、【貴様はメイジンに相応しくない存在】だとな」

「おうとも兄貴!!兄貴と俺の【戦争】があれば負ける筈ねぇさ!!」

 

俺達兄弟は誰にも負けない。俺達の行う【戦争】を以てメイジン(アイツ)を引き摺り下ろしてやるのさ!その前にはショウジっていう変なファイターだろうが何だろうがぶっ潰すまでよ!!

 

そう

 

「「俺達の【戦争】でな!」」

 

さしずめ前祝とでも言わんばかりに俺達兄弟は盃を交わしたのだ。




武装は最終的にこうなりました。巨体の外見は前話から変更なしです。

前書きでもあったようにリアル安価を開催しています!期間は短いですが是非また参加して下さい!

では、ファイブスター物語の映画を見つけたのでそれ見て寝ます!!

イッチ作を始めとした機体解説の掲載場所(改定)

  • イッチが掲示板内で解説(セイ君並感)
  • 作者が後書きにて解説(次回予告並感)
  • 作者が活動報告にて解説(説明書並感)
  • (そもそもいら)ないです
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