【安価】安価の機体でガンプラバトル大会に参加する【安価】 作:ダイハイト
もっと色んなファイターのバトルウェポン戦見たい……見たくない??
『第3ピリオドは~!【オリジナルウェポンバトル】!!!!』
スタジアム中央のステージの上でマイク片手に立っているのは【ガンプラアイドル:キララ】
肩書の通り【歌って踊って、ガンプラを作ってバトルまでこなせてしまう】という一風変わったアイドルで、今大会のイメージキャラクター兼レポータという大役に抜擢された女性だ。
その彼女の隣には大型のガシャポンマシンのようなもの。このマシンこそ第3ピリオドのバトルの命運を左右するとても重要なものである。
【くじ引きで決定した武器のみを使用した1対1のバトル】
それが第3ピリオドの試合内容だ。
「えええええええっ!?何よそれ!?」
直後、控え室に居た1人の
「折角のライガーが台無しじゃないのよ!?何よこの競技内容!?考えた奴バッカじゃないの!?」
「お、落ち着いてよ【ミク】!こればっかりは仕方ないよ」
「仕方ないじゃないわよ【ヒロ】!これじゃあシャドーがお留守番じゃないの!!」
ツインテールにした赤い髪が思わずブンブンと振られるほど怒りを見せている学生のような姿の少女。ジャージの上着を腰に巻いたYシャツとグレーのスカート、ご丁寧に鞄まで背負っている。
その隣には黒髪短髪で同じく学生っぽい姿の少年。紺のブレザーにYシャツと緑のネクタイ、グレーのズボンで彼もまた鞄を手にしている。
またしても見慣れない少女と少年の2人組。誰なのかはもう言わずもがなだが、相変わらず何のキャラなのかその場に居る者達の多くは分からない。ごく一部のファイターは「何故その組み合わせ!?」と驚愕し、その中でも更に一部は「学パロの方かよぉ!?」と地団駄を踏んでいた。主に赤髪の少女を見て。
「兎に角ミク、このままのライガーだと駄目だから装備を外さないといけない。抽選が終わったらやらないと」
「…ねぇヒロ、アンタさっきからミクのこと【キャラ名】で呼んでるわよ?」
「え?……あっ」
「とうとうアンタも自然に出来るようになっちゃったかぁ…」
「いや!ミクだってそうじゃないか!」
なんて会話をしながら2人は一足先に控え室を出ていった。そして他の選手達の【あのキャラ誰?】談議が密かに始まる。
「で、誰なのあのキャラ?」
「「「「「同じく知らぬ」」」」」
「知らんのか?TRIGGERの名作ロボアニメキャラやぞ?」
「ダリフラっていうアニメのキャラの筈…何か組み合わせが違ったような…」
「一昨日と立場逆に…あれ?ちっこい方がファイター??」
「ダリフラは名作。見て、どうぞ」
「ついでにグレンラガンも見ろ」
「お前もココミツの沼に沈むんだよ!!」
「グレラン??」
「グレポン??」
「男の義務教育です」
「ドリルです」
「「「「「ほう、詳しく」」」」」
…そんな
「相変わらず変な格好だな、彼奴ら」
「予選の頃からああやってコスプレをしてるっつーのは俺も知ってるんだが…なぁ?」
「ワイの覚えに間違いが無いならあんなキャラはガンダムにはおらん筈です」
「僕も同じく…」
他の者達と同じく困惑の形相で去っていった2人を見ていた4人。彼女らの本来の姿とタネの一部を知っている分まだマシだが、それでもあの変貌には驚きを通り越して呆れが出てしまう。
「…で?どうなんだお前ら?【ガンプラ】は?」
「「「!」」」
フェリーニが訊ねた瞬間に3人の目付きが一瞬で変わる。訊ねた本人はそれを見てニヤリと笑みを浮かべた。
「それ聞くんは卑怯とちゃいますか?なあセイはん?」
「確かに…もう下手に手の内は明かせられませんよ」
「フェリーニだって、そんくらいは分かんだろ?」
3人は意思返しと言わんばかりに笑みを浮かべる。これにはしてやられたとフェリーニは肩を竦めた。
「まあ、それもそうか…さてと!それじゃあ抽選にいきますか!」
「そうですね!」
立ち上がったフェリーニは控え室を出て会場へと向かう。それを追うようにマオも駆けていく。
「レイジ、僕達も行くよ」
「っ……おうさ」
2人も控え室を後にする……レイジは
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SIDE ミケル・プレス
自身のガンプラ【ZGMF-LRR704 ジン長距離強行偵察単座型】はほぼオリジナルと同じ機体だ。強いて言えば自分1人の単独での運用を見越したセンサーの配置変更、装備ラックを増設しているくらいの小規模改造機体だ。故に、偵察型としての眼の良さを最大限発揮できるガンプラだ。
その甲斐もあってすぐに俺がくじ引いた番号【31】が記載されたコンテナを発見することができ、即座に中身を確認する。
中にあったのはくの字に折れ曲がったプレート型の武装…こいつは【ブーメラン】か。
どちらかと言うと俺のジンは射撃戦寄りの機体ではあるのだが、まあ使えなくはない。寧ろスプレーガンのような武装とも言えないものでなくて一安心だ。
それを片手にすぐさま移動を開始する。相手は第1、第2ピリオドどちらも異なるガンプラ、それも規格外な機体を使用してきている。下手をすればこの戦いでも違う機体やもしれない。
(ならばまずは積極的に接近し、相手の姿と武装の確認が先決!)
このバトルフィールド【
「ッ!?」
……唐突に響いた少女の叫び声。通信回線によるものでないということは外部音声だろうか?だが何故そんなものを使って??
「あ~もう!!よりにもよって何でこんな武器引いちゃったのよ!?」
またも叫び声。先のと合わせて音の場所を特定し、接近を試みる。
いくら試合中に大声で叫ぶなどという馬鹿げたことを行っていようが相手はあのチハ・ショウジ。慎重にことを進めるに越したことはない。
(恐らくはこの先…!)
木々の間をゆっくりと歩きながら進み、少し先に開けた場所があることを確認する。恐らくはそこに居るのだろう。
「慌てず……まずは機体と装備の確認を……」
木の影に機体を隠し、ブーメランをすぐ使えるように構えておく。そうしてチラッと覗くようにモノアイを動かして、チハ・ショウジのガンプラとウェポンを確認すると
「こんなんじゃ戦えないじゃないの!!如何すんのよヒロ!?」
「何とかなる訳無いでしょう!?ミクにこれを咥えろとでも言うわけ!?」
「………何だ、アレ?」
【ガイアガンダム】…のMA形態のようなガンプラが、右前脚で器用にコンテナを指…腕差し?して、口の部分をパカパカと動かしながらギャアギャアとファイターが叫んでいる姿があった。しかも叫びとガイアの口の動きが完全に一致し、まるで機体が直接叫んでいるような感じで……
……え?いや待って?ちょっと待て、何あれ?(困惑)
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第3ピリオド第4試合。
一昨々日の第1ピリオド、一昨日の第2ピリオドの試合でその名を世界中に轟かせたと言っても良いファイター【チハ・ショウジ】と【リターナ・ベル】。その2人が出場する試合とあって観客達の注目を一斉に集めた。
相手はスペイン代表【ミケル・プレス】。非常に慎重な性格のファイターであり、第1ピリオドは相手の潰し合いを誘った後、残る1機を墜として勝利。第2ピリオドではひたすら逃げと様子見、狙撃による奇襲で生き残り
そんな彼と彼女、ある意味正反対のファイターによるガンプラバトル。特にミケルの方はチハに既に因縁があるという面白くないわけがない戦いだ。
まず最初に観客が
ファイターは赤い髪をツインテールにした、一昨日までの少年や青年の姿とは一転して小柄な女の子の姿。その身には【白色にピンクの差し色が施された、非常に独特な形状のパイロットスーツ?】を纏っている。
一方のオペレーターは黒い髪の短髪で、こちらも一昨日までの女性や少女から一転、ファイターと同じ年か少し上くらいの男の子の姿。その身には【ほぼ黒一色でチェストプレートが施されたパイロットスーツ?】を纏っている。
【まだだ!そのくらいではもう驚かんぞ!!性別や背格好が何だというのだ!!(混乱)】
そう言わんばかりに観客達は静かにその2人を眺めていた。少数が
それは2人の相手であるミケルも同じで、2人の姿を見ても何一つ動じる様子は無かった。
そうして何事も無く試合が開始され、そこで漸く観客席がざわついた。
【ガイアライガーRS】
チハが予選会で1度だけ使用した機体で、【彼女が有するガンプラの中では最もガンプラらしくない】とまで言われているガンプラだ。観客席の人達はその姿を初めて目の当たりにしたのだが、
バトルフィールドに出撃した直後から見せている【大地を疾走する】動き。四肢の動きのそれはほぼ陸上動物と同等の可動であり、試合の関係で武装はおろかブースターを乗せたバックパックすら無いのにも関わらず、そのしなやかな動きによってただ走っているとは思えない動きで森林の中をライガーは駆け抜けていた。
「どんなもんよ!スラスターが無くたってガイアは速いんだから!!」
ファイターの彼女がそう言うように、あっという間にライガーは指定されたコンテナの前までたどり着いた。そのまますぐにコンテナの中を確認し、その武装を取ろうとしたところで
「何よこれ~っ!?」
【眼前に置かれたジャイアント・ガトリング】を見て絶叫を上げたのだった。
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381:名無しのファイター@挑めよ世界!
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
382:名無しのファイター@挑めよ世界!
草
383:名無しのファイター@挑めよ世界!
やっちまったなぁ!wwwwwwwwww
384:名無しのファイター@挑めよ世界!
恐れていた事態だよwww
385:名無しのファイター@挑めよ世界!
ガトリングワロタwwwwwwwしかもデケェwwwwwwwww
386:名無しのファイター@挑めよ世界!
納得の絶叫であるwwwwwwwwwwww
387:名無しのファイター@挑めよ世界!
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
388:名無しのファイター@挑めよ世界!
競技内容聞いた時からそんな気はしてたwwwwwwww
389:名無しのファイター@挑めよ世界!
イッチどうするwwwwwwww
390:名無しのファイター@挑めよ世界!
ライガーが口パクパクしてるの可愛い(現実逃避)
391:名無しのファイター@挑めよ世界!
こりゃあ咥えてぶっ放すしかないな!!
392:名無しのファイター@挑めよ世界!
持wwwてwwなwwwwいwwwwwww
393:名無しのファイター@挑めよ世界!
イッチ。聞こえていたら、君のスレの安価の不幸を呪うがいい
394:名無しのファイター@挑めよ世界!
>>390
イッチの声と連動してるよねアレ?
まるでフランクスみたいだぁ……(武装から目を逸らしつつ)
395:名無しのファイター@挑めよ世界!
お相手さんすぐそこやぞイッチwwwww
396:名無しのファイター@挑めよ世界!
せめて刀剣の類だったら良かったのにな。咥えられるし
397:名無しのファイター@挑めよ世界!
さっきからライガーの挙動が生々しくて草はえりゅ
398:名無しのファイター@挑めよ世界!
相手近づいてきてんぞイッチ!?
399:名無しのファイター@挑めよ世界!
イッチー!後ろ後ろ―!!
400:名無しのファイター@挑めよ世界!
前脚でコンテナ指差すとか器用っすね(遠い目)
401:名無しのファイター@挑めよ世界!
というか一々外部音声で叫んでんのかイッチこれwwwwwww
402:名無しのファイター@挑めよ世界!
お相手さん木の影にいるぞイッチィ!!!!!!
403:名無しのファイター@挑めよ世界!
はよガトリング持てや(無茶振り)
404:名無しのファイター@挑めよ世界!
咥えろって言うの!?は森林生えるわこんなんwwwwwwww
405:名無しのファイター@挑めよ世界!
ワロタwwwwwwww2号ネキ困惑しとるやんけwwwwww
406:名無しのファイター@挑めよ世界!
>>401
相手からすれば独り言叫んでるみたいになってるよなコレ?
クッソwwwwww
407:名無しのファイター@挑めよ世界!
首ブンブン振って怒るライガー可愛いレス(白目)
408:名無しのファイター@挑めよ世界!
相手ブーメラン構えたぞ!?
409:名無しのファイター@挑めよ世界!
いい加減気づけイッチ―!?!?
410:名無しのファイター@挑めよ世界!
(アカン)
411:名無しのファイター@挑めよ世界!
>>407
言っとる場合かー!?
412:名無しのファイター@挑めよ世界!
何でも良いからなんかしろ!!!
間に合わなくなっても知らんぞー!!!
413:名無しのファイター@挑めよ世界!
ガトリング放り投げろ!
414:名無しのファイター@挑めよ世界!
ピッチャージン強行偵察型!大きく振りかぶって!!
415:名無しのファイター@挑めよ世界!
これ気付いてるイッチ!?まじで気付いて無くない!?!?
416:名無しのファイター@挑めよ世界!
いつまで駄々捏ねてんだイッチwwwwwwwww
417:名無しのファイター@挑めよ世界!
はよ動けやwwwww
418:名無しのファイター@挑めよ世界!
投げましたああああああああああああああ!!!!!
419:名無しのファイター@挑めよ世界!
投げた!!!
420:名無しのファイター@挑めよ世界!
綺麗な軌道。これは直撃コース
421:名無しのファイター@挑めよ世界!
墜ちろ!墜ちたな!
422:名無しのファイター@挑めよ世界!
おまえらそないなこと言ってイッチ信じとるんやろwwwww
423:名無しのファイター@挑めよ世界!
今気づいてどうすんねんwwwwww
424:名無しのファイター@挑めよ世界!
間に合うものか…
425:名無しのファイター@挑めよ世界!
これは初敗北ですね間違いない。
426:名無しのファイター@挑めよ世界!
回避も間に合わぬ一投。俺でなきゃ見逃しちゃうね
427:名無しのファイター@挑めよ世界!
乙
428:名無しのファイター@挑めよ世界!
負けたな
サフ吹いてくる
429:名無しのファイター@挑めよ世界!
イッチ頑張れ(小声)
430:名無しのファイター@挑めよ世界!
あ
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SIDE ミケル・プレス
完璧だった。
相手はこちらに気付いておらず、
あの姿では自分の武装を使うことも出来ず、
逃げも隠れもしないでただ喚いてるだけ。
十全にそれを確認し、極力音を立てないように振りかぶり、
ブーメランを放った。
想定通り、ややカーブの軌道を描いてガイアガンダムへと向かって行き、
相手は直前になってそれに気づき、もう間に合わない距離に達していた。
パクッ!
ガイアガンダムは飛来したそれを【口で咥えてキャッチ】してしまった。それはもう見事なキャッチングだった。
「…っ!?しまった!!!」
あれだけ警戒したにも関わらず思考が一瞬止まってしまった。すぐにその場から飛び退き、大慌てで離脱を図る。
……が、その一瞬だけで
「ぐうううううっ!?!?」
爆発と衝撃、直後に鳴り響く警報音。モニター表示にはスラスターに損傷、飛行不可の文字。
後ろを振り返れば【大きく首をしならせた】ガイアガンダムの姿。その口元にブーメランは既に無く、気が付けば俺のジンより少し上でひらひらと舞っている。先程ジンのスラスターを切り裂き、その衝撃で上へ弾き飛ばされたのだろう……首の動きだけで投げたというのか、あのガンプラは。
「やあああ!!」
そのガイアが大きく跳んだ。四肢を折り曲げ、全身をバネにした跳躍はいとも容易く俺の頭上を取り、ひらひらと舞っていたブーメランを再びパクリと口でキャッチすると、
「
そのまま俺に落下しながら落ち抜けざまにジンを切り裂いていった。
「流石にそれは想像もつかなかったよ」
そのまま俺のジンは爆発を起こした。
これで俺は予選ピリオド、2連敗目を喫することになってしまった……世界は広い改めてそう思った。
「
「ミク!喋れてないから!!咥えたままじゃ喋れないから!」
だが世界は世界でもこいつ等は絶対に別の世界線の方だろ!?やっぱり俺もそっちの方面も学んだ方が良いのか!?
※過度な【なりきり】は精神に影響を及ぼす場合がございます!
用法用量とイッチの指導を正しく守って行いましょう!
イッチ作を始めとした機体解説の掲載場所(改定)
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イッチが掲示板内で解説(セイ君並感)
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作者が後書きにて解説(次回予告並感)
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作者が活動報告にて解説(説明書並感)
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(そもそもいら)ないです