シンフォギア世界とデュエルモンスターズ   作:乾燥海藻類

21 / 37
キャロル来訪変:地

次の対戦は奏さんとレイアさんか。

レイアさんはやっぱりそのまま《古代の機械(アンティーク・ギア)》かな?

奏さんの新しいデッキを見せてもらったけど、どっちもパワー型なんだよなぁ。どっちが押し切れるか、だな。

「アンタがあたしの相手か?」

「ああ、派手なデュエルにしよう」

「望むところだぜ!」

 

 

『デュエルッ!』

 

 

「私のターン、ドロー。では開幕は派手にいくとしよう。まずはカードを2枚伏せ、フィールド魔法《歯車街(ギア・タウン)》を発動。続けて《古代の機械射出機(アンティーク・ギアカタパルト)》を発動。《歯車街》を破壊し、デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。現れろ! 《古代の機械巨人》!」

 

古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)

星8/地属性/機械族/攻3000/守3000

このカードは特殊召喚できない。

(1):このカードが攻撃する場合、

相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、

その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

 

「続けて破壊された歯車街の効果を発動だ。デッキから《古代の機械飛竜》を特殊召喚。特殊召喚時の効果でデッキから《古代の機械融合(アンティーク・ギアフュージョン)》を手札に加え、発動だ。フィールドの《古代の機械巨人》とデッキの《古代の機械素体(アンティーク・ギアフレーム)》と《古代の機械箱(アンティーク・ギアボックス)》を墓地に送り、融合召喚。派手に来い! 《古代の機械究極巨人》!」

 

古代の機械(アンティーク・ギア・アル)究極巨人(ティメット・ゴーレム)

星10/地属性/機械族/攻4400/守3400

「古代の機械巨人」+「アンティーク・ギア」モンスター×2

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。

(1):このカードが攻撃する場合、

相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、

その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

(3):このカードが破壊された場合、

自分の墓地の「古代の機械巨人」1体を対象として発動できる。

そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。

 

「私はこれでターンエンドだ」

 

レイア LP4000 手札2 モンスター2 伏せ2

 

――――――――――――

 

「あたしのターン、ドロー。へへっ、いきなり飛ばすじゃねぇか。あたしもそれに応えねぇとな。フィールド魔法《走破するガイア》を発動。ふたつめの効果で《魔道騎士ガイア》を見せ、デッキから《呪われし竜-カース・オブ・ドラゴン》を手札に加える」

 

《走破するガイア》

フィールド魔法

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分のモンスターゾーンに「竜騎士ガイア」が存在する限り、

相手はバトルフェイズ中に効果を発動できない。

(2):以下の効果から1つを選択して発動できる。

●手札の「暗黒騎士ガイア」モンスター1体を相手に見せて発動できる。

デッキからドラゴン族・レベル5モンスター1体を手札に加える。

●手札のドラゴン族・レベル5モンスター1体を相手に見せて発動できる。

デッキから「暗黒騎士ガイア」モンスター1体を手札に加える。

 

「《魔道騎士ガイア》を通常召喚。こいつはあたしのフィールドにモンスターが存在しないか、相手フィールドに攻撃力2300以上のモンスターが存在する場合にリリースなしで召喚できる。そしてもうひとつの効果で手札から《呪われし竜-カース・オブ・ドラゴン》を守備表示で特殊召喚だ。もちろんこいつも効果を持ってるぜ。デッキから《螺旋融合(スパイラル・フュージョン)》を手札に加えて、そのまま発動だ! 魔道極めし騎士よ、その魔力でドラゴンの呪いを解き放ち伝説の竜騎兵となれ! 来い!《竜魔道騎士ガイア》!」

 

《竜魔道騎士ガイア》

星7/風属性/ドラゴン族/攻2600/守2100

「暗黒騎士ガイア」モンスター+レベル5ドラゴン族モンスター

このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、

カード名を「竜騎士ガイア」として扱う。

(2):自分・相手のメインフェイズに、このカード以外のフィールドのカード1枚を対象として発動できる。

このカードの攻撃力を2600ダウンし、対象のカードを破壊する。

(3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。

このカードの攻撃力は2600アップする。

 

雄々しき翼を翻し、竜に乗った騎士が天を駆ける。

 

「竜魔道騎士ガイアは「竜騎士ガイア」として扱う。螺旋融合の効果で攻撃力が2600アップし、1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる」

 

《竜魔道騎士ガイア》 攻撃力2600 → 5200

 

「そして墓地に送られた《呪われし竜-カース・オブ・ドラゴン》の効果を《竜魔道騎士ガイア》を対象に発動。攻撃力5200以下の相手モンスターの効果はターン終了時まで無効化される。呪縛螺旋(カース・オブ・スパイラル)!」

 

「アルティメット・ゴーレムの攻撃力を軽々と超えてくるとはな……。だがやすやすと通しはしない。チェーンして《リミッター解除》を発動だ」

 

「このタイミングでか!?」

 

「どの道バトルフェイズには発動できないからな」

 

《古代の機械飛竜》   攻撃力1700 → 3400

《古代の機械究極巨人》 攻撃力4400 → 8800

 

「ハッ、凄ぇカードを伏せてたもんだぜ。じゃあバトルだ。古代の機械飛竜を攻撃、螺旋魔槍殺(スパイラル・メイジ・シェイバー)!」

 

魔槍の一撃を受けて、機械仕掛けの飛竜が分解される。

 

レイア LP4000 → 2200

 

「相手モンスターを破壊したことで竜魔道騎士ガイアの攻撃力は更に2600アップするぜ」

 

《竜魔道騎士ガイア》 攻撃力5200 → 7800

 

「ひや~、どっちもふごいほーげきりょくだねぇ~」

 

「響、食うか喋るかどっちかにしろよ」

 

「…………(もぐもぐ)」

 

食う方を選んだか。

 

「大した攻撃力だが、私のアルティメット・ゴーレムには及ばなかったようだな」

 

「悔しいがその通りだ。メインフェイズ2にガイアの攻撃力を2600下げて、伏せカードを破壊しておくぜ。螺旋業火(スパイラル・カース・フレイム)!」

 

《竜魔道騎士ガイア》 攻撃力7800 → 5200

 

「やらせんよ。チェーンして《競闘-クロス・ディメンション》を発動。《古代の機械究極巨人》を次のスタンバイフェイズまで除外する」

 

上手いな。リミッター解除のデメリットを無効にした。

 

「チッ、無駄撃ちだったか。あたしはこれでターンエンドだ」

 

天羽奏 LP4000 手札4 モンスター1 伏せ0

レイア LP2200 手札2 モンスター0 伏せ0

 

――――――――――――

 

「私のターン、ドロー。スタンバイフェイズに《古代の機械究極巨人》が戻ってくる。そして攻撃力はこのターンの終了時まで元々の攻撃力の倍になる」

 

《古代の機械究極巨人》 攻撃力4400 → 8800

 

「まずはその厄介なフィールドを破壊するとしよう。速攻魔法《サイクロン》を発動。《走破するガイア》を破壊。続けて魔法カード《古代の整備場(アンティーク・ギアガレージ)》を発動。墓地の《古代の機械箱》を手札に加える。そして古代の機械箱がドロー以外の方法で手札に加わったので、デッキから《古代の機械騎士(アンティーク・ギアナイト)》を手札に加える」

 

少なかった手札が補充されていく。二の矢が来るのか?

 

「《古代の機械猟犬(アンティーク・ギアハウンドドッグ)》を召喚。召喚成功時に相手に600のダメージを与える」

 

天羽奏 LP4000 → 3400

 

「――ここだッ! 竜魔道騎士ガイアの攻撃力を下げて《古代の機械猟犬》を破壊する! 螺旋業火(スパイラル・カース・フレイム)!」

 

《竜魔道騎士ガイア》 攻撃力5200 → 2600

 

レイアさんの手札2枚はすでに割れている。これ以上の融合を嫌ったのだろうが、伏せカードの無い状態で攻撃力8800のアルティメット・ゴーレムを処理できるのか?

 

「……何を企んでいる? だが、引くわけにもいかん。バトルだ。《古代の機械究極巨人》で《竜魔道騎士ガイア》を攻撃、ハイパー・アルティメット・パウンド!」

 

「さすがに止めさせてもらうぜ! あたしは《竜魔道騎士ガイア》をリリースして《暗黒騎士ガイアソルジャー》を特殊召喚。そして効果により《古代の機械究極巨人》を守備表示に変更する」

 

《暗黒騎士ガイアソルジャー》

星8/闇属性/戦士族/攻2600/守2100

このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分フィールドのドラゴン族の融合モンスター1体をリリースして発動できる。

このカードを手札から特殊召喚する。

この効果は相手ターンでも発動できる。

(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、

フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを守備表示にする。

(3):このカードをリリースして発動できる。

デッキから「暗黒騎士ガイアソルジャー」以外のレベル7以上の戦士族モンスター1体を手札に加える。

 

「凌がれたか、私はこれでターンエンドだ」

 

レイア LP2200 手札2 モンスター1 伏せ0

天羽奏 LP3400 手札3 モンスター1 伏せ0

 

――――――――――――

 

「あたしのターン、ドロー! フィールドの《暗黒騎士ガイアソルジャー》の効果発動。このカードをリリースして、デッキから《魔道騎士ガイア》を手札に加える。そして《魔道騎士ガイア》を召喚して効果発動だ。墓地から《呪われし竜-カース・オブ・ドラゴン》を特殊召喚し、その効果でデッキから《螺旋融合》を手札に加え、そのまま発動。フィールドの《魔道騎士ガイア》と《呪われし竜-カース・オブ・ドラゴン》を融合。魔道極めし騎士よ、その魔力でドラゴンの呪いを解き放ち天空を舞う竜騎兵となれ! 来い!《天翔の竜騎士ガイア》!」

 

《天翔の竜騎士ガイア》

星7/風属性/ドラゴン族/攻2600/守2100

「暗黒騎士ガイア」モンスター+ドラゴン族モンスター

(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、

カード名を「竜騎士ガイア」として扱う。

(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。

自分のデッキ・墓地から「螺旋槍殺」1枚を選んで手札に加える。

(3):このカードが相手モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。

その相手モンスターの表示形式を変更する。

 

「《天翔の竜騎士ガイア》が特殊召喚に成功したことで、デッキから《螺旋槍殺(スパイラル・シェイバー)》を手札に加え、そのまま発動。そして天翔の竜騎士ガイアも「竜騎士ガイア」として扱うため、螺旋融合の効果を受ける」

 

《天翔の竜騎士ガイア》 攻撃力2600 → 5200

 

「バトルだ! 《古代の機械究極巨人》を攻撃、螺旋天槍殺(スパイラル・シャイニング・シェイバー)!!」

 

天高く舞い上がったガイアが、天槍を構えて突進する。天を突くような巨人はその一撃で砕け散った。

 

レイア LP2200 → 400

 

「くっ、《古代の機械究極巨人》の効果……は発動しない」

 

「これで決めたかったが、さすがに気付くか。《螺旋槍殺》の効果で2枚ドローし、1枚を捨てる!」

 

《螺旋融合》は特殊召喚した「竜騎士ガイア」に、攻撃力アップと2回まで「モンスター」に攻撃できる効果を付与する。2回攻撃できる効果じゃない。ここに気付かず《古代の機械巨人》を特殊召喚していたら、勝負は決まっていたな。

 

「――ッ! どうやらあたしの勝ちは揺るがねぇようだ。手札から速攻魔法《融合解除》を発動。《天翔の竜騎士ガイア》をEXデッキに戻し、墓地から《魔道騎士ガイア》と《呪われし竜-カース・オブ・ドラゴン》を特殊召喚!」

 

天空を舞う竜騎士が光とともに霧散し、騎乗の騎士と、闇の飛竜に分かたれた。

 

「あたしのバトルフェイズはまだ終わっちゃいねぇ! 《呪われし竜-カース・オブ・ドラゴン》でダイレクトアタック! 呪縛業火(カース・オブ・フレイム)!」

 

闇を纏った火炎弾がレイアさんを直撃した。

 

 

 

レイア LP 400 → 0

 

 

 

「申し訳ございません、マスター。不覚をとりました」

「いや、中々見ごたえのある試合だった。そう気に病むな」

「ちょっ、マスター、アタシの時と対応が違いすぎません? アタシだってがんばったんですよぉ~。マスターったらぁ~」

「ええぃ、すがりつくな! 次はミカだ、行ってこい!」

「お~、やっと戦えるゾ!」

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。