…?
ええっと、ここをこうして…
あ、画面がでましたね。
はじめまして、これから私も実況プレイをしようと思い立ちまして。
現代の怪作とも言われている、【ロックマンX クロスフェイト】をプレイしていきたいと思います。
はい、このゲームは皆さんもご存知100年前のナンバリングシリーズ、ロックマンXシリーズを基にしたアクションRPGですね。
元祖は旧時代、ゲーム黎明期の2Dアクションゲームで、シンプルながらスピード感溢れるゲーム性から今でもレトロゲーマーから愛される作品ですね。
今回プレイするこのゲームはその過去の名作を現代の技術で蘇らせたものになります。
皆様ご存知のように、現代のゲームはAIの進歩からまるで生きた物語の世界を味わえますね。
ある程度の設定を入力することで、反自動的に動きだすマルチシナリオ。
補助AIによる複雑な挙動。
【もう一つの世界】といっても過言ではないですね。
そのおかげで現実世界はもうとんでもないことに…っと、失礼しました。
やはりこのゲームの特徴をあげるならば、圧倒的な自由性でしょうか。
原作では主人公である【エックス】を操作して、ステージとその先にあるボスを倒すというコンセプトでしたが、今作ではそういうわけでもありません。
頼れる先輩である特A級ハンターゼロ。
ライバルポジションにあたるVAVA。
タイチョウ!なラスボスシグマ。
俗にいう被害者の会一同、各ステージボス。
メインのキャラクターは勿論、続作に登場するキャラクターまで選択し、それぞれ独自の物語を進めることができます。
難易度はキャラクターによって非常に変わります。
AIに任せた弊害といいますか、そのあたりの難易度が理不尽というか、本当に現実のように無慈悲に世界観の厳しさを押し付けてくるんですよね。
格好いいオリキャラで無双とかは考えないほうがいいです。
本当にすぐ死にます。
量産型よりもワンオフ、ネームドキャラと性能は大きく変わってきます。
とりあえず攻略を考えるなら、エックス一択です。
またはタイチョウ!です。
レスキュー部隊のレプイロイドで一体何をどうすればいいののか…(遠い目)
メカニロイドを選択してプレイを進めることもできるのですが、それは限りなく自殺行為というかなんというか。
強いていうなら常にお祈りプレイですね。
自立した意思があるかないかがメカニロイドとレプリロイドの違いなのですが、その設定を踏襲し、メカニロイドだと自分で操作が殆どできなくなるんですね。
…話が長くなりました。
とりあえず、ゲームを始めましょう。
ゲームモードは【リアル】【混沌】を選択。
使用キャラクターはエックスのライバルVAVAを選択。
ゲームの最終目標は打倒シグマ。
では改めて、イクゾー!!
デンデンデデデン!
…ちょっとこのノリ難しいですねぇ。
◇
オープニングです。
牢獄の中に閉じ込められたまま、真っ黒なコールタールのようなドロドロに胸まで浸かって拘束されているところからスタートです。
VAVAでゲームを始めると、確実にここから始まります。特A級ハンターでありながら、たびたび問題行動を起こしているために拘束されているみたいです。
設定を調べてみるとわかるのですが、VAVAというレプリロイドは電子頭脳に異常があり、ある意味ではイレギュラー以上に危険視されていたとあります。
そのため拘束されているのです。
…と、言いましたが、このコールタールみたいな黒い粘液、中盤くらいまでゲームを進めるとわかるのでうが、拷問、処刑用に用いるものなんですよ。
じわしわと腐食させていくレプリロイド、メカニロイド用の猛毒らしくて。痛みを感じる神経だけを増幅させて、じわじわと嬲り殺しにするために開発されたんだとか。
後述しますが、スティング・カメリーオとランチャー・オクトパルドがルートによっては使用したりしてますね。
おっと、シグマが来ましたね。
「おやおや、隊長殿自ら処刑とは。随分とお暇なこって」
「VAVA、我々は人間共に反旗を翻す。お前も来い」
「はっ、ついにお前の電子回路もいかれたんじゃねえのか?」
「…そうとも言えるかもしれんな。私は自分の意志でそう決めたのだ。自ら狂う覚悟を持たなければ、前には進めぬ。さて、答えを聞こうか?」
先に言ってしまうと、大きく分けて3つのルートがVAVAにはあります。
このままシグマの配下となり、叛乱軍に加わるルート。
脱出後、イレギュラーハンターとしてエックス達と戦っていくルート。
単体で暴れまわるルート。
どれでもいいんですが、今回は単体で暴れまわるルートを進みましょう。
理由は後程。
とりあえずはシグマに大人しく従いましょう。
なぁに、後で裏切る時間はございますとも!
◇
はい、始まりましたオープニングステージ:シティーアーベンです。。
アーベルだったりアーベンだったりする時もありますが、まあいいでしょう!
タイチョウ!の指示に従い、取り合えず暴れましょう。
叛乱軍とイレギュラーハンター、どちらに攻撃を仕掛けても大丈夫です。
ネームドを撃破したりすると敵対してしまうこともありますが、基本的にはどんどん攻撃して、経験値を稼ぎましょう…と言いたいんですが、今回はなるべく静かに立ち回ります。
というのも、VAVAルートでは拘束もとい処刑紛いの拷問が行われていたわけでして。
じわじわ弱らせての処刑法だったためか、このステージでのVAVAのステータスは通常の30%減となっています。
そもそもVAVAのステータスは火力と機動力に特化した、典型的な玄人向けででして、基本的に防御力は低いです。ボスを倒していけば改善されますが、それまでは基本的にダメージを受けてはダメです。
そんな状態なので、現状のVAVAは弱い、遅い、脆いと三拍子揃ったダメ男なんですよ、はあ(クソデカため息)
流石にそこらの雑魚は問題ないんですけどねぇ…
そして、今回のモードは【混沌】。
基本的に敵の攻撃は激しく、原作ではなかったイベントが発生したりします。
どういうことが起きるかというと、それはいやでも分かるので、今は省略します。
おっと、そんなこんな雑魚を叩いていると、ライドアーマーが転がっています。
これは幸運ですねぇ、すぐに乗って使いましょう。
はじめてライドアーマーを戦闘に用いたレプリロイドという設定のあるキャラですから、適正は初期からかなり高いです。
これで面倒な雀蜂みたいなメカニロイドも恐れず叩き潰せます。
それでは状況が変わりましたので、車に乗ったチンピラみたいな奴らを踏みつぶしながらどんどん経験値稼ぎを…あっ。
「VAVAか。あの程度では貴様の性根は変わらなかったとみえる」
「てめぇ…潰されてぇか!!」
…ええ、ちょっと驚いてるんですが、ここで予想外のキャラが出てきてまして。
「大人しくあそこで朽ちていればよかったものを。まあいい、ここで引導を渡してやろう」
いやあ、なんなんですかね。
この竜人みたいな奴は。
ええ、はい。
マグマード・ドラグーンですね。
とまあ、こんな感じで【混沌】モードだと作品の時系列とは関係ないキャラクターが当然のように出てきます。
マグマード・ドラグーンはX4に登場したキャラなんですが、元々はイレギュラーハンターだった奴が突如レプリフォースに鞍替えしたという設定の奴ですね。
本来こんな序盤に出てくるような奴じゃないんですが…
「上等だ…ぶち殺してやる!」
あーVAVA君やる気まんまんまんなんですが、これはやばいですね。
こいつもVAVAと似て、高火力高機動型です。特に近接戦闘が得意で、その一点に絞ればシグマとガチンコできる程度です。
はい、今のVAVAでは逆立ちしたって勝てません。
基本的に作中のキャラクターは時系列が進むほどステータスが上がっていきます。
逆算してこの段階で出てくるドラグーンは、X4に比べて基礎性能は低いんですが、ちょっとのマイナス補正程度ではどうしようもないですね。
というかこの混戦ならイレギュラーハンターとして動いているふりもできそうな気もしますが、どうもそううわけでもなさそうですね。
このゲーム、調べてみると画面上でのゲームの進行と内部の動きにかなりの開きがあるんですよ。
プレイヤーの分からないところでゲームが動いているようで、そこでの判断がありいきなり敵対しているみたいですね。
これが面白くもあり、理不尽なクソゲーと叩かれる所以でもあります。
幸いライドアーマーもあるので、ここは逃走一択…
あ、ダメですねこれは。
怒り過ぎて、撤退のコマンドが使えないです。
【リアル】モードだとこいうことが起きるんですよ。
プレイヤーに意に沿わず、キャラクターのAIが優先して動き出すんです。
今回の場合ですとVAVAが怒りに燃えているので撤退などありえないということですね。
なんとか頑張って攻撃を避けながら、VAVA君に冷静さを取り戻してもらわないと。
ってはやっ!
ドラグーンの攻撃が速すぎて、ライドアーマーでは対応しきれないですね。
「この、くそ野郎が!!」
「哀れなり」
ああ、あっさりライドアーマーが破壊されました。
ここで逃走を選択することが可能になりました。ようやくですねおせーんだよおたんこなす!
とにかくここは逃げましょう。
そこら中で高層ビルが倒壊している今なら敵をまくことは格上相手でもできなくはありません。
プレイヤーである私の腕の見せ所――
「待て!逃がさないぞVAVA!」
「観念しろ、VAVA]
…いやあ、なんか見覚えのある青タイツと金髪の赤い奴がいます。
「ちっ、どいつもこいつも!!」
エックスとゼロですね。
通常、エックスをVAVAがぼこぼこにして、そこに颯爽とゼロが現れエックスが自分の弱さを嚙み締めるという展開なんですが。
いや、ふざけんな!
3対1で何をどうしようというんだ!
オープニングステージだろうが!
ちょっとは自重しろ!
とにかくここは必死こいて逃げ出します。
【リアル】モードなので、デスペナルティではなく壊れたら実質終了です。
ごく低確率で蘇生されることがあるのは確認されてるんですが、それもどういった理由なのかはっきりしていません。
よってここでやられたら実質ゲームオーバーです。
セーブもオートなので、あとはもう神に祈りましょう。
【混沌】モードでもあるので、乱数的には何か…
「「!?下がれ!」」
おっと。
ドラグーンとゼロが何かを察したと同時に爆撃が。
これはチャンスです。
逃げるしかありません。
追撃がないことを祈って!
ステータス的に追撃されたらもうどうしようもないんだよ~!!!
逃げろ逃げろ!!
…ふう。
いやあ、どうにかなりました。
opステージでいきなりあの難易度には面くらいましたね。
経験値をあまり稼げなかったのは痛いですが、まあ生き残ったのでどうにかなるでしょう。(ステータスの低さに目を瞑りながら)
次回はまずステータスの回復、できれば向上を目指します。
それから取り合えずペンギンを叩きましょう。
いやな予感がしなくもないですが、なあになんとかなるでしょう。
では、また次回!
ありがとうございました~
◇
(くそ、くそが…!!)
欠陥品とされた電子頭脳は沸騰したかのように思考を纏まらせない。
今は撤退することが最優先だというのに、体内を駆け巡る疑似血液は沸き立ち、怒りの矛先を求めて駆け巡る。
武道家気取りのくそったれにあの泥濘に放り込まれたことが憎い。
あの禿に解放されたことが悔しい。
何より、エックスとゼロ、ドラグーンを前にして撤退しなければならなかった自分自身に殺意が湧く。
自分の調子はお世辞にも良いとは言えなかった。
センサー機能はノイズがひどく、疑似眼球にも細かい亀裂が走り視界は良好とは言い難い。
拷問用の腐敗液に浸けられていたため、体は文字通り腐り落ちてゼンマイ仕掛けの粗悪品のようだ。
拾ったライドアーマーは戦闘中に投げ捨てられたジャンク品。
油圧に異常があったのか、全体の動きが悪く、特に右足、右腕の動きは悲惨の一言。
だがそんなことは些事でしかない。
負けたこと、撤退したことが問題なのだ。
自身の状態など、言い訳でしかない。
敵は潰さなければ意味はない。
敗北した。
惨めに、無様に。
別動隊の攻撃だろうか、それがなければスクラップになっていたのは俺だろう。
だが、今も俺はここにいる。
まだチャンスは消えていない。
…この期に及んでイレギュラーハンターをやるなど考えられないし、あの禿につくのも不愉快だ。
イレギュラーハンターも、叛乱軍も、そうだ。
気に入らない奴らは、全員叩き潰してやる―――