親友の切札ジョー、エース、蒼井バルトに話した。
何とそこで、ジョー、エース、バルトもAW能力者だった事が明らかになった。
昼食を終えた後、突然化け物が襲い掛かった。
そしてその化け物の正体は、人の独断と偏見で
生み出された存在『アラグシャ』だと言う事も判明した。
初の共闘となったが、何とか乗り越えた。
その数時間後、牙王は怪しいメールを受信した。
他殺悲願の文と共に集合場所が書かれてあった。
書いてあった通りにの場所に向かうと、少年がいた。
その少年の正体はアラグシャだった。
会話の末、明日の昼に倒す約束をした。
そして次の日の昼、友達を連れて、その時が来た。
そしてアラグシャ少年は、来世での幸福を願っていた。
果たして、アラグシャ少年の夢は叶うのか?
そして、そのアラグシャ少年の生みの主の思惑とは…?
ある日 ある時 マンションソーラー雨苑にて。
マンションのとある部屋に少年がいた。
少年の体は、鎖で固く固定されている。
少年「お母さん!お父さん!ご、ごめんなさい!!」
母親「それで済むと思ったら大間違いよ!?何にも反省してないじゃない!!!!」
父親「一人で勝手に家から出るなって言っただろ!!?」
少年「ただ…友達と遊びたかった…だけ…なのに…」
父親「そいつとは何の関係があるんだ!!?」
母親「あなた、その相手はゲームやアニメ、スポーツで知り合ったのよ??
馬鹿みたいじゃない!!」
父親「アニメなんてどうせくだらねぇ戯言や猿真似ばっかだ!
ただ人物に欲情してばっかの薄汚ねぇ下衆の豚共と関わるな!!
あとゲームは人を狂わす社会不適合者生産機だ!!
スポーツなんて無駄な動きばっかだ!片腹痛いわ!!」
少年「違う!アニメが好きな人にも、ゲームが好きな人にも、
スポーツが好きな人にも、愛はある!思いやりはある!絆はある!
どんな物も好きになっても良いはず!!!」
母親「何言ってんの?病院連れてってやろうか!?」
少年「悪い人もいるけど、悪い奴ばっかりとは限らないよ!
いい人も沢山いる!!だから、気に食わないかも知れないけど、
好きの自由を認めてあげて!!!」
父親「うるせぇんだよぉおおおおおおおオオオオオオオオオオッッ!!!!!」
父親は少年を何度も殴った
母親「反省するまでこの鎖は外さないよ!!!」
母親は鎖を更に固く固定させ、少年の髪を掴んだ。
少年「…はい。ごめんなさい…。」
しばらくして少年は泣き崩れる。しかし、
母親「ワンワン騒いだら頭叩き割るわよ!!!!」
少年の居場所は、どこにも無かった…
4月19日日曜日 午後13時20分 マンションソーラー雨苑前にて
牙王「…着いた。ここにいる。」
バルト「本当にアラグシャなのか?」
エース「傍から見たら普通の男の子に見えるけど…」
ジョー「気配を辿ると、本当にアラグシャの気配がする…!」
牙王「来たぜ。」
アラグシャ男子「待ってたよ。昨日の話から楽しみにしてた…」
牙王「そうか。まぁ言いたいことは色々あるが…」
アラグシャ男子「うん。さぁ、一気においで。力は抑えるから。」
牙王「行くぞ!」
エース&ジョー&バルト「分かった!!」
牙王「ていやぁあああああ~~~~!!!!」
思いっきり剃刀を振るった。アラグシャの少年は笑みを浮かべている。
アラグシャ男子「良い…この調子だよ。その勢いでもっと来て。そして、俺を殺して!」
牙王「やっぱり、胸が締め付けられる…心苦しい…!
でも、アイツ自身が望んだ事だ…!叶えて見せる!」
ジョー「今度は俺たちからも!
情描(じょうびょう)黄ノ符-1版・土鉄火(どてっか)ッ!!!」
エース「よし、当たった!」
アラグシャ男子「…。」
アラグシャの少年は、ただ笑みを浮かべている。
エース「いくよ!赤玉(せきぎょく)・バーニングブレイクッ!!!」
牙王「バルト、連携するぞ!!」
バルト「おう!」
アラグシャ男子「早くして!暴走しちゃうのは嫌だから!」
アラグシャの少年は身体を抱え抑え込む。その直後に…
バルト「碧星(そうせい)・ヴィクトリーフラッシュッ!!!」
牙王「血華(けっか)・緋朱刃(ひしゅうは)ッ!!!」
2人はアラグシャの少年を思いっきり斬った。
牙王「なぁ…これで…良いのか?これで…本当に良いのか?」
アラグシャ男子「うん。これで迷惑かけれないから、良いんだ。
生まれ変わったら、俺の主の子になって、平穏に暮らしたい…。叶うかな?」
ジョー「絶対に叶うよ!俺たち、全力で応援する!」
牙王「だから、もう安心しろ。」
アラグシャ男子「うん。あと…最期に…言いたい…事…が…。」
牙王「何だ?」
アラグシャ男子「俺を…幸せに…して…くれて…あ…
ありがとう…。」
牙王「ッ!!!」
牙王達は思わず涙を流した。
少年「あの…それ、俺のから出た化け物?」
牙王「そうか?」
少年「ずっと親から受けた偏見に耐えられず、出たかもしれない…。」
バルト「そうか。何かあったら俺たちに任せろよ!」
ジョー「俺たちまだ子供だけど、してあげられる事はやりたいんだ!」
エース「そうだ!公園で遊びながら話そうよ!気分も飛ぶよ!」
少年「皆そんなに優しくしてくれて、ありがとう。」
牙王「じゃ、話をしに公園へ~…」
???「お前何やってんだよぉおおおおおオオオオオオオッ!!!」
パァン!!!
少年「!!?」
4人「…え!?」
少年「うがッ…!と…父さん…!?母さん…!!?」
母親「はぁ!もう子供なんて持つんじゃ無かったわ!!!!」
父親「お前は失敗作だ!地獄で反省しやがれ!!!!」
父親は少年の首を絞めた。
少年「うぅう…!ああああああああああああああああああああッ!!!!!」
父親「うるせぇぇえええ!!!黙れクソガキがぁああああああああ!!!!!」
母親「いい加減死になさいよぉおおおおおおおおおおお!!!!!!」
少年「ああああああああああああああああああッ!!…あ!……あ…ぁ…。」バタッ…
少年は息絶えた。虚しく倒れこんだ。
牙王「そんな…嘘だ…!」
父親「お前ら何ジロジロ見てんだ?」
母親「あぁ!きっと警察とかに言いつけて裁判にかけて、
最高刑の極刑に蹴落とすつもりよ!分かってるわ!」
父親「おうきっとそうだ!そうとしか考えられねぇ!!!」
牙王「な…何言ってんだよこいつら…!」
父親「大人に向かって何様だぁああああああああああああああああ!!!!!」
亡き少年の父親は、に4人を滅茶苦茶に殴りこんだ。
牙王「がはッ!!?」
ジョー「うぅ…めっちゃ痛い…!」
エース「耐えられない…!」
バルト「た…助けて!」
~♪ スマートNAVIが鳴った。
令音「牙王くん!気を付けて!アイツらは完全にアラグシャの塊よ!」
牙王「そんな…!」
父親「小学生でスマートNAVIとか、良いご身分だなぁ!生意気過ぎて吐きそうだわ!!」
母親「本当にそうね~~!親の脳味噌は腐ってるのかしら?」
牙王「!!!違う!脳味噌腐ってんのはお前らの方だッ!!!!」
父親「大人の言う事は黙って従えぇええええええええ!!!!!!」
牙王「うぁああああああああ!!!」
その時…
令音に似た少女「はい、ちょんぱ。」
ブシャァアアアアアアアア~~~~!!!!
両親の首はあっという間に取れた。地に着いた体は一気にばらけていく…
4人「…!」
令音に似た少女「あ~すっきりした。」
牙王「令音に似てる…でも何か…アンタは?」
黎音「あ。ウチは黎音だよ。」
牙王「じゃあ黎音、お前何であんな事…」
黎音「は?決まってんじゃん。制裁だよ。せ・い・さ・い!」
エース「制裁って言われても…」
バルト「何かえぐい…!」
黎音「児童虐待とかいう吐き気しかしない悪行をしてたから裁いてんの。」
ジョー「でも殺人はダメだよ!どうして!」
黎音「アイツのような自分勝手な屑人間、死んで当然じゃん?」
牙王「うぅ…でも…」
令音「黎音、牙王の前ではダメでしょ?殺人は常識ではないから…」
黎音「はいはい、分かりました~。」
牙王「…知り合いなのか?」
令音「まぁ、そんな感じかな。
私たち、偏在する存在だし。」
4月19日日曜日 午後20時6分 牙王家にて。
牙王「…あの奇妙な事があってか全然眠れねぇ…」
牙王は夜景を見つめた。
令音「やはり気にしているのね。」
牙王「令音!!?いつの間に!?」
令音「牙王君、あの時の黎音が申し訳なかったわ。」
牙王「ありがとう、気持ちで十分だ、令音。」
令音「じゃあもう行くね。」
牙王「あぁ、また明日。」
令音「あと、貴方に伝えたい事を言うわ。」
牙王「…何だ?」
令音「この世には、悪い人もだけど、いい人もいるわ。
しかし、その人の心を踏みにじろうとする奴がいるの。
容赦なく簡単に人の短所を突き、その癖長所に目を向かない奴も、
情報の真偽も知らずに本当の事のように放つ奴も、人の不幸ばかり望む奴らも、
他人の意見を一切聞かずに、自分の思考を押し付ける奴も、
都合の良い事ばかり受け入れ、都合の悪い物には唾を飛ばす様な奴も、
自分の全てが正しいと思い込んでいる奴も、
この世界の裏に、蛆虫やハイエナのように沢山蔓延っている…そう。」
令音「この世界は、腐っているのよ。」
そう言い終えた直後、令音は窓から去った。
牙王「…この世界は…うぅ…」
牙王は頭を抱えた。
牙王「でも…、人の思考は色々ある。
俺のことを正しいという人もいれば、間違っているという人もいる…
もしかしたら、令音の言った通り、本当にこの世界は…
…あまり気にしちゃダメだ、寝よう…!」
牙王はベットに丸まった。
牙王「明日は良いことあったらいいな…。」
次の日、更なる衝撃が、牙王達の目の前に現れるのであった…
次回 SaD THe CHiLDReNS 第四ノ話 「直視、感情的衝動」
はい!サドチル第三話、いかがだったでしょうか!
最近、仲の良い人に褒められて自信とモチベが上がっています!
でも過剰に自信持ち過ぎないようにしてます…。
ですが、これからもボチボチ投稿するので、よろしくお願いします!