※2022年12月20日(火)、解説の項目の追加、解説文の一部の変更を行いました。設定の根幹をまるっきり変えるような改稿は行っていません。
【リーシェ・スカーレット】
『種族』吸血鬼
『能力』あらゆる危機を避ける能力
『身長』128cm
『体重』30㎏
『年齢』第1章終了時点 8歳 最新話終了時点 483歳
第2章終了時点 25歳
第3章終了時点 44歳
第4章終了時点 59歳
第5章終了時点 92歳
第6章終了時点 149歳
第7章終了時点 300歳
第8章終了時点 480歳
第9章終了時点 483歳
第10章終了時点 483歳
【容姿等解説】
吸血鬼一族の名家の1つ『スカーレット家』の三女に生まれた吸血鬼。前世が日本人女子と言う経歴を持つ、転生者である。
容姿は、白寄りの銀髪に妖精の羽と天使の翼を混ぜたかのような奇妙な形状の翼であり、吸血鬼要素が瞳の薄めの紅い色のみである。
服装は、薄い灰色基調の長袖と膝の真ん中程度の長さのスカート、薄い紅色のストラップシューズ、帽子はレミリアやフランと同じ物を身に付けていると言った感じで、こちらも吸血鬼要素が極めて薄い。
そのため、初対面の人物にはパッと見、妖精や精霊と言った存在と見間違われる事があり、特徴的な容姿から心ない言葉や扱いを受ける事もしばしば。
なお、前世でも似た様な特徴的容姿の持ち主であり、家族を含めた大多数から存在否定や苛烈な暴力・侮辱など、今世を凌駕する地獄を体験している。
【性格解説】
暗く引きこもりがちで、かつ他人に対して基本は無関心ではあるものの、純粋な愛情を絶え間なく注いでくれている姉2人は勿論の事、容姿など関係なく慕ってくれる館の住人たちが関わると、ある程度緩和される。
前世での地獄の記憶や前述の理由から、自分に対しての悪意にはかなり気づきやすいものの耐性が滅法高く、軽い悪口や嫌がらせ程度なら一切意に返さないが、姉2人や館の住人に対しての悪意には気づきやすい上に耐性が滅法低く、かつ精神的支柱なので本能的に守護欲が働き、相手へ怒りやすくなる上に対処が過激になりがち。
時と場合によっては対象の命を無慈悲に奪い、自身の命すらも盾にしてでも守り通そうとする自己犠牲精神の究極形を発揮する。
なお、姉2人や館の住人たちの尽力(吸血鬼異変後は友人も含む)で自己犠牲精神はある程度抑制、怒りの沸点は緩やかな上昇傾向にある。
関連して、基本的に半年~数年程自分を慕って仲良くしてくれる様な人物、姉2人や館の住人の助けになるなどした人物は友人ないし恩人と認識、興味関心が割と強く向く様になると同時に、お人好しで気弱な一面を発揮し始める。
故に、そう言った存在が手の届く範囲で危機に陥った際は、可能な限り守護する事に力を注ぐ。その際、状況によっては害する者の命を奪う事に全く躊躇しなくなる。
また、赤の他人でも種族が妖精であれば興味関心が多少向き、流れによっては即座に友人関係を築く。妖精の友人に紹介された、妖精に近しい性格の持ち主も同様。
【性格等追加解説】
素肌の露出に対して極端に恥ずかしがる一面があり、季節や気温や昼夜問わず露出を出来る限り抑えた装いをしている。外出時に至っては、タイツや手袋まで加える。
館の住人の中で圧倒的に寝相が悪く、ベッドから落ちるなどめちゃくちゃな様子を見せて寝ている事が良くある。なお、その際に起きてしまう確率は極めて低い。
【能力解説】
死角ないし意識外からの不意打ちや不可視の攻撃などの、命の危機になり得る『攻撃』の気配を読み取ってほぼ反射的に回避する能力と、自身を中心とした半径40㎞(最新話時点)かつ、最大で100人(最新話時点)の正確な位置情報などを探知出来る能力が複合したもの。
反射回避の方は常時発動かつ低負担であり、物理・魔法的拘束時以外では発動を妨害される事はない。しかし、危機が迫れば何をしてても最優先で発動する上、発動中は攻撃を含めた全ての行動の難易度が上昇する。
探知の方は探知妨害系の魔法などに比較的強い上、発動は自由かつ取り回しが非常に良い。一定量の血液ないし多量の魔力などを取り込んだ対象は、探知が非常にしやすくなる。
通常使用(50人)以下では負担が大きく減少するが、通常以上最大以下(80人~100人)となると負担が大きく増加する。周辺環境や時間、使用用途によっても負担は増減するため、使用時は高い対応力と気遣いが求められる。
性質上、至近~近距離での戦闘よりも、中~超遠距離戦や視界不良状態、不可視の存在との戦闘において本領を発揮する。
しかし、生まれた時から魔力以外の基本スペックが常時低下する、解除不可のデメリットが付随している。
【特性解説】
前述の固有能力に付随するデメリットにより、2人よりも基本スペックが劣っている上、接近戦は出来なくはないが苦手である。その分、能力の補助を受けた状態での中~超遠距離(魔法や弓を使った)戦闘は得意。
固有能力とは別に、雷属性への驚異的な融和性を持って生まれたため、雷系の攻撃を完全に無効化した上で、命の危機の際には食らった雷系の攻撃を取り込み、一定の割合で回復する事まで可能。雷繋がりで、純粋な火や熱にもそれなりの耐性(電熱は無効)を持っている。
なお、これらの性質は如何なる手段を用いても喪失・無効化はおろか、弱体化すらしない。
ただ、その特性故に吸血鬼に相性の悪い光や水属性はもとより、土属性に関してもほぼ同等の相性の悪さな上、これら不利属性魔法の会得や開発が如何なる手段を用いても不可能。
更に、雷属性に対する驚異的な融和性の高さと姉2人や館の住人に対する想いが相互に作用、その影響で守護対象の館の家族から促されない限り、雷属性と無属性以外の魔法の研究開発を行わない気質を持つ。
加えて、精神的負荷の一定領域到達を鍵として、各種基本スペックと固有能力の強化(およそ1.4倍~2倍)、性格の激変と魔力の過剰生成を伴う『暴走』状態へと陥る特性も併せ持っている。
基本スペックの強化以上に加わる負担が大きくなるため、早期に収めなければ命の危機に陥るのは勿論の事、仮に早期に収めたとしても記憶の一部喪失が発生し、その他の後遺症(猛烈なだるさなど)が一定期間、残ってしまう程に危険な現象である。
なお、暴走に至る経緯などが如何なるものであろうとも、本能的に姉2人や館の住人たちの命(仲の良い友人や恩人も含む)を絶とうと行動を起こす事はない。
今現在は(第9章13話以降)八雲紫や八雲藍が行った『封印の儀式』で、暴走の原因となる『根源の力』の大半が封じ込められたため、半永久的にその心配はなくなっている。ただし、その影響で性格が儀式以前よりも表へ強く出る様になった。
【使用魔法解説】
・『
母親から譲り受けた弓を使い、強力な雷の力を矢にして放つ魔法。相手に当たる寸前で放電しながら崩壊する術式が組み込まれているため、敵にまとめてダメージを与える事が可能である。
・『
自分自身の膨大な魔力を使って生み出した、矢の形状の弾に超加速の術式を付与して放つ奥義魔法。当てれば超高速で飛んで行く際の運動エネルギーと、加速に使われる雷の魔力が合わさった猛烈な破壊力によってダメージを与える事が可能だが、消費する魔力が凄まじいため、あまり連発は出来ない。
・『
1本放てば10本に分裂する特殊な貫通魔法矢を使い、複数の敵にまとめてダメージを与える魔法。10本に分裂した貫通魔法矢は視界内に居る存在、もしくは何らかの探知系魔法で探知した存在にそれぞれ自分の意思で割り振って当てる事が可能であるが、無誘導である。特に対象を決めなかった場合、近くに居た存在に向かっていく。
・『
自身の周囲に、中規模程度の雷を降らせる魔法。威力はそれ程高くはないが、麻痺の状態異常を当てた相手に一定の確率で与える効果がある。消費魔力はあまり多くなく、連発はしやすい。
・『
ありとあらゆる魔法攻撃に、どのように放とうとも自身の決めた対象に向かっていく程の強力な誘導効果を付与する魔法。射程距離がかなり伸びるため、何らかの探知系魔法や自身の能力などで遠くの対象の位置を判明させる事が出来れば、反撃を受けずに攻撃を仕掛ける事が可能となる。ただし、その分だけ消費魔力がかなり上乗せされてしまうため、有視界内での戦闘には基本的に使用を勧める事はしない。
・『
発動させておけば、近距離にまで迫ってきた脅威となる自身では対応不可能、または対応しきれない攻撃や存在に対して、術者の魔力を使って脅威度の高いものから自動的に選別して対処する事が出来るようになる魔法。1度に複数の目標に対しての同時攻撃が可能で、不意打ちや飽和攻撃に対して劇的に強くなりはするものの、消費魔力が多いため、使用するタイミングなどには注意が必要である。
・『
強度の違う防御魔法術式を特定の順番で組み込み、衣型に成形して自分自身に纏わせる魔法。回避出来ずに当たってしまったありとあらゆる攻撃によるダメージを一定程度(6割~7割)遮断する事が可能。
攻撃を受け続けても破壊されたり、自分の意思や生命維持に関わる程度の魔力不足以外で解除されたりする事はないものの、魔法の維持自体にかなり多くの魔力を使用するため、戦闘時にこの魔法を使う場合はタイミングを熟考する必要がある。
・『サジタリウスの
雷の力がふんだんに込められた矢を超高速で飛ばし、相手の至近距離で青白い雷の刃を伴う爆発を発生させ、広範囲を巻き込んで攻撃する、遠距離攻撃の切り札と呼べる魔法。主人公の以前開発した魔法である『誘導陣術』や『雷拡の矢』が、この魔法の元となっている。
ある程度速度を調整して飛翔させる事が可能で、最大飛翔速度は音速の3倍、最大射程は能力の最大探知範囲とリンクしている。
対空目標への絶大な攻撃力と命中精度を誇るが、対地目標に対しては使われている術式の都合上、若干攻撃力や命中率が落ちる。
更に、自身の探知能力を使わなければ使えず、複雑怪奇な術式が多々使われている影響で、消費魔力が奥義魔法の『雷天の矢弾』を少し超える程となってしまった。
加えて、1発生成につき15秒から20秒程の時間が必要となるため、近距離での戦闘には不向きである。
・『
魔力を雷へと変換させる事により発動する、結界内部にあるものを害する攻撃から守る魔法。雷属性であれば外部からどの様な攻撃を与えられようともそれを完全に遮断する事が可能で、それ以外の無属性を含む攻撃にも一定の防御力を誇る。
結界自体は雷属性ではあるものの、仮に触れたとしても多少ピリピリする程度に抑えられているため、それによる感電を引き起こす事はない。
・『
対象の頭上から高威力の雷を落とし、純粋な雷属性とそれに付随する熱による火属性ダメージを併せて与える、実質的な複合属性魔法。
誘導陣術による誘導性能の付与は出来ず、あらゆる防御の貫徹能力や射程、純粋な破壊力も雷天の矢弾やサジタリウスの烈矢に比べれば遅れを取っているものの、攻撃範囲は引けを取らず、攻撃の出の早さや消費魔力量の少なさでは大きく優れている
・『
自身の魔力を限界まで矢の形に押し縮めたものを生成して放ち、対象に当てた際に発生する猛烈な爆発でダメージを与える魔法。
特性上、貫徹能力はないに等しい上に射程も短めではあるものの、爆発範囲と破壊力の面では主力魔法として扱えるだけの力はある。
・『
呪いかと見紛うレベルでの強力な麻痺効果のある紫色の雷を対象へと降らせる魔法。雷そのものの威力は低く、効果時間もあまり長くはないものの、麻痺の状態異常を与えられれば戦闘の状況をひっくり返す事も可能となる。
・『
探知妨害対策が施された、強力な探知術式による周囲の状況把握の後、その時々に応じた威力の魔法で範囲内の術者を害する可能性のある攻撃を自動的に防御・迎撃し、術者を守る陣を展開する多段階防御迎撃魔法。
情報処理に非常に負担がかかり、また自動防御や迎撃に使われる魔力も多いため、長時間の維持は難易度が高まる。なお、必要に応じて機能をカットしたり発動させたりする事も可能。
【独自スペルカード解説】
・
青白色と薄紫色の通常弾幕を全方位にばらまくと同時に、飛行する際に尾を引く中型の鳥形弾幕を2つ生成、隙間を埋める様に舞わせる耐久型スペル。中盤以降はこれに加え、主人公の左右に展開された魔法陣より、稲妻の様なレーザーが不定期かつ対象狙いで放たれる様になる。
・
雷の魔力が込められた、一定時間後に不規則な軌道を描く多数の雷弾に分裂する青白色の大玉弾を対象に放つスペル。時が経つにつれて、僅かながら放つ間隔が短くなる。
・
交差する弾を周囲に放ちながら、主人公を守る様にして比較的低速で回る4つの正八角形の中型魔法陣から対象狙いで大玉弾を放射状に放つスペル。
なお、魔法陣自体には当たり判定がほぼなく、物理攻撃は透過してしまうが、弾幕などの遠距離特殊攻撃に対しては一定の防御効果を発揮する。
・
ランダムな密度で7色の弾幕を展開して固定させ、展開した魔法陣より威力を抑えた魔法雷を流し込んである程度の数の弾幕に伝わせ、伝った弾幕を中速雷弾として分裂、伝わなかった弾幕を比較的低速で動かすスペル。
魔法雷が弾幕を伝う速度はやや速めであるが、かなり目立つ奇妙な音と紅い光と魔力を放ちながら伝うため、不意を突く事は不可能。
・
破裂した瞬間に花柄の波紋を生じさせる弾幕と緑色のレーザーを放射状に放ち、1秒後に速度が異なる2種類の木葉弾を落葉樹の落葉に見立てて降らせるスペル。規則性はないに等しいものの、その分木葉弾の密度はある程度抑えられている。
・
小さな矢状弾をばらまき、雷を纏うレーザーを空間にランダムに走らせた後に雷の力にて再現した雷弓を使い、飛翔時に特殊な波動を放つ大きな矢状弾を対象狙いで射るスペル。矢状弾が飛翔中に放つ波動は対象には判定があるものの、弾幕に対しては判定がなく、当たっても一切の影響を与えずに透過してしまう。