がっこうぐらし!RTA 反面教師チャート   作:メニコン先輩

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めぐねえのヒモになりたいので初投稿です。


せんせい

 SAN値管理ガバで即崩壊系RTA、はーじまーるよー。

 

 生前の習慣に影響を受けているヤツらは、キャラ起床直後、すなわち早朝において校内での遭遇率が著しく下がります。ですので起床直後に行動する必要があったんですね。おかげでグラウンドまで出るまで、数えられる程度のヤツらにしか出会いませんでした。ヤツらの登校時間になる前に、さっさと先輩を埋葬してさしあげましょう。

 

 さてそれが終わり次第、一階の適当な教室にいざ鎌倉。目的は一つ、所持アイテム容量を増やすバッグの入手です。バッグの効果はそれだけでなく、所持アイテムを隠す際にも必要になります。そう、お察しの通り避難マニュアルを隠すためです。生徒の私物がそのまま放置されていますので、教師権限により没収します。おう、反省文書いたら返してやるよ。教室内にいた数人のヤツらもついでに処理しつつ経験値を稼ぎます。

 

 生徒だったヤツらに手を下すストレスからか、肛門せんせーのSAN値が徐々に下がっています。数体倒したあたりで無事レベルアップです。戦闘技能として『棒杖術1』を取ります。単体への攻撃手段としての突き♂と、集団への攻撃であるなぎ払いが可能になります。

 

 そしてなぎ払いで一度に攻撃できる対象の数は、筋力に依存しているためそちらにもポイントを振りましょう。現在の筋力値であれば、同時3体への攻撃が可能です。

 さて『棒杖術』を駆使して三階への道を拓きます。ゲーム内時刻はそろそろ七時となります。ヤツらの登校時間が近づいていますので急いで二階から三階へ続く階段を封鎖しましょう。この際、三階のヤツらの駆除は後回しにしましょう。駆除したところで階段を封鎖していない場合、無限湧きなので無駄です(無慈悲)。経験値稼ぎにはなりますが。

 

 空き教室から机を集め、階段を封鎖。大体、教室二つ分の机があれば余裕です。しばらく作業なので倍速。

 

 第一バリケードが完成、ヤニカスの突貫工事なので「あめのひ」イベントまでに他キャラと協力して補強するのを忘れずに(七敗)

 

 それでは三階に残るヤツらの掃討をしていきましょう。まずは廊下の窓を全て開けていきます。そして近づいてきたヤツらを一人ずつ窓際まで追い詰め、そのまま突き♂落としましょう。

 先ほど先輩の遺体を処理したことから、お察しの通り、このゲームは倒したヤツらの遺体は自然消滅しません。ですので生活圏となる三階に汚物が残ったままだと他キャラのSAN値がえらいことになります。もちろん、先輩を埋葬したように死体を処理することや、、血の汚れを拭き取りは可能ですが、その作業でもSAN値は削れてしまいます。

 しかし窓から突き♂落とすことで、倒すと同時に視界から消すことが可能です。堕ちろ! ・・・・・・堕ちたな。

 

 ここで肛門せんせーには煙草を吸わせておきましょう。この「煙草」というアイテムについて補足しておきますと、一応は回復アイテムに当たります。このアイテムは酒などのその他嗜好品アイテムと同じくSAN値を回復してくれます。それだけでなく、使用している間SAN値の減少を抑制してくれる優れもの!あ、スタミナの減少は加速します。ほらヤニカス、お前これ好きだろ?吸えよ。

 

 廊下のヤツらは一掃できましたので、次は職員室と職員休憩室を探索アンド掃討していきます。サスマタを振り回しながらエントリーします。おじゃまするわよー。

 

 無事、職員室と休憩室の解放を終えましたが、ここで肛門せんせーのスタミナが尽きかけていますね。必要最低限のアイテムを回収して、残りは屋上組に任せましょう。

 

 さて掃討後の職員室で手に入れるべきアイテムは「マスターキー」「避難マニュアル」の二つです。その他にも飲み物や菓子類をはじめとする食料なども手に入りますが、主人公一人で回収するのは時間がかかりRTA的にロスです。二つのアイテムを回収次第、合流して・・・・・・。あ、そうだ。めぐねえ用にもう一本サスマタを拝借していきましょうか。

 

 

「めぐねえ大変! こーちゃん先生がいないよ」

 

 由紀ちゃんの声で目を覚ましたわたしは、ぼんやりとした頭で彼女の言葉を反芻する。そしてその意味を理解すると焦って周囲を見渡した。彼は昨晩、私たちから距離をとるように、屋上唯一の出入り口近くで横になっていたはずだ。しかし由紀ちゃんの言う通り、そこに鴻池先生の姿はなく、煙草の吸い殻が一本だけ残っていた。

 火はきちんと消されているものの、校内で喫煙だなんてと思わなくもなかったが、最早そんなことを気にするような状況ではないのだ。

 

「どうしよう・・・・・・。探しに行く?」

 

「いえ、しばらく待ってみましょう」

 

 不安そうに提案する由紀ちゃんの頭をなでて落ち着かせる。昨日のように凶暴化した人たちが徘徊しているかもしれない校内に、彼女を連れていくわけにはいかない。

 

「先生らしくない先生」、それが鴻池先生に対する印象だった。同じ国語教諭ということもあり接点もそれなりにあったが、彼の人柄というのは未だにつかめていない。

 授業の合間を縫って自分の車の中で喫煙するなど、先生としては不真面目な人という印象もあり、実際教頭先生などからもしばしば注意を受けていた。しかし、彼は口が上手いのか、煙に巻くように教頭先生の話をはぐらかしてはやりすごしていた。そういえば私もかばってもらったことがあったっけ。

 

 そんな彼に生徒たちは親しみやすさを感じているのか、廊下でよく談笑しているのを見かけた。「こーちゃん先生」なんて呼ばれながら笑っている彼を見ていると、「めぐねえ」と呼ばれる度に「佐倉先生」という呼称に訂正する私がバカらしくなってしまう。

 

 しかし今回の騒動で私の先生への印象は大きく変わった。彼と共に屋上へ避難してきた柚村さんの話を聞くに、彼は職員室から飛び出すや否や、生徒たちに避難を呼び掛けながら校内を走り回っていたそうだ。周囲の状況が掴めずにいた柚村さんは、その呼び掛けで我に返って由紀ちゃんを連れて避難しようとしたらしい。

 

 さらに言えば鴻池先生は屋上を襲撃していた彼らをおびき寄せてくれたようで、私たちは彼に救われたようなものだ。

 印象的だったのは彼が、施錠された屋上への扉に手をかけたときに口にした言葉だ。

 彼と一緒に生徒がいることを短くこちらに伝え、早く鍵を開けるように頼む彼の声に、自分の命が助かったことで安心し切っていた自分の未熟さを思い知った。まだ命の危険がある生徒たちが校内にいるにも関わらず安心してしまった自分が情けなかった。

 きっと先生は一夜明けた今も、校内にまだ助けを求める生徒がいると考えたのかもしれない。

 それならば私は今屋上にいるこの子たちを守らなければ、せめてあの人が安心して生徒たちを探せるように。




ルーキーランキング載って、ウレシイ・・・・・・ウレシイ・・・・・・
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