それでは、本編をお楽しみください。
暗い部屋の中、俺、いや僕ともう一人目の前に男が部屋の中で立っている。部屋の中に家具は何もなく床の中央に一つの魔法人が書かれていた。その魔法陣の中心に一人の少女の姿が見える。目の前の男が魔法陣の前で本を開き血を一滴本に落とす。本は血に反応したかのようにあるページが光りだす。その光は、とてつもない邪悪さを感じさせた。今、目の前で行われている一つの禁忌行為。人体錬成。人の魂を呼び出すこの行為は、何かを求めるとともに何かを差し出すことが決まりとなっている。
「本当にいいのか」
目の前の男の言葉にうなずく。それを確認した男は、俺の方に拳銃を向ける。
「ごめん」
その言葉と共に引き金が引かれ・・・。
河龍「はっ。」
目の前に見える景色、近くの窓から光が差し込み、近くではシャン達が俺の意識が目覚めたことを確認している。そこで俺は、今が現実であることを実感した。さっきの夢は、俺の記憶のどれにも当てはまらなかった。ということは、あの夢は、俺の記憶の最初の記憶であるあの出来事の前の出来事なのか?と考えていると、
霊夢「あら、やっと目覚めたのね。」
声の方を見ると、呆れ顔の霊夢と何だかこちらに目を合わせようとしない魔理沙が立っていた。
霊夢「ほら魔理沙、河龍に言うことあるでしょ。」
魔理沙「わかってるよ。えーと、河龍、その、すまなかった!」
勢いよく魔理沙が頭を下げる。
河龍「・・・何がだ?」
俺には、魔理沙の謝罪が全く分からない。
魔理沙「何がって・・・。」
霊夢「あっ、そうか。そういえばまだ、スペルカードについて知らなかったわね。」
河龍「いや、スペルカードについては知っている、その者のイメージ、なんだろ。」
霊夢、「うーん、まぁ、6割ぐらい正解ね。そのぐらい知っているならそっちの説明は抜いてもいいわね。じゃあ、ラストスペルの方はどうかしら。」
河龍「ラストスペル?」
霊夢「成る程、ラストスペルの方は知らないね。じゃあ、実際に打った霧雨さんに説明してもらおうかしら。」
そう言って、霊夢は魔理沙の方を軽くにらむ、今までに見たことのないぐらいに(と言ってもまだあってそれほど立ってないが)まじめな感じになって魔理沙は説明する。
魔理沙「ラストスペルっていうのは、言わば、スペルカードの上位互換みたいなものです。ただし、あまりにも強いから一枚しか持つことができないものです。ちなみに私が打ったファイナルマスタースパークもその一つです。はい。」
いつもとの違いに何だか戸惑ったがなんとなく理解することができた。
魔理沙「それよりも、河龍が使ったあのスペルカードはなんだ?」
河龍「俺が使ったスペルカード・・・。」
霊夢「確かに、魔理沙とシャンとの説明ではあなたはスペルカードを持っていないみたいだけど、じゃあほかに何か力を持っているってことなの。」
河龍「・・・多分、スペルカードであることには間違いない。」
霊夢「でも、あなたは持ってないんでしょ。」
河龍「確かに俺は持っていない。・・・けど、羽竜のだとしたら。」
霊夢「成る程・・・、と言いたいけどその可能性は低いと思うわよ。紫から話は聞いているけど、その羽竜は目を覚まさないんでしょ。」
河龍「でも、俺がスペルカードを使ったのはこれ以外考えられない。」
魔理沙「確かに、それならありえる話だぜ。だとしても、どうしたらあんな禍々しいのができるんだ?」
河龍「多分、魔理沙がラストスペルを放った時避けれなくて、死と一緒に復讐心を抱いたからだと思う。」
霊夢「あなた、そろそろ自分を見つめなおした方がいいんじゃないかしら。」
魔理沙「うぅ、確かにそんな気がしてくるぜ。・・・でも、それは河龍の考えに過ぎないことじゃないのか。」
霊夢「何が言いたいの?」
魔理沙「つまり実際はどうだったかは誰もわからない。あいつを除いてな。」
そう言うと魔理沙は扉の方に行き外に出てあるとことに向かった。
すみません。今回はあとがきを飛ばしたいと思います。(ネタ不足)
次回、羽竜の心
ご愛読ありがとうございました。