今回から文章の前に話している人の名前を入れようと思ういます。
それに合わせて、本編の最後に今回の主人公の簡単なプロフィールを入れようと思います。
それでは、本編をお楽しみください。
???「おーい、大よっ、大ちゃん。戦闘終わったぞ。」
大妖精「えっ!?吸血鬼二人相手に勝ったんですか!?」
???「当たり前だろ。最強を名乗ってるんだから吸血鬼ぐらいじゃ俺には勝てねぇよ。てか、見てなかったんか。」
大妖精「そりゃあルーミアちゃんと咲夜さんの治療の方を優先していましたから。」
咲夜「お嬢様と妹様は無事なの」
???「あ~、あんた咲夜っていうんだ。てことは、さっきの吸血鬼はお前さんの主ってことか。」
咲夜「そんなことはいいのよ。お嬢様と妹様は無事なのかって聞いてるの。」
???「まぁ、そんな慌てるな、ただ気絶しているだけだ。」
咲夜「そう、よかった。そういえば、あなた何者なの。」
???「俺?どこからどう見たって人間でしょ。ただ最強の。」
咲夜「そういうのはあとでいいのよ。名前とかそっちの方を聞いてるんだけど。」
ルーミア「そういえば、まだ名前聞いてなかったのだ~。」
河龍「あ~、名前の方か。俺の名前は鬼神河龍(きじんがりゅう)だ。」
ルーミア「へ~、なんだか難しそうな名前なのだ~。」
河龍「難しそうって、まぁ、俺も最初そう思ったけどな。」
自己紹介を終えると同時に、倒した吸血鬼が目を覚まし頭を押さえている。
咲夜「お嬢様!妹様!」
咲夜は吸血鬼二人のもとに向かう。
???「咲夜?私は今まで何をしていたの。」
咲夜「お嬢様。よかった。本当に良かった。元に戻った。」
???「?。元に戻った。どういうことなの。何だか少しの間記憶がないし。それに、後ろにいるのは妖精と妖怪。それと、人間?」
河龍「どうも、初めまして吸血鬼さん。俺は鬼神河龍というものだ。」
レミリア「私はレミリア・スカーレット。ここ、紅魔館の主で、なぜか隣で倒れているのが私の妹、フランドール・スカーレットよ。それより、私の身に何が起きたの。咲夜、状況を説明して。」
咲夜「はい、まずお嬢様方が急に暴れ始めたんです。原因は不明ですが・・・。」
レミリア「原因不明で暴れだした・・・。」
咲夜「はい、例えるなら本能のままに暴れる怪物みたいな感じでした。」
レミリア「成る程、私の記憶がない間にそんなことが起こっていたのね。それで咲夜が止めてくれたというわけね。」
咲夜「いや、私じゃ・・・。」
レミリア「えっ、じゃあ後ろの妖精と妖怪が止めたというの?」
大妖精とルーミアは首を横に振る。
レミリア「えっ、じゃあ誰が私たちを止めたというの?霊夢が来ているようじゃないし・・・。」
河龍「俺が止めたんだよ。」
レミリア「あなたが?フフッ、冗談はやめたほうがいいわよ。あなたみたいな人間が吸血鬼を止めれるわけないじゃない。ねぇ、咲夜。」
咲夜「・・・。」
レミリア「えっ、本当にこの人間が止めたというの!?」
咲夜「はい。その通りです、お嬢様。」
レミリア「まさか、霊夢以外に私を止めれる人間がいるなんて、面白いわね。」
フランドール「う~ん、あれ、何で私ロビーで倒れてるの、しかも紅魔館ボロボロじゃん!」
レミリア「あらフラン。やっと目覚めたのね。」
フランドール「あっ、お姉さま。いったい何が起きたの?」
レミリア「何だか私たち暴走してたみたいよ。それで、そこにいる人間が私たちを止めたらしいのよね。」
フランドール「ふ~ん、そうなんだ。!。てことは私たち吸血鬼二人を相手にして壊れなかったってことだよね。ねぇ、そこの人間さん、私のおもちゃになって!」
レミリア「フラン、今はそんなこと言ってる暇はないわよ。それよりパチェたちは無事なの?」
咲夜「さぁ、図書館の方では何が起こっているか私にはわかりません。」
レミリア「なんですって!それじゃあ、いますぐ図書館に向かいましょう。」
レミリアは起き上がり奥の部屋へ急いで飛んでいく。それに続くようにフラン、咲夜もレミリアの後を追っていく。
河龍「・・・。」
大妖精「私たちも行きます?」
ルーミア「そうしようなのだ〜。」
河龍「そうだな。」
そう言って俺たちもレミリアたちの後を追った。
奥の部屋に入ると階段がありそこを降りてに道なりに進んでいくと少し大きな扉があった。そこの前でレミリアたちは立っていた。
大妖精「中に入らないんですか?」
レミリア「入りたいんだけど、内側から魔力で閉鎖されているのよ。フランの能力を使っても壊れないほどの魔力の力で。」
ルーミア「じゃあどうやって中に入るのだ~?」
レミリア「何ちゃっかりあなたたちも中に入ろうと思っているのよ。まぁ、いいわ。どうしようか悩んでいたところだしあなた達も一緒に考えなさい。」
俺は扉の前に立ってドアノブに手をかける
レミリア「何やってるの、さっき扉は開かないって言ったでしょ・・・。」
ドアノブを回し扉を押すと扉は軽く開いた。
河龍「・・・開いたんだけど。」
レミリア達「・・・えっ。」
咲夜「・・・いま、何をしたの。妹様の能力でも壊せなかった魔力の力で閉鎖された扉を普通に開けて。」
河龍「何をしたって、ただドアノブを回して扉を押しただけなんだけど。」
レミリア「咲夜、今はそんなことどうでもいいわ。中に入ってパチェたちの確認をするわよ。」
咲夜「はい、レミリア様。」
レミリアと咲夜が扉の中に入っていく。俺たちも中に入ろうとしたとき、
フランドール「ねぇ、お兄さんすごいんだね。名前なんて言うの。」
河龍「俺の名前?名前は鬼神河龍だ。」
フランドール「へー。じゃあ龍ちゃんだね。」
河龍「龍ちゃん?」
フランドール「うん!これからよろしくね。それじゃあ、あなた達も一緒に中に入りましょう。」
フランは俺の手を引っ張り大妖精とルーミアの方に声をかけ室内に入る。中には何冊あるかわからないほどの本が並べられていた。
???「おら、レミリアにフラン、咲夜どうしたの。」
レミリア「パチェ!大丈夫?」
???「大丈夫?いったい何があったの?それにそこにいる人間は?」
河龍「はじめまして。鬼河龍と申すものです。」
パチュリー「私は、パチュリー・ノーレッジよ。パチュリーでいいわ。」
河龍「パチュリーか、よろしく。」
パチュリー「よろしく。所でレミリア、さっき言ってた大丈夫ってどういう意味?」
レミリア「私はさっきまで暴れていたのよ。記憶にないけど。」
パチュリー「成る程ね、それでこっちで何か起こってないか確かめに来たってことね。」
レミリア「そうよ。」
パチュリー「それなら大丈夫よ、こっちの方では何も起きなかったわ。でも、その暴走の原因は調べた方がよさそうね。」
レミリア「そうね。それよりさっき扉が強い魔力で閉鎖されていたけど何をしていたの。」
パチュリー「あー、さっきのね、新しい魔法の研究よ、捕縛魔法の応用系だったんだけど、簡単に壊れちゃったみたいね。」
河龍「そういえば、気になっていたことが一つあるんだけどいいか?」
パチュリー「えぇ、いいわよ。」
河龍「さっき扉の前でフランの能力がって言ってたけど、能力ってなんだ?」
パチュリー「能力っていうのは幻想郷に干渉している。一部の人が持っている力のことよ。ちなみにここにいるメンバーの中ならそこの妖精以外はみんな能力を持っているのよ。」
河龍「へー、そういう力があるのか。」
大妖精「ちなみに私は能力がない代わりにもともと自然に干渉する力を持っているからあまり買わないのです。」
パチュリー「そうね。ちなみに河龍。あなたも能力を持っているかもしれないわよ。」
河龍「俺も?」
パチュリー「えぇ、あなたは今幻想郷にいる。それは、幻想郷に干渉しているのと変わらないわ。この魔導書に触れてみて。」
パチュリーは近くにあった本棚の中から一冊の本を取り出し、ページを開く。そのページには両面を使って魔法陣が描かれていた。俺は言われた通りその本に触れた。その瞬間、ある言葉が脳を横切り自然と口にした。
河龍「一歩進む程度の能力。」
パチュリー「それがあなたの能力よ。」
レミリア「一歩進む。何だかとてもしょぼそうな能力な感じがするけど。」
パチュリー「まぁ、能力はその人の使い方次第で変わる。進化したり、退化したり、もしくは能力自体が変わったりすることもあるわ。」
レミリア「確かにそうね。そうだ、ついでだし魔力の方も調べてみたらどうかしら。」
河龍「魔力・・・か。」
パチュリー「それもそうね。それじゃあ、魔力について簡単に説明するわね。魔力は基本五種類に分かれているわ。火、水、自然、光、闇。そして魔力は派生することもあって、例えば自然から、風、大地、とかに分かれることもあるわ。そう考えると魔力の種類はその人の個性で変わっていくからきりがないけど。大まかにはこの五つになるわ。それじゃあ、今度はこのクリスタルに手を近づけさせて。」
今度は机の上にあるクリスタルを持ってきて、空中に置く。
河龍「何気に今すごいもの見せられているんだけど。」
パチュリー「まぁ、そんなことはきにしないで、、クリスタルが強く反応したらそれがあなたの魔力よ。」
俺はクリスタルに手を近づける。しかしどのクリスタルも光らない。
パチュリー「おかしいわね。能力を持っている人は必ず魔力を持っているんだけど・・・。」
咲夜「クリスタルの方に原因があるんでしょうか?」
パチュリー「それはないと思うけど。河龍、手にもう少し力を込めてみて。」
河龍「力を籠める?こんな感じか?」
俺はそう言って手に力を込めてみる。そうすると五つのクリスタルが光りだす。
フラン「えっ!?もしかして、全部の魔力が使えるの。」
レミリア「そんなのありえないわ。」
おれは手に込めた力を緩めると光っていた五つのクリスタルはさらに光を増し、魔法陣を作り、その中央で重なり合う。
大妖精「いったい、何が起こっているんですか。」
ルーミア「わからないのだ~。」
重なり合ったクリスタルは一つになった。外側は透明だが中心ではもやもやとした黒い霧がかかっている。一つになったクリスタルは魔法陣を消して俺の体の中に入り込む。
河龍「!?。何が起こったんだ!?」
パチュリー「・・・。」
レミリア「パチェ、知ってるんでしょ。早く教えて。」
パチュリー「え、えぇ、でもこれは、私の知識でもあっているかどうかあやふやになるけどいいかしら。」
レミリア「構わないわ。」
パチュリー「今のは確かに魔力よ。ただ、五つの基本のどれにもあてはまらない。いわば、孤独そのもの。それがあの魔力、反対(アンチ)よ。」
河龍「反対(アンチ)。」
瞬間、俺は全身の力が抜けてその場に倒れこむ。
???「これであなたも幻想郷の仲間入り。早く会いたいよ。私だけのモルモット(お兄ちゃん)。」
名前:鬼神 河龍(きじん がりゅう) あだ名:龍ちゃん
年齢:18歳
能力:一歩進む程度の能力
魔力:反対(アンチ)
外の世界から来た人間。自称最強と言っているが、実際結構強い。近接で戦うのが得意で、魔力反対を持つ。外の世界の記憶は覚えているが、なぜ幻想郷に来たのかわからない。実は弱点はあるらしい。
次回、魔力反対
ご愛読ありがとうございました。