多分、今回はそんなことにはならないと思う。
それでは、本文をお楽しみ下さい。
???1「あらあら、大変な奴に目をつけられたわね。そうねぇ、反対の力はこの幻想郷では彼が初めてだからね。」
???2「どうするんですか?彼の魔力は使い方次第ではこの幻想郷を壊すことも簡単ですよ。」
???1「そうねぇ。だったらあの子に式神ってことで彼の護衛兼観察をしてもらいましょうか。」
???2「あいつに行かせるんですか?・・・確かにあいつなら適任ですが、大丈夫でしょうか。」
???1「まぁ、何とかなるでしょ。それじゃああいつに行くように伝えといてね。」
???2「やれやれ。人使い、いや式神使いが悪い人ですよ。」
河龍「う~ん。」
(なんで俺寝てたんだ。てか、誰か腹の上に乗っ勝てる気がする。妙に腹のとこだけが重いし。寝息も聞こえてくるし。)
俺は少し警戒しながら薄目で周りを観察してみる。さっきまでいた図書室とは変わって個室になっている。多分、来客者用の部屋だろう。こんな大きな屋敷だったらそういう部屋があっても不思議はない。そこまではまだいい。一番の問題は
河龍「こいつ・・・誰だ?」
俺の腹の上に犬ぐらい?の大きさのよくわからない生き物が寝ている。
???「zzz・・・。」
河龍 「おーい、そこの俺のお腹の上で寝ている奴。なんでそんなところで寝てるんだ。」
???「う~ん、もうちょっと寝かせて・・・。」
河龍「えっ、しゃべった?」
???「う~ん、あっ、起きたのか。おはようさんなの。」
河龍「あっ、あぁ。おはようございます・・・。じゃないよ!お前は誰だって聞いているんだよ。」
???「え~っ、名前~?まずはお前さんが名乗るもんじゃないんじゃないのかなの。」
河龍「・・・鬼神河龍だ。」
???「うん、知ってるんだな。」
河龍「はっ?」
???「だって、僕がここに来たのは君を観察するために式神としてきたんだもんなんだな。」
河龍「・・・。」
???「あっ、名前だな。そうだなぁ~。シャンって言っておくんだなの。」
河龍「いやいや、えっ?式神?偵察?何言ってんだ?」
シャン「よろしくなんだななん!」
河龍「いやまだ許可して・・・。」
(いや、待てよ。こいつはこの幻想郷に住んでいる奴。てことは俺よりもここに詳しい。パチュリーが言っていた魔力についてもわかるか?)
シャン「どうしたなの?」
河龍「いや、何でもない。それよりさっき式神としてきたって言ったよな。」
シャン「そうなの。式神兼観察なの。」
河龍「まぁ、観察については詳しくか聞かないでおく。それより式神ってことは神の使いって意味で間違いないな。」
シャン「う~ん、そういうことなの・・・?多分そうなの。」
河龍「自分が式神かどうかってことわからんのか。まぁいい、それより反対(アンチ)って魔力について知ってるか?」
シャン「もちろん!知ってるなの。」
河龍「だったら教えてくれねぇか?」
シャン「それはダメなの。・・・と言いたいところだけど、少しだけなら教えてあげてもいいなの。」
シャン「反対(アンチ)っていうのは、その名の通りの魔力なの。どの魔力にも属さない。言わない反する物。そして、ある意味チートな魔力になってるなの。」
河龍「チート?」
シャン「そうなの、だってこの魔力はすべての魔力を跳ね返せるのなの。」
河龍「そりゃあチートだな・・・。それだけか?」
シャン「なの。」
河龍「なんかもうちょっと情報ないのか?」
シャン「無いなの・・・。というか、これ以上は教えるわけにはいかない理由があるなの。」
河龍「理由?」
シャン「そう理由。これ以上この魔力について知ったら君はもう元には戻れなくなるなの。」
河龍「そうか、・・・なら聞かないでおく。」
シャンとの会話がひと段落ついたところで、扉が開いた。
レミリア「あら、目覚めたのね。」
河龍「あぁ、レミリアさんか。」
レミリア「何よその態度、ここまで運んだのは誰だと思っているの?」
河龍「あー、ありがとうございます。(棒)」
レミリア「何棒読みしているのよ。・・・、まぁいいわ。それより急だけど今から魔法の森のある所に行ってもらうわ。」
河龍「ある所?」
レミリア「まぁ、行ってみたらわかるわ。そこにいる犬もどきと一緒にね。」
シャン「犬もどきって、酷い言われようなの。」
河龍「わかった。とりあえずこいつと一緒に魔法の森に行けばいいんだな?」
レミリア「ええ、気を付けていきなさい。」
レミリアに言われ俺とシャンは魔法の森に向かう。
今回は河龍と新しく登場してきたシャンの会話がメインになりました。
最初に出てきた正体不明の2人は誰なのか。東方を知っている人にとっては想像できる人(?)ですね。シャンの簡単なプロフィールは次回に回させて頂きます。
次回,魔法の森の館
ご愛読ありがとうございました。