最強最弱能力者   作:竜崎

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本文の前に一つ、謝罪くぉさせてください。お気づきの方もいると思いますが。前回予告したタイトルから今回のタイトルは変わっています。これは、どうしても今回の内容が前回のタイトルと合わなくなってしまったために起きたことです。(ただ、今回の内容にこのタイトルが本当にあっているのかすらわからない)まことに申し訳ございません。それでも、本編を見たいと思っていただけるのなら感激です。
それでは、本編をお楽しみください。


狂気の少女

河龍「はっ?」

???「はぁ~、これでやっとお兄ちゃんは私だけのものになる。」

河龍「おっ、おい、これはどうなってるんだ!」

???「まずは何からしようかな~。あれもしたいし~、これもしたいな~。」

河龍「おい!聞いてるのか!」

俺がそう叫ぶと目の前の少女は、まるでごみを見るような目をしてこちらを睨んだ。

???「うるさいよ。やっと二人っきりになれると思ったのに、ホント邪魔ばかりしてくれるね。」

河龍「そんなことはどうでもいいんだよ。とにかく、これはどういうことだ。」

???「だから、ホントうるさいね。ちょっと待っててね、お兄ちゃん。すぐ邪魔な奴を消して二人きりの時間を過ごそうね。」

今、ここで理解できることが二つある。さっきまでカナダと思っていた人物は全くの別人。そしてもう一つは、俺は今、体のない魂だけの状態になっている。こんな状態で冷静に分析できる自分がおかしく思えるが今はすぐにでも現状を理解し、どうにかするしかない。しかし、どうしようというのだ。今の俺は体がない、食事の時にシャンが言っていたが魔力は体に吸収された力を放つことによってなっている。特に、俺の場合は、体内に入っタクリスタルによってそれを補っている。てことは、今の俺にはあのチートのような力は使えない。それに・・・。

河龍「・・・。」

近くで転がっているがれきみたいなものを取ろうとしたが、つかめない。つまり、今、俺は何も掴むことも触ることもできない。一方的にやられるだけだ。だが・・・。

河龍「成る程な、つまり俺は今とてもピンチというわけか。」

???「何?今になってやっとこの状況に気づいたの?最強という割には結構弱いのね。」

もう彼女の声には優しさという言葉が当てはまらなくなるほど高まっていた。

河龍「あぁ。やっとわかったよ。けどな、本当にこれで俺を殺れると思っているのか?」

???「はっ?」

この発言は予想外らしく少し動きが止まったがすぐに笑い始めた。

???「何?はったりでもかましているつもり?そんなに強がっても今から起こるのは一方的な虐殺だけよ。」

そう言い彼女は手に握りしめていたでかいメスを高々に振り上げ頭めがけて勢いよく振り下げる。ドーン。どこからかそのような音が聞こえて目の前の少女は手を止め音のした方を見る。俺もそれにつられ音のした方を見てしまった。今、この瞬間を使うならできるだけ距離を開けるなり、体の方に行ってどうにかできないか試してみることもできたのに。

壁の方では音がするが何も起きていない。気のせいと思ったのか。それともこの音自体が罠だったのか俺よりも先に音の方も向いていた少女は既に姿が見えない。だが、よく耳を澄ましてみると聞こえてくる。まるで、風を切り裂いてくるような音が上から。

河龍「しまった。」

とっさに回避しようとしたが間に合わない。どうにかあのメスだけは避けるように構えたらさっき音がした壁の方からさらに強い音が聞こえ、壁が粉々に粉砕された。今度ばかりは驚いたの一直線に俺の方を見ていた少女の目は壁の方を勢いよく振り向いた。そして壊された壁の一部がものすごい速さで飛んできて少女の体に見事命中した。その拍子で軌道がずれちょうど俺のところから1メートルのことろにさっきはで握りしめられていたメスが落ちた。

???1「ふぅー、何でこんなに硬いのよこの結界は。」

???2「まぁ、いいだろ。それより、私の高火力のマスパのおかげで壊れたんだからな。」

???1「はいはい、それより・・・。誰かしら、こんな時間に異変を起こすワルい奴は。人がせっかく寝てたというのに。まったくいい迷惑だわ。」

その声の主はまるでまたかとでも言いたいような感じにセリフを放ち部屋に入ってくる。一人は赤が特徴の巫女服を着ていて、もう一人は白と黒が特徴の服を着ている。見た目は俺とあまり変わらないぐらい二人組だ。

???「あなた達誰なの!どうして私の結界が解けたの。」

霊夢「あら、私を知らないなんていい度胸してるじゃない。私の名前は博麗霊夢。楽園の素敵な巫女よ。でこっちは、ただの付き添い人。」

魔理沙「おいおい、そりゃないぜ。しかも付添人って。私の名前は霧雨魔理沙。どこにでもいる普通の魔法使いだぜ。そして、結界は解いたんじゃなくて壊したんだぜ。」

???「ちっ、成る程ね。あなた達が噂の邪魔虫ね。これじゃ分が悪いから逃げさせてもらうとするわ。」

そういうと、少女は何をしたのか空中に円状の空間を作った。そしてその中に入っていく。

霊夢「ちょっ、こら、待ちなさい。」

虎愛「そうだ。最後に名前ぐらい教えてあげる。私の名前は鬼神虎愛。それじゃあね。モルモット達。」

その時、俺は胸のあたりにとても大きな重みを感じた。俺は彼女を知っている。だが、彼女のことは知らない。今この場で、彼女の最後の言葉の意味を理解できたのは、誰もいなかった。




さて、ついに霊夢と魔理沙が登場しました。ドンドンパフパフ。いやー、東方と言ったらやはりこの二人がないとね。ん?にしては登場が結構遅い?それはまぁー、ね?察してください。ちなみに捕捉なのですが、今回出てきた霊夢と魔理沙が『魔力反対』で出てきた???1と???2じゃないですからね。と言わなくても、勘のいい読者の皆様ならわかりましたか。






次回、記憶
ご愛読ありがとうございました。
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