巨蟲列島 蟲姦お断り!【完結】   作:灰色の空

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ホタルの光

(…人間死ぬときは呆気ないもんだな)

 

 光る虫…恐らくホタルであろう虫に纏わりつかれ絶賛襲われている碓氷を見ての感想はそんなもんだった。光に誘われて近づいた所を集団で襲い掛かる。実に原始的でしかしかなり効率的な襲撃方法だった。

 

(まっ強姦男にはふさわしい末路って事で)

 

 蟲に集られ頸動脈をかみちぎられたのだろう首から勢いよく血を吹き出す哀れな男。夢だと思っているのかどこか薄笑いを浮かべて倒れる阿保に俺はそんな冷たい事を考えていた。

 

「で、織部さんの言う事を聞かないとあんな死に方をするんですよ先生?…って」

 

「~~~~~!!」

 

 倒れ伏した獲物に虫が集まりじわじわと喰われていく。実践例が出てきてくれたことで織部さんの言葉がどれだけ正確かを先生に伝え様としたが…先生は歯をガチガチと鳴らして震えていた。俺の想像に反して、もしかして人が死ぬ瞬間を見るのはこれが初めて?微かにアンモニア臭が漂ってきたし。

 

 そんなどうでもいい事を考えていたら死体に群がる虫がさらに光り出す。するとそこらじゅうの木から同じ光が瞬き始めた。数は…恐らく百以上。数えるのも面倒な数だ。

 

「おーい先生早く正気に戻らないと死にますよ?」

 

「…はっ!こっちよっ!」

 

「せ、先生!?」

 

「待ってください先生!」

 

 ガタガタ震えていないで早くいつもの澄ました面を見せたらと声を掛けたが、逆効果だったようで一目散に駆け出してしまった。後を追ったのは青山と鈴木さんに宮園さん。生徒を置いて行くのは仕方が無いにしても集団から離れたらマズいんだが… 

 

「に、逃げろ!」

 

「おい待てアツシ!勝手に動くなって…ああクソ!」

 

 そうこうして居る内に恐怖に飲まれてしまったのか上條もまたパニックを起こし駆け出してしまった。後を追うのは止めようとしたアキラと上條の逃げる背中につられてしまったのか箕輪と神野。

 

「ひぃぃいい!!」

 

「はいはい、怖いのは分かったから皆からはぐれようとしないでよ」

 

 絹を裂く様な悲鳴に振り向けば伊能が三浦を拘束している。何をしているのと問えば呆れた表情が返ってきた。

 

「一人で逃げ出そうとしていたから捕まえたんだ。こういう時って集団からはぐれた人から狙われるんでしょ」

 

 確かに集団から離れたアホが先に襲われたところを見ると孤立した奴は真っ先に狙われるのだろう。三浦は小柄であり一人で逃げ出してしまった時の事を考えると…伊能はまさしくファインプレーをしたと言っても良い。

 

「いやぁぁああ!!死にたくない死にたくないぃぃ!」

 

「ああもうっ分かったから落ち着いてよ!キャプテン、三浦さんを落ち着かせて」

 

「ああ、分かった!ほら真美!私が居るから大丈夫だ」

 

 流石はアイドル、腹から出た悲鳴は中々の大きさでこちらの頭がキンキンしてくる。そんなへっぽこメンタルなアイドルを落ち着かせるキャプテンは何と言うか、まるで恋人を落ち着かせるようで…まぁいいやそういう関係もあるのだろう。

 

「んな悠長なやり取りしていないで周りを見ろよ!囲まれてるっての!?」

 

「皆さん、頭上にある木から離れて背中合わせで固まってください」

 

 織部さんの指示に従い今この場に残っているメンバーで背中合わせで陣形を作る。非戦闘員を守る様にして円形になれば少しは被害が消せるか?そんな事を考えていると織部さんが酢酸エチルと言う薬品を使って結界を作り始める。

 

 織部さんが言うにはこの薬品の匂いを虫が嫌がり近づいてこないというのだ。なるほどこれなら大丈夫…

 

「って俺達はこれで良いかもしれないけど逃げて行ったアイツらはどうする?」

 

 襲い掛かってくる虫たちをマチェットで切り払いながら考えるの逃げ出してしまった上条たちだ。   

 

「集団から離れた奴らを狙うんだろ。ならアキラたち結構ヤバくないか。現に光っている虫が減っている気がするし」

 

 群れからはぐれた奴を狙うのならアキラたちは結構ピンチって事になる。今いる7人に対してあっちは4人。狙うのなら少ない方を選ぶはず。先生たち?…無事だといいね!

 

「言われてみれば何か光ってる虫が結構減っているような気がするね。もしかして僕達を放っておいて移動しているって事?」

 

 同じような事を言うのは先ほどから襲い掛かってくる虫を竹刀で切り払う伊能。何時の間にか武装しているのかは置いといて  やたらと冷静じゃないか?…まぁそれは俺もか。

 

「もしかして…光でコミュニケーションをとってるって事?まさかこんなに能力が高かったなんて…狩られる立場になって本当の恐ろしさが分かりました…」

 

 織部さんが顔面蒼白で呟いているが確かにその通りだ。俺たちの周りから数が減っているのは確かだった。

 

「これってチャンスっしょ。今のうちに俺達逃げちゃわない?このメンバーだけの方が面倒ないっしょ」

 

「甲斐君、君…上條たちを見捨てるの?」

 

「だってそうっしょ。何にもできないのに偉そうに命令してくる奴に織部ちゃんの言う事を聞かない馬鹿。見捨てても問題は無いっしょ」

 

 伊能の問いかけに返した甲斐の言う事は確かに納得できるのもので、開きかけた口が閉じてしまう。奇しくもそれは薄々俺が考えていた事と一緒だった。

 

 はっきり言えばこんな非常事態で意見が分かれるとか口論をし始めるのは勘弁願いたいのだ。だから先生が走り去った時は止める気が少なくて…

 

(…でも見殺しにするってのはどうなんだろう。只うるさいだけだったし…)

 

 俺は聖人ではない。不和を巻き起こす人間が居たのなら毛嫌いするほど人間が出来てはいない。

 だからと言ってさて、簡単に見捨てるかと言うと…これが難しい。明らかに俺の逆鱗に触れるのでなければ手を貸すぐらいの余裕はあるつもりだ。

 

(…面倒だなぁ。あの糞野郎のせいで変なスイッチが入ってしまったか?)

 

 どうにも情緒が不安定だ。面倒な人間たちと出会ったせいでか俺のスタンスが崩れてきているような気がする。これなら何も考えず虫から逃げたり虫を殺していたほうがずっと楽なような気がしてしまう。

 

「馬鹿言わないでっ!みんなで生き残るのよ!」

 

 そんな俺のグダグダとした思考に喝を入れたのは委員長だった。甲斐に言った言葉だろうが俺も聞き入ってしまう。

 

「あのねぇ委員長ちゃん 人の心配するのはいいけどさ、もう駄目だって時は委員長ちゃんも逃げちゃうっしょ」

 

 甲斐の言葉は諦観が漂っていたが委員長はフッと苦笑した。その笑みはどこか心強い。そんな委員長の気性が感じ取れる笑みだった。

 

「そうね、逃げるかもね。でも逃げる時は私が助けたいと思う人や頼ってくれる人が皆居なくなっちゃった時…」

 

「そんな綺麗事…」

 

 思う事があったのか甲斐は俯いてしまった。横から話を聞いていた俺としては、もやもやとしていた気持ちが薄れていくような気分だった。

 

(駄目だな。もっと物事はシンプルで単純に考えないと)

 

 もやもやと考えるよりは行動した方がずっとマシ。自分の気持ちに嘘偽りなくやるべき事をするだけ、当たり前で当然な事なのに何やら見失っていたみたいだった。これもすべてはあのアホ野郎のせいだ。

 

「うしっ!確かにその通りだ委員長!織部さん、皆!あの手のかかる馬鹿達を助けに行こうじゃないか!」

 

 顔を叩き気合を入れる。難しい事を考えるのは止めて今はできる事をするだけ。そう考えるとやっぱりアキラたちが心配だ。

 

「蟻原君の言う通りよ。皆。行くわよっ!」

 

「あ、千歳ちゃん待って」

 

 走り出した委員長の後を追いかける織部さん。その後にキャプテンとキャプテンに手を引かれて涙目になってる三浦が続く。甲斐も大きな溜息を吐くと後をついて行く。

 

「わ、私はここを動きませんわっ!」

 

「それじゃあの人の様に食べられますけどいいんですか?」

 

「~~~!! ま、待ちなさいっ!」

 

 てこでも動きたくないと座り込んでいたお嬢様は白川さんが指さした死体の恐怖によって猛ダッシュしていく。ナイス白川さん。今後も出来ればあの我儘お嬢様の面倒を見ていて欲しい。

 

 後は俺と伊能だけだった。顔を見合わせはぐれない様に皆の背中を追う

 

「蟻原君」

 

「ん?」

 

「やっぱりそっちの方が君らしいよ」

   

 臆面もなく言い切ってしまった伊能に俺は苦笑を返すのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひぃっ!?と、取ってくれアキラ!」

 

「クッソだから勝手に動くなっつっただろ!」

 

 上條の背中に張り付いた虫を強引に引きはがし地面に叩きつける。背中に固い甲殻を纏った虫だったが地面に叩きつけられれば流石に衝撃で動かなくなった。

 

「ぬぅ!織部の傍から離れたの失敗だったか!」

 

「箕輪、悔いるよりも先に手ぇ動かしやがれ!神野お前もだ!」

 

「んな事ぐらい分かってる!」

 

 飛びかかってくる虫を蹴り飛ばし地面に叩きつけそれでも動き回る虫に今度は踵落としを繰り出す。腹は流石に甲殻に覆われておらず体液をまき散らし絶命した。

 

 同じように自分達を取り囲んでいる虫たちを一匹一匹潰していくが周りを取り囲む光の数が次第に多くなって来る。

 

(チッ 流石に数が多すぎるか?)

 

 目を覚ましてから何故か異様に力が湧く体を使って虫を撃退していくが蟲の数が多すぎたのだ。自分一人ならともかく後の3人…特に恐怖に飲まれたのか兄弟分の上條に注意を配るのはいささか難しかった。 

 

「おいアキラ上だ!」

 

「しまっ」

 

 そんな事を考えてしまったからか僅かな隙を狙ったかのように頭上から虫が降ってくる。数は3匹、こちらは足元にいる虫を踏み砕いたばっかりで体制がぐらついていた。

 

(喰われんのか!?こんな所で!)

 

 感じた一瞬の走馬燈。

 

「ドラァッ!」

 

「うぉ!?」

 

 しかし横にいきなり出てきた影の体当たりによって霧散した。感じる重みと一緒に転がる。痛みと衝撃に驚き顔を上げればそこには屈託なく笑う蟻原が居た。

 

「油断しちゃあぶねぇぞ?アキラ」

 

「お前…」

 

 機敏に立ち上がる蟻原に呆然とした声を出せば、その背中には二匹の虫が食らいついていた。その事に蟻原はまだ気が付いていないのか地面に居た虫を蹴り飛ばしている。

 

「おい蟻原背中にくっついているぞ!」

 

「ん?…うわっ!?取ってくれ!」

 

 素っ頓狂な声を上げる蟻原になんだか溜息をつきたくなるのを我慢し背中にいた虫を叩き落とす。背中に張り付いていた虫を殴って吹き飛ばす。念のため怪我をしていないか確認すると意外な事に蟻原が来ていたジャケットは無事で破れた様子は無かった。 

 

「サンキューアキラ!」

 

「礼はいいから、それより良くここが分かったな」

 

 がむしゃらに走った上条を追いかけてきたこの道は光る虫が要るとはいえ、良く追いかけれてこられたと感心と呆れの両方が混じる。実際助けに来てくれなければ終わっていたかもしれないが。

 

「伊能が教えてくれたんだ、人間必死になって逃げる時は左の方の道を選ぶって」

 

「それでここまで来れたって事か?こんな夜道で?」

 

「他にも織部さんが蜘蛛の糸や芋虫の糸が張っていない方を選べばいいって。それで俺が先行してきたんだ」

 

 話ながらも蟻原は虫をマチェットで切り飛ばしていく。甲殻に覆われて竹刀では切れない虫を撃退するその力に頼もしく想いながらも助言をしてくれた女子2人にも内心感謝をする。

 

「んな事は良いからよぉ!どうすんだこの数!?」

 

「幾らお前が強くても流石にこれではっ!」

 

 だがいくら蟻原が来ても上條と箕輪の言葉通り周りの木々から光の数が爆発的に数を増してきているのは間違いがない。じり貧になっているのは目に見えていた。

 

「おい蟻原!あの虫女はどうしたんだ!アイツが居ればこの状況何とかなるんだろ!」

 

「遅れている。つっても心配すんな神野、織部さん何か思いついたらしくてホタルと会話するって言ってたから」

 

「はぁ!?ってコイツらホタルなのかよ!綺麗な川にしか居ないんじゃないのか!?」

 

「知られていないけど陸上生活をする種もいるって織部さんが」

 

 神野の言葉に蟻原は説明をしていた突如、周りが一斉に爆発した様に光り輝く。それはまるで停電した中でいきなり光が復活したかのような光量だった。

 

「な、なんじゃこりゃ!」

 

 上條が叫ぶも説明できるものはおらず、光の次に来たのは大勢のホタルだった。数なんてもはや数えるのも馬鹿らしいほどの大群。

 

「畜生!もう駄目だぁ!」

 

「情けない声を出すんじゃねぇよアツシ!」

 

 上條に檄を飛ばすがアキラ自身この数にどうすることもできないでいた。それは蟻原も同じだった。

 

「クソッ!皆伏せろ!」

 

 逃げる事なんてできやしない、だから少しでも被害を抑えようとしたが、意外な事に虫の大群は蟻原を無視してそのまま通過して行ったのだ。

 

 

「…なんでぇ?」

 

「蟻原君!皆さん大丈夫ですか!」

 

 首を傾げる蟻原の耳に頼れる少女の声が聞こえてくる。見れば織部がその後ろからは仲間達がライトを森に一定のリズムで照らしながらやってきたのだ。 

 

「これって…さっき言ってたホタルとの会話って奴?」

 

「はい。光の点滅で会話をするのですが個体群で地域差にがあるので解読に手間取りました」

 

「いやいや。そのおかげでこっちは無事なのだから本当に助かったよ」

 

 光の点滅でホタルを退けた織部の判断は確かにアキラたちや自分を救ったのだ。ほっと息を吐く蟻原に今度は伊能が歩み寄ってくる。

 

「蟻原君さぁアキラたちが心配ってのは分かるけど一人で突っ走るのはどうかと思うよ」

 

「あ~ごめん。」

 

「…別にいいけどさぁ。もうちょっと心配する方の身にもなって…はぁ」

 

 ジト目で非難する伊能にその事で謝る蟻原の二人のやり取りは周りに安堵の空気を生み出す。白川は苦笑しアキラは蟻原にニヤついた笑みを浮かべる。園部や千歳もホッとした様子だった。

 

「おいっまだ終わってねぇぞ!ライトを照らしていない所からホタルがやってきている!」

 

 だがそれは神野の叫びによって周囲の空気が一変した。ライトの照らしていない方角からは断続的に光の点滅がこちらを狙っているのを示していたのだ。

 

「おい虫女!さっさとライトを照らせよっ!」

 

「それが…フィラメント式のライトの数が少ないんです」

 

 上條の言葉に織部は苦い顔をする。ホタルの幼虫はLED式の光では反応せずフィラメント式の光でないと交信できないだというのだ。そのフィラメントのライトは二本しかなかったのだ。

 

「夜明けまであと少し…それなら」

 

 織部の呟きが蟻原の耳に入る、気が付けば夜を通り越して深夜の時間帯までこの山を走っていたのだ。つくづく広い島だと内心で愚痴りながらこの先を見越してニヤリと笑う。

 

「なら防衛戦って事か?織部さんさっきの薬は残っている?」

 

「ええ、まだ残っています。今から私が結界を作りますので」

 

「OK!白川さん!そこのお嬢様とアイドルを連れてきてくれ!」

 

 織部が円になる様に薬を撒いているその中に戦えないであろう三人を入れる。後の者はライトを照らし竹刀を振り回し夜明けまで防衛をするのだ。

 

「甲斐、神野にライトを渡せ。神野、只ライトをリズム良く照らすだけのお仕事だ…出来るよな?」

 

「…チッ ああ分かったよ!アタシだって死にたくないしな!神野美鈴、腹くくった時の根性見せてやんよ」

 

「ヒュウ♪カッコいい~」

 

 蟻原に檄を飛ばされ腹をくくったのか顔つきが今までと変わった神野。口笛を吹き頼れるその姿に一瞬見惚れそうになりながらも蟻原は織部と作戦の確認を擦り合わせる。

 

「ライトは委員長と神野に任せて残った男手で虫を撃退する。これで大丈夫か」

 

「はいっ。蟻原さんたちは死角が出来ない様に円を組めばこれで大丈夫です。私はその間に数が多い場所に酢酸エチルを散布してきます」

 

「そんなの駄目っ!睦美が危険すぎるっ!」

 

 蟲は一人になった獲物を狙う。それが常識となった今織部の行動は危険過ぎると千歳は叫ぶが織部は首を振る。皆が生き残れるのはこれしかないと。

 

「私がやらなきゃ皆が全滅しちゃうから…この場所を全員で死守しましょう」

 

「心配なら誰か一人護衛に回せばいい。抜けたその分俺が頑張ればそれで良いはずだ」

 

「睦美…蟻原君…」 

 

 織部の覚悟に蟻原のフォローで千歳は渋々と頷いた。その事を確認し振り向けばそこには暗闇からこちらを狙う光の数々。

 全てが獲物を狙う捕食者であり全てが敵だった。

 

「さて、それじゃ…一丁派手に踊りましょうか!」

 

 獰猛な笑み浮かべながら蟻原とその仲間たちは生き残るためにホタルの大群と戦うのだった… 

   

 

 

   

 

 

 




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