巨蟲列島 蟲姦お断り!【完結】   作:灰色の空

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一人称視点は分かりづらいですかね?
ちょっと心配です。


新鮮な贄

《織部 睦美》

 

「綺麗な道に行かないのは何でだ?こんな鬱蒼とした場所じゃ虫が集まるっしょ」

 

「違いますよ。虫はうっそうとした場所に集まるイメージですけど本当は開けた場所の方が多く生息するんです」

 

 甲斐さんに説明をしながら私たちは森の中を突き進んでいました。陣形を組み、固まっていけば危険はぐっと下がる。その言葉で皆が素直に私の意見を聞いてくれました。

 

 それでも私に心は晴れません。今こうしている間にも千歳ちゃんがジカバチの巣にいると思うと不安で仕方ありませんでした。

 

「大丈夫?」

 

 そんな私にそっと囁き声で話しかけるのは、合流した人の一人蟻原君でした。確か千歳ちゃんが言っていた転校生と言う話でしたが…隣のクラスでオマケに修学旅行の事で一杯だった私には彼の事はあまり知りません。ミヤマカラスアゲハに襲われている伊能さんを守っていた様でしたが…詳細はよく覚えていません。

 

「確かジカバチはすぐには危害を加えないんだろ。だからきっと平気だ」

 

 元気づけようと声を掛けてくれる蟻原君。その顔には一切の冗談が無いほど真剣で、この人は千歳ちゃんを助けてくれるんだろうと思ってしまうほど人の良い顔でした。

 

「だから絶対に委員長を助けようね。僕や蟻原君も協力するから何でも言って」

 

 傍で話が聞こえたのか伊能さんも明るい笑顔で元気づけてくれました。只の言葉でも言ってくれるとやはり心の負担が軽くなります。…本当にこの人たちと出会てよかったのかもしれない。

 

「それに蟻原君結構強いから、襲い掛かって来たら助けてもらおうよ」

 

「あの、そこまでできる自信は無いんスけど」

 

「えー僕を助けてくれたときはアゲハを素手で吹き飛ばしていたのに?」

 

「え、素手で?」

 

 思わず出てきた単語に言葉が出てしまいました。いくら昆虫でも巨大化したならば甲殻はそれ相応に硬くなるんです。それを人の拳で吹き飛ばしたなんて…

 

「出来ました。なぜかは分からないけど」

 

「元格闘技経験者だったりして」

 

 冗談めかす伊能さんでしたが、私の中では巨大化した昆虫と同じくらいの謎でした。嘘を言ってるようにも見えないし…疑問は出てきましたが、人間性が善良な人なのは先ほどのやり取りで分かっています。リーダーさんに千歳ちゃんを助ける事を止められたときは助け舟を出してくれた恩もありますし…

 

(ううん、今は千歳ちゃんを助ける事が先決。集中しないと)

 

 疑問は出てきますが、今は大事な親友の事が最優先。蟻原君の事が気にはなりますが意識を切り替える私でした。

 

 

「で、アレがジカバチの巣か…」

 

「家一軒が巣かよ」

 

 そうして私たちがたどり着いたのは一軒家がポツポツとある集落でした。その中の一つ二階の窓が泥で固められた家こそがジカバチの巣でした。

 

 危険はあるけどあそこに入らなければ千歳ちゃんは助けられない。神野さんが入りたく無さそうにゴキブリが巨大化していたらどうするんだと叫びました。

 

「心配ありません。ゴキブリは小さく素早くなるように進化してきた臆病な生き物なんです。絶対に巨大化しません」

 

「…じょうじ」

 

「?」

 

「何でもありません」

 

 恥ずかしそうに俯いた蟻原君が少々気になりますが私たちは家の中…ジカバチの巣へと入っていくのでした。

 

 

 

 

《蟻原》

 

 お化け屋敷や、廃病院よりも薄暗く危険な生き物がある家の方がずっと何倍も怖い。今まさにその事が分かる蟻原です。

 

「くせぇ…」

 

 思わずと言った様子で鼻をふさぐ神野と同じような事を思いながらに俺は別の事を感じてしまった。

 

(なんつーか、死臭がする)

 

 どんな匂いかと言われれば困るけど、明らかに別の世界へ入り込んだ気分だ。普段は明るく家族のだんらん場が薄暗くて不気味な生き物がいると分かっただけで何倍も怖い。白川さんや三浦さんは恐怖の余り織部さんの背中にひっついたままだ。  

 

「俺はこっちの方を見てくる」

 

「気を付けてください蟻原君」

 

 織部さんたちと別れ台所周辺を探索する。流石にこの辺にはいないと思うが念のためだ。

 

 台所、手洗い場、風呂、和室。委員長は愚か何処にも人の痕跡はない、あるはずのものが無いと言うだけでここまで気味悪く見えてしまうのか。

 

「…島の人は全員喰われたと考えるのが普通か」

 

 人の気配はない。つまりこの島の住人は食われたと考えるのがが普通だが、さて、なぜこんな異常事態になったのだろう。そもそも虫が巨大化した理由は?虫の巨大化なんて自然現象であり得るのだろうか。

 

「蟻原君。そろそろみんなと合流しよう」

 

「………分かった」

 

 一緒に探索をしていた伊能さんに言葉を返す。一階はもぬけの殻だった。だったらこの死臭は一体どこから漂ってくるのか。考えるだけでも気分が滅入る。

 

 

 会談前で織部さんたちと合流し、念のため俺が先頭となって上がる。ギシリギシリと人が通るたびに気住む床の音が恐怖心をあおって本当に嫌になってくる。

 

 ゴトリと音が聞こえたのは階段を上がってから。近くの部屋からのわずかな物音は静かなこの空間に良く響く。後ろを振り返って俺が部屋に入る合図をすると一応リーダーは頷く。

 

「蟻原君…そこには」

 

「ああ、一応確認する」

 

 後ろにいた織部さんの声に緊張が入る。そこが何の部屋か、見当がついてしまったのだろう。それは俺も同じだ。この部屋から死臭を強く感じるのだ。…何があるのかなんて分かり切ったことだ。心臓の音がうるさくて仕方がない

 

 

(…意識を強く…心を鋼のように…)

 

 

 ふすまに手を掛け…そして俺はその光景を見た。

 

「…ぁぁ…ああああ…」

 

 恍惚に顔を歪める男女三人。貪られた体。骨が剥き出しになった四肢。死肉を食らう幼虫。人の身体に群がる無数の幼虫の奥に露出した内臓が鮮やかな色を見せる。くちゃくちゃと肉の粗食する音。腐臭と死臭。鼻の曲がる匂いは傍で散乱している犠牲者の数の多さ故。

 

「っ!?」

 

 理解しているつもりだった。覚悟を決めていたはずだった。でも、人が生きた贄になるなんて見た事無い…?

 

 ドォグンッ!

 

 心臓が跳ね上がる、吐き気とムカつきと、笑いたくなる愉快さで引き攣った声を漏らしそうになる。

 

(そうだ…人は所詮玩具に過ぎない、理不尽な目に遭うのが俺たちの役目で、――が…??? 俺は何を考えて?あ、ぁあ…心が痛む、人はそんな風に生きる為に生きているんじゃない!俺は? 以前にもこんな光景を?)

 

「―――――」

 

 錯乱する心が呼び金となり頭痛が始まる。吐き出したいものがあるはずなのにそれが何なのか分からないもどかしさ。吐き気は続くが、俺には何もない。空っぽになった空洞に吐き出すものなんて無いのだ。

 

「――――あ?」

 

 足にナニカがまとわりつく。うぞうぞと動くそれは蜂の幼虫。子犬ほどある大きさのそれはなるほど数が多いと中々厄介だ。男も女も皆纏めて貪られる。麻酔で動けない新鮮な生餌なら特に。

 

「でも、もう慣れた」

 

 掲げた足で一気に振り下ろせば、ぶちゅりと弾け飛ぶ幼虫。液体を散らし絶命するその様は、なるほどかなり滑稽だ。人を食らう生き物でも所詮は虫なのだ。

 

「はぁ 虫を踏みつぶしてストレス解消ってのはどうなんだっと」

 

 軽くブチブチと幼虫を踏みつぶしながら委員長を探し出す。地面で横たわり快楽の声を上げ絶賛虫のご飯になってる方々は凄くどうでも良いので無視をする。どうせもう助からない。

 

「つーか内臓を食われた時点で人って助かるのか? まぁいいや人間って凄く頑丈でとっても脆いんだから」

 

 幼虫を踏みつぶしながら歩き回るが眼鏡をかけた件の委員長は見つからない。諦めて戻るとすれば…そこには絶句した皆の姿が見えた。

 

 驚いたり腰を抜かしたり、吐いてしまうのは実に当然の行為で俺の精神衛生上大変よろしい。でもそこからの立ち直り俺より早くない?上条がすぐに幼虫たちをどこからか手に入れた農具を使って殺戮する。止めはしない、止める気もない。

 

「やめてっ!まだ抵抗も出来ない幼虫です!」

 

 織部さんが止めようとするが…無駄で終わった。部屋の探索を終えた俺は部屋から出ると息を吐く。まだ胸がイラつくが死臭の香りが弱くなったからか先ほどよりはましだ。

 

「…大丈夫、じゃないよね」

 

「そりゃな。アレは人がしていい死に方じゃない」

 

 悲しそうに声を掛けてきた伊能に、反吐が出る気分で返す。苛立っているみたいだ、口調が少し雑になっている気がする。

 

「織部さん、ここには委員長はいない。ほかの家も探索しよう」

 

「は、はい」

 

 織部さんが驚いた顔で俺を見ている。果たして今の俺はどんな顔をしているのか、悲しんでいるのか怒っているのか。…まぁどうでもいいや。

 

 

 

 

「ちっ結局携帯は無しかよ…」

 

「もう一軒あるそこにきっと」

 

 外へ出てもう一軒へ行こうかと話していた時だった。空からまたあの大きな音が聞こえてきた。この巣の主ジカバチだった。

 

「皆伏せて!他の個体が別の獲物を運んでいるだけです。動かなければ気付かれません」

 

 織部さんの言葉に皆が慌てて茂みへと身を隠す。大きな羽音は威圧的で、中々の迫力だ。その羽音に三浦がしきりに神様に助けを求めている。ほかの皆も同様で上条も神野も例外ではない。…あの餌を見たらそうなるのは普通か。

 

「…リーダーの命令だ。絶対に動くんじゃっ!?」

 

 良い淀んだ上條。その顔はジカバチに捕らわれている獲物を見て顔色が変わった。震えるようにどうにか出せた言葉はどうやら知り合いの名前らしい。

 

「アキラっ!?」

 

 すくりと立ち上がりジカバチへと向かおうとする。なるほど捕らわれていたのは友人らしい。でも大声を出して動くのは…とてもマズい。

 

「アキっ!?」

 

「静かにしろ」

 

 だから飛びついてすぐさま地面へと引きずり倒す。足と腕を使って上條を羽交い絞めにし手を使って口元をふさぐ。うごうごと呻くが力を緩めるつもりはない。 

 

「んんー!んっ!」

 

「良い子だから大声を出すな…な?。それとも友達を助けれずに蜂に食われちまうのか」

 

 耳元で囁けばうめき声は止まった。友人を思う気持ちは実に美しいが、ここは冷静に行こう。

 

 数分時間が立てばジカバチはそのまま廃屋へと入っていった。それと同時に上條が俺を振り解いて立ち上がり気概を上げる

 

「離せ!アキラ…ちっきしょう!俺は怖くないっ!怖くないぞぉぉおおお!!」

 

 叫び声をあげ自分を奮い立たせる上條はそのまま家に突っ込んでいく。…あの形相はアキラと言う少年を助ける事しか考えていない。その必死さが俺の心にはとても尊いもの感じてしまう。

 

 友人の為に死地へと赴く。それのなんて尊い事か。何もない俺にはそれが酷く羨ましい。

 

「すまん皆。ちょっと俺も行ってくるよ!」

 

 対策や手段を考えずに俺も上条の後を追いかける。今の上条ではどうせ虫を刺激させるだけだ。

 

 だが流石は全力疾走、俺が家に着いた時にはもう上条は家の中に入り込んでしまった。

 さて、どうするべきか。困って周囲を見ますと俺の後ろに少女が1人、立っていた。知識が豊富の織部さんだった。

 

 

 

《織部 睦美》

 

 キャプテンにもしもの時の事を伝え、私は蟻原君の後を追いました。彼は玄関で家の中の様子を伺っています。

 

「織部さん、まだジカバチは家の中にいる。…どうする入るべきか」

 

「リーダーが心配です。中に入りましょう」

 

 ゴマ夫さんの中に入れておいたヘアスプレーを手に取り薄暗い家の中に入ります。しかし入ってすぐに二階の方から争うような音が聞こえてきました。

 

「ヤバイな…ってうぉ!?」

 

「ひゃ!?」

 

 蟻原君と顔を見会わせた瞬間メキメキメキと音を立て天井が崩れてきました。崩れて現れたのはジカバチとリーダーでした。

 

「あぎょぁぁあああ!!」

 

 襲い掛かるジカバチの牙に角材を挟み込んで必死に抵抗するリーダー。すぐに助けないととヘアスプレーを構えた私の前にさらにとんでもない光景がみえました。

 

「良く生きてた上條!そのまま踏ん張ってろ!」

 

 蟻原君がジカバチに飛びかかり蹴りを放ったのです。格闘技の経験が全くない私でもわかる鋭い蹴りドゴンッと音を立てジカバチの胴体に突き刺さります。

 

「うしっ!ってまだ死んでないよなそりゃ!」

 

 吹き飛ばされたジカバチは壁に激突して混乱しているようでした。それは私も一緒。先ほど伊能さんが言っていたミヤマカラスアゲハの件と言い蟻原君の身体能力は尋常じゃなかったんです。

 

「おい上條一端出直すぞ!」

 

「二階にアキラが居るんだ!逃げてられるかよっ!」

 

 避難を促す蟻原君ですがリーダーはそのまま二階へ行ってしまいます。私もジカバチが居なくなってから探すべきだと叫びましたが頭に血が上っているリーダーは話を聞いてくれません。

 

「おいっ!チッ 織部さん行こう!おそらく委員長もここにいる筈だ!」

 

 そんなやり取りをしている内にジカバチが立ち上がってきます。咄嗟にヘアスプレーを吹き付け私も蟻原君の背を追いかけていきます。

 

「上条!アキラは見つかったのか!?」

 

「居たぞ!アキラ絶対に助けてやるからな!」

 

 アキラと言う少年を背負うリーダー。私も千歳ちゃんを探しますが見つかりません。どこなの千歳ちゃん!

 

「織部居たぞ!あそこだ!」

 

 蟻原君の指さす廊下の隅に千歳ちゃんはいました。倒れていますがそれでも無事で…良かったと安心した瞬間でした。

 

「おいおい、諦めてくんねぇかな!?」

 

 ギチギチと音を鳴らしてジカバチが階下からやってきました。千歳ちゃんはジカバチの向こう側、もうすぐそこに千歳ちゃんが居るのに…っ!ジカバチは千歳ちゃんに危害を加えないと分かってはいてもとても歯痒くて仕方ない、そんな私の顔を見て何を思ったのか蟻原君は前に進み出ました。

 

「俺が囮になる。その間に委員長を抱えて逃げろ」

 

「っ!?駄目です!いくらあなたが強くてもハチの顎は貴方が思っているよりよっぽど強力なんです!」

 

 私の警告に一瞬ぶるりと体を震わせた蟻原君。それでも退く事はありません、寧ろ拳を構えだしました。

 

「それで友達を諦めろってのか?冗談キツイよ。今助けなかったら次生きてるかどうかわからないんだぞ」

 

 ジリジリとにじり寄って来るジカバチを前にしてもう時間がありません。リーダーはにじり寄って来るジカバチを見て声を震わせながら蟻原君に無慈悲な命令をします

 

「へっへへ、良く抜かしたぜ蟻原。骨は拾ってやるからぶっ倒せ!」

 

「言われなくても!織部さんチャンスを逃すなよ!」

  

 ジカバチに向かって走り出し再度飛び蹴りをかます蟻原君。その体に鋭いジカバチの顎が迫りますが、蟻原君のジャケットを掠っただけで当たりません。そのまま蟻原君は懐に入り込みジカバチの顎を蹴り上げます。一瞬ジカバチの頭部が持ち上がるほどの衝撃が響きます。

 

「織部さん!いけ!」

 

「っ! 千歳ちゃん!」

 

 蟻原君が戦っている間、私は千歳ちゃんを助ける事に頭を切り変えました。しかしリーダーの言葉にさらに状況が悪くなりつつありました。

 

「おい、後ろからも来ているぞ!?」

 

 ジカバチが巣から出るための穴そこから別のジカバチが入ってきたのです。そのジカバチは蟻原君と戦っているジカバチを認識すると両者の中に突撃していきました。

 

 状況が刻一刻と変わる中、廊下がミシミシと音を立てているのが聞こえてきます。ジカバチ二匹のもみ合いと蟻原君がさっきから壁を蹴って動く 振動に耐えきれなくなってきたのです

 

「駄目っ!崩れる!」

 

「備えろぉぉおお!!!」

 

 絶叫と崩壊音。崩れ落ちた先は幸運にも和室でした。すぐさま立ち上がり傍にいたリーダーに脱出口を教えます。

 

「あそこが出口です。早く!」

 

 リーダーはもう何も言わずアキラさんを抱えて走り出しました。私もすぐに千歳ちゃんに駆け寄ります。起き上がったジカバチ達がもみ合う中何とかして千歳ちゃんの傍まで駆け寄ります

 

「千歳ちゃん直ぐに助けるからね!」

 

 意識を失っている千歳ちゃんをすぐにこの修羅場から連れ出そうと引っ張りますが…ここで大きな誤算が発生しました。私の力では千歳ちゃんを引っ張る事が難しいのです。

 

 千歳ちゃんの名誉の為に言いますが千歳ちゃんが重いのではありません。意識を失った人が私の想定よりも重かったのです。

 

(駄目っこのままじゃ…)

 

 目の前にはジカバチの足、あわや八つ裂きにされるというとき、私ごと後ろに引っ張り上げられました。思わずと言った様子で振り向けばそこには蟻原君の姿が。

 

「待たせたな、さぁこの地獄からとっと逃げるぞ織部!」

 

「はい!」

 

 千歳ちゃんのお腹を背負うようにして抱え一気に走り出す蟻原君。その速度は人一人を抱えていることを全く苦にしない速さでした。

 

「織部さん!蟻原君!こっち!」

 

 外では伊能さんが声を上げていた。皆も一緒に居る。空では大勢のジカバチ達が争いあうという私が想定していた事態だった。

 

「いったい何なんだよ!どうなってるんだ!?」

 

「説明は後でします!今はとにかく走ってください!」

 

 今はとにかく説明よりもここから逃げる事が先決でした。皆でとにかく走って…そうして私たちはジカバチの巣から逃げることが出来たのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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