足摺岬・四万十川殺人旅情   作:新庄雄太郎

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いよいよ、最終回を迎えました。果たして犯人は?


第7章 最果ての旅

南と小泉が乗った新幹線「ひかり109号」は岡山駅に到着した。

 

「すいません、鉄道公安隊の者ですが。」

 

「わっ。」

 

と、小西は驚いて逃げ出した。

 

「わたしは、その4人を殺していないぞ。」

 

「とにかく、公安室まで。」

 

南と小泉は小西を連行して、岡山公安室へ。

 

「この4人ですが、どういう関係ですか。」

 

「私は高坂物産の営業部の係長なんです。」

 

「では、被害者の4人はその部下ですか。」

 

「は、はい、でも私は殺していません。」

 

「小泉、犯人は別にいるって事か。」

 

「ええ。」

 

そして、警乗に戻った南と小泉は被害者の4人について報告した。

 

「班長、最初に殺害された宮浦春馬と前原美咲、そして第二の殺人で殺害された森松節子、そして四万十川で殺害された浅井忠雄は、営業部営業第2係長の小西昌弘の部下だと判明しました。」

 

「では、事件の真犯人は他にいるって事か。」

 

「そうです。」

 

「これではっきりしたぞ、犯人は新幹線と特急と夜行列車に乗り次いで犯行を行ったんだな。」

 

「ええ。」

 

高山はこう推理した。

 

新幹線「ひかり33号」に乗る 7時07分 発車

 

岡山駅 11時00分着 下車

 

岡山発 特急「しおかぜ5号」に乗る 11時19分 発車

 

多度津駅 12時06分着

 

多度津駅 特急「しまんと5号」に乗る 12時24分 発車

 

高知駅  14時11分着

 

土佐くろしお鉄道に乗って中村へ

 

足摺岬へ行き、2人を殺害。

 

再び高知駅へ

 

高知発 特急「しまんと10号」に乗る 14時17分 発車

 

高松着 16時30分着

 

そして、高松へ行っていた。

 

高松発 寝台特急「瀬戸」に乗る 20時37分 発車

 

浜松辺りで森松節子を毒殺。

 

東京着 7時12分着

 

「つまり、犯行は可能って事ですね。」

 

「そうだ、この高坂物産の中に入るって事です。」

 

「ほう、それは誰なんだ事件の真犯人は?。」

 

「恐らく、専務の山崎達郎じゃないかと。」

 

「なるほど。」

 

「よしっ、山崎を逮捕しよう。」

 

「はい。」

 

高坂物産来た特捜班は確保へ向かったのだが、山崎はすでに姿をくらました。

 

「やはり、新幹線で逃げたんじゃないかな。」

 

「ああ、可能性があるな。」

 

「主任、山崎は9時56分発の新幹線「のぞみ9号」の切符を購入したそうです。」

 

「何、新幹線「のぞみ」で逃げるつもりだ。」

 

そして、特捜班たちは新幹線ホームへ。

 

「高坂物産の専務の山崎達郎だな、殺人容疑であなたを逮捕する。」

 

「観念しな、山崎。」

 

高山は山崎に手錠をかけた。

 

3日後、収賄容疑で高坂社長が逮捕され、山崎と組んでやったと自供し、殺人教唆でも再逮捕された。

 

 

 

 




劇中の列車時刻は、93年のダイヤを使用しています

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