カルデアのカウンセラー、サーヴァントをNTRたい。 作:榎田 健也
……すみません、出来ればお気に入り、感想、評価等々お願いします。
忙しいので不定期になってしまいそうです。
ダ・ヴィンチちゃんのせいで前編・後編に分かれてしまいました。ですが、絆レベルは前編で一つ、後編で一つ上がることとします。
意外と早くNTRるのか!?
「ヒマだ」
自室のベッドの上でそうつぶやいた。タブレットを使って電子書籍をヒマつぶしに読んでいるが、やっぱりヒマだ。俺は今日からカルデアの雑用アルバイトではなく、サーヴァント・カウンセラーに大出世を遂げたわけだが、そこまで日常は変貌しなかった。
シフトは以前からダ・ヴィンチちゃんが決めており、ダ・ヴィンチちゃんが言うには「効率的に作業するためのシフト」であるらしい。効率的かどうかの実感はあまりないが、自分の判断でやって効率が悪くなるのは嫌だからな。ていうか、万物の天才がシフト管理するってどんな世界観だよ。今更だがカルデアやべーな。
そんなわけで、今日は午後四時半まで雑用をし、三十分の休憩の後サーヴァント・カウンセラーの業務兼自由時間、らしい。何でも、開設したばかりのため宣伝があまり出来ておらず、しばらくは来ないかもしれないそうだ。そのため、カウンセラーの業務以外はやることが無く、自由時間となる。そして、サーヴァント・カウンセラーは実質ボランティアの扱いになるらしい。……つまり、俺は変わらず雑用をし、かつ自由時間にサーヴァントをカウンセリングして、そして――
給与は変わらない!!!(ここ重要)
雑用の時間が減って自由時間が増えた……が、サーヴァントが来れば自由時間は減るし、仕事をしている時間は増える。なのにそれは勤務時間として扱われない。貧乏くじを引かされたのではないだろうか……? まあ幸いなのは、時給制ではなく日給制、日用品は申請すれば支給されるし住み込みのためお金が必要な場面もないってことくらいか。……まあ、住み込みだから日給は少ないんだけどネ!(応募ページに記載されていた情報は全てウソだった。好条件のバイトに応募するときは住所等をしっかり調べておいた方がいいぞ!)
「やあ、やってる?」
「帰れ」
電子書籍を閉じ、起き上がりベッドに座り彼? 彼女? をじっと見る。カウンセリングルーム兼俺の部屋にやって来てズカズカと上がり込み勝手に椅子に座るのは、俺に貧乏くじをひかせ、さらに俺のシフトを管理している万物の天才、ダ・ヴィンチちゃんだった。
「ひどいな~、私がカウンセリングされに来たのかもしれないだろう? まあ、違うけど」
「うん、予想は出来てたわ。何しに来たんですか」
一応、俺より前にカルデアにいる先輩で、更には上司でもある。当然、敬語は使わなければいけない。帰れ? そんなこと言ってませんよ?
「いや、オナ――自家発電をしていたならそろそろやめるように、と思ったんだが」
「だったらノックしろよ、俺が本当にしていたらどうしていたんだ」
「写真を撮って流出させる」
「シャレにならねえからマジでやめて!?」
これからするときは気をつけよう、と思いました。(小並感)
「ん? そういえば、さっきは何を読んでいたんだい? エロ本かい?」
「だからしてないっつってんでしょ。カウンセリングの本ですよ。専門すぎてよく分からないけど。……さっきの、嘘ですよね? 流出しませんよね?」
「ああ、カルデアの電子書籍のサーバーか。しっかり勉強しているんだね。しかし……そんなものまで入っているんだね」
「マンガも入っていますからね。自由時間に読ませてもらってます。……で、さっきのは嘘ですよね?」
「まあいい、マンガも読書のうちだし情報が身に付く場合もある。一概に悪いとは言えないかな。」
「嘘って言ってよダ・ヴィンチちゃんッ!!」
「ああ、さっきのは冗談だ」
「ぃよ~し!」
「カルデアのサーバーに流す!」
「それを流出というんだダ・ヴィンチちゃん!」
本当に、冗談じゃないっ!
「ふふっ、キミが気をつければいい話じゃないか。それに、こんな話をしている暇はないぞ?」
「アンタのせいでしょ……って、何でです?」
「今日も天才の私がキミのシフトを組んであげたんだ。来るに決まってるだろう?」
「いや、誰がです?」
「決まっているだろう――」
「依頼人さっ!」
生真面目なリズムでノックが三回され、ウィンとドアが開く。入ってきたのは――
「失礼します、マシュ・キリエライトです! ……って、ダ・ヴィンチちゃん!?」
カルデア職員兼マスター君のサーヴァントである、マシュ君だった。
「やあ、マシュ。椅子は私が座っていたものを使うと良い。……では、私はこれで失礼するよ」
そう言って、颯爽と天才は去って行った。何だったんだろう。
「あ、あのっ! ここがカウンセリングルームとお聞きしたんですが……」
「ああ、合ってるよ。どうぞ座ってくれ」
マシュ・キリエライト。俺より先にカルデアにいるにも関わらず、自分は後輩であり敬語は使わなくても良い、と言っていた変な人。まあ、何か深い理由がありそうだし、大人しく同僚みたいな感じに接している。マスター君とは廊下とかで会えばよく話すが、マシュ君とはあまり話したことはないな。大丈夫だろうか。
「じゃあ、えっと、どうしようか。……そういえば、どうしてここの存在を?」
話の切っ掛けが分からなかったので、取り敢えず気になる事を聞いてみることにした。このまま会話が続けばいいんだが。
「その……ダ・ヴィンチちゃんから聞きまして。何か悩みがあれば、とか」
「…………」
「…………」
陰キャにはきつい空気だ。どうしよう。えっと……そうだ!
「じゃあ、悩みを知る前にある程度君の事を知っておこうと思うんだけど、いいかな?」
「……たしかに、必要なことかもしれませんね」
よし、じゃあ、えーと……
「じゃあまず、名前と年齢を教えてくれるかな?」
「えっと、マシュ・キリエライトです。16歳です」
――Fate/Grand Order 出演―-
なんか変なテロップが出てきた気がするけど、気にせず続ける。
「16歳? もう働いているの?」
「サーヴァントです」
「サーヴァント? あっ……(察し)ふ~ん(同情)……え、身長・体重はどれくらいあるの?」
「え~、身長が158cmで――」
「うん」
「体重が……って言いませんよ!」
「ダメか~」
確かに、女性に体重を聞くのは失礼だな。若いから年齢は良いのだろうが、気をつけるべきだな。
「ごめん、今のは忘れてくれ。……今なんか、やってんの、スポーツ…すごいガッチリしてるよね」
「特にはやってないですけど、トレーニングはし、やってます」
「恋人とかいる?今」
「今は、いっ、いない、です……」
「今はいない? いつまでいたの?」
「い……いたことない、です……」
「ふーん」
「わ、わたし、そういうのまだ早いと思うんで……」
かわいい。
「こっ、これカウンセリングに関係あるんですか……!?」
関係あるかどうかで言えば……
「ないです」
「ないんですかっ!?」
「いや、カウンセリング初めてだからさ、ちょっとこっちも緊張しちゃって。カウンセリングするならその人の事も踏まえて考えないとな、と思って」
やばい、脇汗が気持ち悪い。休憩時間にシャワー浴びたのに。
「……その考え方は、正しいと思います」
「え?」
「あなたは、信頼できる人だと思います。だから……わたしの悩みを聞いてください。わたし、わたし――」
「最近パーティに入れてもらえてないんです!」
…………は?
「マスターは、最近わたしをパーティに入れることが減っているんです。以前はサブメンバーに多く入れていただいていたんですが、最近はメインはおろかサブにも入れて頂けず……」
「あれ、でもマスター君と一緒に行動してるよね?」
「召喚システムが使えない時に戦うだけです。後は護衛です」
「あぁ……うん」
不憫だ。不憫すぎる。召喚システム無しでも戦うことができ、シールダーだから弱点がない。だけど、戦力に加えて貰えない。とても不憫だ。
「じゃあ、普段は誰がパーティにいるの?」
「ワルキューレさんと、スカサハ=スカディさん、茨木童子さん、不夜城のアサシンさん、バニヤンさんです」
「前衛はシステムか。後衛は……うん、ある程度予想出来てた。聞いてくれ、キミのマスターは――」
「真性のロリコンだッ!」
恐らく、彼女も知ってはいただろう。マスター君が、幼女が好きな変態であると。
「そ……それは、ロリータ・コンプレックスの略ですよね! それなら、12~15歳の女子が対応するはずです! それなら、16歳の私でも――」
「違うッ!」
「え……?」
違うんだ、マシュ君。俺が言ったのは、「日本のオタク文化でのロリコン」。君が言ったのは、「定義上のロリコン」だ。つまり――
「つまり、マスター君は、正確にはロリコンではない! ……小児性愛者の予備軍だッッ!」
「な……なんですって――!!」
狭い部屋に、少女の叫びが響き渡った。……お、俺は卑猥なこととか何もしてないからね? 本当だからね?
マシュはですね、
基本的にはカルデアの、マイルームといわれる地域に過ごしていまして(お気に入りサーヴァントを変更していなければ)、
耐久力ぅ…ですかねぇ…
スキル1や宝具で全体の防御力を上げられますし、
他のスキルでターゲット集中や無敵があるので、
敵サーヴァントの単体宝具にも余裕で耐えてくれますね。
じんりほしょうきかんかるであ すたっふのおにいさん