「ふあぁ~~」
朝の日差しで無理やり目を覚まされる。
ボサボサの銀髪をボリボリとかき、背伸びをし意識を一気に覚醒させる。目覚ましが鳴る五分前に起きてしまい二度寝するきにもならず、とりあえずベットから降りる。
「……相変わらず早起きだな」
扉を開けるといい匂いが漂ってくる。一階から楽しそうな声が聞こえてくる。階段を降りると大事な妹たちが仲良く朝食を作っていた。
「おはよ、兄さん」
「おはよう!兄さん!」
起きたら妹たちが笑顔で迎えてくれる。これ以上の幸せはあるだろうか、いや無い!
ということで、このかわいい妹たちを紹介しよう。
落ち着いた挨拶をしてきたのが長女のラグナログ
ファンキル学園高等部の2年生であり、生徒会の副会長を勤めている。文武両道で才色兼備、みんなを引っ張るリーダーシップが特徴的である。ラグナの指した道は希望の光で満ち溢れていると言われている。(妹の友達目線)
自慢の妹である。
元気よく挨拶してきたのが末っ子のアマネ
ファンキル学園中等部の2年生で、学園でも家庭内でもマスコット的存在である。頼みごとなどは断れないタチで、困っている人にはすぐに手を差しのべる、まさに天使である。振り撒く笑顔は荒んだ心を癒し、生きる希望を与えてくれるとされている。(兄目線)
自慢の妹である!
「今日は起きるの少し早いね、兄さん」
「まあな、アマネは今日も手伝いか?」
「そうだよ!兄さんには毎日美味しい朝ご飯食べてほしいからね!」
天使である、この妹の為なら神も殺せる。
とまぁ、おかしなテンションになってしまったが作ってくれた朝食を頂くとしよう。
「「「いただきます」」」
朝はだいたい3人での食事になる。
「兄さん今日は何時頃帰ってくる?」
「ん?今日何かあったか?」
「ううん、遅くなるなら夕飯とっておかないと」
「そっか、まぁヴァリン次第かな」
「何?兄さん達また何かやったの?ヴァリンさんに迷惑かけてない?ヴァリンさんちゃんと寝てるの?」
「なんでそうなんだよ!むしろこっちが迷惑かけられてるっての。……まあ、あいつのテンションがまともだったら、早めに帰れるな」
「じゃあさじゃあさ!早めに帰ってきたら一緒に晩ごはん作ろ!久しぶりに兄さんの料理食べたい!」
「ふふっ、アマネは本当に兄さんが好きね。そうね……、じゃあ私も一緒に作ろっかな?」
「おいおい、それいつもと変わらなくないか?」
「兄さんがいれば特別なの!だから約束だよ?」
「わかったわかった、早めに帰れるようにする」
「やったぁ♪」
本日、定時での退社が決まった瞬間である。
それぞれが支度をし、家を出る準備をする。
「そういや、二人は?」
「まだ寝てるわ、また今日も遅刻かしらね」
「姉さん達なら、私が寝るまですごく騒いでたよ?」
「……今日遅刻したらうんと叱ってやれ…」
「しょうがないわね……」
こうして3人仲良く家を出る。俺の職場は学園の通学路の途中にあるため、そこで二人と別れる。
「「いってきます、兄さん」」
「おう、いってらっしゃい」
二人と別れ、仕事場に行く。着いてもだいたいは暇な為通学路を眺める。二人の登校時刻は早いため、少し経つと多くの学園の生徒がこの道を通って行く。
(今日はどっちが勝つかな?)
ヴァリンを仮眠室に放り込み、窓から景色を眺めてボーッとしていると学園のホームルームの時間が迫ってきていた。
そろそろかなと耳を澄ませると、自転車を漕ぐ音と罵倒の応酬が聞こえてくる。
その声の方を見ると、見慣れた銀髪の双子が見えた。
一人はだらけた表情で、もう一人は鬼のような必死の形相である。
「なんでラグナ姉もアマネも起こしてくれなかったのよ!もうギリギリじゃない!」
「レ~ヴァ~はやく漕いで~~、遅刻しちゃうよ~?」
「うっさい!誰のせいだと思ってんの!?」
「寝坊したノロマな愚妹のせい?それとも昨日ボロカスにした負け犬のせい?それとも私の前で必死に自転車漕いでる鈍足な亀さんのせい?」
「ふざけんな!そんなに言うなら自分で走ればいいじゃん!て言うか走れ!」
「いいからはやく漕げ、負け犬」
「あああーーー!!くそスロウスーーー!!!」
……今日は三女の負けらしい。そしてこの時間じゃ二人とも遅刻確定である。
紹介は、…いいか。めんどくさくなってきた。
とりあえず、兄である俺「ゼロ」は学園の方向に合掌しておいた。
この物語は、あったらいいなと思いノリと勢いだけで描いた結構ガバガバな物語である。
ワイの中のイメージ
ゼロ「シスコン」
ラグナ「駄目人間製造機」
スロウス「文武両道な駄目人間」
レヴァ「ツンデレ」
アマネ「ブラコン」
批評や反論は受け付けます。
評価していただけたら幸いです。