Fate/GrandOrder IF   作:ハーメルンのopen

2 / 2
はいどうも皆さんこんにちは。

FGOの星5配布で舞い上がっていたのもつかの間、対象鯖に山の翁街無かったことにショックを受けて寝込んでいた狂信者です。

今回はオリュンポスで召喚された代わりに人類最古の英雄王を召喚してみました。


もしもオリュンポスで人類最古の英雄王が召喚されたら

マカリオス

「アイテールの起動第五層まで完了。あとは・・・?!」

 

アデーレ

「どうしたのマカリオス!?」

 

マカリオス

「おかしい・・・勝手にアイテールが起動している!」

 

藤丸立香

「なんだって?!一体何が・・・!」

 

マシュ「先輩!上を!」

 

藤丸立香

「!!」

 

ゼウス

『 ヒ ト よ 』

 

『 さ ら ば 』

 

機神ゼウスによって幾筋もの巨大な、そして星を破壊するほどの雷が大地に降り注ぎ、星は破壊される

 

はずだった

 

???

「まったく、人を愛する神が全ての人を捨て、人が生きた記録だけを残そうとするなんて。」

 

ゼウスは金色の鎖に絡め取られている。

 

???

「ギリシャの神々はもう少し人間くさいと聞いていたのだけどね。」

 

マシュ

「あ、あなたは・・・!」

 

現れたのは緑色の髪を持つ麗人。メソポタミアの神々が創り上げた美しき兵器。

 

エルキドゥ

「よく頑張ったね。サーヴァントランサー、エルキドゥ。君の呼び声で起動したよ。」

 

ゼウス

『 小 癪 な 』

 

『 汎人類史の神々が創り上げた兵器など! 』

 

エルキドゥ

「そうだね。僕だけじゃ君を倒すことは出来ない。」

 

「でも彼ならやってくれる。神々との決別を宣言し、人の時代の始めた彼なら。」

 

マシュ

「そ、その方はもしや・・・」

 

???

「ふはははははは!!よくぞ言ったエルキドゥ!そして藤丸立香よ!よくぞ全知全能を名乗る神相手にここまで耐え抜いた!」

 

藤丸立香

「あ、あなたは・・・」

 

ギルガメッシュ

「サーヴァントアーチャー、英雄王ギルガメッシュ。傲慢な神がいると聞いて来てやったわ」

 

マシュ・立香

「「王様!」」

 

ゼウス

『 き、貴様は、英雄王ギルガメッシュ!  』

 

『 神と人間の間に生まれたヒトでありながら、神を不要と判断し人の時代を始めた 』

 

『 人類最古の英雄! 』

 

ギルガメッシュ

「さて、神を名乗る傲慢な機械よ。貴様は人を愛すといっておきながら人を何一つとして分かっておらぬ」

 

ゼウス

『 な に 』

 

ギルガメッシュ

「人とは育ち旅立つ者。しかし貴様は人を鳥籠の中に押し込め、愛玩するだけのガラクタへとなり果てた。」

 

ゼウス

『 愛するヒトを守るのは最高神たる我の役目 』

 

『 この星に終末が来ようとも我が愛した民の痕跡だけでも 』

 

『 せめて神の時代にとどめるのだ 』

 

ギルガメッシュ

「・・・やはり貴様は何も分かっておらぬようだな」

 

ギルガメッシュは宝物庫から1つの歪な鍵剣を取り出す。剣の銘は“王律鍵バウ=イル”

ギルガメッシュ王の宝物を収める蔵の鍵である。

 

ギルガメッシュがバウ=イルを廻した瞬間、幾筋もの赤い光が幾何学上に延び、そして気がついたときにはギルガメッシュの手に形容しがたい剣のような何かが握られていた。

 

その銘は“乖離剣エア”バビロニア神話で天と地を分けたとされる剣

 

ゼウス

『 小癪な 』

 

『 我が全能を以て焼き尽くしてくれる 』

 

ギルガメッシュ

「さあエアよ!再び神と人とを分かつ時が来た!!これより人は神と決別し、この一撃を以て、人の時代が始まるのだ!」

 

星を滅ぼすほどの雷。対して放たれるはかつて天と地を裂いた一撃。

 

「いざ仰げ!『天地乖離す開闢の星』!!!」

 





オリ小説も描いているので気になる方は是非下記URLよりどうぞ

https://www.alphapolis.co.jp/novel/38556114/95345537

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。