いやほんとにお待たせです
内容忘れてる!って方がほとんどだと思いますが、良ければ前の話と一緒にご覧下さい
……ここは…
目が覚めるとそこはいつもの病院ではなく見慣れない天井だった。
とにかく起き上がろうとするが何故か身体が言うことを効かない。
「……?、は…、。」
おかしい…声も上手くでないような気がするぞ…?
それにおれは何日間眠っていたんだ……?
「…目が覚めましたか?」
「だ……、れ…だ……?」
「あなたの担当をしている医師です。〇〇さん、誠に勝手ながらあなたの身体で実験を行わせて頂きました。その反動で暫くは体の制御が全く効かないのでご注意ください」
何を言ってるんだ、というか実験ってなんの話しなんだ…?
気になるがそれを聞くほど発音できるかがわからない。今の発音だけでも精一杯なのを考えても聞くのは難しいだろう。
「サグメ様を読んできます」
そう言って医師は部屋から出ていった。それから少ししてサグメとその護衛を複数人連れて戻ってきた。
『お前達は下がっていろ』
サグメがなんて書いたのかは分からなかったが、護衛達は部屋から出ていった。
…一体なんなんだ?
『今から声を出せるようにしよう』
「君は喋れない、そうだろう?〇〇」
そう言った。すると、俺の喉にあった不快感が消し飛び
「喋っ…れてる…ありがとうございます。」
『良かった。それで体調に問題は無いか?』
「まぁ…身体が動かないこと以外は…」
『そうか、では初めに君を実験に使ってしまったことを謝らせてくれ。
その実験のせいで君はもう二度とあの場へは戻れない』
「どういうことですか」
『それは彼女から聞いた方がいいだろう。』
そう書き終えてサグメは部屋からある人物をつれてきた。
「依姫……」
「目覚めたのか…。良かった……」
「全身動かすことすらできないけどな。何か知らないのか?」
「そんなことよりも…〇〇、私と一緒に都で暮らさないか?お前も先の戦闘で分かったはずだ。地獄のトップ達が出てきてしまえばいくら〇〇と言っても一瞬で打ちのめされてしまう。」
……それはそうだ。現に俺がここまでの損傷を受けたのはあの女のせいだった。
「でも…俺の死ぬべき場所はあそこだと決めているんだ。」
「……それならもう向かわなくてもいいじゃないか。」
「…俺はまだ生きている。ならまだ戦える筈なんだよ…だから……」
この傷が治ったらすぐにでも前線に復帰する……とそう伝えようとした時だった…依姫は俺の耳を疑うような台詞を口にした。
「行ってもダメなんだ…もうお前は穢れを少しでも吸ってしまえば二度と目を覚ますことができなくなる。」
「……?どういうことだ…?」
「お前を治す際に…軍の上層部との会議である実験を行うことになった。
玉兎の中で凄まじい程の戦果を上げた〇〇だからこその話しだ…お前の体を玉兎から月人に昇華させることでもう一度目を覚まさせることができたんだ。」
「それってつまり……俺は本当に…?」
依姫は黙って頷いた。その様子を見て、俺はますますその事が本当なのだと理解してしまう。
「新兵の育成に力を入れてくれないか?そのくらいのポストなら用意することができる。」
「………………少し、考えさせてくれ」
「わかった…」
一人になった病室で考え込む。さっきの話を聞いている限り、俺は本当にもう動けないのだろう…今の身体の様子からして、俺は以前のように動き回れない。
機動力が必要となる戦場において、それは致命的な欠陥だ。
つまるところ…
「諦めるしか……ないのかな…」
ーーー
ーー
ー
あの時から何年の月日が流れただろう…前線から身を退いた俺は依姫と共に新人玉兎の訓練に力を注いだ。
後から聞いた話だが、一人で百体倒す玉兎よりも、一人で確実に一体倒せる玉兎の方が戦争においての効率がいいらしい。
訓練を終えた玉兎の中に、地上へと逃れていった玉兎もいたそうだが、それに関しての情報は俺には開示されていない。
だが、次の任務で俺は地上に降りることとなった。
「〇〇、本当に地上に降りるのですか?」
「上層部からの命令だ。仕方ない」
「ならせめて…」
「あぁ…すぐにもどるって。信じてくれ」
そうして俺は地上へと移動を開始するのだったーーー
続きません。(今のところは)
質問等あればコメント欄に
5ヶ月間放置してしまい、続きを待っていた人にはなんとお詫びすればいいか……
とりあえずこんな終わり方ですが完結させることが出来たことをここに。