個人的な理由により時間が作れなくなりました。ですので…伝えたい所だけを書き、ダイジェストのようにしていこうと考えています。小話を数話纏めて投稿し、時間ができたら、ちゃんとした話に書き直していこうと考えています。不快に思いましたら申し訳ございません。
〈バギー編〉
▪️1▪️
原作道理、ナミに騙され捕まるルフィ。ナミと二人で話しているとき、料理をもって一人の男が話しに入る。
「やあ二人とも、楽しんでるか~い?」
近づいてきたのは三日前、バギー海賊団に雑用として入った男、スターマン。
料理を持った皿をルフィの前に置くと、お裾分けとして食べていいよと食べ物を与える。
「おまえ、いいやつだなー!!」
「あっはっは! ボクもそう思う……でも周りからは
三人で話していると、バギーから余興をやれと命令され、宴会のなかに移動。いなくなると残った二人が会話する。
「なんか、変な奴だったわね」
「そうか?食い物くれてたし、いいやつじゃん」
宴会中央で余興を開始。余興の内容は『ジャグリング』……どこにでもあるボール3つで開始。
内容がショボくて周りからブーイングを受ける……しかし、ここからが本番と言うと……いつの間にかボールが
『『『えっ?』』』
突然のことに誰もが驚くなか、ボールは何処からともなく増えていき……ついに、ボールは十個まで増える。
「こっからが
スターマンがそう言うと、今度はボールではなく……なぜか
『『『はぁ!!?』』』
誰もが驚愕するなか……ボールの他に
そして最後にジャグリングに使用したものを全て宙高くに投げ飛ばし……
誰もが大興奮となり、バギーも大喜びになる……そしてそのまま原作通りに話しは進む。
▪️2▪️
原作道りにゾロが助けに来る。ゾロと戦おうとするバギー
「バギー船長、ボクにゾロをヤらしていただけませんか?」
「雑用風情なに言っているのか判ってんのか!?」
スターマンのお願いに激昂するバギー。しかし、スターマンの号泣しながらの懇願に、ドン引きしながらも渋々了承するバギー。ウキウキ気分でゾロに対峙するスターマン。
「やめとけ、弱いものいじめは好きじゃない」
「弱いものいじめが嫌い?
ゾロの眼前から消えるスターマン。驚愕するゾロ……気付いたときには懐に入られていた。
「
辛うじて攻撃を躱すゾロ……相手の力量を読み間違えたことを悟る。そんなゾロに語りかけるスターマン。
「恥じる必要なんてないよ……いつもこんな感じだ」
「ボクと戦った奴は戦ったあとに悟る……、誰が
「っ抜かしやがれ……!」
三刀流で本気で相手をするゾロ。対して徒手空拳で相手をするスターマン。お互い激突し、二人だけの戦闘が始まる。
何十合目と激突し合い……スターマンの方が優勢だと周りは理解する。
『海賊狩りのゾロ』相手に雑用が優勢なためか、動揺し騒がしくなる海賊達……そんな中、スターマンはゾロに対して
「『一発勝負』……先に一撃いれた方が勝ちだ。どう……この提案?」
「面白ェ、のった……その勝負!」
「よく言った!その心意気に敬意を評し『海賊流の戦い』で相手してあげる」
ゾロが提案を承諾し、スターマンは
誰もが緊張するなか……先に動いたのはスターマン。ゾロに突進しながら拳を突き出す。ゾロの方は刀を交差させ、相手の突き出してきた拳に会わせて刀を振るう。
「"鬼斬り"!!!!」
「"
凄まじい衝突音とともに均衡する二人。競り負けたのは……スターマンの方であった。
「!──バカなッ!!?」
「これで……終わりだ!!」
ゾロの止めの攻撃が迫っているにも関わらず、自分が負けたことに信じられず驚愕しているスターマン……刃がスターマンに迫るそのとき、ゾロの動きが止まる。ゾロを見ると
「!!?…ゾロっ!!?」
「!?…………なに
「!!! ヒ……ヒヒヒヒヒッ……!」
血を吐きながら膝を付くゾロ。突然のことに驚くルフィとナミ……そんな中、何が起こったのか理解したスターマンは歪んだ笑みを浮かべる。
「"バラバラの実"……それがおれの食った悪魔の実の名前だ!!!」
離れたところから笑いながら説明するバギー。どうやら、能力で腕をとばしゾロを刺したようだ。
「イヤーありがとうございますバギー船長!!
「ぎゃーーはっはっはっはっは!!しかし雑用…おまえの船長であるこのおれをアゴで使うたァ、ハデに生意気なヤツだ……褒めてやる!!」
「お褒めにいただき光栄です。イヤ~、ボクは使えるものなら親でも使う人間ですので!」
「どういうことよ!?」
「ん?ああ……簡単だよ新顔ちゃん!いや、もう新顔じゃあなかったか…。さっきの勝負を仕掛けるとき、バギー船長に目配せで伝えといたんだよ…………『勝負が始まったら後ろから刺してください……っ』てね!!!」
スターマンのその言葉を聞いて激昂するルフィ達。
「卑怯だぞ!!おまえぇ!!!!」
「そうよ!!いくら海賊だからって、こんな……!」
「はぁ?海賊の戦いにおいて卑怯なんて言葉はない……騙される方が悪いんだよ」
嘲笑いながら言うスターマン。それを聞き爆笑するバギー一味……その後、原作通りに話しは続く。
ルフィはバギーを怒らせ挑発し、ゾロは傷を押さえながらもバギーと交戦……その後、大砲をバギー海賊団に向け……砲撃。混乱する中、ルフィ達はその場から離れることに成功するのだった……このとき、三人の中にあの
そして、これ以降……ルフィ達三人は、この街でスターマンに会うことは一度も会うことはなかったのだった。
▪️3▪️
その頃、スターマンは酒場の遥か空の上にいた。
スターマンはルフィ達にバギー玉で砲撃された直後……能力を使い、上に跳んで逃れていたのだ。空の上から酒場の惨状を確認し、ぼやくスターマン。
「いや~危ない危ない……!でも、これで『縁』は出来たし、結果オーライだっ!」
当初の目的だった『顔見せ』は達成できたので満足するスターマン。この町から離れようとするが、フと頬に痛みが走り手で触ってみる。見ると指に血が付いており、どうやら先ほどの最後の勝負で顔に刃がかすったらしい。
先ほどの戦闘……スターマンは己の能力を封じて戦っていたのだ。しかし
しかし結果は、こちらが負けた……もし、バギーの横槍がなければ、自分は……、手に付いた自分の血を見ながらしばらく考え
「──チッ」
忌々しそうに顔を歪め、舌打ちを打つスターマン……今度こそ能力を使い町から離れる。次に向かう場所は『シロップ村』……三人目の仲間、ウソップの出身地である。
ちなみに……スターマンが町から去ったあと、バギー海賊団がしばらく雑用を捜索していたのは内緒である。
〈キャプテン・クロ編~後日談〉
▪️1▪️
「やっぱりこの
赤い屋根の家の乗った星──『家星』からスターマンは眼下の坂道の戦いを見物しながら不思議そうに呟く。
先ほど、この坂道でルフィと海賊"百計のクロ"との対決が行われていたが、現在はルフィの頭突きを喰らい相手は失神。勝負はルフィの勝利となった。……が、どうも釈然としない。
「3年間のブランク……って言うのもあるんだろうけど、やっぱり『舐めプ』していたのが敗因かな~」
前回、自分も痛い目を見るところであったため、やはり現段階においても
そうこうしているうちに気絶したクロを連れて撤退していく海賊達。それを確認し目線を外し考え込む。
この後、ルフィ達は『ゴーイング・メリー号』を手に入れ、三人目の仲間…ウソップを引き入れるはずだ。前回、バギー海賊団での顔見せも済ませたため、スターマンはそろそろ自分も仲間に入る準備を行うのだが……少し、問題があった。
「……どうやって登場しようかな~」
前回…ルフィ達とは敵対関係であり、さらに戦闘では卑怯な戦法を使った為、相手は相当な悪印象を持っているだろう……しかしそこは問題としていない。むしろ、良かろうが悪かろうがスターマンに強い印象を向けてくれるのならば少なくとも空気のような存在にはならないだろうという考えである。
問題は入ったあと……どの程度ルフィ達に力を見せるべきかと迷っていた。スターマンの戦闘は基本、不意打ちや騙し討ちなどが多く、相手に自分の能力を悟らせない戦いを意識しているのだ。どんなに強力な能力者であっても、事前にどんな能力かを知っていれば対応され敗北に繋がるという考え方をしており、それゆえにスターマンは自分の能力に対して情報を与えず……仮に使用してもその能力だと特定されにくい攻撃をするか、相手を完全に息の根を止めるつもりで能力を使用してきた。
その警戒心のおかげでスターマンの能力は『世界政府』であっても詳細には掴めておらず、特定するに至っていないのだ。
しかし、ルフィ海賊団に入ることにより戦闘は多くなる……必然的に能力を使う場面も多くなり、能力に対し対策も練られる可能性が大きくなる。スターマンはこれを……とても嫌がった。正直、仲間に入ろうとするルフィ達にも自身の能力を伝えたくなかった。
いっそ、仲間に入るのはやめようか……そんな考えもあったが、頭を横に振るい否定する。
「……
一瞬、暗い眼をしたスターマンは、気を取り直してどう登場するかを改めて考える……しばらくし、別に無難でもいいかな?と、若干思考放棄した考えになってしまったが、とにかく決まったのでその場を離れる。
向かう場所は次の仲間がいる場所……『バラティエ』に続く海上に向かった。
▪️2▪️
場面は変わり、海上の『ゴーイング・メリー号』の甲板。
そこには新たな仲間……狙撃手ウソップを加えた四人の人影があった。彼らは今ウソップにこれまでの冒険を話しているところであった。今はスターマンと出会った場面を話していた。
「なんだそいつ、スゲェ嫌な奴だな……!」
「そうなんだ!最初メシくれたからスゲェいい奴だと思ってたのに!!」
「ほんとよ……でも、あいつゾロと同じくらい強かった」
「ふん、次会ったら今度こそ決着つけてやる…!」
「まァ!もしそんな奴がおれの前にいたとしても…このキャプテ~ン!ウソップ様が返り討ちにしてやるがな!!」
「アンタじゃ普通にやられるわよ」
「アイツ今ごろなにしてんだろうな」
「
「「「「!!!?」」」」
突然、四人の会話に割り込む声……驚いた四人は声のした方に顔を向ける。
そこにいたのは会話に出て来たスターマンがいた……ただし、逆さまに宙に浮いた状態で。
「ぎゃあああああ!!!妖怪『逆さ男』おおおおおおお!!!?」
「!おまえ!!?」
「何でアンタがここにいるの!!?」
「すげーーー!!どうなってんだそれ!!?」
「ナイスリアクションありがとう!いや~、やった甲斐があったわ……!」
スターマンの出現に大騒ぎになる麦わら海賊団……暫くして落ち着きを取り戻す。
「えっと、つまり……あんたバギー海賊団を抜けて一人でここまで来たって事?」
「正確には次の目的地に行く途中で
「何で抜けたんだ?」
「ボクって賞金稼ぎだからさ~、バギーを油断させて捕まえるのに仲間に入ってたんだよ……騙し討ちした方が簡単だしね!」
「騙し討ちするためにって……バレたら終わりじゃねーかッ!?」
「まぁ仮にバレても逃げられる実力はあるから……ってゆーか、キミ誰?」
「なーなー!!なんで逆さまで空とんでんだ!?どうなってんだそれ!!?」
「手品だよーん」
次々質問していくルフィ達…それに対し、簡潔に答えていくスターマン。質問が無くなったのを見計らって提案する。
「提案なんだけど、目的地に着くまでこの船においてくれない?もちろん、船にいる間は仕事もするよ?」
「いや……そもそもお前どうやって来たんだ?船なんてねーぞ」
「え?徒歩で来た」
「そうか……じゃあ、しょうがないな!」
「「「いやいやいやいや」」」
「そんなわけだからさ~歩いていくのメンド~なんだよ……ね?お願い、この船においてくれよ」
「ああ、いいぞ」
「やったぜ」
「「ルフィッ!!?」」
スターマンを船に置くことを了承するルフィ。しかし、ウソップとナミがそれに待ったをかける。
「ちょっと!わたし嫌よ……なんか得体が知れないわよアイツ!?」
「そーだぜルフィ!!てゆーかアイツ自分で賞金稼ぎって言ってただろ!?」
「うーん…まァ大丈夫だろ、たぶん!!」
「その根拠の無い自信は何…!!?ちょっと、ゾロ!!アンタもなんか無いの!?」
甲板に腰を下ろしていたゾロに話を振るナミ。ゾロは頭に腕を回し、不適な笑みを浮かべる。
「いいじゃねーか……この船の船長がいいって言ってるんだ。それに、もしソイツが良からぬ事をしたら船から追い出すなり対処すりゃあいい」
「いや~ん怖い……まぁ安心してよ、この船にいる限りはそちらに不利になるような事はしないつもりだからさ」
「ふん…どうだかな」
「ヒハハハ……まぁ警戒したいなら勝手にどうぞ……あ、でもあの時の
お互い睨み合う二人……警戒はするが特に船に置くことに異論はないらしい。
それでもやはり不安なのか、ナミが何か言おうと口を開ける。
「ッ!……いくらゾロが良いからって……ッ」
「あ、そういえば……」
スターマンが思い出したかのように言うと、掌を下にかざす……すると
「ボク、バギーの所から離れるとき、アイツらの財宝と一緒に持ってきてたんだった……船に置いてくれるお礼にこの財宝全部あげようと思ったんだけど──「いくらでもこの船にいるといいわッ!!大歓迎よッ!!!」
「「「おいッ!!!」」」
目を『ベリー』に変え宝の入った袋を抱き締めるナミ……あまりの変わり身の早さに三人はツッコミをいれる。
「さっきから気になってたんだが、なんで普通に今も浮いてるんだ……しかも逆さまに?今の袋も手に持ってなかったよなァおまえ?」
「?だからさっき言ったじゃん、手品だって…」
「いやそれで済ませる気かよ!?明らかに可笑しいだろ!!!」
「いやいや手品だって!その証拠に、ホラ……」
疑いの目を向けるウソップ。そんなウソップのでスターマンは右手を
「は~い!鼻から小さな旗が~~!」
「「おおーー!」」
「は~い!耳からも~~!」
「「おおーー!」」
「は~い!口からも~~!」
「おおーー!」「……いや、もういいよ!」
何故か至る所から小さな旗を取り出すスターマン……それをウソップと見ていたルフィも一緒に感心する。
「……と、まあボクは『手品』が得意でね、他人を驚かすのが大好きなんだ!……だから、手品のタネは他人には教えないことにしているんだよ。ごめーんね」
「うーん、なんか誤魔化された気がしないでもないが……ま、いいか!」
「え~~、いいじゃね~か、ケチ!」
「あ、もう絶対教えてやんないわ…」
なんだかんだで麦わら一味の船に乗船するのを許されたスターマン、取り敢えず自己紹介を始める。
「おれはルフィ……"海賊王"になる男だ‼‼」
「──"海賊王"……か、すごい夢だね」
「ロロノア・ゾロだ」
「『海賊狩り』で有名だね」
「ナミ…一応、この船の航海士よ!」
「可愛いね」
「俺は勇敢なる海の戦士…キャプテ~ン!ウソップ‼‼」
「滑稽だね」
「いや、失礼だろお前!!?」
「ボクはアイディール・スターマン……スターマンと呼んでくればいいよ!賞金稼ぎは今は休業中だから、捕まえる云々は気にしなくて大丈夫だよ」
そう言い、スターマンの手に
「短い間だけど一緒に過ごす者として、今日という日を祝いたい……あ、言っとくけど毒とか入ってないからね!一応」
「お!気が利くなあ、スターマン‼」
酒がいきわたり、
「それじゃあ、新しい仲間スターマンに……乾ぱーーーい!!!」
「「「「乾杯!!!」」」」
グラスを打ち鳴らし一気に酒を飲み干す麦わら海賊団……和やかな雰囲気の中、突然……
「!?おい!どうした!?」
「え、なに!?」
「!まさか、この酒……やっぱり毒が!!?」
「大丈夫か、スターマン!!?」
「……うっ……うっ」
甲板の上に倒れこみ、苦しげに呻くスターマン。それでも……キツそうに言葉を言う。
「ごめん……ボクは────船に乗ると
『──えええええ!!?』
麦わら海賊団に
いかがでしたでしょうか?これからこんな感じに書いていこうと思っています。不快に感じたら申し訳ございません。それでもよろしければこれからもよろしくお願いします。