仮面に縁を、歌に血を   作:星鱈

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キネクリ先輩の怪盗服が思いつかないので初投稿です。

お気に入り順調に増えてきて私非常にウヒョウヒョしてます。

ありがとう……!本当にありがとう……!

追記︰下の方の文章に一番忘れてはならないものを追加しました。



ようこそ、特機部二へ!②

「反省したか?」

 

「しました……」

 

 

『迷惑をかけた』

『すまなかった』

『自分はまだロリコンじゃない』

 

 

「全く……しかし、翼があそこまで感情的になるのは久々だな」

キーボードを叩く手を休め、キイと椅子を僅かに傾けにこちらに目線を投げる弦十郎。

翼は更に申し訳なさそうに縮み込むが怒っているわけじゃない、そう彼は弁解する。

 

「発露に至った中身はアレだが、むしろいい傾向だと思うぞ。さ、続きだ!」

 

 

 

 

 

 

「おー、かなり遅かったな。ラヴェンツァ寝ちまってるぞ」

 

会議室へ戻ると疲れてしまったのか奏の車椅子の近くで机に垂れかかって寝息を立てているラヴェンツァを発見する。

 

>しかも何やら寝言を呟いているようだ。近づいてみようか……?

 

 

『GOだ』

『そっとしておこう』

 

 

「むふふ……おい『囚人』、逃げるなよ!」

 

>……そうそうに起こすとしよう。これ以上謂れ無い罪を重ねたくない。

 

幸せそうに囚人なる者に想いを寄せるラヴェンツァの頭をワシャワシャと撫でると寝ぼけ眼を擦りながら彼女は起床した。

 

「ふぁぁ……あぁ、おはようございます。すみません、久しぶりの外出でしたので少し疲れてしまったようですね」

 

 

『大丈夫か?』

『もう少し寝るか?』

 

 

「いえ、心配には及びません。少し休憩することもできたので」

 

かぶりを振って大丈夫ですとアピールするが、やはり少々無理をしているように結には思えた。

 

>なるだけ早めに切り上げさせてもらおう。

 

「全員揃ったな?では今日の本題といこう。と言ってもラヴェンツァも結もお疲れのようだしこれに対する返答は後日でも構わない」

 

弦十郎は躊躇いを払拭するかのように息を吸い、吐く。

 

「ノイズという脅威に臆さず立ち向かい、なおかつその身に聖遺物を宿す君に頼みたい」

 

現在ノイズへの主な対抗手段は特別災害機動部二課が保有するシンフォギアしか存在しない。

そこに力の起源を同じにするとはいえ完全聖遺物──ペルソナ全書が起動状態で存在している。

 

そしてペルソナ全書は現在政府内では他国に奪われたとされている代物。

ここに件の完全聖遺物が戻ってきたという情報は特別災害機動部の中でストップされており、上から命令が飛ばされた場合に身動きが取れないシンフォギアよりも格段に自由な立場にある。

 

今後ノイズが一匹残らず灰燼と帰したとしても不測の事態に対して予防線を張るために、そして何より装者二人の負担を減らすために、弦十郎はその手を差し出した。

 

「我々と一緒に、戦ってくれないか。もちろん無理強いはしない。君にも譲れないものの一つや二つ、あるだろうと思うからな」

 

結は少し考える素振りをして、告げる。

 

 

『その手を取るには、こちらの条件も飲んでくれ』

『取引だ。こっちにも要求がある』

 

 

「……聞こうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「分かった。飲もうじゃないか、その提案」

 

意外にも早い許諾に結や周りにいた全員が目を丸くした。

 

「いいんですか司令?これじゃ犯罪の片棒担いでるのと同じですよ?」

「それを言ったら我々の存在丸ごと憲法違反だ。今更一つ二つ違反したところで別にとやかくは言われまい。そもそもペルソナ全書はここに存在していない聖遺物だからな!」

「そりゃそうですけど……はぁ」

 

また仕事が増える、とゲンナリする朔也に結が手を染めようとしていることに目をつぶることにした弦十郎。

 

「本当にやる気か?」

 

 

『でなきゃ直談判なんてしない』

『やると決めたらやる男だ』

『出たとこ勝負だ』

 

 

「……なら止めはしない。お前は己が信じた正義を貫くために、あまねく冒涜を省みないのだな。我々では手を差し伸べられない人々を、どうかお前の手で救ってやって欲しい」

 

>何故だろう……とてもどこかで聞き覚えのあるセリフだ。

 

翼は結の決意を尊重し、彼の行く道でこちら側では救えない者たちが救われるようにと願った。

 

「あたしもやる!って言いたいとこなんだが……」

 

 

『安静にしててくれ』

『そもそも向いてなさそう』

『ダメです』

 

 

「ちょっと失礼……でもないか。それをやるには私たちは目立ちすぎだもんな。……頑張ってくれよ。こんなことができるのはお前しかいねぇんだ。今んとこな」

 

車椅子の中でしおらしくなる奏。

彼女の中にも彼らに対する幸せを願う思いは複雑ながら存在するようだ。

 

「…………」

 

 

『もしもし』

『生きてる?』

 

 

「あ、いえ!結はどこにいってもありのままだということを、今一度実感していたのです。これからもそんな自分を見失わないようにしてくださいね」

 

>ラヴェンツァも自分の提案を推奨してくれているようだ。

 

 

『取引成立だな』

『ちゃんと目をつぶっててくれよ?』

 

 

「君の期待を裏切るようなことはしないとだけ約束しておく。どこもかしこも悪い大人ばかりとは、これからを背負う青年に思わせたくはないからな」

 

 

 

 

 

【弦十郎の力強い気迫を感じる……】

 

 

 

 

 

…………

たなる(よすが)ばれたり

 

(よすが)ち、

困難打倒する一条なり

 

、『皇帝』のペルソナの祝福たり

みへとける、なるとならん……

 

 

 

COOPERATION【風鳴弦十郎】

 

『皇帝』

【■□□□□□□□□□】 RANK1

 

 

 

 

【ペルソナの力を育てる人間関係

『皇帝』のコープが解禁した!】

 

 

 

 

 

「あっ終わり?なら結くんちょっとこっち来てくれない?」

 

何かをまとめ終わったのだろう、パソコンを勢いよく閉じた了子は結の腕をむんずと掴んでズルズルと引っ張っていく。

 

連れていかれた先は彼女の研究室らしき部屋だ。

デスクトップパソコンのいたる所に付箋が貼られており、隣の棚に積んである資料類はかなりの量だ。

 

「はいこれ」

 

付箋のうちの一つを取るとそれを結に手渡した。

荒い走り書きの文字列は誰かのチャットのIDを示しているようだった。

 

「私のIDよ。週に何日か都合のいい日と時間を教えてもらえないかしら?ここから貴方の情報を持ち出さないにしろ、聖遺物と人間の融合体は学者としての興味をそそるから、ね。私個人的な興味の他に、そもそも結くんは定期的にメディカルチェックしないといけないのだけど」

 

 

『了解した』

『面倒だ』

 

 

「そんなこと言わないの。もしペルソナ全書が貴方のなかで暴走しちゃったらどうするのよ?死ぬわよ?」

 

不承不承ながら結は了承し、IDを登録する。

 

「OK!でも、そうね。私だけが君を丸裸にするのもなんだし……受けたお礼にお姉さんが今まで調べた研究を噛み砕いて教えてあげる。かなり貴重な経験とは思わないかしら?」

 

 

『ぜひ聞きたい』

『よろしく』

 

 

「じゃ、取引成立ね」

 

 

 

 

 

【了子のやる気をひしひしと感じる……】

 

 

 

 

 

…………

たなる(よすが)ばれたり

 

(よすが)ち、

困難打倒する一条なり

 

、『死神』のペルソナの祝福たり

みへとける、なるとならん……

 

 

 

COOPERATION【櫻井了子】

 

『死神』

【■□□□□□□□□□】 RANK1

 

 

 

 

【ペルソナの力を育てる人間関係

『死神』のコープが解禁した!】

 

 

 

 

 

 

 

その後二課本部のあるリディアン音楽院からの帰り道、結はラヴェンツァが聖遺物の中に──厳密に言えばベルベットルームへと帰る時に言われた言葉を思い出していた。

 

 

「結、あの櫻井了子という女には気をつけなさい」

 

 

『素っ裸にされたしな』

『もう脱ぎたくないからな』

『力を隠したことに関係が?』

 

 

「察しが良いですね。憶測を語るのはあまり好きではないのですが……あの者は本来この時代に存在すべき人間ではないのかもしれません」

 

憂いを帯びたラヴェンツァの表情はこれから来たる悲劇を予感するように結は思えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

…………

いなる(よすが)ばれたり

 

(よすが)ち、

困難打倒する幾重ものなり

 

、『愚者』のペルソナの祝福たり

みへとける、なるとならん……

 

 

 

COMMUNITY【特機部二】

 

『愚者』

【■□□□□□□□□□】 RANK1

 

 

 

 

【ペルソナの力を育てる人間関係

『愚者』のコミュが解禁した!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




おっ、おい待てぃ(江戸っ子)

何となく結がやろうとしている事分かる人は分かってても感想では濁しやがれくださいオナシャス!センセンシャル!



多分コイツは反省してない。古事記にもそう書いてある。

寝落ちンツァ、可愛いね。異論は認めない。
多分カロリーヌの意識が表層に出かけてたりなどする。

来ましたよシンフォギア二次創作でド定番の特機部二加入。しかし何やら結は加入に条件をつけたようだが……?多分次回あたりで判明するから見とけよ見とけよ〜。

『皇帝』コープ解放!
最初は『剛毅』も考えてたけどまんまだなぁと思ったので変更。多分タロットの正位置の意味も彼の在り方にそこそこ合致してたはず。

了子ともコープを開いた結。しかしラヴェンツァは彼女のことを怪しく思っているようだが……。

おい今『何で了子さん刑死者コープじゃないんだよお前』とか言わなかったか?まあ色々理由があるんすよ。
ほら、将来(G辺りで)ヤバい秘密抱えそうな人いるじゃん?


翼の怪盗服、和服とライダースーツそこそこいい勝負してる。そんなに見たいのか……?
和洋折衷ということでライダースーツ×和服も考えたがどう考えても合わないのでやめた。ただのヤバいやつじゃねぇか。
でも少なからず和の要素はどこかしこに入れたい。

キネクリ先輩は永遠に思いつかない思いつけない。
怒りを噴火させる素質も逆境に抗う精神もあるんだが、如何せん服のイメージが固まらない。ちゅらい。

でも活動報告でアイデア募集するのは展開潰されそうで怖いからやらないってばよ。ここは俺の牙城だ(迫真)


追記︰愚者コミュ入れるの忘れてたってばよ。追加前に読んじゃった人は許しておくれやす。あ、『コープ』じゃなくて『コミュ』なのは間違いではないのでよろしく。

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