自由を掴むために   作:グラ〜暴食〜

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PHASE-01 『始動』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IS。正式名称「インフィニット・ストラトス」。今から10年前に開発されたもので、宇宙空間での活動を想定し、開発されたマルチフォーム・スーツ。篠ノ之束が引き起こした「白騎士事件」によって従来の兵器を凌駕する圧倒的な性能が世界中に知れ渡ることとなり、宇宙進出よりも飛行パワード・スーツとして軍事転用が始まり、各国の抑止力の要が核兵器からISに移っていった。

 

ISはその攻撃力、防御力、機動力は非常に高い究極の機動兵器で特に防御機能は突出して優れており、シールドエネルギーによるバリアーや「絶対防御」などによってあらゆる攻撃に対処できる。核となるコアが特徴。肩、腰、胸、腹部、アーム、レッグに装甲が装着される。また、空を飛ぶことができるようになり、背中には「カスタム・ウィング」と呼ばれる飛行用の翼が付けられる。シールドエネルギーの存在から余計な装甲が必要ないため、搭乗者の姿がほぼ丸見えな形状だが、身体全体を覆う全身装甲(フルスキン)も存在したりする。

ISには武器を量子化させて保存できる特殊なデータ領域があり、操縦者の意志で自由に保存してある武器を呼び出すことができる。ただし、全ての機体で量子変換容量によって装備には制限がかかっている。ハイパーセンサーの採用によって、コンピューターよりも早く思考と判断ができ、実行へと移せる。

 

ISには謎が多く、全容は明らかにされていない。特に心臓部であるコアの情報は自己進化の設定以外は一切開示されておらず、完全なブラックボックスとなっている。原因は不明であるがISは女性にしか動かせず、それが原因でこの世界は女尊男卑の世の中になってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PHASE-01 『始動』

 

 

 

モルゲンレーテ社

 

「御曹司!『ストライカーパック』の試運転のデータ纏めました!」

 

「ありがとうございます牛島さん。あとはこのデータを『ルージュ』にも適用して完成ですね」

 

ここは、モルゲンレーテ社開発室。僕らの目線の先には、全身装甲(フルスキン)タイプ第2世代の試作IS『ストライク』が鎮座していた。その周りには様々な武装が並んでいた。

 

「いや~さすが御曹司ですね。この『ストライカーパック』は稼働時間に多少難ありですが画期的ですね」

 

そう。この『ストライク』には『ストライカーパック』と呼ばれる装備を換装する事で遠、中、近距離の全ての戦局に対応することが出来る代物だ。

 

「これで、カガリのIS学園の合格祝いに間に合いそうです。喜んでくれるかな?」

 

「喜んでもらえますよ!このモルゲンレーテ社製の初の第3世代IS『ストライクルージュ』。なんたって御曹司が一から設計したんですから!」

 

試作機として作ったMBF-01『ストライク』を基に各部に強化を加えながら開発した後継機、MBF-02『ストライクルージュ』。『ストライク』とは違いフルスキンではないため、見た目もそれほどごつくはない。

 

「持ち上げすぎですよ牛島さん。ここまで一年ですか…これでようやく前進です。このデータを基本骨格として他の開発を進めましょう」

 

「まあまあ御曹司。今日ぐらいは余韻に浸りましょう」

 

「…そうですね。」

 

完成した実感が湧いてきたせいかどっと疲れが出てきた。

 

「完成したのか?キラ。」

 

すると聞きなれた声が開発室のドアから聞こえてきた。

 

「社長!?」

 

このモルゲンレーテ社の社長であり僕の父親であるウズミ・大和(やまと)だ。

 

「えぇ。あとはカガリに合うように設定するだけです。」

 

「そうか。よくやってくれた正式な報告書は明後日まででいい。今日は休んでくれ」

 

「「ありがとうございます」」

 

それだけ言うとこの開発室を出て行った。相変わらず淡白な人だ。

 

「これからどうします御曹司?」

 

「とりあえず家に帰ろうと思います。後々のことは明日、開発部の皆さんと話し合いましょう」

 

さすがにもう疲れが出てきたため部屋のベットで寝たいのだ。

 

「了解です。お疲れ様でした。」

 

「お疲れ様でした。」

 

そう言って開発室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

『驚愕!?男性IS操縦者現る‼』

 

「なんだこれ?」

 

少し遅めの朝食をとりながらニュースを見ていたら速報が入っていた。

 

織斑 一夏(おりむら いちか)…もしやブリュンヒルデの血縁か?」

 

もしかして、遺伝子的に近いからとかが理由だったら笑うがな

 

「それに伴い、ISの適性の一斉検査か…まあ当然か」

 

しかし今は、妹のカガリ用の『ルージュ』のフィッティングが最優先なのだがな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キラ!私の専用機ができたのは本当か!?」

 

朝食を食べ終わった後、モルゲンレーテ社開発室に出社した時に妹のカガリが満面の笑みで僕に迫ってきた。

 

「ほんとだよ。耳が早いね昨日のことなのに」

 

「牛島さんに教えてもらった」

 

「あの人という人は…」

 

一応機密事項なんだけど機密度低いけど。

 

「それよりも早く見せてくれ!」

 

「はいはい。じゃあ行こうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

モルゲンレーテ社開発室

 

 

「おぉ~これが!」

 

「そうだよ。これがカガリの専用機『ストライクルージュ』。今から説明するね。」

 

「頼む!」

 

「型式番号MBF-02『ストライクルージュ』基本装備としては中距離用『高エネルギービームライフル』、対空自動バルカン砲塔システム『イーゲルシュテルン』、近接格闘用コンバットナイフ『アーマーシュナイダー』。目玉としては、モルゲンレーテ社が独自開発した『ストライカーパック』」

 

「『ストライカーパック』?」

 

「うん。このシステムは、状況に見合ったストライカーパックと呼ばれるものを装備する事で、どの様な用途・状況に対しても能力の高い機体として臨む事が可能となっているんだ。また、専用バッテリーも内蔵されていて、パックの追加装備によるISの稼働時間の短縮を防ぎ、使い方によっては本体への追加バッテリーとして機能するんだ。また、装備を換装する事で余分なウェイトを軽減することができるから機体の運動性を向上させる効果も生まれたんだ。」

 

「おー!換装するのか!」

 

「そうゆうこと」

 

換装することがカガリの琴線に触れたのかさっきよりもテンションが上がっている。

 

「ストライカーパックには大別してエールストライカー・ソードストライカー・ランチャーストライカーがあって、遠、中、近と全ての距離で戦うことが出来る。…まぁ、それだけじゃないんだけど」

 

「聞けば聞くほどすごいものだな!ありがとうキラ!」

 

「IS学園で頑張っておいで」

 

「言われなくともな!…っと思い出したが適性検査は受けたのか?」

 

「あぁ~そんなのあったね。まだだよ」

 

「早く受けてきたらどうだ?。もしかしたら適性があるかもな」

 

「そんな馬鹿なことあるはずないよ」

 

そんな一昔前のライトノベルのようなことがあってたまるか、あまり知らないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『二人目の男性現る!!』

 

 

 

 

 

 

現実は小説より奇なりってね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

nextPHASE...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 









次回PHASE-02 『IS学園』
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