ようこそ綾小路がいない教室へ   作:孤独なバカ

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やっぱりと言いますが文そのものを批判する人がいますね。
元から俺は趣味として小説を書いています。
ぶっちゃけ自分のやりたいように書いているので作品批判や面白くないとか感想やメッセージで送ってくるのであればぶっちゃけ読んでもらわないで構いません。
そういう人の感想などは返信を返しませんので


ポイントの使い道

人の夢は!!! 終わらねェ!!!!

ONE PIECE byマーシャル・D・ティーチ

 

1200pt

 

5月の始めポイントを俺に全部預けたミホのプライベートポイント欄にはこう記されていた。

 

「……想定していたよりも多かったな。」

「そうだね。ポイントゼロも覚悟してたけど。……少しだけポイントを取れただけまだましじゃない?」

 

これでポイントゼロだったらよかったんだけど……。まぁこれだけで一ヶ月もつかと言われたらまぁ持つか。無料の食品は結構あるし娯楽用品も基本的に残っているだろうしな。

 

「…でも出費かなり多くない?大丈夫なの?」

「……ぎりぎりに抑えて七十万ポイント。……結局これからもっと増えるとなると流石にきつい。最悪チェスも解禁するし。……でもやっぱり運営厳しいな。クラス用の緊急用の金庫も作りたいしこりゃ節約生活かな当分の間は。」

 

須藤の支援やこれからやろうとしていることはかなりポイントを使うことになる。さらに賭け事のお金は残しておきたいし。

 

「……いくらポイントがあっても足りないなこれ。」

「うん。ちょっと厳しい。減額してこの金額は流石に多すぎる。」

「こりゃダメだ。完全に稼がないと話にならない。プライペートポイントを稼ぐ機会があればいいんだけど。恐らく今はチュートリアルみたいなものだ。恐らくだけど試験がない。」

 

俺は小さくため息をつく。いや試験はあるのだがそれは俺らが運営する試験であり俺たちの金銭には入らない。

 

「……きっつ。」

「でもこれが成功すればかなり支持は集められると思う。特に部活をやっている人は平田くん以外は全員の支持を集めるんじゃない?」

「やっぱり平田だよなぁ。問題は。」

 

よくも悪くも人望がある平田は俺と対立関係にあたる。そして今日は色々準備をしないといけないし

 

「破産が先か軌道にのるのが先か。とりあえず先学校いくかぁ。」

「……本当に大変になりそうだね。」

「今回の目標は徹底的に要らない駒を見極めることだからな。無能な味方ほど怖いものはないし。」

 

俺はそうしながら少しだけ息を吐く。

 

「……さてと。行くか。」

「うん。それじゃあ第二幕といこうか。革命を起こそうか。」

「起こすかどうかはクラスメイト次第だけどな。」

「こっちもこっちで苦労したんだけど……まぁいいけど。」

 

俺とミホは学校に向かう。

説明用の資料と今後の課題について説明するために

 

 

 

学校につき茶柱先生に連絡事項を聞き終えると……流石に俺も声を失った

 

それはクラスポイントの所有点数であるである。

 

Dクラスは12pt。Cクラスが490。そしてBクラスが850。Aクラスが940。明らかにBとAが抜き出ている。

 

流石にこれは予想してなかったな。

先導者がいると思えば楽だけどこの調子じゃ本当に追いつけない。

 

「……せめて一年の間に300。いや400ポイントは欲しいんだけどなぁ。てか一ポイント100円計算か。」

「1200円は流石に普通の人なら厳しいかも。私なら普通に一週間は普通だけど。」

「……知り合いに一人可能な人物がいるから否定できないな。」

 

そいつの貧乏ぷりもそういえばこいつと似ているところがあるんだけどなぁ。

……やっぱりあいつのいるBクラスは流石に手強いって感じか。

 

「……はぁ。きっちぃ。」

「……僕がいうのもなんだけ僕も少し手伝おうか?」

「いや。軌道にのるまではレストランの方に専念して欲しい。流石に今は少しでも安定した財源がもげるとなると。」

「……あぁ、破産まっしぐらだね。」

 

俺たちはため息を吐く。

 

そして教室に入るとするとざわざわとし始めている生徒たちがいた。

 

「おい。なんで幸村は6200pt入っているんだよ!!」

「はぁ?須藤お前45200ptも入っていたのか?」

「なんで小野寺さんは32200pt入っているの?」

 

早速効果が出始めているな。教室内がざわざわと騒がしくなっている

ついでに言うならばもちろん俺が仕掛けたことだ。それがクラスのポイント差に反映されている。

俺たちが教室に入った途端視線が集まる。

 

「ちょっとどう言うことよ!!ポイントって全員同じじゃないの?」

「はいはい。その理由については後々に説明するから。」

「っ!!やっぱりあなた達のせいなの?」

 

と俺を睨む篠原。だけどもこれは明確な理由があった。

 

「あぁ。というよりも部活動をやっているクラスメイトに関しては部活動で使った費用の半額を俺たちが負担しただけだ。」

「……えっ?」

 

するとクラス全員が黙りこんでしまう。

 

「……どういうことだい?」

「本当は全額払いたかったんだけど流石に僕たちでもまかなえなかった。特に運動部はユニフォームやかさむってナオが言っていたから。」

「まぁ簡単にいうならばこれから俺たちは部活動関係は半額負担することにした。部活動でいい成績をとるとプライベートポイントやクラスポイントが手に入る可能性があるらしいからな。」

「「「「は?」」」」

「ついでにその部活動で手に入れたプライベートポイントは自由に使ってくれて構わない。俺たちは一切関与しないんで。」

 

一応4月が唯一の部活動申し込み期間になっている。せっかくのプライベートポイントを手に入る可能性が途切れてしまったからだろう

 

「これに関しては俺が情報を抑えていたからな。というよりも元々部活動で活躍しなかったら、マイナスに加担するパターンもあったってわけ。だから適当な部活に入ること自体がクラスの不利益に繋がる。」

「だからこそ本気で部活をするかどうかを見極めなければいけなかった。ポイント目当てで入部して減点くらって退部する。これがクラスの不利益つながるし私たちがポイントをはらう価値はないから。」

 

すると数名の生徒はどうやら納得したらしいが数名は納得できないらしい。

 

「まぁ朝のホームルームはまだ早いけどほとんどクラスメイトが集まったし今回のポイントと今後の方針について説明する。まだまだ言いたいことは多くあるし資料も配らないといけないからな。」

「とりあえず渡すから全員これ読んでね。」

 

と全員に資料を渡していくミホ。……そしてその数分後全員が青ざめていく

だってそのはず。そこには数百万のポイントの決算表とその内訳を俺がコンピューターに内訳を出し生徒会長である堀北学の版が押されていたからだ。

 

「ちょっと待って。あなたどれくらいの金額を私たちに使ったの?」

 

その声は後方の座席である堀北からの声だった。堀北は今回一万五千ポイントを別に渡している。

俺は少し苦笑し今回使った支出の合計金額を答えた

 

「約七十万ポイント。」

「っ!!」

 

およそ半分のポイントを使った大改革に全員がざわめいている。

というよりもかなり金銭的に高額であり、恐らく、今この中で一番高額な取引であるということがわかっていた

 

「今回のポイントの決め手になったのは抜き打ちテストと水泳の競泳だ。とりあえず抜き打ちテストの結果から張り出すぞ。」

 

と俺はその成績を見せる。てか改めて見るとひどい成績だな。平均70は欲しいのに65点程度しか取れていない。

 

「平均点は64,2。平均を二分して小数点を四捨五入した数が赤点のラインになる。中間や期末では赤点が1教科でもあったら即退学。っていう学校のルールだ。」

「「「はああああああああ──!?」」」

 

六人の赤点候補の生徒が驚愕の悲鳴を上げた。

三十一点の菊池という生徒の上で、赤線を引く。つまり彼以下の七人は退学になっていたということ

 

そこである人は唯一動じなかった。普通なら真っ先に動じるようだと思っていたたった一人の人物が

それに気づいた池がその人に発言する

 

「おい。須藤はこのままでいいのかよ。このままだったら俺ら赤点だぞ!!」

「あぁ。だから最近毎日俺はナオと一緒に勉強をしているからな。」

「……は?」

 

そう須藤の勉強する発言に池や山内は固まる。

 

「須藤はバスケのプロになりたいって言っていたからな。俺もバスケをやっていたから分かることだけどバスケって基本的に大学を卒業してプロになる人が結構多いんだよ。もちろん。高校からプロになるって人もいるけど。スカウトとかは大学生中心で回ることが多い。基本的に大学のバスケットボールは高校の数倍はレベルがあがる。だから俺がバスケで食っていきたいんだったら大学でバスケを学ぶべきだと進言したんだよ。バスケ部の先輩にも須藤は注目されているしすでに一軍の練習にも参加している。」

 

すると全員が須藤の方を見る

少し照れくさそうだったがそれでも俺は続けた

 

「言っとくけど須藤はこのクラスでは群を抜いて運動神経がいい。ある契約を結んでからは授業もサボってないしまともに授業を受け始めた。……言っとくけどクラスが上に上がるのなら欠けたらかなり損害になる。それだけの価値が須藤にはあるんだよ。」

 

俺は断言する。須藤自身それには驚いたのか俺の方をじっと見つめていた。

 

「そしてこの表を見てくれ。」

 

と俺は表を黒板にはりそれを全体に見渡せるようになった

 

「この学校は実力によってクラスが割り当てられていることは話したよな。優秀なメンバーが多いのがAクラスそれからB、C、Dという順番に配属されるようになっている。もしクラスポイントがCを抜かしたならCクラスに俺たちはなる。即ちA,B,C,Dという順番に優秀なクラスってことになる。そしてほとんどクラスメイトがこの学校を志望したのは、高い進学率、就職率を誇る噂を聞いたからだろう。事実、その噂は間違っていない。そして当校は、生徒が望む未来を叶えると、そう謳っている。だが……世の中そんなに上手くいくはずがない。──Aクラスだけが、その恩恵を得られる。それ以外の生徒の将来は確約出来ないらしい。」

「そんな話は聞いていないぞ!」

「つーかこれに関しては俺に言われても困る。……まぁ入学前からそんなに美味しい話はないと思うし怪しいとは思っていたんだけど。」

 

元々学校側の規則だ。これを変えるのには恐らく何千万との大金がいる

 

「今回配られたポイントは以下の通りだ。まずは抜き打ちテストについては100点の俺がトップ。本来なら俺が一万ptもらうはずなんだけどなし。これは水泳の競泳と同じ値段設定にしてある。だから小野寺のポイントは水泳部の料金プラス11200ptが入っているはずだ。」

「えっ?本当に?」

「あぁ。次にわかりやすいのは堀北と高円寺だろう。学力、運動力で高い数値を全てにおいて二位という成績を収めてくれた。この学級では二位に入ったものには5千ポイントを普及した。だから11200pt支給されている。」

「えぇ。」

「あぁ。間違いないさ大江ボーイ。」

 

そして俺は今度は幸村、須藤、山本を見る

 

「そして幸村は通常は6200pt水泳で三位に入った須藤と山本には2200ptが支給してあるはずだ。そして今回に限って来月俺が先導者になるけど、これからクラスではMVP投票というものを月終わりにやろうと思っている。」

「 MVP投票?」

「あぁ。クラス投票で先導者を決めてもらう。先導者はこのクラスのリーダーシップを保つためのものでありこのクラスの発言権を持つ即ち選挙みたいなものだ。投票し一番多かった男子と女子が先導者。そして2番目に入った生徒がその補助として入ってもらう。」

 

それは俺は決して独裁をしないという現れでもあった。

 

「そしてもちろんであるがこれもプライベートポイントを支給する。クラス投票にて一位だった人には二万ポイント。二番目に入る生徒には一万ポイントを支給する。」

「……お前まじかよ。」

 

呆気にとられている池や山内。さすがにこれくらいのことは分かるのであろう。

明らかに俺の利点がなさすぎることを

 

「ついでに先生には中間や大型のテストがない場合は月終わりに抜き打ちでテストを行うように頼んである。これは平常での学力がみたいからで一夜漬けなどはできない。即ち日頃からちゃんと予習復習をこなしているか。その応用問題ができているかを見極めるためだ。」

「……なるほど。」

「そして体育についても同じことだ。体育の教師に協力してもらって体育の試験を毎月行う。運動や勉強の実力差がはっきりするだろうしな。そして中間テスト。これは各教科の上位一位に五千pt。総合点ではさっきの通りの金銭を発生させる。……もし中間テストの攻略法を見つけたやつには三万ptを支給する。」

「っ!!」

「言っとくけど俺は実力あるものは優遇するしそれなりの対価を払う。それはクラスのためであり、俺たちがAクラスに上がるためには必要のことだからだ。……だから他のクラスに寝返るなんてもってのほかだけど。クラス内での争い。また退学を仕向けるなどという行為は禁止する。……当然のことだけど、裏切り者にはとことん容赦はしないから。」

 

そしてふぅと一息入れ

 

「今回補助には平田と櫛田に入ってもらう。ポイントは投票ではないから入れないけど今回は俺の独断で決めた。この二人は人望が厚く恐らくみんなにとっても信用がおける人物だからだ。反論はあるか?」

 

首を横に振ったり賛成という言葉がクラス内から聞こえてくる

 

「それじゃあ解散。それと赤点組は後々対策を考える。以上だ。」

 

と俺がいうと全員がわぁっと歓声が上がる。どうやら最初の手応えはうまくいったらしい。

しかしこの制度の本格的な意味を理解している人は恐らく誰もいないであろう。

俺は小さくため息を吐く。これからのことを考えるとプライベートポイントをもっと稼ぐ方法を考えなければならなかった。

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