皆!今日もぴちぴち男子高校生の森羅操作だよ♪
本日は雄英高校の敷地に建てられた訓練場USJにやってきました!
13号先生のマジ有り難い演説を聞いていたところでなんとビックリ先日見かけたような靄が、
「相澤先生!ヴィランです!」
「13号、生徒を守れ!」
「死柄木弔、あれが例の生徒です。」
「あぁ、先生から聞いてるよ。お前、森羅操作っていうんだろ、実の母親と義理の父親に虐待されてたヴィランの子供」
「そうか、小さい記事だけど読んだことがある。子供の名前も写真も保護されて出てこないけどイニシャルS,Sって森羅君のことだったんだ!有名企業の幹部が逮捕された事件だ、すぐに保釈金払って出てきたけど。」
「そうやったんや...私知らんかった。クラスメイトなのに...」
あ、なんか嫌な展開になってきた。シリアスやシリアス。
「お前は親を恨まなかったのか?世の中を憎まなかったのか?助けに来るのが遅すぎたヒーローを、見て見ぬふりをした隣人を、何も知らずにへらへら笑っている人達を!」
皆でシリアスやってる!皆階段の上でめっちゃヤバい雰囲気を醸し出してるよ!
相澤先生がチンピラたちを倒していきながら顔をゆがめてるよ!
如何しよう、下手なこと言えない。
しばらく悩んだ末に俺は死柄木にゆっくり歩きながら話す、
「死柄木弔っていったか?お前。俺は両親を恨んでないし世の中を憎いとも思っていない、人間は弱い生き物だから見て見ぬふりは仕方がない、ヒーローが助けに来るのが遅れたのは自分と父親のせいだ」
「そうか、お前はそういうやつだったんだな」
「人生の義務は幸福になる事ってか?」
「君自身であれ!、そうすれば世界は豊かで美しい!って言えば良いのか?」
互いが個性を使い攻撃しあう、といっても死柄木は手を出してきて俺はそれを躱しながら拘束しようと金属や周りの土を操っているだけなのであまり派手なものではないが...
「突拍子のない話をしようか?」ビュン
「聞きたくないね!」ヒョイ
「勝手に話すけど」スピュン
「話すのかよ!」ドゴッ
「俺には前世の記憶がある」ヒュン
遠くの鳥のさえずりが聞こえ、呼吸すらも憚られる。時が止まったと錯覚するような重い沈黙が漂う。
敵を積み上げた相澤は一人とても納得した顔で、階段の上を見てみればさっきまでいた生徒たちは随分数が随分数が減り、黒い靄が現れたことからワープさせられたのだと判る。瞬間、水難エリアから轟音が鳴り響く。沈黙を破ったが故に音はより大きく、皆の注目を掻っ攫っていった。
「お前、頭いかれたんじゃないのか?」
死柄木弔、本気で言っている。本気で俺の頭が逝っていると思っている。
何なら少し心配している。なんだよ、特殊言語で話し合えば心配だってしてくれるのか?
軽口をたたけば友達なのか?
自分のこと調べ上げる友達なんて嫌だわ!
階段の上の皆がざわざわしてるし。
なんだよ、うるせいやい!こっちは15年間誰にも話したことなかった秘密を打ち明けたんだぞ!
「マジの話」ブンっ
捕まえようとしても捕まえようとしても襤褸襤褸に崩される。
「マジかよ!」ボロッ
二の腕の上腕三頭筋を崩される。
「痛いな、崩されるのは」シュウ
「チートかよ。脳無、ヤレ」
「なぁ、これってもしかして生きてない?」
「バラシてもいいの?」
「お前、本当に面白いな。仲間に欲しいくらいだぜ」
「悪の組織に入るつもりはないからお前がこっち側に来いよ」ジワッ
今まで一回も試したことはないけれど理論上は出来るはず!脳無って奴から個性因子を取り出す。また血涙が出るが今はこれを如何にかしなければならない。
「お前、何してる!脳無に一体何してる!おい!脳無!」
脳無の体から取り出したモノを手のひらで持つ。直径10センチほどの気色の悪い球だ。
「死柄木、お前には2つ選択肢がある。ここで捕まって俺の友達になるか、このまま逃げ帰って大っ嫌いなヒーローに追われるか。どっちを選ぶ?」
「俺は友達が欲しいけどな」
「死柄木弔、惑わされてはいけません」
「逃げますよ」
「弔!俺は前世!この世のすべてを恨んで憎んでた!自分に完璧であれという父上を!自分を装飾品か何かだと思っている母上を!その果てに!何があったと思う!前世の俺は!両親を殺し!腹を切り裂いて死んだ!もう誰かを恨むのは、憎むのは懲り懲りだ!憎んだ先にあるのは!途方もない自己嫌悪と臓腑の匂いだった!」
「お願いだ!友達になってくれ!」
「お前、友達少ないだろう。執念深そう」
「...図星だ」
「黒霧、先生に世話になったって伝えろ」
「俺は世の中を壊すよりも楽しそうなことが見つかった」
弔が言い終わると消えていって他の仲間たちも無事制圧できたみたいで、弔がここにいる。
「弔、名前教えて」
バンッ「私が来た!」
「しむら、しむらてんこ。志す村に、転がる弧でてんこ」
「え?しむら?お師匠様の!」
「森羅少年!その少年は?」
「俺は、今さっきこいつの友達になった元ヴィランの20歳、もう少年って年でもない。個性は崩壊、五指で触れた物を崩壊させる。一発殴らせろ」
「え?」
ガンッ
オールマイトのお腹あたりに一発いれる。
崩さなかったのは余罪を増やしたくないからか、せめてもの慈悲だろうか。
「痛いな...お師匠を思い出す」
しみったれている。オールマイトが、あのオールマイトが。
パシンッ
「オールマイトは転弧の罪を軽くすることだけを考えてください」
「オールフォーワンに洗脳されてたとか」
(@_@;)「なぜ森羅少年がそれを!」
「成り行きで」
後日談
「なあ転弧、何であの時オールマイトをグーで殴ったんだ?平手打ちすれば顔面崩せたやん(以外に優しいのかな)」
「グーで殴った方がすっきりするだろ(跡が残ると面倒だし)」
「ていうか、お前こそ何で先生のこと知ってたんだよ?(もしかして先生と関わりがあったのか)」
「あー、それな、実は勘(靄が異常に反応してたし)」
「転弧はまだオールフォーワンのこと先生って呼ぶのか?(俺が無理やり引き剥がしちまったけど転弧にとっては自分を救ってくれた人だもんな)」
「まぁ勉強も見てくれてたし、体調が悪い時は薬を調合してくれてたし、色んな本を読み聞かせしてくれてたな。絵本から詩集まで(俺にとっては悪の親玉っていうよりいろんなことを教えてくれる先生だったんだよな)」
「意外と先生してたんだな(絵本の読み聞かせする悪の親玉か)」
「転弧は今でも父さんを恨んでるのか?(俺はまだ自分が父上を恨んでいるかどうかわからない)」
「んーどうだろうな。父さんは俺が殺しちまったし、忘れちゃいけないって気持ちの方が大きいな。(生徒防衛とはいえ自分の父親を殺したんだ)」
「すごく馬鹿なことを言ってもいいか?」
「あぁ、年上の馬鹿なことは聞いてみたい」
「俺たち、もし兄弟だったら、どっちの家にいても歪まずにヒーロー目指せたのかな」
「そうだな、俺がヒーロー(高給取り)目指してるのも母さんの保釈金払うためだからな(父さんも父さんで頑張ってるから)」
「転弧は何でヒーロー目指すことにしたんだ?(ヒーロー恨んでたんじゃなかったっけ)」
「どんな人でも手を差し伸べられるヒーローになるんだよ。俺は先生と操作だったから(俺の崩壊とお前の操作は頗る相性がいいだろうからな)」
「それに、仮免受かったし(ギリギリだったけど)」
「転弧はマジですごいな!同期でデビューかと思ってたのに!(でも、ますます兄さんみたい)」
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やらかした
完全にやらかした
弁明を聞いてくれ
・転弧を拾ったのが5,6歳
・森羅と天弧の年の差は5歳
・母親が操作を産む前にやんちゃをしていたから
・亜友美(母親)はオールフォーワンの所でやんちゃをしていた
・オールフォーワンは亜友美に色々教えてたら人に物事を教えるのが楽しくなってて
・転弧君のマジの先生になってた。
・だから転弧君には原作よりもだいぶマシな性格だし、オールマイトを恨む気持ちも鉄拳一発分