アルフィミィちゃんになってスパロボ時空で暗躍する 作:アルフィミィ好き
ガーディムの事は放置して、今は時間がないのでバーニングトルーパーに接続していない方のシミュレーターを使いますの。
さて、コクピットに座りながら操縦桿に触れます。当然、IFSに適応はしていませんので、アインストとしての力でシミュレーター自体を解析して、操縦システムを改造してIFS適応OSに書き換えますの。
二時間ほど改造してから起動し、バグを排除していきます。幸い、ナノマシンを研究していた人達を取り込んだ事で、ナノマシン技術はかなり飛躍しております。そこに高度な演算機能も合わせればシステムを構築して追加するなど可能ですの。
スーパーコーディネーターであるキラ・ヤマトだって戦闘中にOSを書き換えて……キラ・ヤマト? あ、忘れておりましたの。SEEDの世界も含まれているのなら、コロニー・メンデルがあるはずですの。
このコロニーは確か、C.E.30年に建造が開始され、L4宙域にあるはず。禁断の聖域、遺伝子研究のメッカと呼ばれ、コーディネイター出産を一大産業としていた高度遺伝生殖医療研究所の所在地だったためです。
コーディネイター出産を”商品”とする一方、より先進的なコーディネイターを生み出す研究も行われていました。 人工子宮研究のほかにクローンに関する研究も行われており、キラ・ヤマト、ラウ・ル・クルーゼ、レイ・ザ・バレルらはこの研究所で生み出されたのです。
キラの父、ユーレン・ヒビキ博士はこの研究所の主任研究員でした。また、CE60年頃にはギルバート・デュランダルが研究員として勤務していたはずです。また地球連合とも何らかの繋がりがあったと見られ、連合の依頼で戦闘用コーディネイターの研究していました。
開戦以前に同研究所で発生したバイオハザードのため、放棄され、コロニー全体は当時X線照射により消毒されており、今は無害となっていると思われますが……実際に起こっているかは調べないとわかりません。どちらにせよ、スーパーコーディネーターであるキラ・ヤマトのDNAや生み出した理論は魅力的ですし、破棄されたコロニー自体もアルフィミィちゃんの研究拠点としては充分に使えます。これは確保しなくてはなりません。
ちょうど宇宙に出るので、その時に確保してしまいましょう。
「まあ、まずはヴァングレイを使いこなせるようになりませんとね」
まず、ヴァングレイの機体データは全高16.4m、重量28.2t。OSはゲシュペンストMK-Ⅲの物が入っております。ぶっちゃけ、ヴァングレイはアルトアイゼンに射撃武器を多くして修理装置とかつけた感じですわね。
しかし、この世界にある地球連邦軍は本当に正気を疑います。いくらゲシュペンストシリーズが地球連邦軍の主力量産機として長年に渡り正式採用されているとはいえ、発展型であるゲシュペンストMk-IIIもまた正式採用するなど狂気の沙汰ですの。
だって、この機体は絶対的な火力を以て正面突破を可能とする機体をコンセプトとした、言わば強攻型の機体ですの。武装のほとんどを近接と中距離戦用の実体(実弾)兵器としており、分厚い装甲と陸戦機にあるまじきハイパワーブースターによる爆発的な加速とで非常に高い近接戦闘能力を持ちます。そのすさまじい加速能力は、突撃魔神のキョウスケですら初操縦時にはその加速性に驚き、ステークのトリガーを引き損ねてしまったほどですの。そもそもコンセプトを文章通り解釈するなら、実弾を撃ち尽くし正面突破を果たしたら仕事は終わりという、有人特攻兵器ですのよ?
まあ、流石にレモンお姉様もこの問題点をどうにかする為にヴァングレイを作ったみたいで、射撃武器がかなり多めになっております。
「OSのシステムに問題はありませんが、火器管制システムが全然駄目ですの」
IFSを通してヴァングレイの武装データが全て脳内に入り込んできます。ヴァングレイの武装は下記の通りですの。
両腕のシールド裏に装備しているハンドガンの電磁加速銃・月影。
右腕に備える電磁加速砲・月光。
両肩部に懸架している可変速粒子砲・旋風。
背面に懸架している大型の陽電子衝撃砲・迅雷。
両肩部に搭載されているブースターポッドミサイル。
両脚部に懸架しているミサイルポッド。
胸部に備えるマシンキャノン。
腰にある近接武装のプラズマカッター二本。
流石にステークは無いようですが、後々つけるとしましょう。アルフィミィちゃんの目的としてはこの機体を一般人でも使えるようにするのがベストでしょうね。
「はい、無理ですの」
ヒュッケバインのグラビティ・システムを搭載しない限りは不可能でしょうね。機体の加速性能に人体が耐えられませんから。
まあ、それでもやってみるしかありません。そんなわけで、シミュレーター、起動ですの。
『
正面のメイン画面が宇宙空間に代わり、どこを見渡しても岩などのデブリが存在するだけ。他には何も無く、ターゲットすら出ておりません。まあ、ただの訓練モードですからね。
「それでは、アルフィミィ・ブロウニング、行きますの」
IFSを通して機体を加速させ、まずは全速力を出してみます。即座にスラスターから推進力が生まれて身体が吹き飛ばされるような殺人的な加速で画面がどんどん動いていきますの。
画面では即座に10Gを超え、瞬時に時速600キロまで加速しました。そこからスラスターを操作して無理矢理機体を上に動かします。身体にかかるGも20近くまで上昇して、吐き気や眩暈といった物が感じられません。もっと無茶苦茶な軌道を行っても大丈夫そうですの。
おそらく、ナノマシンや複数の人を取り込んだ事で身体が強靭になってきているのだと思いますの。
「ふふふ、どんどん無茶をしますの!」
フルスロットルで加速させながら、マップを岩が沢山浮いているアステロイドベルトに変更。そこに突撃して上下左右、前方後方に移動して駆け抜けていくと、流石に気持ち悪くなるうえに何度もぶつかって大破判定を受けました。
「こ、怖すぎますの……」
顔を真っ青にしながら、シートの上に三角座りをして震える足を抱きしめます。顔は真っ青になっているはずですの。
目の前に岩が迫ってきて、次の瞬間には衝撃を受けて隕石の中に突入していますの。当然、機体は爆発してロスト。アルフィミィちゃんも死亡扱い。
「し、思考操作が出来るとはいえ、フルスロットルで突っ込むのは馬鹿でしたの……そ、速度を下げてやってみましょう。高速戦闘は絶対に覚えないといけませんし……」
ヴァングレイを操るにはこれぐらいは必須。この機体を最初からある程度は扱える主人公は本当に化け物ですの。
まあ、慣れるしかないので、何度もアステロイドベルトに突撃し、回避軌道を身体に覚えさせていきます。速度と目の前に映る映像から速度が落ちないように計算してなんとか突破を図ります。
80分ほどで、どうにかアステロイドベルトを時速100キロ以下で駆け抜ける事はできるようになりましたが、まだまだ速度を上げないといけません。それに回避軌道を取ると減速してしまうので、シャア・アズナブルがやったように小惑星を踏み台にして加速する方法も試さなくてはいけません。
『お嬢様』
「どうしましたの?」
視界に映る映像を瞬時に処理して回避しながら、開いた通信画面には一切、視線をやらずに答えます。コースレコードを更新させたいので、手が離せませんの。
『お連れした方々がお目覚めになられました。現在、体調を確認してから湯浴みをしてからお食事を頂いております。その後ですが、どうなさいますか?』
「……それでしたら、食べ終わってからでいいので星野ルリをこちらに連れてきてくださいですの」
『畏まりました。それとお嬢様もご休憩ください。シミュレーターの一時間以上の連続使用はお勧めできません』
「それは……」
『集中力が途切れております。コースレコードを確認すれば一目瞭然です』
コースレコードを全て表示させると、確かに段々とミスが多くなってきてどんどんタイムが落ちていっている。
「……わかり、ましたの……」
シミュレーターを終了させ、外に出るとすこしふらついて倒れそうになりましたが、狼が身体を滑り込ませて防いでくれました。モフモフの毛に火照った身体を埋めるとても気持ちが良いので、そのまま身体を預けます。
「ありがとうございますの。貴方達にも名前をつけないといけませんわね」
身体を起こしてから、狼の頭を撫でると嬉しそうに頭を擦りつけてきますの。大変、可愛らしいです。少し撫でていると、身体がクールダウンしてきます。汗もいっぱいかいているみたいで、少し寒くなりました。
臭い的にはいい匂いしかしませんが、汗は流しておきましょう。ルリルリに嫌われたくはありませんからね。そんな訳で、シャワーを浴びて汗を流してから、黒い肩紐のワンピースに下着をつけてソファーに座ります。
手に携帯端末を持ちながら、IFSでネットワークへ接続し、コロニー・メンデルについて調べますの。メンデルでは既にバイオハザードが起きて多数の死者を出したみたいです。一応、X線照射により全域が消毒されたためコロニー内環境は無害となったみたいですが、G.A.R.M. R&Dは慰謝料などで多額の負債を抱えて倒産したようです。
その時にコロニー・メンデルや関連技術は売りに出されています。一応、現在の所有者を探してみましょう。
検索してみると、地球連邦政府が現在も所有しているみたいなので、購入させていただきます。色々と裏から手を回して偽造に偽造を行って、販売した事にして金額を振り込んでおきます。それから、所有権をアズラエル財団などに所属する会社から会社へとどんどん回し、偽名で購入した事にしておきました。購入者の名前はイヴにしておきましたとも。これでアインストが使う宇宙での拠点候補は確保しましたね。
後はお母様に連絡して、追加のアインストを送ってもらいましょう。それもある程度、遠くからデブリに偽装して移動してもらう必要があります。そうでないと転移反応で気付かれる可能性がありますからね。ちゃんと理由も説明しておきますの。
「お嬢様、お連れしました」
「どうぞですの」
「失礼します」
「……失礼、します……」
扉がノックされ、メイドさんが扉を開けて中に入ってきます。その後ろにはルリルリも一緒です。ルリルリは私の前に立ち、メイドさんは飲み物を用意していきますの。ルリルリの服装はメイド服で、髪形はツインテールですね。11歳の女の子がメイド服を着るとか、ある意味では事案ですの?
「ふむ。何故メイド服なんですの?」
「対外的に使用人という事にしておいた方が都合がいいですから。それにどのように扱うかは指示されておりません」
「確かにそうでしたね。メイドなのはわかりました。ですが、彼女は私の妹として扱ってください」
「かしこまりました。それでは私は他の子達の面倒を見てきます」
「お願いしますね」
「はい」
メイドさんが出て行ったので、立ってこちらを見詰めてくるルリルリ。彼女の身体は微かに震えていますね。まあ、私が怖くてもおかしくないですの。
「さて、ルリルリのこれからについて、お話をしましょうか」
「ルリルリ?」
「ルリちゃんか、ルリルリ、どれがいいですか?」
「ルリでお願いします」
「わかりましたの。それではルリ。ついてきてください」
「わ、わかりました」
ルリルリを連れて地下へと向かいます。そこなら監視は届きませんからね。そんなわけで入口まで連れてきたのですが、ここでやる事がありますの。ルリルリが止まりました。まあ、目の前に床が開いて真っ暗な穴が現れたら怖いですわね。
「あの、この穴に降りるのですか?」
「そうですの。飛び降りますの」
「……」
「あ、死ぬなんてことはないので大丈夫ですの」
「え、ま、まさか……」
ルリルリをお姫様抱っこして穴に飛び込みます。50メートルもの深さがあるので、ちょっとした紐無しジャンプですの。だからか、ルリルリはしっかりと抱き着いてきますの。ええ、役得ですわね。
着地すると普通に痛みで死ねるので、途中で触手を伸ばして速度を落とし、地面も柔らかくして衝撃を殺しますの。このタイミングで穴が無くなり、これによって部屋の中は真っ暗になりますが、すぐに灯りが灯ります。
「はい、到着ですの」
「ここは……」
「わたくしの秘密研究室ですの。ここなら話をしてもバレません。ちゃんとジャミングもしてありますし」
ルリルリの服や体内に仕掛けられている監視装置はルリルリ自身のナノマシンでクラッキングして、映像や音声は入れ替えてありますの。内容は私がルリルリにエロエロな事をする感じの合成音声ですのよ。流石にそういう事をしている時に入ってこないでしょうしね。
「では、改めて自己紹介をしますの。私はアルフィミィ・ブロウニングですの。しかし、その実体はアインスト・アルフィミィ。人ではない化け物ですの」
「……異星人、ですか……?」
「そうとも言えるような、言えないような、ですの。私たちアインストは地球に生命を作り上げた存在でもありますしね。まあ、私とルリの身体は人とアインストのハーフですから、地球人とも言えますわね」
「わ、わたしも?」
「ええ、そうですの。ルリは私が殺し、アインストとして甦らせました」
「もしかして、あの時ですか……?」
「そうですの。あ、この姿ではわからないのは仕方がありませんの」
指を鳴らして様式美である変身シーンを再現して、金色の闇ちゃんに変身してみせます。
「あの時、助けてくれた人……」
「ルリは間に合いませんでした。ごめんなさい」
しっかりとルリルリの前で頭を下げて謝りますの。
「いえ、他の皆さんが助かったので構いません。それにあの時、私は貴女の物になると決めました」
「それは嬉しいですわね。説得の手間がなくて助かりますし」
もう一度指を鳴らして変身を解除し、アルフィミィ・ブロウニングの姿に戻りますの。
「代わりに妹達を守ってください」
「畏まりましたの。他の皆さんは私が責任を持ってお守りいたします。ですが、それにはルリも協力してくださることが条件ですの」
「協力、ですか?」
「ええ。正直に言いますが、私は死にたくありませんの」
「それは誰もがそうだと思います」
「まあ、大前提ですわよね。その次に助けたい人を助けたいですし、地球人類を
「出来る限り……」
「これ、後からバレたら、ルリに嫌われるかも知れませんから、先に言っておきます。私を作ったアインストの女王様、お母様からは人類を調査し、裁定せよとのご命令を受けております」
私から教えるのと、後で状況を知られるのとでは全然印象が違いますしね。ただ、完全に心の内を伝える事はできませんの。何故なら、ここには監視役もいますからね。
「その結果次第で人類の敵に回るという事ですか?」
「そうですの。そうならない為にも、必要の無い者達……地球の寄生虫だと判断した物は容赦なく殺し、間引きますの」
「間引く……それは……」
「はい。傲慢にも程がありますが、現状ではそれしかありません。力が足りないのだから仕方がありませんの。ご理解とご協力をお願いします。それに助けた子達は最悪、全員をアインストにして生命を繋ぎます。ですから、人類が滅ぶ事はないですの。それだけはなんとか防いでみせます。ですから、協力してください」
「少し、考えさせてください」
「構いませんが、明日までにお願いしますの。明日か明後日にはここから宇宙に移動します。そこにルリはついてきてもらいますの」
「宇宙、ですか」
「ですの。その宇宙でとっても危険な看過できない兵器が作られております。今回の目的はその兵器の破壊または奪取。そして開発者を死んだ事として救出することですの」
ルリルリの脳内にあるブレインコンピュータへと情報を送信します。送信する情報はカッシュ博士とそのご家族。それに敵対する事になるウルベやミカムラ博士達の情報も提供します。後、ヴァングレイのデータも送っておきました。それと簡単にアクセル達の事や監視についても記しておきますの。
「それらの資料に目を通して、覚えておいてください」
「……覚えました」
「はやっ!」
「この機体に私が乗るのですか? 正直、無理です……」
「あ、機体は乗ってもらいますが、操縦は私がしますの。ルリには火器管制などのサポートをお願いしますね。情報を処理して補正したりしてくれると助かりますの」
「それぐらいなら、多分可能だと思います」
本当にルリルリは優秀で、偽物の私とは全然違いますの。流石、未来で火星のほぼ全域をクラッキングして、機動兵器を停止させる偉業をやってのけただけはありますのよ。
「後、話す事は……あ、当然ですが、私達が殺される可能性も高いですの。相手は私達以上の実力者揃い。ましてや無茶と無謀を超えてくるような連中まで居ます。ですので、急ぎつつも隠密行動で技術と力を手に入れる必要があります。ちなみに我が陣営は私とルリの二人だけですのよ」
「……ダメダメじゃないですか……」
「まあ、これから増やしていきます。ですので、妹さん達を引き込んでも構いませんの。むしろ、私としてはそちらを推奨します。緊急時、アインスト化しているのとしていないのでは戦力の比率が違いますし、助ける優先度にも変化がでます。まあ、その辺りはルリに任せますわ。後……ルリの妹さんの名前は誰ですか?」
「ラピスです」
「ね、年齢は?」
「8歳です。ちなみに血は繋がっていません。ただ、私と同じコンセプトで生み出されて改造されています」
ラピス。ラピス・ラズリ。機動戦艦ナデシコ~The prince of Darkness~に登場するヒロインですの。ルリと同じく、遺伝子操作によって生まれた紫色の髪の毛にルリルリと同じ金色の瞳を持つ少女。火星の後継者によって拉致されていたところを彼等を追っていたアキトによって発見、救出されました。 その後、感覚を失ったアキトをサポートするために行動を共にするようになります。
作中ではほぼ全て無表情かつ無口で、感情が無いような無機質で抑制的な雰囲気を醸していましたが、決して感情が無い訳ではないようです。原作では11歳ぐらいでしたが、劇場版の3年前だと考えると確かに8歳くらいになりますね。
「わかりましたの。では、その子を含めて私の妹になってもらいましょう。ですから、ルリはこれからルリ・ブロウニングですわね。ラピスはラピス・ブロウニングでお願いしますの。それと私の事はお兄ちゃんと呼んでくさいな♪」
「え? お兄ちゃん? お姉ちゃんじゃなくて? 馬鹿なんですか?」
「ち、違いますの。私の心は男なんですのよ。ですから……」
「外で呼んでは不味いのでは? 聞きましたが、ブロウニング家は格式高いお家ですし……」
「……お姉ちゃんでお願いしますの。ああ、でもやっぱりルリルリにお兄ちゃんと呼ばれるのも捨てがたい……」
「やっぱり馬鹿です」
「ぐふっ」
「はぁ……二人っきりの時はお兄ちゃんで、それ以外の時はお姉ちゃんでいいですか?」
「それでお願いしますの」
くっ、ルリルリに呆れられてしまいました。まあ、仕方ありませんね。だって、男の子だもの。可愛い妹、それも義妹なのですから、仕方ありません。ルリやラピスが妹なら、猫可愛がりする自信がありますの。そんなわけで抱き着いて思いっきり撫でてあげますの。こうしていると、レモンお姉様が私の頭を撫でてくる気持ちはよくわかります。
「鬱陶しい、です」
「我慢するですの。現状、ルリが私の癒しなのですから」
「……選択肢、間違ったかもしれません……」
「残念ながら強制イベントですので、諦めてください」
「……ばかばっかです……」
「私だけじゃないんですの?」
「……受け入れている私も馬鹿ですから……」
「なるほどですの。っと、そろそろ戻りますよ。休憩時間は終わりなので、訓練に戻りますの。ルリは好きに過ごしてくださって構いません」
「わかりました。ラピスのところに行ってから戻ってきます」
「何か有れば連絡をください。最優先で対処しますから」
「お願いします」
ルリルリを抱き上げて天井から蔦を伸ばさせ、それで運んでもらいますの。外に出たら、早速、シミュレーターに移動します。
「頑張ってくださいお姉ちゃん」
「はいですの」
ルリルリは出て行きましたが、彼女の応援のおかげでやる気百倍なので頑張りますの。あ、レモンお姉様に副座式にするように連絡を入れておきますが、怒られました。私達は小さいのでスペース的には問題ありませんが、作るのが大変みたいです。一日や二日で用意できるわけがありませんものね。そう思っていたのですが、普通に用意できるらしいのでお任せしました。ただ、ソフトに関しては私の方で対応しないといけない事になったので、頑張らせてもらいます。
「さあ、お姉ちゃんとして頑張りますの!」
とりあえず、集団戦闘ができるようにターゲットを出現させて停止した状態からの狙撃や回避しながらの射撃などを訓練していきますが……停止状態は問題なく微調整を繰り返せば命中させられます。
こちらは精密機械のような物ですから、データさえ取ればどうとでもなりますが、流石に戦闘経験がないので最適な殲滅ルートとかわかりません……それなら開発してしまえばいいではないですか。
そう、禁忌の未来予測システム。あのウィングガンダム・ゼロに搭載されていた
超高度な情報分析と状況予測を行い、毎秒毎瞬無数に計測される予測結果をコクピットの搭乗者の脳に直接伝達するインターフェースでです。
また、コクピットの高性能フィードバック機器がパイロットの脳をスキャンし、神経伝達物質分泌量を制御し、急加速や急旋回などで起こる通常の人間では決して耐え切れない衝撃を緩和、または欺瞞させ、通常不可能とされる制御行動が可能になります。この機能を搭載した機体は他の機体と一線を画す驚異的な性能を保有できました。
ちなみにこのシステムは基本的に相手を倒す事を目的としたもので、目的達成のためならば人道や倫理などお構いなしで、他人や仲間の犠牲、更には自分の自爆ですら躊躇せずひとつの可能性として提示します。やばいですの☆
それに未来を予測できるほどとてつもない情報量は、精神力の弱い者には、時に現実なのかシステムの予測なのかわからなくなるほどのものでして、パイロットの精神的負荷は計り知れません。そのため、ゼロシステムに精神が負けてしまうとシステムが提示した行動のまま暴走を始めるか、耐え切れずに精神を破壊され、最悪死に至る可能性まである危険な代物です。
ですが、アインストであり、身体がナノマシン化しているアルフィミィちゃんには一切関係がありません。所詮は人間を乗せる事を前提としたシステムなので、どうとでもなるでしょう。
「早速作ってみますの」
高速で組み上げてみましたが、普通に使えませんでした。模擬戦データで敗北しましたし、そもそも経験値が足りませんでした。ですので、仕方がありませんが、経験値を溜めさせる事にしました。自動で模擬戦をし続けるシステムを構築し、私の身体データとヴァングレイのデータを入力しました。
とりあえず、高速化した仮想の宇宙空間で100戦ずつ一気にやらせましょう。シミュレーターを二つ使い、どちらもネットワークから切断して争い合わせます。戦闘の経験が溜まれば自動更新されるシステムにしたので、延々と強くなっていてくれます。最初は一対一、次に一対複数でやります。
やってる事はナルトの多重影分身ですわね。だって、ゼロシステムが経験した戦闘データは全て私に適応させるので勝手に強くなります。もちろん、ソフトを超えるような連中はゴロゴロしているので、その人達と戦う時を考えたら、自動戦闘に頼れないので自力を鍛える必要はあります。ですが、新兵としたら充分ではないでしょうか?
ちなみに模擬戦に入ってるデータはアクセルのもあるので、そちらも使わせてもらいます。あ、地球連邦軍にもクラッキングしてキョウスケのデータをもらいましょう。吸いだされているはずですものね。よくよく考えたら、手っ取り早く強くなるのってキョウスケのデータをアインスト経由で貰えば手っ取り早いですの。
アルトアイゼン・ナハトを量産して、アインスト・ヴォルフに改造するのもいいですわよね。というか、あちらがアルトアイゼンを使うなら、こちらはヴァイスリッターを使うのもありですわね。ライン・ヴァイスリッターの量産部隊。すごくかっちょい~ですの。
まあ、前衛が少ないのでやっぱりアインスト・ヴォルフは必要ですわね。この二機を連携させたアルフィミィちゃんの意思で動く無人機部隊。対処は結構、簡単そうですわね。何に置いてもまずヴォルフを飛ばさないといけませんし。
まあ、この辺りは捕らぬ狸の皮算用なので、放置しますの。ただ、採用されなかったヴァイスリッター自体がどうなったのかはわからないので、調べて手に入れてみましょうか。
ああ、それとケンゾウ・コバヤシ博士の研究所には襲撃をかけないといけませんわね。T-LINKシステムがないとせっかくの念能力が意味ありませんし。機体の操作はIFSで可能ですが、思念の増幅度次第では触感に近い第六感が広範囲にわたって展開され、空間内に存在する敵機の捕捉も可能となりますので便利です。ASRSすら見破れますしね。それに念動フィールドも使えるので是非とも欲しいです。
それにやっぱり武器を飛ばして攻撃するのはロマンですの。あ、ロマンといえば刀も欲しいですわね。ペルゼイン・リヒカイトが使う鬼蓮華とか、作るのは大変そうですの。そうなるとあの人に弟子入りするべきですわね。後、Gガンダムが入っているのなら、マスターアジアに東方不敗を習うのはありかもしれません。やれやれ、本当にやる事が多すぎますの。でも、止まるんじゃねぇぞ、ですの。やってやりますわよ、団長!
ゼロシステム、正直、ルリとアルフィミィちゃんの演算能力あれば要らない子じゃない? と思ってしまいました。ですけど、やっぱり要りますね。ソフトは必要ですから。
ちなみにアルフィミィちゃんはパイロットスーツは原作にスカートを追加した程度ですが、ルリルリはヴァングレイに乗るならゴスロリですね、やっぱり(ぁ
強さ的にはこんな感じの予定。
エース>AI=ベテラン>一般兵>初心者
エースには主人公たちが含まれます。ベテランとAIが同じなのは機体性能をAIの方が引き出せるからです。その代わり、ベテランたちはAIの行動ロジックを読んだりもできるという判断です。
ルリとラピスの年齢はルリの劇場版と無印を見て判断しました。
ナインちゃんは作る? 作らない? それとも拾う?
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アルフィミィのアインスト・ナイン作成
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作成しない
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落ちてきたところを拾う
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ルリルリがナインの代わりに乗る
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アルフィミィちゃんにパートナーなどいらぬ