アルフィミィちゃんになってスパロボ時空で暗躍する 作:アルフィミィ好き
「ご報告いたします。空間転移の反応があった場所ですが、そちらで少女が一人保護されましたが、記憶が混濁していて身元は現在わかっていないようです」
「そうか。精密検査と言って血液を採取しろ。外見は人でも中身は別物の可能性がある」
「了解しました。もし、人でない場合は……」
「こちらで引き取るようにしろ。Wシリーズの改造に使えるかもしれん。他の連中に取られないように手を回せ」
「はっ!」
◇◇◇
皆さんこんにちは。アルフィミィですの。まあ、偽物なんですがね。さてさて、さ~て。そんなアルフィミィちゃんはポリスメンに連れられておそらく警察病院と思われる場所に連れられて行きました。
その病院にある診察室でかるく問診を受けております。でも、何故かかなり厳重になっている。明らかに軍人の連中が数人居て、手にアサルトライフルまで持っている。いや、P90とかのPDW《Personal Defense Weapon、パーソナルディフェンスウェポン》みたいなのですね。
そんなのを装備した明らかにエリートの軍人さんが達が扉の外や病院の外に居ます。ちなみに外には戦車までみられ、大きなロボットまで見えました。アレはゲシュペンストみたいで、とってもカッコイイ! まあ、そんな事よりも問題はあるんですが。
「では、精密検査をいたしましょうか」
白衣を着た紫色の髪の毛をした綺麗なお姉さん。その顔は画面越しに見た事がある。つまり、やらかしていた。誰だよ、病院やポリスメンだったら簡単に逃げだせるとか言ったの。どう見ても地球連邦軍特殊任務実行部隊の施設じゃないですか、ヤダー!
「必要ありませんの。怪我なんてどこにもないですし」
「いえいえ、頭を打っているかもしれないし、ついでだからね」
「お断りしますの。見ての通り、とても元気ですし」
椅子から立ち上がってぴょんぴょん跳ねて元気な姿をアピールする。この人に精密検査をさせてはいけない。外見は人でも中身はアインストだ。それにDNAを調べられるのもまずい。私はエクセレンを基にして作られたのがアルフィミィである。そして、この目の前に居る人はこちらの世界のエクセレンを基にして作られた人造人間だ。
そう、こちらのエクセレンはシャトル事故で死亡しているので、彼女の両親が遺体と人造人間開発プロジェクトのマテリアルを使って彼女を蘇生させている。しかし、記憶と人格までは完全に蘇らず、レモンという存在となって生まれ変わっている。つまり、彼女と私は人とアインストの違いはあれど、互いに蘇った存在だといえなくもない。
それと疑問なのだけどLemonという単語には欠陥品という意味もある。記憶と人格が蘇らなかったことを示しているのかな?
「……早く着替えを買いに行きたいですの。この借り物の服も返さなくてはいけませんし、下着とかも必要なのですから。それとも、お姉さんも上着一枚で過ごしてみます?」
「……確かにそれは嫌ね。すぐに服を用意させましょう」
「いえいえ、自分で選びますの。他人が触れた物って嫌ですのよ」
「あらあら、潔癖症なのかしら?」
目が笑っていないし、とっても怖い。どうにか逃げないといけないけど、これってどう考えてもバレてるよね? 少なくとも精密検査を要求してくる事から、私が人でないというのは気付いているのかもしれない。
「そうかもしれませんの。どちらにせよ、そろそろお暇させていただきますの」
「駄目よ。だって、貴女は身分証を持っていないもの。身元を証明できない女の子を放りだすなんてできないわ。常識的に考えて」
「ちっ」
「ふふふ」
「わたくし、ストリートチルドレンという奴で、身分証なんて初めからありませんの。ですから、お気遣いなく」
「そうもいかないのよね。行く先がないのなら、こちらで保護します」
「保護、ですの」
「ええ、保護よ」
もう諦めるか。どうせ引く気もないだろう。泳がせるために逃がす可能性もあるけれど、レモンは私の身体を検査したくてうずうずしているだろう。そうなると最低でも血液などの体組織を提供しないといけない。
そして、提供してしまえばWシリーズに使われる事は目に見えている。そうなるとWシリーズがアインストの系譜になり、レモンが居るこちらの世界におけるキョウスケ・ナンブのように暴走してしまう。つまり、災厄へと進化する可能性が存在する。この世界がレモンの世界であるのならば、あちらの世界に転移するまではアインストの体細胞を与えるわけにはいかない。少なくともこちらの世界にアインストが出現するまでは絶対に駄目だ。
「でしたら、衣食住とあそこに見えるロボットに乗ってみたいですの」
「ゲシュペンストに乗ってみたいの?」
「はいですの! とってもカッコ良くて面白そうですのよ!」
「民間人に軍事機密のロボットを乗せる事はできないわね」
「でしたら用はありませんので、帰らせていただきますの」
「衣食住だけじゃ駄目なのかしら?」
「駄目ですの。いえ、自分で機体を作ってもみたいですから、勉強させていただけるのでしたら、それもありかもしれませんの」
「……どちらにせよ、軍事機密よ。軍人になるなら、いいわよ?」
「軍人になるのは嫌ですの。拒否権がありませんから」
「ちっ」
どうせ、わたくしが軍人になる事を認めれば精密検査を健康診断と言ってさせるのは確実だ。だから、軍人になる事はできない。
「レモン、何を遊んでいる」
扉が開き、声が聞こえてきた方を向くと22、23歳ぐらいで赤髪のクセッ毛がある人がいた。タレ目が特徴的で紫色の瞳をしている。彼こそはスパーロボット大戦Aの主人公にして、OGでキョウスケ・ナンブのライバル。アルフィミィの相棒となる存在。
「アクセル」
「お客様が来られたようですので、これで帰らせていただきますの」
「待て」
そう言ってアクセルに背後から肩を押さえられる。そう簡単には逃がしてくれないか。だが、貴様にも被害を受けてもらう。
「いやぁぁっ、犯されるぅぅっ!」
そう叫びながら前に倒れるようにしてレモンに抱き着き、即座に背後に回ってガタガタと震える。
「おい!」
「アクセル、あなたそういう趣味があったの?」
「待てレモン! 誤解だ」
「誤解であろとなんだろうと、女の子の肩を掴むのは問題よ? それにこの子は襲われていたのだから、こういう反応をするのは当然でしょ?」
「わかった。確かに触れるのは駄目だったな。だったらこれでいいだろう」
「ひっ」
アクセルが向けてきたのは懐から取り出した拳銃だった。拳銃なんて産まれてこの方、玩具しか見た事がない。モデルガンは本物ではないけど、アクセルが持っているのは本物だろう。それが私に向けられているので、普通なら怖くなる。でも、この身体はアルフィミィちゃんのものであり、アインスト製となる。つまり、銃弾なんて怖くない。そのはずなのだけれど、怖いものは怖い。まだ私の、俺の精神が
「アクセル?」
「どちらにせよ、ソイツが怪しいのは確実だ。監視カメラを確認したが、裏路地から出てきた奴等は居ない。発見された血液の量から見てもそう遠くには行けるはずもないし、動けば必ず血痕が残る。それすらないとなると、一度だけ確認された転移反応の場所に居た怪しい存在、その餓鬼だけだ」
「まあ、確かに精密検査も拒否しているし、身元も証明できない。怪しいのは違いないわね。貴女もそろそろ本当の事を話してくれないかしら? そうでないとこちらとしても穏やかでない手段を取る事になるわ」
「それはこちらも同じですのよ?」
「ほぅ」
「生身でわたくしと数メートル範囲に居るのですよ? 何時からわたくしのキルゾーンに入っていないと錯覚していましたの?」
「っ!?」
「ちっ」
レモンに抱き着き、後ろに隠れながらアクセルに告げてやる。相手側もこちらを警戒している。レモンは冷汗を浮かべているし、アクセルはより一層警戒してこちらを見ながら兵士の方へと合図を出そうとする。だから、こちらもレモンの首に手をやる。
「逃げられるとでも思っているのか?」
「逃げられないと思っていればのこのことこんな場所まで来ませんのよ?」
「はい、そこまでにしなさい。遊びは止めよ」
「レモン?」
「アクセル、大丈夫よ。だって、この子震えているもの」
ばーれーてーまーすーのー。そう、私の手は震えている。だって滅茶苦茶怖いし、仕方がない。死にたくない。確かに生身ならアクセル達はどうとでもなる。ただし、外に居る
「なに?」
「だから、貴女も止めなさい。しっかりと話し合いましょう? 悪いようにはしないから」
「やれやれ、わかりましたの。こちらの素性を話しますので、人払いをお願いしますの。できれば私とレモンだけがよろしいのですが……」
「無理だな」
「でしたら、お話はできませんの。これはわたくしたちに関わるプライベートな話でもありますし、部外者に話すつもりはありませんのよ。特に少女趣味の変態殿方に伝えるのなんて無理ですの」
「どうやら喧嘩を売っているようだな」
「事実しか言ってませんの。わたくし、身の危険を感じましたのよ?」
「アクセル」
「駄目だ。最低でも俺は残る」
「そうですか。レモンと結婚するか恋人になるなら認めてあげてもいいですの」
「「は(え)?」」
これから話す事はかなりプライベートな内容だし、レモンにとってはかなり辛い事である。だから、アクセルに教えるのは問題がある。
「そんなにプライベートな話なの?」
「出自に関するものですのよ、お姉様。いえ、おば様?」
「あ~そっち関連ね。わかったわ。アクセル、席を外して頂戴。それとお姉様にしてくれるかしら?」
「はいですの」
「おい、どういうことだ?」
「とりあえず、私だけでいいわ。どうやら、本当にプライベートな話でもあるし、後で話すわ。そうね、一応保険として周りをPTで囲んでおけば大丈夫でしょう」
「だが……」
「お姉様の恋人になるのなら、教えて差し上げても問題ありませんのよ?」
「こいつ……」
「貴女、そんなにアクセルと私をくっつけたいの?」
「ええ、もちろんですの。そうすればこの人に襲われる可能性が激減しますのよ」
ふっふっふっ、アクセルとレモンのカップリングとか、鉄板で最高だ。さあ、私に見せてくれ!
「レモン、もういい。無理矢理聞き出す」
「やれるものならやってみやがれですの。お姉様を連れて撤退してやりますのよ」
「止めなさい。私がアクセルと付き合ったら問題はないのね?」
「ですの」
「おい」
「わかったわ。それでいきましょう」
「レモン、何を言ってるんだ」
「実際の問題として、この子は怖がっているけれど絶対的に自分は安全だと思っている節があるわ。隠し玉を持っている事は確実なの。私もまだ死ぬ気はないのよ」
「ほらほら、後はアクセルが男気を見せるだけですの」
「……わかった。言う通りにレモンと付き合ってやる。それで文句はないな」
「でしたら、誓いの口付けを……」
そう言ったら、あっさりとアクセルがレモンにして、レモンも受け入れて舌まで絡めだした。それを顔を手で隠しながら見詰めていく。
「ほら、これでいいだろう?」
「そうね。アクセルが残っても文句はないわね?」
「はいですの。では、お教えしますので他の人は席を外させてくださいですの」
「ええ。貴方達、一度下がりなさい」
「「はっ」」
命令に従って下がる兵士の人達。それを確認してからレモンをアクセルの方に渡してから、レモンが座っていた場所に座る。
「では、まず精密検査を拒否している理由は至極単純。わたくしが作られた生命体であり、普通の人間ではないからですの」
「やはりな」
「ええ、そこに居るお姉様。欠陥品のレモン・ブロウニングと同じですの」
「お前……」
「いいのよアクセル。事実だもの。私はエクセレン・ブロウニングとして人造された生命体であり、記憶と人格を継げなかった欠陥品だもの。で、貴女は私と同じ為に生み出されたのかしら? でも、それはおかしいわよ。あの計画に関わった者や資料は全て消したのだから」
「完全に消す事など不可能ですのよ? 例えば職員がエクセレン・ブロウニングのDNAMAPを盗み出していたり、ハッキングされていたり、存在してしまった技術はなかなか消せませんの。それに私が作りだされたのはお姉様を作り出した方々とは別ですの。これもお姉様が欠陥品なのにある意味では成功体だからこそですのよ?」
「どういう事だ?」
「私が優秀すぎたってことかしらね」
「その通りですの。エクセレン・ブロウニングのDNAから作り出した貴女は研究分野で多大な成果を上げました。でしたら、他の方々がどう思うかなんて至極単純ですの」
「ちっ、どんどん増やすってか」
「ですの。さて、人の欲望は留まる事はありません」
私は人ではないが、アインストによってエクセレン・ブロウニングのDNAを基にして作られた生命体であるのは変わりない。嘘も言っていない。
「だが、転移反応はどう説明する」
「わたくしの前に現れた化け物の事ですね」
「化け物?」
「二人は知っていますの? この世界には多種多様な宇宙生物や地球でも発見されていない存在が居ることを」
「異星人ね」
「知っている。俺はお前がそうだと思っている」
「知っていたのでしたら、そこまで隠す必要はなかったですの」
「もしかして、隠していたのって信じてもらえないからかしら?」
「その通りですの」
流石に頭のおかしい子とか、思われたくはない。いや、ある意味ではあっている。私は色々な意味で頭のおかしい子なのだから。
「さて、先程のアクセルの質問に関する答えですが、当たりであり、ハズレでもありますのよ。私は地球人にある生物のDNAを混ぜて生み出された存在ですの。言ったでしょう、人の欲望に留まる事はないと」
「人体実験の成果というわけね」
「だが、転移反応はどうなる?」
「一部であれ、同族の気配に惹かれてやってきたのか、偶然かは知りませんが、あの時に現れたのは事実ですの。私を襲おうとしていた者達を殺して、こちらにやってきたので食べてやりましたの」
そう言ってから、緑色の触手を生み出して二人に見せる。同時に素早くアクセルが持っていた銃に噛みつかせ、そのままボリボリと食べさせる。
「言ったでしょう、ここはわたくしのキルゾーンであると」
「事実なわけね」
「まいったな」
「さて、わたくしが精密検査を拒否した理由ですの。こんな化け物を操る力なんて気味が悪い上に研究者たちはこぞって人体実験をしてきますの。だから、私はわたくしの目的のためにこの力が必要な時は容赦なく振るいますの。それが例え半分とはいえ、同じDNAを持っているお姉様であってもです」
「やはり危険だな。これはますます逃がす事はできない」
「逃げられないとでも思ってますの?」
実際問題、こうなればもうアインストを召喚して暴れさせて、その間に逃げるしかない。その場合、互いの被害は凄まじい事になるだろう。私としては嫌だが、アクセルとレモンは殺さなくてはいけない。何故なら、ここで見逃せば必ずPTなどに乗って追いかけてきて、私が殺される。いくら好きなキャラとはいえ、私は自分の命の方が大切だ。こんなのアルフィミィじゃないかもしれないし、ファンとして失格かもしれないが……死にたくないのだから仕方がない。
「ねえ、貴女の目的は何?」
「わたくしの目的は簡単ですの。自分専用ロボットを作って乗り回し、知的好奇心の赴くままに改造しまくってやりますの!」
「それってかなり伝手が必要よね? それに追われているでしょう?」
「まあ、そうなりますの。だから、少し困っておりますの。そんな訳でお姉様。わたくしを雇っていただけませんか?」
「雇う、ね」
「はいですの。条件としては衣食住と安全な研究施設や資材が欲しいですの。もちろん、わたくしへの人体実験や体液の採取はお断りしますの」
「代価はなんだ。今のはそちらだけのメリットだ」
「はいですの。見ての通り、わたくしは色々と処理するのは得意ですの。ですから、死体処理や廃棄品の処理など汚れ仕事をしますの。ああ、ただ殺すのは腐敗した者達や悪人だけにして欲しいですの」
ノイ・レジセイアに言われた調査命令も忘れていない。女王様であり、お母様である彼女の命令を遂行しなければ用済みとして消される。そうならない為にも裏の仕事を行ってしっかりと報告する。同時に生き残るために知識を収集し、戦力を溜め込む。
少なくともノイ・レジセイアにアクセルとレモンが居るんだ。この世界はアインストが確定され、インスペクターとエアロゲイターも確定だ。この三勢力から生き残るのは生半可な手段では不可能。そもそもアクセル達について平行世界に行かなければこの世の地獄を味わう事に……あ、アインストだからならないか。
ただ、そうなると地球は滅んでしまう。それは地球人として、ファンとしてはやっぱり嫌だ。ならば、私がやるしかない。他の誰でもない、アルフィミィちゃんがやってみせる。偽物だろうと関係ない。このログアウト不可な恐怖ゲームを攻略してやろうじゃないか。
「それでどうしますの? ここまで話したのですから、わたくしとしては受け入れてくれると嬉しいですの。流石にお姉様達を殺したくはありませんのよ?」
「選択肢はないってか」
「私の研究には協力してくれるのかしら?」
「もちろんですの。むしろ、積極的に協力させていただきますの。戦力強化はこちらとしてもありがたいのですから」
「そうね。私としてはいいと思うけれど……」
「ヴィンデルに報告してみる」
アクセルが携帯端末を取り出して連絡をしている間、レモンに謝っておくか。
「先程は欠陥品とか言ってごめんなさいですの。お姉様はお姉様。エクセレンではありませんの。ですから、欠陥品などでは決してありませんの」
「わかってるわよ。私とエクセレンは別物。それは貴女にも言えることよ。そう言えば名前はまだ教えてくれないのかしら?」
「もう隠している理由もありませんの。わたくしの名前は……そうですね、アルフィミィ。アルフィミィとしますの。苗字は無いですのよ」
「よろしく、アルフィミィ」
「はい、お姉様」
「ヴィンデルから許可は出た。レモンの妹として扱うから、とりあえず、連れて来いだとさ」
「わかったわ。でも、その前に服を買いに行きましょうか」
「ですの。流石にこの恰好は色々と問題がありますの」
「アクセル、荷物持ちをお願いね」
「なんで俺が……」
「お兄様になるのですから、お願いしますの」
「やめろ」
「どちらにせよ、わたくしへの監視は必要ではありませんか?」
「ちっ」
舌打ちしてきたアクセルを連れてレモンと一緒にアクセルの運転でお買い物へ行く。正直、女の子に必要な物なんて何も分からない。そもそも必要なのかもわからないが、怪しまれないためにもレモンにお願いして用意してもらう。
「さて、一から用意しないといけないけれど、どんな物が好みかしら?」
「えっと、動きやすくて男物のような服装が……」
「却下ね。女の子なのだから、しっかりとおしゃれをしないといけないわ。それにこれから一緒に居る妹が可愛らしい服装をしていないのも問題なのよね」
「別に迷惑は……」
「私のやる気が削がれるわね」
「……はぁ……まあ、お任せしますの」
「ええ、任せてちょうだい」
数時間後、私は自分が発した言葉に後悔した。四件ほど店を梯子させられ、数時間もの間いろんな服を着せられて着せ替え人形にされることになった。下着とかも全て女性用で、基本的に服はスカートとなり、どうにかスパッツだけは手に入れた。
まあ、気に入ったのは楽な恰好で可愛い肩紐タイプの黒いワンピースだ。所々にリボンや透明なフリルがあしらわれていて、首元にもフリルのチョーカーを取り付ける。髪型は黒いリボンでポニーテールにすると、姿見で見た姿は完全にアインスト・アルフィミィだ。それも狙い通りにバンダイが出しているカードゲームに出て来た浜辺の波打ち際で遊んでいる服装になった。
後書きの設定を使うか使わないか。使わないならアルフィミィの部分を普通のアインストに差し替え
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