アルフィミィちゃんになってスパロボ時空で暗躍する 作:アルフィミィ好き
【地球 トーヤ・シウン 自宅】
母さんが死んでからろくに家に帰ってこないで金だけを振り込んでくる父さん。確かに父さんはアシュアリー・クロイツェル社に働いている。どのような仕事をしているのかは守秘義務というので教えてくれない。ただ、別荘もあるのでお金に不自由した事はない。そんな父さんが火星人に襲われて月から戻ってきた。戻って来るのに一ヶ月以上かかったのはまあいいとしよう。だが、これはどういうことだ?
「父さん……今、なんて言ったの?」
「だから、お前にはこの
「はい。カティア・グリニャールと言います。よろしくお願いいたします」
そう挨拶してきたのは俺よりも年上だと思える少女だ。黒い髪の色に前髪より上の部分が上がって長い短髪をしている。耳の上に謎の髪飾りがあり、服装は肩と胸元とお腹を出した緑の上着にワンピに黄色の長い靴下に青いパンプスを着ている。スカートの部分はボタンが四つあり、首元近くにある赤い花びらのような柄が見える。
「フェステニア・ミューズ……よろしくね」
赤色の髪の毛を肩あたりまで伸ばした一番背が低い子だ。目は綺麗な緑色をしていて服装からして活発な印象を受けるが、今は沈んでいるみたいだ。
「わ、私はメルア・メルナ・メイアです……」
金髪に耳の所に編みこみ短髪に見えるが後ろに長い髪の毛が二本、出ている。青い瞳をした少女。服装はセーラー服のような襟に白いベストとベルトタイプのフリルがついたスカートをしている。内気でおっとりした感じだ。
「トーヤ。自己紹介をしなさい」
「トーヤ・シウン。それで、どういう事か改めて説明してくれ」
「先にも言った通り、お前にはこの子達と一緒に過ごしてもらう」
「なんで?」
「彼女達の両親は私と一緒にアシュアリー・クロイツェル社で働いていた。そう言えばわかるだろう?」
「ああ……」
火星人に両親を殺されたのか。脱出できた人はあまり多くないって聞いたし、そういう事なら父さんが天涯孤独になった友人の娘を引き取るのはわかる。
「でも、なんで俺と一緒に暮らさせるんだよ。三人で一緒に暮らさせたらいいだろ?」
「彼女達三人だけで暮らさせるのは万が一の場合、危ない。最近は物騒だからな。襲われる可能性もある。男手があるだけいいだろう」
「いや、それなら父さんが一緒に住んでやれば……」
「私は再就職先を探さなくてはいけない。家には今まで以上に居る事はできない。それにお前を一人にするのも心配だ」
「今更かよ……」
「あの、迷惑なら私は……」
「私も……」
「うん……」
「行く当ては……ないんだよな?」
こくんと頷く不安そうな三人を見ていたら、もうやる事は決まった。
「わかった。ただし、一緒に暮らすんだから事故が起こっても文句言うなよ。俺だって今まで一人で過ごしていたんだから色々と問題がある」
「それは……はい。わかっています」
「大丈夫だよ! 大丈夫!」
「ふ、不安ではありますが、理解はしていますから……大丈夫です」
「では後は任せたぞ、トーヤ。お前達が過ごすには充分な金は振り込んでおいたから問題ないはずだ」
「おい。もう行くつもりなのか?」
「ああ。色々と手続きに時間を取った。それとトーヤ。
「何を言っているんだ?」
「えっと?」
「夢?」
「どういうことでしょうか?」
「心に留めておけばいい。ではな」
父さんが変な事を言って出ていったので、俺は三人の子達としばし見つめ合う。どうしようか悩んでいると、くぅーという可愛らしい音が響いてきた。
「ご、ごめんなさい……お腹が空いちゃって……」
「たしか、フェスティアだったか」
「テニアでいいよ。これから一緒に暮らすんだからね! うん」
「私はメルアでお願いします」
「こっちもカティアで構いません」
「俺もトーヤでいい。それじゃあ、ご飯にするか。言っておくが、家事は分担してもらうからな。特に洗濯とかの問題もあるし」
「もちろんです」
「あたし、自信ないけど大丈夫かな?」
「私もです」
「それなら私が教えますね」
立ち上がってキッチンへと移動し、食べられる物を用意する。といっても乾燥したパスタとレトルトのソースだ。これが一番大量に作れるからな。
「湯を沸かしている間に空いてる部屋に案内する。好きな場所を選んでくれ。掃除とかは手伝うから」
「お願いします」
「はい。ありがとうございます」
「一人部屋とかできるかな?」
「できる」
三人を連れて家の中を案内して部屋を決めてもらう。とりあえず寝る所から作らないといけない。部屋を掃除してシーツとかを新しいのに変えないといけない。ああ、買い出しも必要だ。これから大変だな。というか、学校は俺と一緒に陣代高校になるのだろうか?
【セルドア エ=セルダ】
彼女達をトーヤに預けた。これで大丈夫だろう。サイトロンを防ぐ妨害装置を配置してある。感知される事はないだろう。後はグランティードを持ちだせたならば良かったのだが、月から反応は一切ない。帰還すらままならない。
やはり、アインストによって月は偽物へと挿げ替えられた事は明らかだ。これからどうするべきか、しっかりと考えなくてはいけないが、一先ずはアインストのお蔭で時間稼ぎが出来たと考えるべきだろう。だが、何時までも持たない。鍵である玉座機があちらにあるのだから。
「どちらにしろ、やる事は変わらない。シャナ=ミア・エテルナ・フューラ皇女殿下が望まれたままに人類との融和をなしとげる……」
その為には玉座機とは行かないまでも私が乗れる機体が必要だ。どこで作るかが問題だが、候補はイスルギ重工、ネルガル・マオインダストリー、最上重工……どれにするべきか。別の方に接触するのもありか。王留美という手もある。いっその事テスラ・ライヒに持ち込んでみるのも手か。
【ネルガル・マオインダストリー社 アルフィミィ】
影月での戦闘は一進一退を繰り返していますの。こちらは作り出したアインスト達を即座に転送して月のクレーター周辺に派遣していますが、向こう側も強力な機体を投入してきています。今は互いに潰し合いをしているところですの。こちらの技術力と操縦技術は戦闘を繰り返す毎にどんどん進化していっていますので、
まあ、このまま行けばどちらかのあらゆる資源が枯渇するので、資源回収は必須ですの。しかし、ネルガル・マオインダストリー社を通して地球から持っていくわけにもいきません。厳密に管理されているので横流しは無理ですの。まあ、金色の闇として活動している時についでに頂戴する資源に関しては送っても問題ありませんの。特にゲシュペンストMK-Ⅱとかもう型落ちですし、回収して素材にしてバージョンアップした状態でアインストにすれば効率はいいですの。
しかし、前線指揮官が足りません。さっさとオルレインを起こして機体を与え、戦線に投入する方がいいですの。でも、問題があります。まず彼女の機体ですの。デューカリオンは壊れていますし、これに代わる機体を用意しないといけません。デューカリオンのタイプからしてアーマードモジュールみたいな大型タイプがいいのかもしれません。デストロイでもアレばそちらに乗せるんですが……まあ、大型化した黒騎士はまずいですの。外見からバレるかもしれませんしね。
ここは何か……そう、私が好きな機体の一つ。なんちゃってナイチンゲールでも作りましょうか。T-LINKフレームの実験機体としてもいいですしね。ただ別の問題があるんですの。それは自爆する事でどうにか戦線を維持しているという事ですの。それも自爆させているのはブラックホールエンジンや相転移トロニウムエンジンですの。どちらも被害が甚大で巻き込まれるとオルレインも一緒に死んじゃいます。流石にそれじゃ問題ありありですの。そもそも相転移トロニウムエンジンなんて安定なんてしないで暴走しまくりですしね。
対策としては安全な所にオルレインを配置して、そこから操る……アレ、なにかそんなシステムがありましたの。確か、
今やっている事とたいして変わりませんね。人をアインストに置き換えただけで、データのリンクは常にさせていますので一つの機体が得た敵機の戦闘データを即座に処理、僚機へ伝達し戦闘に直結させることで、相手の戦闘パターンに対し部隊レベルで即座に最適な対応を取るということはできますの。問題は指揮官だけです。
といっても、指揮官をオルレインにして生体ネットワークに繋げば何度も死ぬ事になってオルレインが廃人になる可能性が高いですし、そもそも今は大事な時期ですの。ここで彼女を使えば計画している内容ができないどころか、主人公が生まれてこない可能性が高いです。それは不味いですの。
このような理由から普通の人では運用ができませんの。ん~やっぱりAIを作って特攻部隊の指揮官としましょう。指揮官という事は部隊を率いるという事で、どうせなら戦艦などに乗せるように作るとして……あ、アズールレーンからとりましょう。名前はグラーフ・ツェッペリン! 最終的には戦艦のメンタルモデルとして扱えば問題ありませんの。私のアインスト部分の細胞と自己進化・自己増殖・自己再生のナノマシンと合わせて生体コアを作成しますの。後で作る完全義体に入れてあげれば自由に行動できるでしょう。
作ったAIの容姿はふわふわな長い銀髪に赤目の幼女で、黒色で裏地が赤色の軍服を着ている幼い女の子、ツェッペリンちゃんですの。成長すると世界に絶望しそうですが、まあ大丈夫ですの。
「この無理ゲーを一緒に絶望せずに頑張りますの!」
「絶望も憎悪もとんでもない! 諦めなければ夢は必ず叶うと信じているのだっ!」
モニターに映るツェッペリンちゃんが拳を振り上げて堂々と宣言します。それにほろりときちゃいますが、私が元凶である事に変わりはありませんの。ごめんなさい。
「では、よろしくお願いいたしますの」
「うむ! 母上は期待して待っておるとよいのだ! 我が食する……ええい、おやつだけは用意しておくのだぞ! いいな!」
「もちろんですの♪」
ツェッペリンちゃんがさっそく部隊を率いて手に持った端末で指示を出していきますが、相手のラフトクランズにボッコボコにされて爆破して戦線を維持しました。
「うぇ、暴走した! え? 今度は敵の攻撃で誘爆? うっ、うぅ……死んだデータを基にして修正して、共有してから再チャレンジなのだ!」
やはりナイチンゲールの開発も大変ですし止めましょう。残念ですが……いや待てよ。ブラック・グリントに追加アーマーをつけたらナイチンゲールみたいになりませんか? ブラックサレナみたいな感じにすればいいだけですし……この方法なら開発するのは三機同時開発よりもそこまで大変じゃありませんね。
よし、決めました。資材回収を優先して現状維持ですの。安定して運用できるまで進化させて改造しなければ話になりませんの。ノーマルアインスト達を宇宙に派遣して資材を回収しましょう。確か、火星と木星は駄目でも土星の開発はまだ進んでいないはずですの。そちらと冥王星の方にも派遣しましょう。ネルガル・マオインダストリー社の方でもジャンク屋を組織して効率的に回収させますの。
それと金色の闇としてイスルギ重工に潜入も計画しておかないといけませんの。彼等はDCに兵器を売ったりしているので技術協力もしているはずですの。DCの技術があるという事はASRSがあるということであり、私にとっては喉から手が出るほど欲しい技術ですの。後はケンゾウ・コバヤシ博士の所も気になりますわね。T-LINKシステムをより良く改良できるかもしれませんしね。
「ツェッペリンちゃん、私は向こうに戻りますのでおやつと食事はしっかりと送っておきますね。データになりますが……」
「構わないのだ。だが、できるだけ早く身体を用意して欲しいぞ」
「もちろんわかっていますの。艦装を用意はできませんが、しばらく要らないでしょうしね」
「うむ。しばらくは機体の開発とフューリーとの戦いに専念するのだ」
「よろしくお願いするですの」
「また来るのだぞ! 寂しくてな……いや、なんでもないのだ!」
「ええ、それじゃあまたですの」
ツェッペリンちゃんにこの場を任せて移動しますの。他の子も用意してあげた方がいいかもしれませんし、ツェッペリンちゃん以外となるとローンやオーディン、ビスマルク辺りがいいかもしれません。
火星人によってアシュアリー・クロイツェル社は壊滅。三人娘の両親や家族は死亡しています。彼女達の両親から託されてトーヤに預けました。また、見つからないように対策もしてあります。
アズールレーンより、鉄血のツェッペリンちゃんとビスマルクを投入です。第三開発はオーディンからやっております。他のを放置していますが……
後書きの設定を使うか使わないか。使わないならアルフィミィの部分を普通のアインストに差し替え
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