アルフィミィちゃんになってスパロボ時空で暗躍する 作:アルフィミィ好き
ごめんなさい。
サキエルちゃんとDC残党との楽しい、楽しいランデブーを体験した私は無事、スーパーロボット大戦Rシリーズの主人公達とその父親さん達を確保できましたの。
「全然楽しそうじゃないよ、お姉ちゃん」
「そりゃそうですの。全然嬉しくありませんもの」
いえ、ミズホさん達を無事に確保できたのはとても嬉しいですの。でも、スーパーロボット大戦仕様じゃないスーパーでハイパーモードのサキエルちゃんと出会いたくなんてありませんでした。それにDC残党まで乱入してきました。ええ、彼等も当然のように私を狙ってきました。
なので、DC残党をサキエルちゃんへの肉壁としながら
「問題は地球連邦軍ですの。スクランブルへの対応が遅い。来てもこちらへ参加しようともせずに遠巻きで見てただけですのよ?」
オルレアンにある本社。そこの通路を歩きながら、隣を一緒に歩いている私の愛しい愛しい電子の妖精ちゃんへと振り返りながら不満をぶつけますの。
「お姉ちゃん、遅いのは事実だけれど、普通に考えてサキエルという使徒相手に連邦軍の兵器じゃ対抗できないです」
「でも、サキエルちゃんが撤退してからなら……」
「グラビティブラストを連射して撃墜しているような戦場に突入できますか?」
「私はできますのよ?」
「お姉ちゃんはできますが、他の部隊の人は無理です。現場の指揮官さんの判断は正しいかと。ちゃんと逃がさないようにはしてくれていましたから」
「つまり、全ては装備が悪いと」
「装備もそうですけれど、こちらの練度が低いのも問題ですね。もっと連携と技術を上げないといけません」
「それもそうですわね。総じて一部部隊を除いて地球連邦軍の練度は低いです。第一次DC戦争、インスペクター襲撃。これらの事件により、ベテランや優秀な技術を持つ者達がほとんど死に絶え、技術の継承が疎かになっておりますの。そしてその後に来た平和で腐っていき、一部の軍人を除いてダメダメな状態になりました。そこで火星との戦争です。ウルブズやシャドウミラーを除いた部隊は被害甚大で、再編を余儀なくされております。そんな状況なのにプラントとの戦争とはいやはや、馬鹿ばっかですの」
「本当に馬鹿ばっかです」
まあ、だからこそ付け入る隙はありますの。暗躍するにはいい土壌ではあります。そのせいで絶望しかありませんが。
「取り急ぎ、部隊の練度を上げる必要がありますの。いくら兵器が優れている名刀でも、使い手が駄目では鈍らにしかなりませんしね。ルリちゃん、肉体を改造したパイロット達にゼロを使いこなせるようになるまで耐久のスパルタコースを施してやりましょう」
「全員に強化した訓練プログラムを受けさせるように調整します。相手はどうしますか?」
「サキエルちゃんのデータでお願いしますの」
「……使徒ですよね?」
「使徒ですの☆」
「現状の装備では勝てないんじゃないですか?」
「ええ、でもサキエルちゃんを相手にしていたら生き残る事はできますわよね?」
「まあ、それは確実に成長すると思います」
「ならそれで構いませんの。死ななければ成長する機会はいくらでもあります。そうですね、彼等には殺し合いをしてもらいましょう。レッドアクシズに弱者は要りませんの」
「殺し合いですか……? 本気で言ってます?」
「はいですの。なづけてチキチキ☆バトルロイヤルですの! 罰ゲームは恥ずかしい黒歴史を全員の前で告白ですの!」
「……あ、殺すって精神的な意味でなんですね」
「まあ、手足の一本や二本、再生できるのでどうとでもなりますけどね」
この企画をパイロット達に送ってみたら、「社長は血も涙もない!」「鬼畜外道!」とか色々と言われました。ですが、ここは心をペルゼイン・リヒカイトにしてやってやりますの。ちょっと性癖バレたり、黒歴史を言わされるだけですの。無い人には作ってもらいます。そう、罰ゲームはSANチェックですの!
ただ、鞭だけでは駄目なのでご褒美もちゃんと用意しておきます。バトルロイヤルの勝者と使徒の撃破や一定時間の耐久が成功した方には賞金と副賞としてその人が望むアンドロイドをオーダーメイドしてプレゼントします。もちろん、お嫁さんやお婿さんとしても使えるようにしております。ご家族の方にはメイドさんか執事さんが手に入るくらいです。支援AIの方々も身体が手に入るかもしれないとなると本気で参加してくれるでしょう。普通に値段が億単位ですからね。
「飴と鞭はこれで良いとして……問題はネルフですね。ルリちゃん、連絡はしてくれましたよね?」
「しましたが、ちゃんとした回答はまだ頂いていません」
「そうですか」
使徒の専門機関としてネルフが作られております。こちらにレッドアクシズとネルガル・マオインダストリー社から正式に使徒について情報開示を求めましたが、断られました。まあ、これはわかりきっていたのでいいのですが、代わりに
後は突入すれば問題ありません。なくてもでっち上げますからね。お爺様もゼーレは常々排除しておきたいと思っておられるようですし、渡りに船らしいです。ネルフがまともな組織なら使徒の対処の為にこんな事はしないのですが、裏はドロドロですから仕方がありません。
「でも、ネルフに行ってどうするんですか? 言っておきますが、お姉ちゃんは色んな組織から狙われています。ゼーレと協力して襲ってくる可能性もあります」
「大丈夫ですよ。いざとなれば転移を使いますし、護衛はしっかりと連れていきますからね。それに予備の身体を作成しておけば問題ありませんの」
UG細胞とアインスト細胞を利用して増殖させた分身を複製すれば何か有った時のスペアボディにはなります。もちろん、厳重に保管してありますので奪われて悲惨な目に会うことは防止できる……はずですの。
「本当に気をつけてくださいね」
「ええ、もちろんですの」
話している間に会議室へと到着したので、扉を開いて中に入ります。既に会議室には錚々たる顔ぶれがそろっています。それもそのはずで、今回はネルガル・マオインダストリー社の主だったメンバー全員が集合していますからね。もちろん、イネスさんやエイフマン教授などもいらっしゃいます。
「お待たせいたしました。これから会議を始めたいと思います。ですが、その前に新メンバーを紹介いたしますね。ライゾウ・カッシュ博士とミカムラ博士ですの」
「よろしく頼む」
「よろしくお願いします」
「……確か、死んだはずじゃ?」
「社長に処刑されていたわよね?」
「ええ、処刑しましたよ。彼等の半分ですが」
「身体のほとんどをサイボーグ化したのか」
「ですの。何れはクローン技術を使ったしっかりとした肉体をご用意しますの。それまではこれで我慢していただきます」
「構わないです」
「ああ、こちらも救ってくれた事に感謝している」
「カッシュ博士にはこちらでナノマシン技術の開発をしてもらいます。ミカムラ博士は我々が開発した特殊技術を汎用型として使いやすくなるようにしていただきます。もちろん、どちらも機体を作りたいというのでしたら、企画書を上げていただければ最大限にご協力します。我社は横の繋がりも大事にしているので、我々が持つ技術情報はここに居る皆様にならすべて閲覧できる権限を渡してあります。どうぞご利用ください」
「そこまでしているのか……」
「現在、地球圏は多種多様な存在に狙われていますので、協力なくして勝ち抜く事はできません。その為に確執なきよう、協力しあってください。それに詰まった場所も皆様に考えてもらえば案外、解決する策は簡単にでてきたりしますしね」
「わかった」
皆様が頷くのを確認してから次の人をご紹介しましょう。
「続きまして、時流子研究所よりグレーデン博士とモントージ博士です。彼等には時流エンジン……時間が流れる場所であれば無限にエネルギーを生み出し続ける物を作ってもらっています」
「ほぅ、それはタイムマシンにも使えるのかね?」
「我々の考えでは使えます」
「まあ、実験をする必要がありますが、基本的にタイムマシンとしては使いません。どんなタイムパラドックスが起こるかわかりませんからね。ただ、一つの実験はしますの」
「それは何かしら?」
イネスさんが聞いてきたのでしっかりと答えますの。彼女はタイムトラベラーですしね。
「ルリちゃん」
「はい。考えている実験は過去に行き、死んだはずの人を連れてくるということです」
「この場合、タイムパラドックスを起こさせないために歴史や現実も含めて死んでいただきます。ですので、用意するのは本人と同じDNAと姿を持つ死体ですの。それを本物とすり替えて連れてきます。これで世界は対象が死んだと観測するはずです。その後は名前を変えて生きてもらえばよし。失敗すればなんらかの揺り戻しがおきますが、その時はその時ですの」
「量子理論か……」
「認識されなければ確定はしていない。なら、認識させて確定させてしまえば矛盾は生まれないと」
「人造人間の一人として登録しておけば確かに倫理的な問題以外はクリアーされるわね」
シュタインズ・ゲートと同じ理論ですね。観測される事で事象が確定します。それが本来の歴史から対象を殺さずに救うとなると揺り戻しが起きて因果が狂います。ですが、対象を死んだと認識させる事で本来の歴史と同じ通りに進ませます。これで過去の改変は完了。未来の改変は未定なのですからまだ問題はありません。まあ、こうする事で多少は因果律が狂う事を防げるはずですの……そうなるといいという希望的観測にすぎないのですけれどね。
「どちらにしろ、これは我々が研究対象としているボソンジャンプと共同で開発すべきものです。何せ、ボソンジャンプも過去や未来へと移動できるのですから。そうですよね、イネスさん」
「それは間違いないわ。そうね、確かに時流子という物を扱えるのならばボソンジャンプを安定させる事もできるでしょう」
「そういうわけで、皆さんには時流エンジンについてもご協力ください。最悪、これさえ完成させておけばどうにか地球の未来は守る事ができますの」
「過去に戻って改変するのね」
「まあ、それはあくまでも最終手段ですの。ですが、その前に一つやる事があります。過去に人を送るよりも、データを送信する方が楽ですのよ?」
「……そういうことか。確かに我々が開発したデータを過去に送れば比較的短時間で技術的特異点を超える事ができるはずだ」
「エイフマン教授の言う通りですの。そして、そのデータを過去に飛ばして無限ループを作り上げますの」
「ですが、それには問題もあります。我々の世界は滅びを迎えることになります」
「ラーダさんのいう通り、このままではいけません。平行世界への扉を開くような力がないと。ですが、こちらは心当たりがあるので今はまだよろしいですの。まずは時流エンジンから完成させないと捕らぬ狸の皮算用になってしまいますからね」
「日本の諺か」
ルリちゃんが全員にきちっと資料を転送してくださっているので問題ありません。
「では、最後にプロスさんがスカウトしてくださった方々をご紹介いたします」
「はい。今回、スカウトしてきたのは二名です。まずはこの方」
「俺の名前はウリバタケ・セイヤだ! 日本から来た。ここに来たら好きなだけ改造していいって聞いたからな」
「ええ、構いません。ですが、ちゃんと使える物にはしてもらいますの。チームとしてはミカムラ博士とよろしくお願いします」
「かまわないが、どこまでやっていいんだ?」
「とことんですの。強力無比な武装を作ってくださってもいいですし、機体でもいいです。我々は強力な兵器を求めています。それが地球を守る矛と盾になるのですから、いくらでもどうぞ。ですが、実験はまず電脳空間でやってください。現実で作るのは最後です。これだけは守ってくださいね」
「資源の無駄使いはともかく、機材の損傷や爆発事故などは限りなく低くしたいのでよろしくお願いします」
「ルリちゃんの言う通り、皆さんも安全第一でお願いしますね。くれぐれも、現実でちょっと思い付いたから作ってみたとかいって作らないでくださいね。ブラックホールエンジンとか普通にあるので地球が私達の手で壊れる事もあります。それを肝に銘じておくようにお願いします」
私の言葉に全員がしっかりと頷いてくれました。どれだけ危険な物を扱っているのか、しっかりとシミュレーションして全社員に見せて安全第一にしますの。監査も常に常駐させてしっかりと監視します。
「では続いてナミさん、お願いします」
「はい! 私はナムサクにあるスーパーロボット対戦を行っている
「はい。ありがとうございます。彼女には整備班としてはもちろん、開発者としても頑張ってもらう予定です。ですので、ナミさんは欲しい技術や思い付いた技術があれば報告してください。出来る限り再現しますので」
「ありがとうございます!」
ウィスパードである彼女は貴重な人材ですの。他に渡してはなりません。そもそもウィスパードの事についてもしっかりと解明しないと、こちらが送る技術情報が混線して我社に所属しない他のウィスパードに流れたら悲惨な事になりますからね。
「大会チームは戦場が無い時に実戦経験を積むための物として使わせてもらうつもりです。ああ、それと最新技術はある程度禁止させていただきます。レギュレーションもあるでしょうし、鹵獲された場合の事もしっかりと考えないといけませんからね。そうですね……世界大会とかなら我社の威信を考えてガチでやりますが、それ以外は訓練機を用意するのでパイロット達の技術を徹底的に鍛え上げる方向で行かせてもらいます。ミカムラ博士達が開発する汎用機のテストとして出しましょうか。それまでは
「お姉ちゃん、それってオーバーキルになりますよ?」
「最新機が貰えるだけで十分です!」
軍の最新機種ですものね。普通にありえないぐらいの軍事機密の塊ですの。流石にブラックホールエンジンは搭載しませんけどね。
「プロスさん、大会を行う会社を買収しておいてください。我社がスポンサーとして戦技開発をさせます。大規模な集団戦も娯楽としてもいいでしょう」
「カモフラージュですね。かしこまりました。他には何かございますか?」
「引き続きスカウトはしてもらうとして……あっ、ありました。突然ですが、我社でもアイドルプロデュースをしたいと思いますの!」
「「「はっ?」」」
私の言葉に全員が何言ってんだコイツと言った感じになりました。更に頭が痛そうに手で押さえている人までいます。
「ルリちゃん、ちょっと診察しないと駄目みたいね」
「お姉ちゃん、寝ましょう」
「いやいや、私は大丈夫ですの! ちゃんと理由があるので聞いてください!」
「……いいわ。言ってみて?」
「まず、これから戦争が起こります。これはプラントが勝手に改造したユニウスセブンを核ミサイルによって破壊したから確実ですの」
「それはわかるわ。なんでアイドルプロデュースになるの?」
「まあ、ぶっちゃけるとプロパガンダも含まれますが、プラントにはシーゲル・クライン議長の娘であり、歌姫であるラクス・クラインが居ますの。彼女の求心力は色々やっかいです。ファンが地球連邦軍の中にもいますし、何かが起こってテロリストになられたら面倒なのです。ですので、今の間に求心力を下げておこうという事ですの」
地球連邦軍の中どころか、我社にもファンが居ますしね。内部情報を漏らされたらたまったものじゃありません。それにジェネシスは出来ればこちらで手に入れたいです。プラントが開発したところを合法的に頂いちゃいましょう。
「しかし、彼女がテロリストになるか?」
「戦争で親を殺されたりしたらあり得るぞ」
「プラントが負ける事は確実だろうしな」
「それはまだわからないわ」
「そうね。保険の意味でもラクス・クラインの求心力を低下させておくというのはいいかもしれない」
「なるほど、アイドルプロデュースというのは理解した。だが、一ついいかね?」
「どうぞ」
「ここに居るメンバーでデビューするとなるとルリちゃんか君になるわけだが、できるのかね?」
「絶対ヤダ」
「私もそれは……」
私とルリちゃんは拒否しました。だって、正直言って無理ですもの。仕事が多すぎます。アイドル活動する暇なんてありません。
「では諦めるかね?」
「いえ、それなんですが、先に言った以外にも異星人の中には歌が弱点になるというおもし……コホン。不思議な種族がいたり、精神干渉でパイロット達を拘束したりするような念動力者が居るみたいなんです。それの対策として皆を鼓舞する歌の力は有効です」
何時マクロスが転移してくるか、わかったもんじゃありませんものね。マクロスが来たらヴァジュラとかもきますし、それ以外にも危険生物は来ます。そうでなくても人だって厄介ですの。Δでやられた風の歌い手による全人類の意識統合とか、お母様が大好きなヤバイ感じです。アレをお母様が確保したら絶対にやります。何せ完全に自分の支配下におけるという事ですからね。
「ですが、どうするのですか? 私はコーチとして鍛えても構いませんが……」
「ラーダさんにはどちらかというと健康面をお願いします。考えているのは保護している子供達で容姿が優れ、歌い手として能力がある子達です。でも、彼女達は生身の身体の子もいるので危険地帯に連れていくわけにはいきません。ですのでバーチャルアイドルを使います。つまり、歌って踊れるAI少女を売り出すわけですね」
「なるほど、なるほど。彼女達なら労働条件に縛られませんし、我社ならアンドロイドとして身体を用意すれば複数個所で同時に興業も可能。例えアンドロイドが破壊されても本社に戻れば復帰は容易い。パーフェクトですね」
「でしょう?」
「プロスさんと社長はわかっているのかしら?」
「完全にブラック企業よね」
「その内反乱される可能性があるね」
「うむ」
「……じょ、冗談ですの。でも、複数体で活動させて数体を休ませながらメンテナンスと同時に記憶の統合を行えば効率的ですのよ?」
「まあ、そこまでAI達が働きたいかとは思うが、やればいいんじゃないかな。それこそ社長のAIを作ってアイドル活動をさせるのもいいでしょう」
「いーやーでーすーのー! あ、でもルリちゃんのアイドル衣装とかなら見てみたいかも?」
「はい、お姉ちゃんのアイドル活動は決定しました」
「ルリちゃんっ!?」
「かしこまりました。予定を組んでおきます」
「プロスさんまで! 誰か助けてくださいですの!」
周りを見ると一誠に視線を逸らされました。しかも助けを求めている間に本当にさっさとプログラムを組んでいるので、止められません。
「実際問題として、僕達はレッドアクシズという部隊を持つ事になった。それに対する負の感情を考えるとプロパガンダは必要だ」
「歌って戦うアイドル社長か。ありだな。社長の容姿もいいから間違いなく売れる。踊りも問題ないんだろ?」
「問題ないでしょうね。なんせ刀一本を持っただけで敵の居城に乗り込んでたった一人で制圧するような子ですもの。問題は歌だけでしょうけど、この子の全身ナノマシンみたいなものですから、声だって自由でしょう?」
「確かにそうですが……」
「私、可愛いお姉ちゃんが見てみたいです」
「よし、やりましょう!」
「ちょろ」
ルリちゃんに抱き着かれて上目遣いでお願いされたら無理です。諦めました。目指せ銀河の歌姫ですの! ただし、ルリちゃんもしっかりと巻き込みましょう。
「じゃあ、私とルリちゃん、それにラピスちゃんのAIも作っておきますね」
「私までですか?」
「私もルリちゃんの可愛い姿がみたいですしね」
「まあ、構いませんけど……それにほとんどAIがやってくれるんですよね?」
「そうですわね。私は基本的にそのつもりです」
「なら大丈夫ですね」
アイドル活動は基本的にAIに任せておけばいいですしね。というか、私は全部任せます。だって、男なのにアイドル活動とかないです。有り得ないですの。というわけで、もう一人の私を生み出してそちらに頑張ってもらいましょう。歌は元の世界で覚えている物も使いましょう。マクロスの歌とかシンフォギアの歌とかもいいですね。
しかし、AIは誰にしましょうか。やはりここは結月ゆかりや弦巻マキ、琴葉茜と葵あたりにしておきましょう。自己進化機能も使うのは当然として、まずは教育からですね。プロスさんに優秀なコーチを用意してもらうのは当然として……歌手の人達をこちらで雇い入れるのもいいですね。新しい身体を用意してあげれば喜ばれるでしょうし……あ、化粧品とかも必要ですね。化粧品? 化粧品……これ、ナノマシンを使ったシミ取りや細胞の活性化とかお手軽にできれば売れるんじゃないでしょうか?
「女性の皆さんにお聞きしますが……ナノマシンで美肌や若返り効果が期待できるとしたら買いますか?」
「買うわ」
「買います」
「人工皮膚などで代用できるのではないのかね?」
「いえ、手軽にできるのならそちらの方が売れます。怖がる人は多いと思いますから」
「売れそうならそれでいいですし、社員や家族にアンケートを取って売ってみましょう。商業は正直言って技術開発のついでではありますが、お金は無いと困りますもの。それにコーディネーターへのコンプレックスを解決できる手にもなりますし、やっちゃいましょうか」
「私の仕事が加速度的に増えているのですが……」
「私もですから問題ありませんとも、ええ。決してアイドル活動をさせられる仕返しではありませんの」
「根に持ってたんかい」
「ナンノコトヤラ、私ニハ分カリマセンノ」
なんだかんだと言ってプロスさんならすぐにやれるでしょう。さあ、皆で精一杯仕事をしましょう!
『指揮官。このままでは我々は敗北する。早急に対策を打たれたし』
そう思っていたら、追加のお仕事ですの。どうやら、影月の方で動きがあったらしく、こちらの機体が停止させられて鹵獲されたようですの。自爆装置は起動せず、少ししてから発動したようで遠くから盛大な爆発が聞こえてきたとの事。
『ツェッペリンちゃん原因の解析結果は?』
『ビスマルク曰く、結界を展開されて空間内を停止されたとの事で、こちらと結界内を観測してデータを解析した。すると時間の流れが内部と外部では違う事が観測されている。つまり、相手はこちらの動きを停止あるいは相手の行動を加速させる事ができるもよう』
『了解しました。引き続き情報を集めながらこちらにデータを送ってください。こちらで解決する手段を構築してみます』
『よろしく頼むからな! それまで相手の結界を感知したら即座に自爆させるぞ!』
『それでお願いします。対策はお任せください』
時流エンジンとボソンジャンプぐらいしか対策は思い付きませんが、やるだけやってみましょう。最悪、影月は破壊して撤退ですね。別に月に拘る必要もありませんし? いっその事太陽にでも叩き込んで処理するのもいいでしょう。それか、別の惑星と衝突させるのもいいかもしれませんね。
「とりあえず、アイドルオーディションからですね」
「受ける人いるんですか?」
「さあ?」
「とりあえず歌ってみたら?」
「では、歌いましょう」
マクロスフロンティアのシェリル・ノームが歌っているライオンとノーザンクロスでも歌ってみましょう。あの曲は好きですからね。あ、戦闘機とパーソナルトルーパーに変形する機体も作らなきゃ。やっぱり止めましょう。可変機って無駄に技術力が要る上に繊細ですから戦闘には不向きですしね。そもそも可変機より普通に追加アーマーとかで戦闘機形態にすればいいだけです。ブラックサレナみたいな感じがベストでしょう。もちろん、趣味的には作りたいですけどね。
後書きの設定を使うか使わないか。使わないならアルフィミィの部分を普通のアインストに差し替え
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使う
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使わない