アルフィミィちゃんになってスパロボ時空で暗躍する   作:アルフィミィ好き

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第48話

 

【ティエレンタオツー アルフィミィ】

 

 

 念動力とGN粒子を利用してマリーさんとソーマさんの身体を少しお借りしますの。まあ、脳をくちゅくちゅと弄られて脳量子波を放っているからこそできる……わけないですの。はい、ちょっとソフトウェアを弄ってAIに作り替えようにもティエレンタオツーのスペックでは動きません。残念。

 じゃあ、どうやって操るんだと思った皆さん。ちょっと精神世界を通してパスを通し、転移すればいいですの。受信機があれば簡単ですから、ソーマ・ピーリスとマリー・パーファシーの身体に~アインストというかイェッツトのコアをど~んして戻るですの。

 コアでマリーとソーマの身体を浸食するですの。弄くり回され、色々やばくてガタがきている部分を改修して強化しますの。この世界では何が起こるかはわからないので、肉体的な強度はあって損はありませんからね。それに二人の、三人の大事な身体となったのでしっかりと所在地送信用の監視装置や自爆装置とかを排除してやります。

 原作の超兵機関と違ってこの世界は更に腐ってマッドな連中も多いですから、自爆装置ぐらいは付けます。敵兵に鹵獲されて技術が奪われたらたまりませんしね。異星人の技術なら再教育とかも楽でしょうし。

 

「さてさてさ~て」

 

 同類にしてしまえば後は簡単。お姫様であるアルフィミィちゃんにとって遠隔操作で身体を動かすなんておちゃのこさいさいですの♪ 

 

「やりますの」

 

 まず、お近くに居る指揮官機、ミン中尉のティエレンに向かって200mm×25口径長滑腔砲についている二枚の放熱板をブレードとして振るいますの。手足を斬り落としてコクピットは傷つけません。

 

『なんだとっ!?』

 

 驚いているミン中尉は無視して、次のティエレンに接近します。接近しながら向かっている以外のティエレンに対して200mm×25口径長滑腔砲をプレゼントしてあげます。

 相手はまだこちらの動きに反応せず、キュリオスの方を見ていますので、回避もできずに200mm×25口径長滑腔砲を持つ腕が破壊されました。

 接近したティエレンはミン中尉と同じく手足を切断します。この辺りまで来たら流石に軍人さんなだけあってこちらの裏切りに気付いて対処してきますの。

 

『裏切ったか!』

 

 ミン中尉が怒鳴り込んでくるのですが、200mm×25口径長滑腔砲に装着されている12.7mm機銃を放って牽制しますの。相手のティエレン達もこちらに撃ってきますが、弾道は瞬時に計算して回避。T-LINKシステムもIFSも無い機体では念動力もナノマシン操作もできないため、わたくしの反応速度にティエレンタオツーはついてこれず、反応がかなり遅れてしまいますの。無骨な機体ですが、頑丈性はピカ一。例え拷問器具とか、生きた棺桶とか言われていても、量産性とか諸々を考えると理にかなっていますの。

 ヘッドマウントディスプレイで直接外部などの情報が叩き込まれるので情報の取りこぼしがなく使い易い。無茶な事をしてもなかなか壊れない。酸素吸入装置で吸引しているのでコックピットがちょっと破損しても問題なし。一度は乗ってみたかったのですが、やっぱり立ちっぱなしとか辛いですの。

 

『どういうつもりだピーリス少尉! まさか暴走しているのか!』

 

 流石にソーマさんの行動に部隊を指揮する立場であるセルゲイ中佐が通信してきましたの。ですので、しっかりと全体通信でお話をしてあげましょう。

 

「残念ながらピーリス少尉という名前ではありませんし、そんな人は本来存在しない人です」

『何?』

「ソーマ・ピーリスは超兵機関により拉致され、身体を好き勝手に弄り回されて記憶を消された少女に都合のいい人格を植え付けた結果、生まれた人格です」

『なんだと!?』

『馬鹿な……』

 

 ミン中尉達も驚いていますの。まあ、普通はそんな暗部を知らせませんしね。

 

「今回、同じ超兵機関で過ごし、この身体の脳量子波と干渉しあう方と一緒になることでようやく記憶を取り戻し、主導権を得ることに相成りました。またあそこに戻されて記憶を消される訳にもいきません。もう身体を好き勝手に弄り回されるのも痛いのも苦しいのも嫌です。だから加害者である超兵機関の尖兵である貴方達は私の敵ですし、同胞の友達であるガンダムに協力します。以上の事から、これは裏切りではありません」

『っ!?』

『馬鹿な! そんな妄想など……』

「そうですか。じゃあ、貴方は生かす必要はありませんね。私と同じ苦しみを少しでも味わって死んでください」

『避けろ!』

 

 妄想と断じたティエレンの200mm×25口径長滑腔砲の銃口に銃弾を叩き込んで誘爆させ、ティエレンの腕が吹き飛んだところを左胸に内蔵されている30㎜機銃で内部を撃って破壊してあげますの。同時に200mm×25口径長滑腔砲のブレードでキュリオスを拘束しているカーボンネットを切断します。これでキュリオスは自由ですの。

 

『はっ! ようやく自由に暴れられるぜ!』

『ピーリス少尉! 理由はわかった! だから大人しくしてくれ! 悪いようにはせん!』

「それは無理です。軍人は上の人の命令には絶対ですから。ハレルヤ、エクシアを回収して援護を」

『ちっ、まぁいい』

『無駄だ! 奴等が来る!』

『何言ってやがんだ?』

 

 奴等? 嫌な予感がして念動力をフルに使って探知しますの。すると遠くの方から急速接近する途轍もなく大きくて堅そうなのがあります。しかも微妙に反応がアインストですの。

 

「な、なななんてものを呼び寄せてやがりますかぁぁぁぁっ!?」

 

 冷や汗をかきながら思わず叫んでしまいました。わたくしは悪くありませんの。しかし、こうなればもはややる事は一つですの。

 

『予定を変更。撤退するわ。キュリオスはエクシアと共に撤退なさい。殿はティエレンタオツーがしてくれるわ』

「そういうことなので頼みます。やってくる敵は現状の貴方達では瞬殺されてしまいます」

『ちっ。確かに感じられるようになったこの気配なら瞬殺だろう。だが、お前は大丈夫なんだろうな?』

「適当に逃げます。この身体はしっかりと返しますよ」

『ならいい』

 

 スメラギさんの口を使い、ソレスタルビーイング全機に通達しますの。ええ、すぐに逃げた方がいいです。逃走ルートは……あれ? あれれ? 何かいやがりますね。

 地球連邦軍でも無い完全な第三勢力……面白いですの。利用させていただきましょう。

 

『はやく!』

『逃げるつもりか、させん!』

 

 エクシアのところにキュリオスと共に突撃するのですが、流石にセルゲイ中佐達が邪魔をしてきます。ですが、こちらはもはや手加減する余裕なんてないので、全力でお相手します。それはつまり──

 

目覚めろ

 

 ティエレンタオツーへアインストの浸食を開始し、機体を改造していきます。同時に影月に援軍を要請します。正直言って勝てる気はしませんが、テストがてらベーオ・ウルブズと戦闘するのはありですの。もちろん、機体は壊されるし、オルレインも死ぬかもしれません。ですが、そうなる前に転移してしまえばいいことです。機体は自爆させればこの辺り一帯消し炭になったり、重力異常が起きたりしますが……まあ、相手が相手ですからぜひもありませんの。

 

 ティエレンが放つ200mm×25口径長滑腔砲を回避し、接近して手足を斬り落としてから掴んで盾にしてキュリオスに乗り、突撃します。相手も味方を盾にされれば流石に攻撃を控えますの。

 ティエレンを突破したらエクシアの周りの敵を狙撃し、包囲に穴をあけてそこに突入。エクシアをキュリオスに捕まらせてそのままトレミーに向かってもらいます。

 

『時間か。全隊、下がれ!』

 

 ティエレンの部隊が下がり、道を開いていきますの。開いた場所に巨大なミサイルが超高速で飛んできております。落ち着いて200mm×25口径長滑腔砲で狙いをつけて迎撃します。

 放った弾丸は先端に着弾して爆発……なんてしません。そもそも弾頭が入っていません。そのミサイルの四方が吹き飛び、中から巨大な人型が出てきます。はい、無傷とか知っていました。

 

「ミサイルで戦場にダイレクトエントリーとか頭おかしいですの!」

 

 キュリオスから飛び降りて構えます。

 

『俺も戦う』

「邪魔ですので大人しくお帰りください!」

『断る!』

『俺も暴れたりねぇな』

「ちっ、この馬鹿共が……」

『そもそも返してくれんだろうが』

「……ですよね~」

 

 爆炎の中から現れたのは四機の機体。地球圏最強部隊の一角にして単純なパーソナルトルーパーなどによる戦闘能力では他のウルブスを凌駕する存在。

 

クスハァアァァァァッ! 何処だ! 何処に居るっ!

 

 一機目はお馴染みのグルンガスト参式。パイロットは僕らの主人公、ブルックリン・ラックフィールド。そんな人が即座にティエレンタオツーとトレミーに視線を向けてきます。怖いですの。

 

会いたかった……会いたかったぞ、ガンダム!! やはり私と君は、運命の赤い糸で結ばれていたようだな。そうだ、戦う運命にあった!!

 

 地球連邦軍に所属するAEUが開発したユニオンフラッグを専用にカスタムした黒い機体。エイフマン教授がガンダムに対抗するために一週間で作り上げた機体だったはずなんですけど、感じるプレッシャーはそれよりも上ですの。

 

「と、いうかなんでグラハム・エーカーがベーオ・ウルブズに居るんですの?」

 

 続いて出てきたのはアシュセイヴァー。ただし、こちらはブースターを増加した高速戦闘用仕様で、鷹のマークが取り付けられています。パイロットからも思念を感じるので普通に念動力かイノベイターに覚醒しかけかもしれません。

 

『不可能を可能にするっても流石にミサイルはやばいって隊長』

『この程度、できなくてはウルブスは務まらん』

『うへぇ……まあ、ここにはアイツもいやがるし、いいですけどね。エンデュミオンでの決着をつけようぜ』

 

 鷹は鷹でもエンデュミオンの鷹さん。つまり、ムウ・ラ・フラガさんですの。ベーオ・ウルブズはどうやらガンダムOOのエースパイロット、グラハム・エーカーとガンダムSEEDのエースパイロット、ムウ・ラ・フラガを仲間に入れていたようですの。

 機体がフラッグカスタムなのはまだわかりますの。でも、なんでムウさんはアシュセイヴァー? いや、確かにこの世界なら乗っていても不思議ではないですね。

 

『久しぶりだな……』

 

 そして、当然のように赤色のゲシュペンストMK-Ⅲ(アルトアイゼン・ナハト)。こちらも魔改造されていますの。エース級が一般兵扱いとかないです。止めてください、死んでしまいます。

 

「ああ、もう……やってやりますの!」

 

 涙目になりながら戦うしかありません。

 

『行くぞガンダム!』

『なんだコイツは……だが、望むところだ』

 

 セツナのエクシア対フラッグ魔改造カスタムの対決。キュリオス対……なんて事にはなりません。もはや真面目にやるつもりはありません。やったら負けますからね! 

 

『全機、警戒しろ。来るぞ』

『大規模な重力異常を検知!』

 

 この辺り一帯。それこそ隠れてこちらを見ている人達の部分も含めた大規模な転移反応。当然、現れるのは大量のゲシュペンストMK-Ⅱ。更にガーリオンなどリオンシリーズ。地球連邦軍の戦艦、揚陸城、フューリーのリュンピー。

 そして、一際大きな反応と共に現れたのが頭頂高約76.6mの黒色の装甲に所々植物のような関節が見える機体。宇宙空間での戦闘力を追求しているのか、脚部は持たなくて、高出力のジェネレーターと大推力のスラスターを有する。デューカリオンというよりもノイエ・ジールⅡを黒くして動力炉をメインに相転移トロニウムエンジン、サブにブラックホールエンジンを6機搭載。ほぼ全身をナノマシンを使ってチップ化したT-LINKシステムを内蔵させ、アルフィミィちゃんが保有する全ての重力制御システムを搭載してアインスト化までさせた逸品。

 武装はグラビトロンカノン×1、偏向グラビティブラスト×9、メガ粒子砲ファンネル×20、メガ粒子砲×6、大型核弾頭ミサイルランチャー×4、小型核弾頭ミサイルランチャー×24、ブラックホールエンジン直結のクラヴィティソード装備のサブアーム×4。ディストーションフィールドジェネレーター×4、自爆装置。

 特殊能力は転移能力、精神を守る劣化ATフィールド、自己進化、自己増殖、自己再生、EN回復、弾薬再生。

 

 対フューリー用決戦兵器ノイエ・デューカリオンですの。アルド・ノアとか一切関係ありませんけど。いえ、パイロットだけは関係ありますの。これでもフューリー相手には勝てません。そもそも実験段階らしいですし、全力運用したら暴走間違いなしですの♪ グラビトロンカノンなんて撃つと腕が自壊しますし、周りも消し飛びます。まあ、再生するのでプラスになるのですが……なんて、欠陥兵器なんですの! 

 

 

「さて、今の間に逃げます!」

『アインストの相手なんてしてられないわ! 撤収!』

 

 そう、この状況ですたこらさっさと逃げるのです。戦えば死ぬ相手に戦うはずがありませんの。アルフィミィちゃんは良い子ですからね。キョウスケさん。いくら貴方とベーオ・ウルブズでもこの子を倒せるはずがありませんの。

 

 

 

 

 あばよですの、キョウスケさん♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ノイエ・デューカリオン
デューカリオンと同じく足がない感じなので、アルフィミィの知識からビスマルクちゃんとツェッペリンちゃんがノイエ・ジール1、2を選択して作成。
実験用の機体としてとりあえず詰め込めるだけ詰め込んで自爆特攻もじさない。だって、相手を逃したら世界が滅ぶから影月の空間ごと消し飛ばしても問題なしとの精神で作られています。
相転移トロニウムエンジンの馬鹿げた出力を産まれる分を使い切るために大型化して火力が過剰になっています。
スパロボ風に言うとHPEN弾薬が2ターンで全快するので2ターンで倒しましょう。なお、撃墜とHPが一割を切るとパイロットの念動力不足が起きて暴走もしくは自爆するので逃げるために転移の準備もしておきましょう。
一部勢力が撤退を完了すると20ターン後に撤退してくれます。
弱点はオルレインが相転移トロニウムエンジンに集中しているため、攻撃と防御が自動になるのでパターンを読めることです。



ベーオ・ウルブズ(キョウスケ、ブリット、グラハム、ムウ)が増援に現れました。
試作型ノイエ・デューカリオン(オルレイン)とアインスト兵力が投入されました。
隠れていた軍隊がアインストに巻き込まれました。
ソレスタルビーイングが撤退しました。
地球連邦軍ベーオ・ウルブズVSアインストVS第三勢力の戦いになります。

L4とL5宙域が地獄となります。



勝利条件
生き残ること
ノイエ・デューカリオンの撤退
ベーオ・ウルブズの撤退
ノイエ・デューカリオンを別空間か地球から遥か離れた場所に転移させて倒すこと。

敗北条件
死亡
ノイエ・デューカリオンの自爆及び暴走

報酬
アインストが所有する兵力のデータとアインストが機体を吸収して運用できる力があることの情報が入手できます。この情報を得られない場合、アルフィミィの暗躍によって難易度が上昇します。


後書きの設定を使うか使わないか。使わないならアルフィミィの部分を普通のアインストに差し替え

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