ガルパンRTA 大洗の鬼神ルート   作:シマキ

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 誉れは浜で死んだので初投稿です。


見学

 はい、よーいスタート。

 

 前回のつづきからやっていきましょう。2階から飛び降りてほもちゃんが足を捻りましたが、これはガバではなく予定通りです。

 ほもちゃんは鍛えてますからね。例え、2階から飛び降りようが3階から飛び降りようが、車に跳ねられ電柱に頭をぶつけようが足首を捻挫する程度で済みます。

 また、めったにありませんが運が悪いと骨折みたいに治るまで数ヶ月かかる怪我になる可能性もありました。そのときは素直にリセットします。試合に出れませんからね。

 何故足首を捻挫させたかというと、2回目の戦車探しをサボるためです。

 前回の戦車探しはランニングの合間だったり、他の仲間達からの評価上げだったり探すことに理由があったのですが、今回は別にありません。

 むしろ、戦車を探すために使う時間を別のことに使う方がよっぽど有意義です。

 

 >練習がしたい。練習がしたい。練習がしたい。練習がしたい。練習がしたい。練習がしたい。練習がしたい。練習がしたい。練習がしたい。練習がしたい。練習がしたくてくしたくてたまらない。

 紅葉は戦車道の授業を見学していた。理由は単純、足を怪我したからだ。ただの捻挫だし、歩くと涙が出そうになるくらい痛いだけだ。少し青くなってるだけだ。

 なのに、みんなに見学しろと言われた。心配なのはわかるけど心配しすぎだ。こんなのスポーツでは日常茶飯事だろう。そもそも私は操縦手で、足はあまり激しく動かさない。

 足の捻挫なんかより、練習を休んでしまって次の試合で足をひっぱってしまうことの方が恐ろしい。私は負けたくないのだ。

 紅葉はなんとか会長に説得を試みたが。

 

 「何かあったら責任とれないしー、それに無茶して次の試合に出れないなんてことになったらそれこそ困るから」

 

 >一蹴されてしまった。しかも反論の余地がない正論でもあった。それでも引き下がろうとしなかった紅葉だったが、結局みほさんや、エルヴィンさんに止められて渋々見学することにした。

 見学は苦痛で仕方がなかった。

 

 ほもちゃんは少しの間、練習を休ませます。多少のステータスは下がりますが、すぐに取り返せるので問題ありません。

 また、見学するさいにあえて駄々をこねましょう。それにより、ほもちゃんが隠れて練習しないか監視する人が出てきます。

 監視する人は、友好度などで変わりますが大体の確率で隊長の西住殿が選ばれます。次点で、友好度が高くなりやすい左衛門佐殿です。

 先ほども言いましたが、戦車探しは他の皆に任せてほもちゃんには別のことをさせます。西住殿の友好度イベントを進めて、親友へとランクアップさせます。

 皆が必死に戦車を探しているのに、自分は休んで女性キャラを攻略する。人間のクズがこのやろう……

 

 >今日も紅葉は見学だった。捻挫はだいぶ良くなったし紅葉としては皆と一緒に戦車を探しに行きたかったが、どこにあるかわからない戦車を探すため、必然として長時間歩くことになる。

 捻挫が酷くなるかもしれないから今日も見学だと言われた。紅葉は練習が出来ないことに気が狂いそうになる。

 そんな紅葉の様子を察したのか、会長がみほさんに私の監視役を頼んだ。みほさんもそれを快く受けた。

 

 前回の盗み聞きで、フラグが立っているのでイベント自体は起きますが、裏技じみた方法で立てたためイベントの会話が少しおかしくなっております。

 西住殿達の会話の最中にほもちゃんがいなかったのに関わらず、まるでほもちゃんがあの場にいたかのように話が進みます。

 親友へのランクアップするイベントは、西住殿のトラウマについてです。

 ぶっちゃけ内容については、秋山殿が西住殿を励ましたときの二番煎じです。選択肢もとにかく励ます、優しさ慈母神の如く励ましていればいいです。そうすれば絆が深まります。

 短いですが今回はここまでです。ありがとうございました。

 

 

 

 ※

 

 

 「みんな心配しすぎだよ。私は大丈夫だって」

 「あはは……」

 

 紅葉は少し不貞腐れた様子だ。まさか監視役を置かれるなんて思いもしなかったからだ。隠れて練習をするつもりもなかったから、もしかしたら自分はあまり信用されてないんじゃないかとすら思っている。

 

 「仕方がないよ。あの時の紅葉さん、正直少し怖かったもん」

 「……本当に?」

 「本当に。鬼気迫るって感じだったよ」

 

 紅葉は全く自覚がなかった。ため息をついて自慢の足を見る。右足首には足首を固定するためのテーピングが施されていた。これはみほがやってくれた。

 

 「この怪我さえなければ、皆と一緒に戦車探しに行けたのに」

 「2階から飛び降りたのに、捻挫ですんだだけで良かったと思うよ」

 「まぁ、たしかに捻挫ですんだだけで良かったのかなぁ」

 

 紅葉は今の会話に少し違和感を感じながらも、それに気がつくことはなかった。

 

 

 ※

 

 あんこうチームの皆とお昼ごはんを食べていた時、風のおかげで2階の窓が開けられたのがわかった。そこには紅葉さんが隠れていて、2階から飛び降りてそのまま教室へ向かっていったのがわかった。

 紅葉さんが何であの時隠れていたのか、何で2階から飛び降りたのか色々と疑問があるけど、それはどうでもいい。

 彼女のことだからきっと何か理由があるにきまっているからだ。

 今までもそうだった。試合中の独断専行も、相手車両撃破につながっていたし、彼女が最後に行動してくれたから、私達もフラッグ車を撃破することに専念できた。

 だから、私は彼女の行動は疑わないし、出来る限りの尊重していきたい。流石に怪我をしているのに練習に参加させるのは反対だったけど。

 

 




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