ガルパンRTA 大洗の鬼神ルート   作:シマキ

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聖グロリアーナ女学院戦後

 

 はい、よーいスタート。

 

 つづきからやっていきましょう。前回はほもちゃんがドリフトを覚えてくれたおかげで勝てました。

 正直、リセットする気でいたので本当に良かったです。もう二度と聖グロとはやりたくない、マジで。

 

 >戦車が回収されているのをぼんやりと眺めている。よく勝てたものだ。今でもあんまり実感がわかない。一か八かの作戦だったが上手くいってよかった。ただ、今回の作戦はかなりアウトなところもあるし、初見殺しなだけで二度と使えないだろう。

 勝てたのは運が良かった部分の方が大きい。運も実力の内とはいうが個人的にそれはあまり納得がいかない。もっと経験を積み重ねて今度は正面からやりあっても勝てるようになりたい。

 それはそれとして、紅葉は厳しい試合を経験した。相手戦車5両に対し、3両撃破。操縦手として大きな成長を遂げているのを実感している!

 試合に活躍したことにより、大洗の仲間達の信頼を得た気がした!

 紅葉は試合で大活躍をした!人々から《期待のルーキー》と噂されているようだ!

 

 

 はい、ほもちゃんがかなりレベルアップしましたね。聖グロは基本的に負けイベントなので、勝ったため大きな経験値が手に入ります。経験値は撃破した戦車の数や撃破のアシスト、作戦に貢献したかによってなどに応じて割り振られます。

 それに称号も手に入れました。これは聖グロを倒したからですね。本来なら《見込みのある新人》か《まだまだこれから》が手に入ります。

 

 >三突で試合会場までやってきたので、どうやって帰るんだろう。迎えの車か何か出してもらえるのだろうかとぼんやりと考えていると、みほさん達が相手の隊長と喋っていることに気づいた。

 ここからでは何を言っているのか聞こえないのでどんな会話をしているんだろうと思っていると、みほさんが紅葉に気づき、こっちに向かってきた。相手の隊長も連れてきて。

 

 「あなたがあの赤い戦車の操縦手ですわね?」

 「はい」

 

 >こうやって顔を合わせるのは何だか緊張する。撃破された拍子に顔や制服が汚れてしまった紅葉に対しダージリンさんは顔や制服に汚れ一つない。

 

 「あなたお名前は?」

 

 『普通に自己紹介する』

 『まず自分から自己紹介するのが礼儀では?』

 『名乗るほどの者ではありません』

 『キレキレなダンスを見せつける』

 『逸見エリカ』

 『そんなことよりおなかがすいたよ』

 

 また製作者がふざけたのか変な選択肢がでてきます。ここはボタン連打でいいです。

 わざわざ煽って怒らせるメリットもないし、余計に時間がかかるだけなので普通に自己紹介しましょう。

 

 >紅葉は自己紹介をした。ダージリンさんの顔は真剣そのもので、ここでふざけたりでもしたらとんでもないことになるだろう。

 

 「本城紅葉さん、次は負けませんわ」

 

 >ダージリンさんの鋭い視線が紅葉を貫く。紅葉は内心かなりビビりながらも負けじと言葉を返す。

 

 「次も、負けない」

 

 >紅葉の視線はダージリンさんを捉える。みほさんが横でおろおろしているのも見えた。

 

 「それでは、みほさん、紅葉さん。ごきげんよう」

 

 >ダージリンさんと後ろにいた2人の生徒は去っていった。紅葉は彼女達がいなくなったことを確認すると、地面に座り込んだ。

 嫌な汗をかいた。足も生まれたての山羊のように震えている。何か今日はこんなのばかりだ。

 

 「だ、大丈夫ですか?」

 「うん」

 

 >みほさんが心配そうにこっちを見つめている。紅葉は親指を立てて大丈夫だと伝える。

 ……ダージリンさん。次に試合をするとき、はたして自分は彼女に勝てるのだろうか。今度は対策もされるだろうし、今回のようにいかないだろう。

 

 「よし」

 

 >紅葉は立ち上がる。いつまでも弱気のままではいられない。私は宣言したのだ。次も負けないと。ならそれを実現するために、もっと腕を磨かなくては。

 今日の試合の反省点はまとめてある。さっそく今からでも練習がしたい。紅葉はやる気に満ちあふれている。だが、三突は現在修理中だ!

 

 「いやー、お疲れ様2人共!」

 

 >生徒会の人達がやってきた。いつもつかみどころのない会長だが、今は本当に機嫌が良いのがわかるぐらい顔が笑顔だった。

 

 「まさか勝てるとは思わなかったよ。西住ちゃんの指揮も良かったし」

 「あ、ありがとうございます」

 「私の作戦あっての結果だがな」

 「じゃ、約束通り干し芋3日分後で渡すから」

 「……ありがとうございます」

 

 >そういえば負けたらあんこう踊りをみほさんが踊ることになっていたのを思い出す。まぁ、勝ったのでみほさんが踊ることはないだろう。良かったぁ。

 

 「それに本城ちゃん。凄い活躍だったじゃん」

 「どうも」

 「私達の陽動あっての結果だがな」

 「見てた人達みんな本城ちゃん達のこと噂してたよ。《期待のルーキー》って」

 

 >紅葉は褒められて照れる。噂されるのも悪くはない、と感傷に浸っていると、河嶋先輩と小山先輩に囲まれる。

 

 「え?」

 「それでさぁ、本城ちゃん。あんこう踊りって知ってる?」

 「多少は」

 「そっかぁ。それなら丁度良かったよ」

 「あ、あの、どういうことですか?」

 

 >話が見えない紅葉とみほさん。

 

 「試合を見ていた実行委員会の人達がぜひ本城ちゃんにあんこう踊りを踊ってほしいんだって」

 「は?」

 「冗談ではないですよ?」

 「実行委員会からの指名だ。もちろん受けろ本城」

 

 >何の冗談かと思ったがどうやら本気らしい。じわじわと生徒会の人達に詰め寄られる。

 冗談じゃない。何で勝ったのに自分があの踊りを人前で踊らなくてはいけないのだ。

 

 『断固として拒否する』

 『やけくそになりながら承諾する』

 『助けてみほさん!』

 

 ここは承諾するほうにしましょう。断ることもできないことはないですが、ほもちゃんのspeechスキルではどうせ会長殿にやり込められるので(意味が)ないです。

 西住殿に助けを求めるとほもちゃんに同情した西住殿が一緒に踊ってくれますが、会話が増えるので選らばないです。

 

 「わかりました。わーかーりました!」

 

 >どうせ断ってもあの手この手で詰め寄られるのは目に見えている。紅葉はやけくそになりながらも承諾をした。河嶋先輩と小山先輩に両腕を掴まれる形で連れていかれた。

 

 ここでムービーが挟まります。ほもちゃんが一人であんこう踊りをやるのですが、もちろんスキップします。

 

 >紅葉はやけくそになりながらも一人であんこう踊りを踊りきった。仲間達から同情の視線が集まっているのを感じる。

 紅葉のメンタルが鍛えられた!これで多少のことなら冷静さを崩さないだろう!

 一人で踊ったことにより人々から《あんこう踊りを一人で踊った女》と噂されているようだ!

 

 はい。これでほもちゃんのメンタルが少し上がりました。ほもちゃんはメンタルが現在弱いので後々上げていきます。

 今回は少し短いですがここまで。ありがとうございました。

 

 

 

 ※

 

 

 紅葉さんは凄い速さで成長している。彼女はつい先日まで初心者だったのに、ここまで出来るようになるなんて。

 彼女はいつも夜遅くまで居残り練習をしているのを私は知っている。技術でわからないことがあれば、私にも積極的に聞きにくる。彼女に頼られている気がしていて、私も嬉しかった。

 一度彼女に聞いてみた。どうしてそこまでがんばるのかと。

 

 「いくつか目標があるから」

 「目標?」

 「うん」

 

 聞くと彼女には戦車道を履修している幼馴染みがいるらしい。あまり詳しくは聞かなかったが、その幼馴染みを越えることが目標だと彼女は言った。

 

 

 「今度紹介するよ。みほさんともきっと仲良くなれる」

 

 幼馴染みについて語る彼女はいつもより饒舌で本当に仲が良いんだなと思った。何故か少し胸がチクチクした。

 

  

 

 




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