FGO<Still Alive>トロフィー入手二人プレイ 作:麻婆店員
今回は七海ちゃんの自分語り回なので興味の無い人は本編パートまでもう少しだけ待っててね
シナリオは作れても真面目な小説は苦手なので裏パートは文字数少なめ&ガバガバ描写ですが許し亭許して・・・・・
午前7時20分、つい先日まで年始の参拝客が訪れていたこの神社も今となっては嘘のように誰もいない殺風景な様子を見せていた
「・・・・・もしかして、藤丸くん?」
後ろからそう言葉をかけられボクは少し驚きつつも彼女を見る
巫女服を着た彼女は、箒を動かす手を止めて不思議そうに栗色の瞳を自分に向けていた
「そうだよね? 私、同じクラスの鹿島七海。クラスではあまり話したことは無いけど・・・・・意外と信心深いんだね。」
同じクラスの鹿島七海、言われてハッとした
確か一番窓際の角にいた子だったはずだ、あまり喋っているところを見た事が無いので落ち着いたイメージだと記憶している
ボクは年末年始に体調を崩していて今日が初詣なんだと彼女に話す、信心深くはないけれどもそれなりに各地のお城や史跡巡りが趣味ということもついでに付け加えた
「へぇ・・・・・歴史、好きなんだ。私も昔の人がどう思って普段生きてたのか調べるのが好きなんだ。」
彼女は箒を賽銭箱に立て掛けて手前にある木製の階段に腰掛ける
彼女に手招きされてボクもその横に座る
「鹿島さんはどうしてここの神社に?」
先程から思っていた疑問を口にしてみた
「私のお父さんがね、ここの神主なの。 と言っても、神社の事は私か
どうやらそれなりに娘として言いたい事はあるらしい
でも・・・・と彼女は話を続ける
「それでも、お父さんは私に色んな事を教えてくれた。代理のおじさんも近所の人達も親代わりになってくれたし恨むほどじゃないよ。」
藤丸くんの家族は? と聞かれて答えに少し詰まる
鹿島さんの家庭と違ってボクは普通の家庭のごくごく普通の高校生だ、話せる事なんて何も無い
「そんなことないよ、藤丸くんが普通だと思っても私にとっては知らない話。 些細な事でもいいからなんでも教えて?」
え、なんでも?
困惑するボクに鹿島さんは優しく微笑む
「うん、なんでもいいよ。友達とゲームで遊んだとか、両親とこんな事でケンカしたとか。 ・・・・・私、学校であまり他の人と話さないから普通の人がどんなことしてるか分からなくって。」
彼女の瞳が悲しげに曇る
だがそれはほんの一瞬だけですぐに彼女はこちらに向かって再び微笑む
その微笑みの裏にある影を知ってしまったボクは、彼女にはあまり悲しい思いは味わって欲しくない。
そんな気持ちを心のどこかで感じていた。
彼女としばらくたわいも無い話をしていると、ジャリッと玉砂利を踏みしめる足音が聞こえた
見るとそこには少し大柄な初老の男性が無駄にステッカーが貼られたトランクを片手に立っていた
「珍しいな七海、朝っぱらから男なんて連れ込んで。」
「またお父さんは適当な事言って・・・・・藤丸くんは学校のクラスメイト。この神社の大切な参拝客。」
呆れた調子で彼女が答える
どうやらこの人が彼女の父親、この神社の神主のようだ。
その割には短いポニーテールに中折帽、おまけに白いコートに胸元にはサングラスと、神職に携わっているとは思えないちょい悪コーデである
藤丸立香です、初めまして。
と挨拶をするとおう、と片手を上げる
「それでだ七海、またいつものように一週間ほど旅行に行ってくるから留守を頼んだぞ。」
「また唐突に・・・・・今度はどこ? 」
「イギリスだよ、メシマズな店は多いがあそこは歴史がある。 時計塔の前で女の子と写真を撮ってくるから楽しみにな。」
「もう、お父さんは旅先で女の人との写真はもう送ってこないで!」
「立香くん! 留守の間娘を頼んだぞっ!」
HAHAHAと笑いながら手を振り鳥居をくぐって出かけていく鹿島父、そのあまりの勢いにボクは終始気圧されていた
「ゴメンね・・・・・あんなお父さんで・・・・・」
「いや、なんというか・・・・・思ってた以上に凄いお父さんなんだね・・・・・」
二人がカルデアに招集されるまであと一ヶ月。
これが二人の初めての出会いだった――――――
ぬわんこれ以上文字数盛れないもおおおおん!
これ別ページにまとめる必要ない・・・・・無くない?
でも裏パートは大事と存じているのでこれからも定期的に差し込む予定です
それでは執筆行動でAPを全て使い切ったので失踪します