日常回、というものをやってみました。
~たとえばこんな空の下で~
サブタイトル、落ち着かない日に
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気持ちを楽にしながら、
生活の中のひとつひとつのことを
当たり前のことを大切に出来たらうれしいと思う。
少なくとも、
僕はそうありたい。
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真っ白な部屋の中に、
椅子がひとつと、テーブルがひとつ
窓のところにはカーテンがあって
そこから漏れている光が、
窓の近くにあるベッドを照らしている。
そんな部屋の中。
ベッドに腰を掛けて、
ホウ、と、僕は息をついた
なんとなくだけど、
ポツンと、ひとりでいると不安になる
僕の出来ることって何だろうって探したくなったりして
けど、やることを見つけられない
そういえばと思うんだけど、
見つからない・・・・・・
うーん、凄くヒマかもしれない
普段なら何かしら仕事があるから
時間があることに慣れない気持ちを感じるし
どうしよう
・・・、
・・・・・・、こんな時は仕事探しをしようかな?
仕事が無い時にかぎって欲しくなるから不思議なものだと思う
よし、仕事を探そう
たしか、幼馴染が連絡をくれていたはずだ。
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行動が決まれば早いもので、
幾つかの仕事の話を軽く済ませて
その内のひとつを受けることに決めた
俗に言う雑用という仕事である
報酬は置いておいて、
幼馴染と一緒に居られること
それが僕には魅力的だった。
ついでにいうと、連絡の内容は
『『連絡、
魔法士戦闘におけるレポートの提出、
その業務を行うこと。
戦闘記録を持参すること。
注意、魔法士であることを必須とする。
こちらの指名した騎士であればなお良し。』』
というものだった。
ただ何というのか、
連絡が直接来たところから察していたけど
仕事先は幼馴染の勤務先と言うべき所だったりもする
とても馴染みのある研究所だった
今日はそこからヘルプを出された形になる
ちなみに、
加えて言うとだけれど
僕の調整とか、サポートをしてくれているところだ
なんでそんな手厚くサポートしてくれるのかは
僕が、
【僕が、カテゴリーAに該当する】魔法士だからと
聞いたことがある。
つまり、優秀って判断されてるらしい、
また、カテゴリーAというのは数が少ないらしく、
優秀な魔法士はそのままとてつもない戦力として扱われる。
・・・でもまあ、
その割には僕の騎士剣は普通のだったりするんだけどね?
こほん、
どうせだからおさらいがてらに、
もう少しだけ思い出してみる
例えばだけど、
魔法士にはだいたい
【カテゴリーA、カテゴリーB、カテゴリーC】というものがある。
これらのカテゴリーは魔法士の能力的なもので、
カテゴリーの違い、能力の違いから分かれてしまう
魔法の違いとかでは無く・・・、らしい。
能力の違いと言っても、
経験なんかで差を埋められてしまう事もあるし
余程の絶対的な差が無ければ
僕だってやられると思ったことはある
例えばだけど、
この間の、
カテゴリーBに相当する騎士の魔法士は強かった
危うく体術を決められてしまうところだった
持っている騎士剣に差が無かったのが幸運だと感じる
たとえ基本能力が高くても、
騎士は、騎士剣に頼るところが大きいから
決してうぬぼれないようにしよう
自分の力じゃなくて、
騎士剣の力が凄いんだって思うことにする
・・・・・・、そう考えると
なおさら良い騎士剣が欲しくなるなあ
僕はそう思ってしまうのだった。
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研究所に入って受付を済ませると、
今回の臨時の仕事は急ぎではないことだから
ゆっくりしていいことが判明した。
・・・・・・ゆっくりできるってことは・・・、
ラッキーなのかな?
(それにしても相変わらずの景色だな、
幼馴染の部屋って変わったりしてないよね)
案内板を見て、部屋の位置を確認する
良かった、変わってない
(前に来た時に、小さな部屋の中でクッキーを食べたっけ。)
お土産くらいは持ってくるべきだったかと考え、
お茶とかが良かったかもしれないと
今更ながらに思い至った。
(彼女のことで思い出すのは・・・、)
普段は僕のいる部隊に出向いてくれている幼馴染で、
すごい所は頑張り屋さんで、
彼女は明るい笑顔を見せてくれる。
けれど本当は、とても泣き虫な事も知っている
可愛いけどドジな所も
「と・・・、ここだっけ?」
幼馴染の彼女の名前のネームプレートが部屋のドアに付けられていた。
彼女の、幼馴染のためにある部屋をノックする
「おじゃましまーす。
連絡をくれたでしょ?、手伝いに来たよ」
返事が無い、
けど、中から音で反応があった
これはいつもの入って良いよのサインだ。
「入るね、僕だよ、手伝いって何?」
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(なんだか、想像してたのと違う)
今、部屋の中で繰り広げられようとしているのは
恐らくお茶会ではないだろうか?
コーヒーカップを持っている自分は
仕事を受けに来たのではと疑問に思い、
それを口に出した。
どうして?、と。
すると幼馴染の彼女はこう返してきた
『疲れてるんでしょう?、一緒に居ようよ。』と。
何気なく、そう言ってくれたのだ
落ちついてないのを見透かされていたのかもしれないが
さらになんでか聞いてみると幼馴染は、
『今日は1日、私の為と思って。お願い・・・ね?。』と。
お願いをして来た。
言われて気づく、僕は疲れていたんだと。
任務に、訓練に、疲れていたんだと。
仕事の連絡と言うのはただの理由付けで、
僕がちゃんと休める様にって
気遣ってくれて連絡をくれたんだということに
僕は気付いた
だから、今はただ、
彼女に甘えることに決めた。
ありがとうって・・・。
君がいてくれる毎日に、ありがとうって・・・・・・。
よんでくれて、ありがとうです。