悩みながら、書いてみました
~たとえばこんな空の下で~
サブタイトル、戦闘、撃退命令
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僕が僕らしくあるために
誰かを撃たなきゃいけないなら
そんな自分に一体何の価値があるんだろう
もしも、撃たなくて良いのなら・・・。
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(データライブラリ、作戦の記録を再生します)
(ファイル、アンロック・・・)
(コンプリート)
(『オーケー、始めよう。ブリーフィングの時間だ』)
(『各人員は戦闘態勢にて待機、撃退命令が出た』)
(『今回のターゲットは大物だ、なんと敵対する魔法士が確認された』)
(『偵察部隊からの情報だ、間違いない』)
(『勢力自体は小さな物だが、豪勢なことだ』)
(『恐らくは炎使いか、人形使いあたりだろうと思われる』)
(『そこで前衛の魔法士のチーム諸君はターゲットとなる
敵対魔法士を相手に立ちまわってほしい』)
(『なお、作戦領域内に突入するのはその前衛の魔法士のチームのみとする』)
(『質問、その突入を行うチームはどこのチームですか』)
(『基本的には、君の部隊から選抜した4名に当たらせるつもりだ』)
(『つまりヒヨッコ達が突入を行うのですか、
騎士2名、炎使い1名、人形使い1名の即席チームなのですよ?
本気ですか・・・。』)
(『能力的には問題の無いものたちだと聞いている、支障は無いはずだ』)
(『私もそのように聞いています。問題は無いはずです』)
(『話を聞いてください、今言ったように経験の無いものたちです
相手に魔法士が複数いて、仮に騎士がいたとします。
奇襲を食らったらどうするつもりですか』)
(『つまり、チーム単独では危ういということだね、なら安心したまえ』)
(『はい、私たちの本隊からカテゴリーAの騎士を1名、フォローに出します』)
(『カテゴリーAクラスの騎士を1名でありますか、
その人物には期待してもよろしいのですか、部下の命がかかっています。』)
(『お墨付きと言っても良い人物だ、安心して作戦に臨んでほしい
それに、君の所のヒヨッコ達ならあんしんだろう?』)
(『・・・了解しました、・・・・・・ヒヨッコたち、聞いていたな、実戦だ。
多くは言わない、生き延びろ、以上。』)
(『よし、次に本体の布陣を伝える、敵対勢力がこちらの魔法士に反応した段階で
作戦領域に突入。
若い魔法士たちにばかり苦労をさせるなよ?。』)
(『それでは、よろしいですか?』)
(『始めてくれたまえ』)
(『では、現時刻を持ってこの作戦を了承する。作戦開始だ。』)
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(データライブラリ、戦闘記録01、)
(ファイル、アンロック)
(コンプリート)
(『よし、これから突入を開始する』)
(『炎使いは氷の銃弾や氷の槍でみんなを援護してくれ
余裕があれば、氷の盾で防御も頼む』)
(『人形使いは【ゴーストハック】で敵の無力化を狙ってくれ』)
(『魔法士がいれば騎士の俺とこいつの2人で倒してやる』)
(『そうですか、私が援護すれば良いんですよね。まかせてください』)
(『無力化ですか、それよりも準備は?、こっちはオーケーです。』)
(『出来ています。援護をするだけなら、きっとできますよね』)
(『その気持ちなら大丈夫さ、と、突入準備だ。』)
(『了解。』)
(『突入まで焦るなよ・・・まだだ・・・まだ・・・、まだ。今だ!』)
(『騎士剣、冥王六式、同調』)
(『身体能力制御』)
(『運動速度、知覚速度を20倍に定義』)
(『目標の魔法士はいないな!?』)
(『幸運だと思いましょう、代わりに通常戦力を確認しました』)
(『了解した、俺とお前で突っ込むぞ』)
(『了解!』)
(『ゴーストハックを頼む、遠慮はいらない、やれ。
炎使い!、人形使いを氷の盾で守ってやってくれないか』)
(『わかりました』)
(『・・・・・・・・・、なんだ、なんか変だ。』)
(『・・・・・・、なんか、敵対勢力が降伏し始めたんだが。』)
(『どういうことだ?、まあいい、本隊に連絡だ』)
(『敵さんの主力は何処か別にあるのかもしれないって、連絡の際に言っておいてくれ』)
(『了解だ!。』)
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(『データ、僕の戦闘記録』)
(アンロック)
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ああ、なんでこうなっちゃうんだろう
僕は今、敵対する2人の魔法士に囲まれていた
1人は炎使い、もう1人は騎士の魔法士みたいだ
ルーキーのひよっこの子たちをフォローするだけの仕事のはずだったんだけどなぁ
何で今、ここで、
敵の恐らくは中心人物と思われる魔法士たちと出合ってしまったんだろう
まあでも、仕方ないよねと思いつつも、手に持っている中古品の、
けれどもそこそこ高性能な騎士剣をおねだりしておいてよかったと思った
本当に良かったと少しだけ思う
敵の炎使いは氷の銃弾をこちらに放つべく準備を始めている
もう片方の敵は騎士剣を既に抜いていた
うん、だから、仕方がないよね
まずは、自己領域を発動する
次にどうしようかなとも思いつつ、ゆっくりと準備をしている炎使いの近くに行き
よしっと一息に、自己領域を解除する
そうしてまだゆっくりと準備をしている
もしくは気付けていない敵の少し後ろで能力を発動する
(身体能力制御)
(騎士剣、同調)
(運動速度、知覚速度を40倍に定義)
能力の発動と共に炎使いの敵に急接近し、強烈な一撃を見舞う
いつものように致命の一撃とならないように気を付けつつ、一撃を。
さて、次は騎士の番だ。
どこまでやれるのか、どこまで早いのかは
申し訳がないがここまでの反応を見てある程度は分かったと思う
たぶん、自己領域を僕が使った際に見失ったんだろう
I-ブレインには予測することが、演算することができるはずだ。
予測が出来るはずだから、
あの見失いがブラフでなければあまり能力は高くないんだろう
ああ、こんな姿、幼馴染には見られたくないなぁ・・・・・・・・・
相手の騎士はようやくこちらに気付き、驚いているようだった
全力で駆け抜けつつ、駆けて、お互いに駆けて抜けて行く
40倍と、多分20倍より下ぐらいの騎士の戦い。
ふと思う、敵の騎士は何故驚いているのかと。
騎士剣があるからこそ、今まで勝ちを拾えて来ていたのだろうか?
であれば、この騎士もいつも通りに拘束してしまえば良い
ほかの魔法士たちと同じように
・・・・・・なんて嫌な考え方なんだろう・・・。
そんな気持ちのまま追いついてしまったからか、
いやな気持ちを当てつけるように一撃を見舞い、戦いを終わらせた。
その後、
拘束対象として、2名の魔法士を拘束して。友軍にサインを送った。
作戦の本命は、成功したと。
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作戦は成功した。けど、
・・・・・・・・・寒い。
・・・ぼくは、
夜に眠るたびに夢に見る。もしも、力の加減を間違えていたらと。
だから、すごく、寒い。
・・・・・・こんな僕を。
戦闘データを提出するたびに幼馴染に見せてしまう。
それが嫌だった。
・・・けど、いつもと違う事があったんだ。
新しい騎士剣は僕の手によく馴染んだ。
幼馴染がくれた、新しい剣、
・・・・・・・・・・・・、僕は、
どうすれば良いんだろう。
この剣があれば、生き延びることは出来る
けど、守ることもできるかもしれない。
そう感じた。
よんでくれて、ありがとうです。