それはともかく本編いきます。
神谷家から煙が立ち込めている・・・!?姉弟は無事だろうか?雰囲気的に火事ではないみたいだな。きっと、LBXの仕業だろう。もう、イノベーターの刺客が・・・?でも、狙う理由がないんだよなぁ。じゃあ、一体誰が・・・?まぁいい。誰が何の目的であろうと潰すまでよ。
そして、俺とルキアちゃんはなんとか家に帰宅した。玄関も惨劇になっている。でも犯人がいるとしら多分、黒煙の出ている方向的にリビングだな。
「ルキアちゃん!リビングだ!リビングで何か起きてるんだ!」
「分かりました。おのれ・・・!私の姉弟に危害はくわえさせませんよ・・・!」
ルキちゃんの声から怒りの感情が伝わってくる。彼女もただの事故ではないことは悟っているのだろう。話を聞く限り、よりにもよってその姉がヘマしたなんてことはあり得ない。絶対に。
姉弟の無事を願いつつ、おそらく俺達は犯人のいるリビングに突入した。リビングは予想以上に荒れ果てていた。どうやら、窓が爆破されていたらしくそこから侵入されたのだろう。こんな状況で姉弟は無事なのか・・・?
「・・・ルキア!?来てくれたのか!?」
「姉さん!大丈夫ですか!?怪我はありませんか!?」
「あぁ・・・私は、とりあえず無事だ。だが・・・アレンが・・・突然LBXが襲ってきて・・・」
クレイさんは怪我したアレンくんと一緒にキッチンにへたりこんでいた。避難はしていたのか。でもクレイさんはボロボロだし、アレンくんは、よく見ると足に怪我している。
爆破されたときにガラスの破片が足に突き刺さってしまったようだ。凄く痛そう。でも、普通の7歳児のように泣こうとしないその志しは尊敬に値する。
「うぅ・・・あぁっ・・・」
アレンが苦痛の声をあげる。早く手当てしないと不味いな。でもいつ犯人が出てきて再び襲ってくるかわからない。俺は後で追い出される覚悟をし、ルキアちゃんの鞄から飛び出していった。
「ッ!??LBX!?なぜここにいる!?」
「話は後だ!ルキアちゃん!その二人と一緒にここから離れろ!ヤツがくるかもしれない!」
「LBXが・・・喋って・・・!?」
「クレイ姉さん!話は後にしてください!とりあえず、あのLBXは味方です!だから早く!ここから離れましょう!」
流石、ルキアちゃんだな。この状況でも冷静さを保つとはやりおる。すると、ダイニングテーブルが爆破された。元凶のおでましか。早く二人を逃がさないと不味い。
「おい!早くしろ!」
「姉さん!早く!」
「あぁ・・・分かった!誰だかわからないがここは頼んだぞ!」
そういい残し、二人はアレンくんを担ぎこの場から退避していった。
そしてついに、LBXが黒炎の中から姿を表した。俺は、背中に提げてあった黒騎士の斧槍を取り出し、構えた。やはり、LBXだったか。その姿は、まるで竜のようだった。頭が竜頭の兜 胴がハベルの鎧 手甲もハベルの手甲 足甲が溶鉄デーモンのような形をしていた。
・・・って、ん?めっちゃ見覚えのある姿してるぞ。いや、あれまんま俺がダクソ2で使ってた装備構成じゃねえのか!?なんでまた・・・。しかも、あの武器なんだ!?骨の拳とデーモンナックルが融合して一つの武器になってるだと!?すごい見た目になってるんだけど!?
なんというか・・・肩まで炎が伸びてるし、悪魔の拳みたいな見た目になっとる。神話に登場するイフリートみたいだな。うわぁ・・・せっかく軽くボコして楽に信頼を得られるチャンスだと思ったのにグギギ・・・。
しかも、初めて出会ったLBXがまさかの俺と同じ、ダクソからの刺客とはね。最悪だ。そして、相変わらず凄く固そうな見た目しとるわ、ハベル防具。
「オマエ・・・誰ダ?ナゼココニ騎士ガイル?」
しゃ、喋ったああああああッ!!??こいつも喋れるのかよ!?え?LBXってどんなやつでも喋れたっけか!?てか声低っ!?怖っ!完全に悪役声だよ!黒田 崇矢さんみたいな声してるよ!?大魔王もびっくりの悪役っぷりだよ!?
「マァ、イイ。誰ニモ我ガ野望ハ止メラレヌ。キサマガ何者デアロウトモ、我ノ邪魔ヲスルモノハ喰ライ尽クシテクレル。」
すると、そいつはいきなり飛び掛かりそして、拳のような武器で俺の顔面向かって殴り付けてきた。
「あぶねぇ!?」
俺は間一髪で奴の右ストレートをローリングして避けることに成功した。なるほど、手加減はしないってことか。話は、通じなさそうだしやるしかねぇ。さて、どうやって倒すか。いくら黒騎士の斧槍とはいえ、奴のハベルボディの前では棒切れ同然だ。奴の弱点でもある雷武器も今は持っていないしどうする?
確か、竜ってのは頭も弱点ってのも定番だったよな?なら作戦は決まりだ。頭をひたすら狙う。ただそれだけ。よし、それでいこう。まずは牽制しないと。
そう俺は考え、背負っていたヘビークロスボウを取り出して、即座に破裂ボルトを発射する。しかし、ハベルの鎧によってカキンと音をたて弾かれてしまった。まぁ、こんなもんだろ。相手の心を徐々に揺さぶっていくのが目的だし。
「ソノ程度カ?キサマノチカラハ、ソンナモノデハアルマイ。フンッ!」
奴は、煽ったあとに一歩下がり、床を蹴って物凄い速度で突っ込んできた。やっぱりな。そのスタイルは、遠距離攻撃の手段を持っていないから、近づくことでしか攻撃を俺に与えられないはず。俺は、突っ込んできたヤツの攻撃をいなし、隙ができたところに背中に斧槍で殴り付けた。
「何ッ!?グッ!?」
流石、黒騎士の斧槍。多少しかダメージを与えられないと思ってたけど、意外とダメージ入るじゃないか。
「フフ・・・ヤルデハナイカ。ヤハリ、キサマハタダノ騎士デハナカッタカ。コレハ楽シメソウダナ。」
あれ?こいつももしかして、自分のことLBXになったと理解していないのか?話せる状況さえつくれば、仲間に引き入れられるかもしれないな。でもまずは、倒さないとダメだな。どう考えても、話聞いてくれそうな感じじゃない。
「ナア、我ハコノ姿ニナッテオモシロイコトガデキルヨウニナッタノサ。見テ驚クナヨ。」
何やらヤツの両手が青白く発光し始めている。何やらエネルギーをためてるようだが・・・お、おい!ちょっと待て!!ヤベッ、これは食らっちゃダメだ!
Attack function 波功弾 !!
ヤツはエネルギーを一つに集中させ、俺に向けてそれを放った。音速を越えるような速度で飛んでき、それは俺の腹に直撃した。
「グハッ!!?」
もろに波功弾を受けた俺は、派手にぶっ飛び、壁に激突した。なんだこれ・・・?必殺ファンクションだと・・・!?ラップ装備の防御力でも防げないのかよ。体がビリビリ音を鳴らしている。これ防御貫通してんのか。
「ドウダ?我ノ必殺ノ味ハ。ビックリシタダロウ?」
「グホァッ!?・・・あぁ、見事だ。まさか、必殺ファンクションを使われるとは・・・」
「フン、コノ程度カ。期待サセオッテ。キサマモ他ノ雑魚共ト一緒デハナイカ。」
奴は、必殺ファンクションを食らった俺に対して呆れている。しょうがないだろ!??誰がダクソ民が、いきなり必殺ファンクションを使うと思う!?でも、幾度となく戦場を渡ってきたこの俺を舐めるなよ。次、必殺を打ってきたら、取って置きの一撃をくらわせてやる。
「シネ。残念ダッタゾ、セッカク強者二巡リ会エタト思セオッテ。」
奴は、再び両手にエネルギーを集中し始めた。奴の煽りは無視だ。すると、大量に集まったエネルギーを放出させようと、構え始める。今しかない!
Attack function 波功弾!!
再び高速でエネルギーが飛んできた。ジャンプだ!俺は波動を見事飛び越え、奴の背後に回ることに成功した。よし、これなら!
「何ッ!!??」
「全身全霊の一撃を受けとれえッ!!」
ザクッという音が響く。俺は奴の背中に致命の串刺し攻撃をお見舞いした。俗に言う、バックスタブというやつだ。満身しすぎたな。お前の敗けだ。
「ウグオオッ!!?」
そして、背中に突き刺さった斧槍を抜くために俺は奴の背中に両足を突きつけ、抜くと同時に乱雑に蹴り飛ばした。奴がでんぐり返しのように1回転をし、あお向けに倒れる。 奴の目から光が消えた。これは勝ったんだよな!!?そうだよな!?
「過信しすぎたな。俺をみくびりすぎだ。こちとら、今ここで死ぬ訳にはいかないのでな。」
かっこよく俺は、捨て台詞を吐く。ちょっと恥ずかしいけど。さて、案外あっさり決まったな。よかったよかった。回転薙ぎを使う間もなかったな。ダクソで対人やっといてよかったとこの時、初めて心から思うのであった。でも・・・ホントに奴は死んだのか?LBXが負けたときって、だいたい変な光がでて、ブレイクオーバーするよな。ってことは奴はまだ死んでない!?
そう思い、俺は奴に追い討ちをかけることにした。片手持ちにし、R2の動きで斬りかかる。後、もう少し・・・!しかし、振りかぶっている内に奴が目を覚ましてしまった。そして、奴が拳を斧槍の刃に打ち付けるような動きを合わせてきた。パンッとその場に弾かれたような音が響く。
なんだ・・・!?俺はその音が聞こえた直後に体制を崩してしまった。さらに、攻撃を弾かれたときに生じた隙を奴は見逃さず、俺の腹部にせいけん突きを撃ち込んできた。クソッ・・・一瞬、気付かなかった・・・。俺はパリィされて、攻撃を受け流されたのかッ・・・!
「フフフ、形勢逆転ダナ。小僧。一瞬、ヒヤリトシタゾ。マサカ、アノ一瞬デ「「波功弾」」が見破ラレルトハ・・・。ソノ判断力ト身体能力ハ認メテヤロウ。ダガ、詰メガ甘カッタナ。久シブリ二楽シマセテモラッタガ、コレデ終ワリダ。」
ダメだ・・・!殺られるッ!
そう思った、次の瞬間。奴の背後から何者かの影が現れ、武器のようなものを振り下ろそうとしている。な、なんだ・・・!?そして・・・
ガァン!!
と凄まじい金属音が辺りに響き渡った。しかし、俺は驚いて目をつぶってしまったため、何が起こったかわからなかった。ゆっくりと目を開く。すると、目の前にフライパンが出現していた。ん?フライパン?その上を確認すると金髪の女性の姿が見えた。
「な、なぜ、君がここに・・・!?」
「ハァ、ハァ・・・。助けてもらった、借りを返しに来ただけだ。気にするな。」
振り下ろしたフライパンを肩に提げ、ニカッととした表情をみせたその女性の正体は、なんと神谷 クレイさんだった。フライパンがあった場所には、奴がうつ伏せで伸びている。ハベルボディを持ってしても、あれくらいの巨大な金属で叩かれたら流石に耐えられなかったのか。
ざまぁみろ。無差別に家を奇襲した罰だ。
でも、クレイさんが来てくれなかったらあの時、俺はやられていただろう。そう思うとゾッとする。やっぱ、ダクソのときからそうだったのだが、ダウンした敵に対して甘い追撃をしてしまうのが、奴の言うとおり詰めの甘いところなんだよなぁ。まだまだ学ぶことは多そうだ。すると、玄関の方の扉からルキちゃんが心配そうな顔をして飛び出してきた。
「大丈夫ですか!?ハルバさん!クレイ姉さん!」
「うん、なんとか大丈夫・・・。少し危なかったけどね・・・。」
「少しどころか、私が駆けつける頃には、大分危なそうだったがな。」
「・・・そうです。すみません、助かりました。」
「そうだったのですか!?もう・・・心配させないでください、ハルバさん・・・」
とルキアちゃんは俺を抱きしめてくれた。やっぱり、あたたけえ・・・尊い・・・。はっ!?危ない危ない。また人間性を失ないそうになった。でも、慣れないんだよなぁ。
抱きしめてもらうのはできるだけ控えてもらわないと、いつ野獣になって襲いかかるか分からない。まあ、LBXだから野獣になるも糞もないのだけれども。
「しかし、あのLBXめ・・・。随分、家をめちゃくちゃにしてくれたな・・・。」
クレイさんが、疲れたような声で呟く。あ、忘れてた。ここ、自宅の中だったんだ。ヤベエ・・・。ダイニングテーブルとか黒焦げになってるし、本棚とかも何も入ってなかったけどやはり滅茶苦茶になっている。これは今度こそ追い出される流れになることを覚悟するしかないかな・・・。
「あ!あ、あのクレイ姉さん・・・。」
「ん?なんだ、ルキア。」
「・・・無断でLBXを持ち込んでしまって申し訳ございません・・・。」
「ん?あぁ・・・その事か。まぁ今は気にするな。この件は後で話そう。まずは、掃除をしなければな。ルキアはガラスの破片集めを頼む。そこのLBX!お前も手伝え!」
「お、おう!じゃなくて、はい!やります!」
とにかく神谷家の安全は確保できた。誰の差し金なのか。何の目的で・・・?でも、気になっていてもしょうがない。そう思う事にして、俺はクレイさんと共に掃除用具を持ち出しに向かった。
そういえば、フライパンの下敷きにされたあのLBXの処理はどうするのだろうか・・・。
はい、ということで。ども、はるばーどでーす。いきなり強敵との戦いになってしまった・・・。自分で考えていた話ともズレてしまったので、早く投稿できず申し訳ないです。
ちなみに、あの竜体モドキのは普通に海道 ジンより少し強いくらい持の戦闘力を持っていました。流石に強すぎた・・・。そしてクレイ姉さんイケメン過ぎ。女性だけど。