艦core over the next 作:タータ/タンタル
真面目に二つの世界をくっつけたかったんや
あらすじは読んでおくといいかも
歴史は繰り返す。
私のいた時代はこの国が無謀な争いに、全てを賭けていた。
ただ、生きる為に。
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西暦2045年
かつて、猛威を振るった深海棲艦の出現から数十年経ち、再び、日本に平和が訪れようとしていた。
だが、この果てのない戦いの中、命を落とした者、危険な祖国を捨てた者が多く現れ、日本の人口は4割まで減った。
戦力はほぼ無いに等しい。
だからこそ、そこを狙っている者達が現れる。
大陸に属し、安全な場所に暮らしている企業である。
各地で起こった企業によるたった三ヶ月の国家解体戦争の末、資本主義を基とした共産主義的な社会が築かれていた。海底油田などの資源が制限された状態で辿る道は、限界のある資源の節度ある再分配である。
日本という国はそこに入らなかった矮小な倭国に過ぎない。他よりも遅れた文明、人口、文化。
だが、豊富な水源、高い対深海棲艦能力、それらに伴う価値は非常に高かった。
この矮小な国が生き延びる為に、必要な物は金属などの資源である。だが、それを手に入れるには、属国になり、信仰してきたこの大地を、命を賭けて守ったこの国を捨てる事になる。
そんな事は、我々には出来なかった。
だが、もう一つの道が掲示された。
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『ブロロロロ』とプロペラの音が鳴り響く、輸送ヘリの中、白い軍服を着た長い黒髪の女性、長門が指示をする。
「作戦の復習をする。今回の依頼はAU社から、目的地の湾内の深海棲艦を倒し制圧する。対深海棲艦ACがいくつか協力してくれる。これに成功すれば多額の報酬資源が得られる。心してかかれ。全員、戦闘態勢の準備をしておけ。いいな」
号令がかかり、装備を背負って喋っていた皆が静まり、整列する。
「弾薬もしっかりと持っていけ。生きる為の金だ。死なない内に相手にくれてやれ」
海岸に着陸し、扉がひらく。
「よし、私は此処から指揮を取る。では、検討を祈る」
海岸を走り、海に入る横で乗ってきたヘリの 4倍はある大きさの鉄塊が通り過ぎた。
「アレが…AC」
『とは言え、ノーマルだ。まだ張り合える。私たちは期待に応えなければ』
「了解」
「私達にできるかな」
「大丈夫です。いつもと同じですよ」
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AU社。国家解体戦争の初期に独立した企業。豊富な金属資源を活用し、多くの戦力を持っている。
しかし、ネクスト技術がまだ未発達であり、ほかの企業に遅れを取る姿は正しく時代遅れの巨人であった。
各地で起こる企業間の戦争の中、彼らもまた、対策を行わなければならない。
故に、海底資源を求め、隷属を拒むこの国の対深海棲艦能力を欲したのだ。
結果。我々は傭兵を生業とする道を選ぶ事にした。
多額の報酬に引き換え、深海棲艦を倒す。
我々の恩人である艦娘を利用する事は屈辱であったが、彼女達からの望みも有り、そうした汚い仕事を始める事になった。
これは故郷を守る為なのだ。
この姿を見て、誰が喜ぼうか。
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『…今回の仕事は素晴らしかった。我々は次も頼みたい。いずれ連絡は取らせてもらう。そちらも準備をしておいて欲しい』
スピーカーから音が聞こえる。
「こちらこそ、今後共に宜しくお願いします」
マイクに向かい、長門が応えた。
頭につけていた提督帽を下ろし、装置の電源を切る。
「ふぃ〜。皆、お疲れ様。報酬の輸送は総司令部に頼んである。時期に超速輸送船任務が出るぞ」
ヘリまで帰投した艦娘達が安堵の息を浮かべた。
オリ設定
対深海棲艦AC(ノーマル)
ACに魚雷や駆逐艦の主砲と同等以上のものを積んでいる。戦力としては、未改装の単艦の駆逐艦を3隻分ほど。
超速輸送船
プライマルアーマーを前方に形成し、ブースターで一気に進む船。システムの都合上巨大な主砲を詰めない為、護衛に艦娘か同等の速さのネクスト機が必要になる。
AU社製。