はい、よーいスタート。(棒読み)
今回は『Fate/GrandOrder RPG』のサーヴァントルートの派生である、『二度目の生』ルートを走っていきます。タイマーのスタートとストップは先駆者の方々と同じタイミングです。
これは、アポクリファのあほくさ天草四郎のような受肉したサーヴァントとして人理修復に挑むルートですね。え?FGO時空で聖杯戦争は一回しか起きてない?細けぇことはいいんだよ!
問題のキャラクリエイトですが、未実装の鯖がランダムに選択されます。なので、オンラインの聖杯大戦などで偶然出会って今回どうしても動かしたい鯖がいる場合、出るまでガチャをします。さらに、アーサーとプーサーのように、性別が二通りだったり史実と違ったりする場合もあります。たまにオルタ化してる時もありました。これ考えたヤツ、絶対塩〇だろ……
はい、ガチャ開始です。
(37倍速)
やっと引けました。7分ほどで引き当てられるのは幸先がいいですね。キャスター、オルフィレウスです。性別は女ですね。どうして男じゃないんだ……まま、魔力が高めになるんで、エアロ。
| オルフィレウス | ||||||||
| クラス | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル |
| キャスター | E+++ | D++ | C++ | C+++ | D | EX | 陣地作成:C 道具作成(偽):- | 無限の魔力供給:A+ 機関の鎧:EX 魔力放出:A |
| 自らが開発した永久機関。破壊されるまで文字通り無限にして無尽蔵のエネルギーを発生させる。しかし、科学に堕とされた魔法ともいえるこの宝具は本来あり得ざるものであり、常に世界からの干渉を受けている。キャスターの所持している鎧はその影響を抑えるための匣であり、それでもひとたび最大出力で起動すればキャスターの造った永久機関は世界から排斥されるだろう。また、この宝具によりキャスターは永久機関に極めて近いものを搭載した道具を作成できる。 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ステータスだけ見れば、貧弱一般キャスターですね。機関の鎧?なんのこったよ。このキャスターはメディアさんやパラケルススのように遠距離攻撃が主体です。(魔術を使うとは言っていない)
所有スキルが絶妙にかみ合わさった結果として、鎧を装着して魔力放出で空中を飛び回りながら対魔力をものともしないビームが連射できます。空中での引き撃ちが基本戦術ですね。箇条書きにしてみるとなんやこのチート鯖ァとなっていますが、一回に使える魔力量が決まっているので、全力でビーム撃ってたらワンチャンとられて薄くなった魔力装甲貫かれるなんてこともザラです。(4敗)
で、何故わざわざこのサーヴァントが出てくるまでガチャをし続けたのかというと、とあるサーヴァントを確実に召喚するためですね。このゲームの先駆者の方々が人類悪確定ガチャやフォーリナーピックアップといった大事故を起こしているのを見て、学びました。そもそも触媒がランダムだからこうなるのだと。なので、その対策をするためにオルフィレウスを引きたかったんです。
今回召喚するサーヴァントはマックスウェルの悪魔っ。ハンサムなマスクと均整の取れたステータス。(宝具以外なし)戦闘能力のないこのサーヴァントは私の人理修復に耐えることができるでしょうか。
彼は熱量学第二法則──いってみれば永久機関の否定以外では倒されないという特殊なサーヴァントです。まあ、現代ではとっくに証明されているので物理の参考書で殴られただけで消滅する貧弱サーヴァントになってしまっていますが。ただ、今回はマスターの宝具が永久機関そのものなので実質無敵です。マスターが氏んだらどのみちゲームオーバーですからね。戦闘能力はないですが、キャスターなのでその点も問題ありません。人間の葛城先生のようにマスターが戦えばいいだけです。そのためのビーム、あとそのための鎧?
今回は持っている永久機関が触媒になるうえに、願いが自身(永久機関)の証明なのでもう願いがある程度叶っている。さらに持っている宝具を強化してくれると超優良鯖です。
ローディングが終わりましたね。
>貴女はカーテンから零れた朝日によって目が覚めた。
>豪華なベッドから起き上がり、朝食の用意を始める。一人暮らしになってもう一年が経っているからか、その手つきはスムーズだ。
マスターとは離れて暮らしているんですかね?まあ、そういうこともあるでしょう。問題は、魔術家系か一般家系かです。このキャスター、もとは科学者なんで魔術をそんなに使えないんですよね。なので、できれば時計塔所属の魔術師がいいです。
>今日は朝から講義があったはずだ。遅れないように時計塔に向かおう。
よし、時計塔所属ですね。ここまで運がいいと、あとから不幸が重なってくるんじゃないかと不安になってきましたよ。
>講義室に入る。講義まではまだ時間がある。特に親しい人間がいないので、退屈な時間だ。
>どうやら先生が講義室に入ってきたようだ。
では、このタイミングでセリフを自動再生にしつつ現在のステータスを確認しましょう。
穂澄ヨハン | |
| 本名 | オルフィレウス |
| 性別 | 女性 |
| 魔術系統 | 強化、転換、解析、飛行 |
| 魔術属性 | 風 |
| 魔術回路・質 | A |
| 魔術回路・量 | C |
ファッ!? この子の偽名、略したらホヨですね。入力のときに手が滑ったのかな?まあ史実のオルフィレウスの本名がヨハンだったのでそれなりに運が良かったのでしょう。こんなところで運を使わなくていいから(良心)
受肉したサーヴァントは大体偽名が設定されています。ソロモンとロマニのようなものですかね。
あ、忘れていましたが、スタート時点で日本にいる場合でも神社にはいきません。(鋼の決意)神様なんてろくなものじゃないってはっきりわかんだね。(オリオン並感)
>創造科の講義が終わった。
>魔術の熟練度が上昇した。
熟練度は魔力の消費量に影響してきます。正直今回は魔力の心配はしていませんが、有利な要素はあればあるだけいいってそれ一番言われてるから。
>講義室を出てしばらくすると、声がかかった。
「穂澄ヨハンね。少しいいかしら」
オルガ所長ですね。十中八九カルデアへの勧誘でしょう。いや、本当ならいいタイミングなんですけど、今はマスターがどうしているか分かってないんですよね……
まあ、一人暮らししてるくらいですし、大丈夫でしょ。わざわざ確認する時間がロスなので、承諾しておきましょう。
「そう、ありがとう。では、そうね、明日職員を向かわせるわ。その職員に従って」
あとは県北の川の土手の下にある(大嘘)武器屋で装備を整えたらカルデアに向かいます。
早くにカルデア入りが確定した上に変な人間関係が発生していない。このRTA、我々の勝利なので今回はここまでです。
とある死徒が計画した疑似聖杯戦争。根源に穴を開けられるような規模ではないが願いを叶えることができる程度のソレは、勝ち残ったマスターが誰もいないという稀有な結果に終わった。願いを懸けて戦いに挑んだマスターたちは互いにつぶしあい、英霊を喰らうことによって強大な力を手に入れようとした死徒は、同盟を結んだ代行者と魔術師、魔術使いの青年と相打った。そして──
「こうして私だけが残ったわけか」
創造科の講義を受け終えた私は、なにをやっているのだろうかと自嘲する。今の私は彼の遺志を継ぐわけでもなく、ただただ彼が生前していたことをなぞっているだけだ。そもそも受肉したこともそうだ。彼が今際の際に私に生きてほしいと願ったからこうして私がここにいるだけであって、私の願いは何一つ叶っていない。五年前の冬木であったという聖杯戦争ならもしかしたらありえたかもしれないが。
そもそも一時的に死徒に取り込まれていたせいでその場にいることができなかった私に願う権利はなかったけれど、それでも、もしも。
あの時、一緒に生きていたいと、そう願ってくれていたら──
「……感傷か」
軽く首を振る。降霊科にでも所属を変えれば、彼の霊を呼ぶことだってできるだろう。私も受肉したとはいえサーヴァントだ。私自身を研究材料に提供するとでもいえば、結構な数の魔術師が協力するだろう。英霊の受肉ならともかくとして、ただの魔術師を蘇生させるのならそれで十分可能なはずだ。それをしないのに約束だとか彼の願いだとか自分の中で理由を付けて誤魔化してはいるが、結局のところ怖いのだ。肝心な時に役に立たなかったと突きつけられることが。私を助けるために彼が死んでしまったのだと実感することが。
どこまでも利己的な思考に辟易する。生前もそのせいで科学の発展する機会を逃したのだから、性根は死んでも直らないのだなと実感する。まあ、抑止力だのなんだのを知った今となってはそうしなかったのが正解だったのかもしれないと思っているのだが。
「彼の故郷では確か、雀百まで踊り忘れずというのだったか」
どうでもいいことにまで思考が及ぶ。
そういえば、彼の墓参りに行こうと計画していた。ついでにあの魔術使いの方にも。同じ日本国内だ。そう時間は掛からないだろう。どうせやることもないから予定を見直しておこうかと懐に手を入れ、思いとどまる。時計塔で電子機器を使うとあまりいい顔をされないのだ。しょうがないので現代魔術科の講義室まで向かうことにした。あそこなら文句を言う人間もいないので気楽なのだ。ついでにエルメロイ二世に頼んでおいた永久機関もどきの魔術的な分析結果を聞いておこう。自分が造った物だとはいえ、他人が魔術的な観点で見た結果は気になる。宝具の域に片足突っ込んでいるかもしれないが、あのロードは魔術師としては多少甘いところがある。そうそう厄介なことにはならないだろう。
タブレット端末を操作していると、私に声がかかった。
「穂澄ヨハンね。少しいいかしら」
穂澄ヨハン。私が時計塔に入るにあたって使っている名前だ。ヨハンは私の本来の名前から。穂澄は彼の名字だ。オルフィレウスなんて名乗っていたら、一部の魔術師はなにかしら気づくかもしれない。それは避けたかった。それに、彼の魔術刻印を継いだ以上、彼の家系の人間と名乗った方が色々と面倒がない。
「えっと、どちら様?」
「私はオルガマリー・アニムスフィア。貴女に用があって来ました。詳しいことは部屋で話すわ」
そうして彼女から聞いた話は随分と突飛なものだった。人類滅亡を防ぐなんて、あの魔術使いの青年が聞いたら張り切りそうだ。彼は正義の味方になりたいなんて本気で言っているのだから、あの時はずいぶんと驚いた。まあ、それをキラキラした目で見ていた私のマスターも同じくらいにはアレだったが。
「以上のことを踏まえたうえで、貴女をカルデアに招待したいの。貴女の能力は前ロードのマリスビリーも高く評価していました。受けてくれるかしら」
「ええ、私でよければ、可能な限り尽力させていただきます」
これは英霊としての責務だとか、そういうことじゃない。ただ、あの七日間のことを思い出しただけだ。だから──
「これでいいよな。マスター。それと、
マスターとその友達のために、正義の味方をしてみよう。
やりたいことはやれたので初失踪です。