ロドス劇場   作:ゆっくり妹紅

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おまたせしました。今回はリクエスト+流行りのものを混ぜた回です。

これからの投稿頻度はこんな感じで遅くなっていくと思いますので、申し訳ないですがご理解の方よろしくお願い致します。

それでは本編どうぞ。


ヤマトから見たドクターの修羅場と好感度が分かるメガネ

「好感度が分かるメガネ…ですか?」

 

「ああ、開発部のヤツらが二徹のハイテンションで作り上げた傑作(ゴミ)だ」

 

「なんて物を作っ…待ってください、今ゴミっていいました?」

 

「気の所為だろう。非番なところ申し訳ないが、お前はこの眼鏡をかけた状態でドクターを一日観察してくれ」

 

「???」

 

 早朝、部屋でくつろいでいたらレッドの手によってずた袋を被せられて拉致られ、そしていきなりロドスのトップの1人からとんでもないものを紹介され、そして変なことを頼まれたヤマトの頭の中は、何故か分からないが宇宙が広がっていた。

 

 それもそうだろう、上記のようなことをオフだからということでたまにはイカズチと二人でどこか行こうとした矢先にやられたのだ。平然と受け入れろというのが難しい。

 が、ヤマトは時間を掛けながらもこれまでの流れとケルシーの話を無理やり納得させ。

 

「嫌です」

 

残念ながら、決定事項だ。お前の口座に報酬も送ったからやるんだ」

 

(職権乱用…いや、理不尽では…)

 

「だが、お前一人だけにやらせるほど私も鬼じゃない。記録係として──「ケルシー、連れてきた」ふむ、丁度いいな」

 

 ケルシーがヤマトの拒否を突っぱね、もう1人犠牲者の名前を告げようとしたところで、レッドが「んー!んー!」とバタバタ暴れるずた袋を肩に担いだ状態で部屋に入室。

 ヤマトは声と僅かにはみ出ている足と尻尾を見て、何となく誰が連れてこられてしまったのか予想がつき、冷や汗を流す。

 

 ──そして、レッドはその人物を地面に下ろしてずた袋を開けると。

 

「んんん!?(ヤマト!?)」

 

「…………」

 

「では改めて、記録係はフロストリーフだ。お前たちならレッドと一緒にこの仕事をこなせるだろう」

 

「え?」

 

「レッド、頑張る」

 

「んー!んー!(いいから早く解いてくれ!)」

 

 猿轡を付けられているだけではなく何故か簀巻きにされてビタンビタンと暴れているフロストリーフ、目の隈と目の雰囲気がやばい状態のケルシー、むんっと両拳を握るレッド。

 ヤマトはこの惨状から逃げたい衝動に駆られたのだった。

 

 

 

 ****

 

 

 

『テステス…ヤマト、聞こえてるか?』

 

「うん、聞こえてるよ」

 

 そんな惨劇からしばらく経ってから、ヤマトは眼鏡をかけた状態でロドスの中を歩き、そしてフロストリーフとレッドは別室から眼鏡に埋め込まれたマイクロカメラから映し出されている映像をモニターに映して見ていた、

 

『それにしても、マイクロカメラだけじゃなく通話機能までついてるとはな…無駄に高性能じゃないか?』

 

「確かに…これ、本当に徹夜のハイテンションで作ったのかな?」

 

『……正直、作れそうだと思えてしまうのがあいつらだからな…それにしても、好感度は60~70台が殆どみたいだな』

 

「そうだね。60台が友人程度、70台が信頼しているレベルだから、ドクターってやっぱり皆から慕われてるんだね~

 

「ヤマト、ちょっとよろしくて?」

 

 そんなことを話しながら廊下を歩いていると、後ろから声をかけられた。そして、その声の主はヤマトにとって聞きなれた人物であり、ケーキ作りの師匠の声。

 ヤマトは自分がやべーメガネを掛けているのを忘れてしまっているのか、何事もないように振り返り。

 

「アッちゃん、俺に何……か、よ…う?」

 

「あら、メガネを掛けているとは珍しいですわね」(1500)

 

「あ、ヤマトじゃん」(65)

 

『………は?』

 

『1500…最高記録』

 

 予想に反してリーシーもいたが、そんなことよりアズリウスの頭上にでかでかと浮かんでいるピンク色の数字を見て、ヤマトとフロストリーフは動揺し、レッドは何故か感心しているという中々訳が分からない状況に一瞬で陥る。

 突然驚愕の表情を浮かべ、耳と尻尾を一瞬だけ立てたヤマトを訝しんだアズリウスは怪訝そうな表情を浮かべつつも声をかける。

 

「ヤマト?どうなさいましたか?」

 

「え!?あ、いや何でもないよ。それでどうしたの?」

 

「あ、ええとですね。ドクター見てらっしゃいませんか?」(1510)

 

「え、えっと見てないよ」

 

「そうですか…もし、見かけましたら私に教えてくださいまし」(1600)

 

「う、うん…そ、それじゃまたね…」

 

「あ、ヤマト。この後暇ならモンハ○でも……」(68)

 

「ごめん、ちょっと今ケルシー先生から仕事貰ってて…」

 

「あ、そなの?んじゃ、また今度誘うわね」(60)

 

「うん、ありがとう。またね」

 

 一瞬だけ、アズリウスの目が濁ったように見えたことにヤマトは動揺しつつも何とか受け答えをし、更にリーシーの誘いも断り、彼女達が背を向けて歩き出し背中が見えなくなったところでフロストリーフ達に先程から自分が持っている疑問を聞くために声をかけた。

 

「ね、ねえ。好感度の最大限って100じゃないの?なんか、4桁行ってるんだけど…」

 

『……ヤマト、残念だがあれが正しい数字だ』

 

『愛に、上限ない』

 

「レっちゃん?それっぽいことを言わないで?」

 

『ちなみにだな、今調べたら1000〜2000は好きすぎて夜も眠れない程の好感度らしい』

 

「うん、聞きたくなかった情報を教えてくれてありがとう」

 

 フロストリーフからの疲れたような声音と共に告げられた恐ろしい内容にヤマトはため息を吐いた。正直、今日初めて遭遇したドクターLOVE勢の中で、比較的まともだと思っていたアズリウスの好感度が某龍玉の主人公の兄貴並の戦闘力という事態でお腹がいっぱいだ。というより、ちゃんと夜寝れているのかヤマトは心配になった。

 

「フーちゃん、俺もう帰りたいよ…」

 

『……気持ちは分かるが、金はもう既に支払われてるんだ。我慢して続けよう…』

 

『次、行こう』

 

 なんで自分はこんなことに巻き込まれているのか。

 ヤマトはそんな疑問を抱きつつも、重い足取りで廊下を歩き始めたのだった。

 

 

 

 ****

 

 

「なあ、レッド。ヤマトは気がついてないからあえて言ってないが、茶色の数字はもしかして……」

 

「フロストリーフの予想、当たってる」

 

「……あいつが駆り出されたのと、私がこの役になった理由が何となくわかったよ……それにしても、4000か……」

 

「ナッ○と同等」

 

「いや、それもそうだが…レベルとしては本人の匂いを嗅ぐだけで気持ちが昂るって…なんかあいつを見る目が変わってくるんだが……」

 

 

 

 ****

 

 

 

「ドクター!話聞いてる?」(8000)

 

「え、ああ聞いてるよ…」

 

「ちょっとドクター?何よそ見してるのよ?」(9500)

 

「え、えっとスワイヤー?なんか近くない?」

 

「あ、先輩。唐揚げにレモンかけて起きますね~」(18000)

 

「は?」(120000)

 

「────」

 

『ヤマトが処理落ちしたな…』

 

『アーミヤ、ギニュ○並の戦闘力』

 

 お昼時ということもあって、食堂によったヤマトは端っこの方で繰り広げられる修羅場の中心人物達の好感度を見て現実逃避を始め、フロストリーフは死んだ目でそれを受け入れ、レッドは紙に記録を写していた。

 

 一応言っておくと、ヤマトとフロストリーフ(前者は何となくであるが)はドクターに好意を向ける女性が多いのは察していた。というより、アーミヤとエイヤフィヤトラに関してはヤマトは実際に目の当たりにしている。

 

 そのため好感度は高いだろうとは予想はしていたが、まさかここまで高いとは予想出来なかった。

 

『8000~10000は隠し撮り写真が複数枚以上あるで、18000は本妻以外許さない、120000は隙あらば既成事実を作りたいレベルか…』

 

「…ねえ、会社の代表の人がその数値ってまずくない?」

 

『まずいどころの話じゃないだろう…というより、寝てる間とかにドクターそ、そつ…』

 

『卒業してるかも』

 

『れ、レッド!そんな普通にサラリと言うな!』

 

「流石にないよね…ないよね?」

 

『ヤマト、お前まで不安がるな!現実味を帯びてくるだろう!』

 

 なんとか復活したヤマトを踏まえてのレッドによる好感度の数値による行動目安を聞いて、頭を抱え込むヤマトとフロストリーフだったが渦中の本人は…

 

「へー、エイヤはアンジェと同じでレモンかける派なのか。俺はどっちでもいい派だけど、確かアーミヤとスワイヤーはかけない派だったよね?」

 

「あら、よく覚えてるわね?」(9700)

 

「?立場的に、皆の趣味趣向を把握するのは当たり前じゃない?」

 

「へ、へー…やるじゃない」(10000)

 

「流石だね、ドクター!」(11000)

 

「アンジェさんと一緒の時は警戒しますか…」(19000)

 

「……私だけ覚えてればいいのに」(140000)

 

『『「………」』』

 

 流石と言うべきか、4人の好感度と2人ほどの闇を上げつつ立ち回るというとんでもないことを平然とやってのけている。というより、1万前半組に関しては態度からして察せると言うのにそれを察しないドクターの鈍感ぶりは凄まじい。いや、鈍感だからこそ、あの修羅場でも平然としていられるのだろうが。

 

「……ああは絶対なりたくないなぁ」

 

『『(お前が言うか?)』』

 

 ヤマトの心から思わず溢れ出た呟きに、奇しくもフロストリーフとレッドは同じことを思ったのだった。

 

 

 

 *****

 

 

 

 調査報告

 

 ドクターへの好感度、アーミヤとスカジ、エイヤフィヤトラの100万が最高。他は高くても2万程度。ドクター、いつか既成事実作られる。

 

 

 ヤマトへの好感度、ラップランドの150万が最高。次点でイカズチとWの54万。リーシーの最高、52万。ヤマトの方が、危ない。

 

 ──レッド

 

 




テキサスorラップランドとのイチャついてる話を書いてみたい…単発物で書こうかな?

キャラ紹介

ドクター:ガチ勢の多くが色んな意味でヤベー奴ばっかと言う。比較的まともなのがアズリウスとスワイヤーな気がするのは気のせいでしょうか?

アーミヤ:私の好感度は100万です。ですが、私はあと2回変身を残しています(ニッコリ)

フロストリーフ:被害者。近いうちに逆○○○事件が起きてもおかしくない現状に頭を抱えた。ちなみにドクターへの好感度は70、ヤマトは80(家族愛レベル)。

レッド:ロドス最強のモフリスト。とりあえず、ドクターとヤマトの貞操がやばい事には気がついた。

ヤマト:\(・ω・\)貞操!(/・ω・)/ピンチ!
因みに、メガネの自分に対する好感度が映ってないのは仕様。

メガネ作った人達:無駄に高性能で、ドクターとヤマトの好感度しかわからないというピンポイントなものを作った元凶。後日、結果を見て現実逃避をした。

けるしーせんせい:当小説では苦労人枠として動いていただきます。
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