ロドス劇場   作:ゆっくり妹紅

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えー、今回の話なんですが短い上に低クオリティとなってしまっています……遅くなった上でこんな形となってしまって本当にすみません……




虹6コラボ話(BSW八方塞がり済み√):第一印象って本当に大事だと思う

 

 サルゴンのロングスプリングの町にて起こった事件。その騒動において、その町の感染者の保護と防衛、そして事件の解決に力を尽くしてくれたレインボー小隊の4人はロドスの本艦に来ていた。

 そして、そんな彼らは現在──

 

「リスカムさんとフランカさんがお世話になりました」

 

((((え?誰?))))

 

 ループス族の(見た目は)少女に頭を下げられており、思いっきり困惑していた。

 それもそうだろう、レインボー小隊からすると「私たちの彼氏が貴方達にお礼を言いたいって聞かないから、ちょっと会ってくれる?」とフランカに言われ、気になるところはスルーして待っていたら来たのは、ゴスロリの服を着た声が少し低めの少女。

 男性が来ると思っていたレインボー小隊の面々からすれば、困惑するのも仕方の無いことだ。

 そして、ここまでの展開からして聡明な者は気づくかと思われるが、このゴスロリを服を着たループスの少女、実は女装させられたフランカ達の彼氏のヤマトである。

 何故ヤマトが女装しているのか、その訳をなるべく言葉を少なめに説明すると、理性がお亡くなりになられたドクター発案の「ロドスで最も女装が似合う男コンテスト」という頭の悪いコンテストにエントリーさせられてしまい、それに出るための服装を選んでいるから、というものであった。……尤も、ヤマトが女装に対して抵抗がないのは別の理由があるのだが。

 

(なんで女の子?彼氏ってことだから男のはずじゃ……)

 

(女にしては声が低いが……いや、体格は華奢だしな……)

 

(こいつ、本当に女か?なんか違和感が……)

 

(何故にゴスロリ?)

 

(あれ?なんで固まってるんだろう?)

 

 困惑するレインボー小隊とそれを見て困惑するヤマト。

 ここで察して貰えるように、この天然アホ狼は自分の今の格好に気がついていない。そのため、この状況を打破にするにはヤマトが自身の格好に気づく、あるいは第三者が間に入ることなのだが。

 

 

「先輩!やっと見つけましたよ!」

 

 どうやら神はレインボー小隊とヤマトを見捨てていなかったようであり、ジェシカが声を張り上げながらヤマトの元へ近寄る。走ってきたのか、彼女の額には汗が出ており、肩で息をしていた。

 

「あ、ジェシカ──」

 

「もう!リスカム先輩たちがお世話になったってことで、すぐにお礼を言いに行きたい気持ちは分かりますけど、なんで急に飛び出しちゃうんですか!」

 

「いや、その──」

 

「大体、その格好で出ていったらレインボー小隊の皆様が先輩だって分からないですよ!先輩は女装が似合いすぎるんですから!!」

 

「えっと、ありがとう?」

 

「「「「は?」」」」

 

 ジェシカと呼ばれた少女が発した言葉とヤマトの言葉を聞いて、思わず声を漏らしつつ信じられないと言った目でありがらも、もう一度女装しているヤマトの姿をよく見るレインボー小隊のメンバー。

 なるほど、確かによくよく見れば女装している男性に見えなくもない気がちょっとだけ──

 

「いや、あるかこれ?」

 

「Tachanka、私も同じ意見よ」

 

「奇遇ね、私もよ」

 

「感じてた違和感の理由は何となくわかったが……完成度マジでたけーな」

 

「その、すみません!ヤマト先輩の格好、元に戻してきますのでもう少しだけ待っててください!」

 

「え、このままでも話は出来る──」

 

「いいから!行きますよ!!」

 

「ちょっと待って!自分で歩けるし、当たってるから!」

 

 1人感心しているBlitz以外のメンバーが納得出来ずに困惑している中、ヤマトはジェシカに腕を組まれた状態で、抵抗虚しく強制連行されて行ったのだった。

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

「改めて、フランカさんとリスカムさんがお世話になりました」

 

「いえ、気にしなくていいわ。寧ろ、こちらも助かった身だし」

 

 十数分後、化粧を落としいつもの服装に戻ったヤマトとジェシカ、レインボー小隊の面々は彼に宛てがわれている部屋にて彼が作ったクッキーを振る舞われていた。

 ヤマトの部屋は、ある家具と彼の武器が保管されている武器ラックを除けば特におかしいところはなく、初めて来たレインボー小隊でもくつろぎやすい家具配置と雰囲気であった。

 

「へぇ……トンプソンコンテンダーか。ベレッタ92Fもロングマガジンやら色々と改造してるし、可愛い顔していい趣味してんな」

 

「そうなんですよ!ヤマト先輩はとても手が器用で、色々とカスタマイズしちゃうんですよ!実は私が持ってるやつも先輩が私のために色々とカスタマイズしてくれた物でしてね……!」

 

「お、おう。その話はまた今度聞くわ」

 

「ふむ……中々美味しいな。紅茶とよく合うクッキーだ」

 

「そう言って下さると、作った側からしたら嬉しいです。良ければ、何セットか包みましょうか?」

 

「ASH、お言葉に甘えて貰いましょう」

 

 Blitzは武器ラックにあるヤマトのトンプソンコンテンダーとカスタマイズされたベレッタ92Fを見て感想をこぼすと、それに反応したジェシカが目を輝かせながら早口で何かしらを語り始めようとしてそれを止められたり、Tachankaが息を吐きながらクッキーと紅茶の感想を呟き、それを聞いたヤマトがクッキーを包んで渡そうとしたりと、かなり穏やかな時間が流れていた。

 

 だが、レインボー小隊の面々はとあることが気になっていた。それは……

 

(((((なんでベッドがあんなにクソでかいのか気になる……)))))

 

 そう、ヤマトの部屋の中で一番異彩を放つキングサイズのベッドより大きいベッド。これがレインボー小隊の気を散らしていた。

 というより、詰めれば9人はいけそうなほど広いクソデカベッドを見て気にするなというのが無理な話だ。というより気にしない人がいるのかどうか逆に聞きたい。

 

 そしてそれに気がついたのか、ヤマトは苦笑いを浮かべながら口を開いた。

 

「詳しい事情はあんまり話せないんですが、実は俺彼女が8人いるんですよ」

 

「「「「「……え?」」」」」」

 

 ヤマトの口から出た予期せぬ爆弾発言に、今度こそレインボー小隊の面々は固まったのだった。

 

 

 

 

 ******

 

 

 

 

「……なんか、ロドスって色んな人がいるのね」

 

「そうだな……尤もヤマトはどちらかというと周りのせいでああなってしまった感が否めないが」

 

「ま、本人たちは受け入れて楽しくやってるようだし、俺らがどうこう言うことじゃねえよ」

 

「その通りね……にしても、まさか保存食までくれるなんてね」

 

 ロドスから離れ、このテラの地を己の目で見て生きようと決意したレインボー小隊でこのような会話があったとかなかったとか。




質を上げたい所存です。

キャラ紹介

ヤマト(BSW八方塞がり):8人の女性に囲われて逃げ場を失ったオオカミさん。女装に抵抗がないのは、そういうアソビを何度もやったことで悟りを開いたから。男性の尊厳破壊されて可哀想。

ジェシカ:このルートでは覚醒してラスボスと化してるヤマトの後輩。普段のオドオドした雰囲気はヤマトの前では跡形もなく消え、寧ろガンガン引っ張る。

Ash:シージコラボにて実装の星六狙撃。S2がアホみたいに火力出るため、幸せになれる。今回は終始困惑していた。

Tachanka:シージコラボ配布の星5前衛。周りがアニメっぽい感じになる中、唯一あんまりそんな感じにならなかったお人。

Blitz:シージコラボで実装のスタン持ち重装。AshとS2と合わせれば彼女の火力をあげられるイケメン。今回の話では、唯一ヤマトちゃんの性別を見抜く1歩手前までいった。

Frost:シージコラボにて実装の星5特殊。罠を仕掛けられるタイプのオペレーターだが、作者の脳みそでは上手く使えない(白目)今回の話では、ヤマトのクッキーを黙々と食べていた。

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