A.じ ぶ ん で す
はい、ちょっと間が空いたのにも関わらず低クオリティな話になってしまいました…
とりあえず、本編の方どうぞ。因みに結局モスティマもエクシアも来てくれませんでした(白目)
追記:6/11 2:03にてアンケートを実施します。ある程度票が集まり次第締め切りという形でいきます。御協力お願いします!
フロストリーフの部屋にて、チェン、ホシグマ、テキサスの4人がテーブルの上に並ぶ、色んな食べ物と飲み物を前に座っていた。
フロストリーフは、呼びかけた者が全員いることを確認すると「コホン」と咳払いし──
「これから、第1回ヤマト保護者の会を始める」
「「待て、いつから私はヤマトの保護者になったんだ?」」
チェンとテキサスはフロストリーフの第一声に思わずツッコミを入れると、フロストリーフは「何を言っているんだ」という視線を向けながら答えた。
「お前ら、なんやかんやヤマトが面倒事に巻き込まれたり、(色んな意味で)襲われてる時に助けに入ってるだろう。だから保護者枠だ」
少々強引ではあるものの、フロストリーフが言った前半の方は、正にそうなので2人は視線を逸らしたがチェンがあることに気がついた。
「なあ、ホシグマ。なぜお前は反論しなかったんだ?」
そう、チェンの部下でもあるホシグマが何も言っていなかったのだ。チェンはたまたま、突っ込むタイミングが分からなかったり敢えてスルーしたのだろう、と希望を持って彼女の返答を待って──
「まあ、保護者と言われて納得しちゃったので…」
「お前がそっち側についてどうする!?」
あっさり裏切られた。
なお、チェンがツッコミを入れている最中、テキサスはホシグマがヤマトのことを色々とフォローしている所を何度か見ていたことを思い出していた。特にヤマトが背伸びしても届かないところにあったものを彼女が取って渡していたのを見たのは、記憶に新しい。
「いや、なんか彼を見てると弟みたいな感じがして、つい…」
「いや、気持ちはわかるが…!」
「まあ、待て。今夜は皆のヤマトをどう思っているかを、酒でも飲みながら聞きたくて集めたんだ。ホシグマに物申すのはそれが終わった後にしてくれ」
フロストリーフは荒ぶるチェンを落ち着かせ、今回この会を開いた趣旨を話した。
正直な話、彼女はなんやかんやヤマトを助けている3人の本音が聞きたかったので、酒を飲みながらならば聞けるだろうと思っていた。
それに、彼女らとはこれからもヤマト関連で関わるので友好を深めておきたいのもある。
「まあ、別にいいが…ところでラップランドがいないようだが…」
「あいつはヤマト関連でトラブル起こすから保護者じゃないだろ…」
「あっ…(察し)」
こうして、保護者組による女子会が始まった。
*****
「気になっていたんだが、フロストリーフはどういった経緯でヤマトと交流ができたんだ?」
始まって早々、チェンが疑問に思いながらも中々聞けなかったことを聞いた。フロストリーフは「ああ、そういえば」と呟きながらもヤマトとの馴れ初めを話し始めた。
「あいつは入りたての頃、周りと全く交流しようという動きがなくて1人で1日を過ごしていてな。それが以前の私と同じに見えて、気がついたらお節介を焼いていたわけだ。最初はただ単に人と馴れ合うのが嫌いな奴だと思ってたんだが、ある日なんかそういう意味じゃないなって思い始めたんだ」
「そうじゃないって…なんでそう思ったんだ?」
「まあ、気づいたのは偶然だったんだが当時のアイツは誰かと話してる時は必ず、体が全体的に強ばっていたんだ。それで、もしかしたらって思って筆談で人と話す時どう思ってることを余さず書いてみてくれ、って言ったら…」
フロストリーフはそこで一旦切って、酒を一口飲んで続けた。
「『緊張してなんて話せばいいか分からない。何度も声をかけてくれた貴方にどうすればいいか聞いてもいいだろうか』って返事が来てな…あの時は思わずずっこけたな。その後は、とりあえず私と自然に話せるように、となるべくアイツといる時間を増やして話してたら、今みたいな感じになったわけだ。」
フロストリーフは疲れたように息を吐いて、グラスに入った酒を一気に飲んだ。
「その…ご苦労さま…と言うべきか?」
「……ありがとう…そういえば、チェンとヤマトがどういうきっかけで交流を持ったかは知っているが、ホシグマとテキサスは知らないから教えてくれないか?」
チェンが少し控え気味に労いの言葉をかけ、フロストリーフは疲れた目をしてそれを受け取った彼女は、苦笑いを浮かべているホシグマと変わらず無表情ながらどこか発する雰囲気が優しいテキサスに、ヤマトとの馴れ初めを聞く。
「私は…チェン隊長が企画した飲み会がきっかけだったな」
「ああ…ラップランドがヤマトを酔わそうとして返り討ちにあったやつか」
最初に答えたのはホシグマで、彼女が答えた内容にフロストリーフはそんなことがあったなと思いながら相槌をうつ。
「それ以来、彼と話したり見ているとほっとけなくなってしまって…気がついたら色々と彼に世話を焼いてしまっているな」
((わかる))
(最も、私の場合はそれだけではないけどな…)
ホシグマの発言にチェンとフロストリーフは激しく同意している一方、ホシグマは
「次は、私か。私の場合は…」
次にテキサスの番となり、彼女はきっかけを話そうとして詰まった。
というのも、彼女がヤマトに慕われるきっかけとなったのが彼がレッドに尻尾と耳をモフられ蕩けていた所を助けた、というものだからだ。
正直、「これがヤマトと仲良くなったきっかけです」なんて言えば、ヤマトの男としてのプライドが…プライドが…
(……いや、言っても大丈夫か?)
テキサス、ここでヤマトに男としての尊厳は残っているのか?というとてつもなく失礼なことを考え始めた。というのも、ラップランドやレッドに襲われたり、すぐに涙目になったり、最終的には女装(しかも似合ってる)ことを考えると…正直残ってないと思ってしまう。
テキサスは少し悩んだ末…
「レッドに尻尾と耳を触られて、少し危うい状態のところを助けて以来慕われるようになったな」
「「「ブフっ!?」」」
正直に話し、それを聞いた3人は思わず吹き出してしまった。幸いにも、口には含んでいなかったので卓上が悲惨なことになるのは避けられたものの、いきなり吹き出した3人にテキサスは疑問符を浮かべた。
「どこか、おかしかったか?」
「「おかしいに決まってるだろう!?」」
キョトンとした様子で首を傾げるテキサスに、フロストリーフとチェンがすぐさまツッコミを入れた。
「レッドと仲良くなったという話は聞いてたが、なんでお前がその場にいたんだ!?」
「なぜと言われても、廊下でそんな状態だったからとしか…」
「廊下で!?レッドがいきなりやったとは思えんし…ってことはあのコミュ障オオカミは何やってんだ!?」
ここで
「まあまあ、ヤマトのことだからそんな状態になるまで触られるとは思ってなかったんだろう」
「そう言われると…納得できるな」
ホシグマのヤマトをフォローする発言で、その場はとりあえず落ち着きそこからはヤマトに関する他愛もない話が…
「あいつは私を殺す気なのか…女装した時はあまりの可愛さに気絶したぞ…」
「気絶はしなかったが、正直チェンの言い分はわかるし、私の場合は余計に守ってやりたい感覚には襲われたな…」
「私としても、女装したヤマトは可愛かったと思うな…出来たら違う服でやって欲しいものだ」
「私は、気がついたら頭を撫でていたな…」
「てか、思ったけどヤマトって幼女みたいな感じするよな?」
「「「分かる」」」
……主にヤマトちゃんの話で盛り上がり結論は『今度はスカートをはいたヤマトを見たい』で纏まり、同時刻レッドと話していたヤマトは謎の悪寒に襲われたとか。
そして後日、話が進みすぎたせいで飲みすぎて、二日酔いになったフロストリーフとチェンがまたヤマトの世話になったのは別の話である。
キャラ紹介
ヤマト:本小説主人公なのに、出番が最後にちょびっとだけという…なお、レッドとは彼女のもふもふグランプリなるものの概要などで話し合っていた。
フロストリーフ:キャラ崩壊が進みつつある保護者その1。今回保護者の会を開いた理由は本編で述べた通り。ヤマトの過去こそ知らないものの、彼の人となりなどは彼女が一番知っている。なお、聞いてはいたもののヤマトの看病スキルの高さには脱帽した。
チェン:キャラ崩壊が1番激しい保護者その2。ヤマトLove勢と見せかけたヤマトポンコツ勢であり、ヤマトが子供みたいな行動をとる度に鼻から尊みが溢れ出す。ヤマトのアーンには慣れそうにないとの事。ヤマト『ちゃん』にスカートを穿かせたら?と提案した本人。
ホシグマ:面倒見がいい姉御肌の保護者その3。実は、この中ではヤマトに関しての理解度が2番目に高い。何やら意味深なことを考えているようだが…?
テキサス:ヤマトのピンチに颯爽と現れ助けるというイケメンムーブをかましている保護者その4。酒のせいで普段は考えない失礼なことを考えてしまったが、シラフに戻ってからも案外間違ってないのでは?と思ってしまった。ヤマト『ちゃん』のスカートを密かに楽しみにしている。
レッド:もふもふグランプリ開催中。あとはテキサスのモフり具合で順位が決まるとのこと。もふもふグランプリの話を聞いてくれるヤマトは結構好き。
ラッピー:ヤマト関連で騒ぎ(主にリーシーとの喧嘩)を起こしまくったせいで保護者クビに。なお、セコムはクビになっていない模様。