さて今回の話はタイトル通りの話ですが…キャラ崩壊が激しいかも?
それとアステシアさんハピバ!前衛soc集めきったら昇進させるからね…!
「テキサスについて話そーよ!」
「「……?」」
「その『何言ってんだこいつ?』みたいな目で見ないで?流石に傷つくよ?」
ある日の食堂にて。
おやつを食べるのに最適な時刻に、たまたま会ったヤマトとソラはその場から近いということもあって食堂のある一角のテーブルで話に花を咲かせていたのだが、そこにエクシアが「あたしも混ぜてー!」と乱入してきて、暫くしてから冒頭の発言に至る。
「いや、実際そうでしょ…だよね?ヤマトくん」
「うん、いきなりどうしたの?」
「待って、あたしに対する扱いなんか酷くない?」
ソラはエクシアに怪訝そうな目を、ヤマトはガチトーンで(頭の)心配してくる始末で、エクシアは自分はそんなにヤベー奴かと少し自信を失くす。が、すぐに切り替えて冒頭の発言の意図を話す。
「いやさ、このメンツって何やかんやテキサスと縁があるからさ、あいつのことどう思っているのか、純粋に気になったんだよねー」
「あ、そういうこと」
「え?ヤマトくん、今ので納得しちゃうの?」
納得しにくいエクシアの言い分にあっさり言いくるめられるヤマトにソラは疑問の声をあげるが、実をいえばこんなことを言ってるソラもヤマトがテキサスのことをどう思ってるかは正直気になっていた。
なので──
「まあ、話題としてはいいかも」
「お、ソラも分かってくれたところで!第1回無口な狼について語ろうの会をやるよー!!」
「待って、テキサスさんに聞かれたら剣雨されそうな名称はやめて!?」
エクシアの案に乗ることにしたが、早速後悔するのであった。
*****
「それじゃ、最後はヤマトくんだね!」
テキサスの耳にエクシアの声が届いたのは食堂に入ろうとした瞬間であった。入口から気づかれないように覗き見ると、テーブルの一角でヤマト、ソラ、エクシアの3人が話しているのが視界に入った。
テキサスとしてはこの3人が話しているのを見るのは何度もあったため、そんなに驚きはせず、暇だから彼らの話でも聞こうと思い足を動か──
「ほら、早くテキサスのことどう思ってるかはゲロっちゃいなって〜」
す前に彼らの視界に入らないように身を隠した。
テキサスは基本的に大抵のことには無関心なのだが、何かと自分の中で大きな存在になりつつあるヤマトが自分のことをどう思ってるかは正直知りたい。
テキサスは耳に全神経を集中させ3人の会話に耳を澄ます。
「その…テキサスさんは一言で言えば大事な人かな」
「「ブフっ!?」」
「!?」
「うわっ!?ど、どうしたの2人とも!?」
ヤマトの爆弾発言にエクシアとソラは驚きのあまり吹き出し、テキサスは目を見開いた。いや、ただ普通に言っただけなら3人ともまだここまでの反応を示さなかったが、どこか優しい気な雰囲気というか、柔らかい雰囲気で言われたせいで色々と勘ぐってしまった。というより、その話題として挙がっているテキサスへの破壊力は凄まじい。
「だ、大丈夫だから、続き話してくれる?」
「いや、けど…」
「ソラの言う通り、大丈夫だから続き話して!」
「あ、うん…」
突然吹き出した2人を心配したらヤマトだったが、当の2人に大丈夫だと押し切られたため少し納得いかない表情を浮かべつつも、まさかテキサスが隠れて聞いているとは知らずに続きを話した。
「テキサスさんの第一印象は冷たそうで優しい人ってて感じだったんだ。いきなりラーちゃんと縁切れって言われた時はあまりいい気持ちはしなかったけど、 俺の事を気遣って言ってくれたようにも感じたから本当は優しい人なんじゃないかな、って思ったんだ。あ、今は優しくて頼りになる人って思っているよ!テキサスさんは俺が困ってる時はいつも助けてくれるし、前に俺が泣いちゃった時は無言でハンカチ貸してくれたし、後は、その…レっちゃんから俺を助けてくれたし、優しくてかっこよくて頼れるお姉さんみたいな人で──」
「〜〜〜〜〜っ!」
テキサスはヤマトのべた褒めになんとも言えない感覚に陥り、顔が熱くなるような感覚に襲われた。
テキサスとしては、ヤマトがそういう風に思っているとは予想外なのに加えて、話し方も柔らかい雰囲気で尚且つどこか自慢するような感じなのが余計に彼女の心を揺さぶらせる要因であった。
「あ、あと最近だと一緒に貿易所で働いてる時に『他の人には内緒だ』ってポッ○ー…確か昨日は期間限定のをくれて──」
「待て、その話は内密にと…!」
「「「え?」」」
「あ」
隠しておきたかったことを喋りだしたヤマトを止めるために思わず飛び出したテキサスを見て固まる3人と、その3人の前で固まるテキサス。
「て、テキサスさん…い、いつから…?」
「………ヤマトが話し始めた頃からだ」
声を震わせながら恐る恐ると言った様子で聞いてきたソラに、テキサスはバツが悪そうにそっぽを向きながら答えた。
無論、それをエクシアが見逃すはずがなく早速テキサスを弄りにかかった。
「へ〜?テキサスさんとあろう方が盗み聞きとはね〜?ヤマトくん、どう思う〜?」
「え!?え、えーと…そ、その盗み聞きはあまり良くないかと…」
「………」
エクシアはともかく、ヤマトの控えめでありながらもご最もな発言がグサッとテキサスの心にぶっ刺さり、ソラはどうすればいいのかとオロオロしている。
エクシアはそんな状況でも滅多にないテキサス弄り(反応よしver)を続ける。
「そーいえばテキサスさ〜ん?私やドクターが食べさせてーって言ってもくれなかった期間限定の○ッキーをヤマトにはあげたって聞いたけど〜、それってどうして──」
その瞬間、テキサスは顔を真っ赤にさせながらも無駄のない動きでエクシアに飛びかかった。
*****
「…その、内緒だって言われてたのにあの話しちゃってすみませんでした…」
「…終わったことだから別に気にしなくていい。だが、次からは気をつけてくれ」
「でも…」
エクシアがテキサスとの鬼ごっこの末ボロ雑巾にされた次の日、テキサスはヤマトの部屋にて彼と2人だけで話をしていた。
正直テキサスとしてはエクシアとソラにも口止めしたため気にしていないのだが、口を滑らせてしまったことでヤマトが昨日から謝ってくることが目下の悩みであった。
テキサスがこうしてヤマトと2人で話しているのも、自分は気にしていないというのを示すためであったのだが当のヤマトはあまり納得していないのが現状だった。
(どうしたものか…)
こういうのに慣れていないため名案が浮かばずテキサスは頭を悩ませている中、ふとヤマトがケーキも作れることを思い出した。
(……強引かもしれんが、やる価値はあるか)
テキサスはそう思いつつも、ヤマトを納得させるためにあることを頼んだ。
後日、テキサスに「ポ○キー頂戴!」と強請ってそれを食べたエクシアが市販のポッキーより甘い気がするとソラとヤマトに漏らし、それを聞いたあるオオカミがビクンと体を震わせたとか。
リクエスト通りの話になってかな…?
キャラ紹介
ヤマト:テキサスに餌付けされていたオオカミ。なお、ヤマトにとっての『大事な人』は異性的な意味はなく、『命に替えても守りたいひと』という意味を持っている。貿易所ではラップランド、テキサスと組むことが多く、ラップランドが注文書を整理してる隙にこっそりポッキ○をくれたとのこと。最初こそ、隠れて食べるなんてと反対していたが、テキサスに押し切られた+甘いもの好きというのもあって結局食べた。なお、甘い物を食べている時は幸せそうな雰囲気を出す。どんだけ甘いもの好きなんだ…
エクシア:珍しく反応が良かったテキサスを弄ろうとした結果、(物理的に)やり返された天使。ボコボコにされた次の日の夕方にヤマトがテキサスを止められなかったお詫びとして作ったミルクレープを貰ったとか。なお、市販のポッキ○とは違う味がした件に関しては明らかに分かりやすい反応をしたオオカミから色々聞かせてもらおうとしたがソラと途中から乱入したテキサスによって聞けなかった。
ソラ:テキサスガチ勢のアイドル。ヤマトの『大事な人』発言にくっそ驚いたが後々に彼にとっての意味を聞いてほっとした。なお、テキサスからヤマトの餌付けの件は口止めされているが、実はヤマトからも好きなお菓子を作るという条件でされており、その結果プリンを所望した。ちなみに最近やっと昇進2できたんですけど…石集めツラカッタ…
テキサス:今回の話で1番散々な目にあったオオカミ。ヤマトにこっそりポ○キーをあげていたのは、最初こそ彼がラップランドの注意を引いてくれているからそのお礼という理由であげていたのだが、サクサクと幸せそうな雰囲気を出すヤマトを見て、それからはつい小動物にあげる感覚でやってしまっていた。なおヤマトの『大事な人』の意味も後々しっかり聞けた模様。最近は市販より甘めのポッキ○をよく食べている。