そして今週中に看病日記シリーズを投稿しきるためにペースを上げてます。これを読んでくださっている方、オラに力を…!
○月%日
今日から3日ほどヤマトの看病をすることになったので、観察日記…いや経過などを記すために3日だけではあるが日記を書くことになった。
正直、私は看病するのを止める側だったのだが…やることになってしまった以上はしっかりやるつもりだ。
今日は見舞いに来た人はラップランドとリーシーを除けばカランドの主と、元ホストのミッドナイトが一緒に来た。
私の記憶が正しければ、確か2人はヤマトのコミュニケーション能力を上げるための授業をやっている者たちだったはずだ。
そして今はその2人とヤマトが楽しげに話しているのを見ながらこれを書いている。それにしても、ヤマトはあのカランドの主とまで交流関係を結ぶとは…凄いや──(ここで文字が乱れている)
まさか、私もあの3人の会話に加わることになるとはな。お陰で途中まで書いていたところの文字が乱れてしまった。大したことを書いた訳では無いから別にいいのだが。
ヤマトの経過はメランサから聞いているのを踏まえて、現在の病状を聞くと変化はなし。目隠しをしているヤマトは見ていて違和感があるため早く治って欲しいものだ。
追記:カランドの主が持ってきた見舞いの品はあまりの人気っぷりで予約が中々取れないことで有名なお菓子だった。彼らが帰ったあと、ヤマトが「一緒に食べませんか?」と誘われて食べたが、予約が取れない程の人気が出るのも頷ける程の美味しかった。カランドの主に感謝しなければ。
○月°日
今日は昼時にバイソンが訪れたのだが、私がヤマトにご飯を食べさせているのを見ると「し、失礼しましたぁぁぁぁ!!」と言って部屋から出ていった時はよく分からなかったため、ヤマトに聞いてみたが顔を赤くして「気なしないでください…」と言われた。仕方ない、後でエクシア辺りに聞くとしよう…誰か来たようだな。少し書くのを止めよう。
来たのはロドスの厨房で料理の腕を振るっているグム、マッターホルン、クーリエらを含めた他の料理担当の者たちだった。
ヤマトは自分の不手際のせいで手伝うことが出来なくて申し訳ない、彼らに謝っていたが当の謝られた側は笑って「気にするな」と口々に言い、「最近頑張りすぎてたんだから、寧ろ今回は休むのにいい機会だ」とヤマトに言い聞かせる者もいた。
その日の夕飯は後に彼らがよりをかけて作ったヤマトの好物が中心となっており、ヤマトは嬉しさのあまり泣き始めてしまった。
こういうのを近くで見るのも、たまには悪くないかもしれない。
そして、そのお陰か分からないがヤマトの目の方は本の数秒だけ、しかもぼやけてほぼ何も見えなかったらしいが視力が回復した。
この調子なら、近いうちに目隠しを外しいつも通りに振る舞うヤマトの姿が見れるだろう。
○月#日
さて、今日が私が担当する最後の日だがエクシアを始めとしたペンギン急便のメンバーがお見舞いに来た。
お見舞いの品として、エクシアは食べやすいように切り分けたアップルパイ、ソラは自分のアルバム、クロワッサンはそれを聞くための携帯型の音楽機器、バイソンは彼のおすすめの曲を入れたCDだった。
ヤマトはすごい喜んでおり、特にソラのアルバムは中々買えなかったからと特に喜んでいた。そして、意外なことヤマトはパイソンが入れたCDの中で1部の曲を知っており、さらにその曲をかなりのレベルで歌えることが判明した。…だが、残念なことにヤマトはそれしかまともに歌えずそれ以外は聞くに絶えない程の音痴っぷりを発揮していた。
まあ、その中で誰もが何故あの曲だけまともに歌えるのか気になり、ソラが代表して聞いたところ、自分を助けてくれた恩人がよく歌っていたものらしく、彼女の熱烈な指導のおかげで歌えるようになった、との事らしい。
そして、今は彼女らが帰ったところでこれを書いている。この3日間を振り返ると…ヤマトには悪いが悪くない時間だった。ただ、誰かと話して、一緒にご飯を食べるだけでも案外居心地がいいと知れたのは悪くない。
さて、ヤマトの病状は昨日みたいに視力が戻る、ということは今日は起きなかった。その事にヤマトは落ち込んでいたが焦る必要は無いとしっかり言い聞かせた。
ヤマトは少しだけ耳を垂らしていたが、焦って変なことをしないようにチェン達にも言っておくか…それにしても寝てるコイツはとても実際の年齢には思えないほど幼い顔立ちをしているな。
…ラップランドが襲わないかすごい心配だ。
****
「ヤマト、思ったより元気そうでよかったねー」
「そうだけど…私としてはヤマトがあそこまで歌えるなんて初めて知ったよ」
「それはウチにも当てはまるんやけどな」
バイソンとテキサスを除いたペンギン急便メンバーの女子3人は今日のお見舞いで、ヤマトが披露した歌について話していた。
最も、厳密に言えばヤマトは自らその歌を歌ったのではなくエクシアが「ちょっと歌ってみてよ!」と言い出したのが原因である。
「力強いけど、どこか魅了されるような歌い方だったよねー」
「私はサビの最後の方の、試練は乗り越えられない人に襲いかかりはしないってところ好きだったかな」
「てか、よくバイソンはんもあの曲持ってはりましたな〜。ヤマトはんと趣味合いますんちゃう?」
「あー、確かに…てか、私のお気に入りも後で聞かせてあげようかな?」
「むー、個人的には私の曲を聞いて欲しいんだけどなぁ…」
後日、彼女たちがそれぞれのお気に入り又は自信作の曲をもってヤマトへ突撃することになるのだが、当のヤマトはこの時、テキサスに見守られながらスヤスヤと眠っていたのであった。
キャラ紹介
ヤマト:実は厨房で働けてないことが気に病んでいた狼。一時期的でしかもぼやけてほとんど見えなかったと言え、視力が戻ったのはかなり嬉しかった。そしてメランサが気にしていたアーンについては、本人はなるべく意識しないように頑張っていただけの模様。あと、彼が歌った曲は知ってる人は知ってる曲ってやつです。
テキサス:今回のメインにして、無自覚イケメンループス(女)。ヤマトの新たな一面を知れた。そして、視力が中々元に戻らないヤマトことに焦るヤマトを心配するというムーブもかます。個人的にはなんやかんや面倒みがいい人だと思ってます。
シルバーアッシュ:弟分のためにレアなお菓子をお土産として渡した頼れるアニキ。実は、ヤマトの憧れの人の1人であるが本人はそんなことは全く知らない。
ミッドナイト:弟子のために時間を作ってお見舞いに来てくれた頼れるイケメンニキ。ヤマトにまた時間を作ってお見舞いに来ることを約束した。
厨房メンバー:グム、マッターホルン、クーリエが個人的には食堂を切り盛りしているイメージがある。でも、流石にこの3人だけじゃキツそうですし、モブ料理人もいます。彼らもヤマトとの仲は良好で、彼のために時間を作ってヤマトの好物が中心の献立を組み、作った。
バイソン:あ、ありのままに起こったことを話すぜ!お見舞いとしてヤマトのところに行ったらテキサスさんがヤマトにアーンをさせてご飯を食べさせていた…正直、邪魔してしまったと思って逃げてしまった…
ペン急メンバー:後日、突撃した結果その日の担当であるチェンに「病人がいる部屋に突撃するな!」と怒られた。でも、ヤマトが取り直してくれたのでセーフ。