ロドス劇場   作:ゆっくり妹紅

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今回もリクエストものなんですが…ギャグ時空なら何してもヨシ!というわけで結構ハチャメチャな話となっております…

なので、それでもいいという方はお読み下さい。
それではどうぞ!


それとは別に、ゲームでは次のガチャで強そうな子が来てる…あの女傭兵さんは来ないだろうし10連だけやろうかな…あと、プロヴァンス完凸しました。やったぜ


9/9 4:10追記:活動報告の方で重要な内容をあげさせて頂きましたので、一読お願い致します。


朝起きたら…

チェンは現実逃避した。

目の前の現実はあまりにもおかしいと。

チェンは生真面目故にドッキリやいじりといったのもがよく分からぬ、しかし人一倍…かは置いといておかしいと思えることは思えた。

 

「……本当なんだな?」

 

「…はい、検査の結果この女性はヤマト本人です」

 

「……そうか」

 

朝起きて部屋を訪ねたら友人が女の子になっていた、という現実にチェンは遠い目をしながら目の前の不安そうにしているループスの女性…いや女体化したヤマトを改めて見た。

 

「…その、迷惑かけてごめんね……」

 

(ぐっ…!た、耐えろ!ここで出したら…!!)

 

髪が伸びているのと胸に膨らみがあることを除けば、普段のヤマトと一緒なはずなのだが女体化した影響なのか、涙目+上目遣いで謝ってくるヤマトはチェンにとってかなりのダメージを与え、彼女は鼻から(尊み)が出ないようにと反射的に鼻を手で抑え込んだ。

 

「…それで、ヤマトさんは元々は男性なので出来たら暫くの身の回りの生活はチェンさんにお願いしたいのですが…」

 

「は?」

 

「え?」

 

医療オペレーターの発言に、チェンとヤマトは同時に間抜けな声を発したのだった。

 

****

 

「…なるほど、分かりたくないが、とりあえずどういうことは分かった」

 

「つまり、ヤマトが朝おんということね」

 

「あさ、おん?」

 

「朝目覚めたら女の子になってたの略」

 

「リーちゃん物知りだね」

 

「ヤマトは少し危機感を持ってくれないか?」

 

検査の後、チェンはヤマトを連れて自分の部屋に戻るとすぐにフロストリーフとホシグマ、テキサスといったメンバーに自分の部屋に来るようにと連絡した。しかし、数分後には呼んでいないはずのラップランドとリーシーが「ここに来るべきだと感じたから」と、来てどうにかヤマトの姿を見せる前に帰らせようとするも、ヤマトが不用意に出てきてしまい、そしてそれを一目でヤマトだと2人が気づいたせいで止む無く参加させた。

なお、この場にメランサがいないのは彼女だとこの衝撃的な事実に耐えられない可能性があるのと、下手するとヤマトを一日中着せ替え人形する可能性があるからとチェンが考慮したからである。

 

(このラップランドとリーシーの2人が何もしなければいいのだが……)

 

チェンがそのように溜息をつきながら考えていると、何を思ったのかリーシーが突然ヤマトの胸を鷲掴んだ。

 

「ひゃっ!?り、リーちゃん!?いきな…んんっ」

 

「……!?私よりある上に、揉み心地が…!?」

 

「お前は何をやってるんだ」

 

「タコス!!」

 

ヤマトの胸にショックを受けたリーシーにテキサスが何処から出したのか分からないハリセンで彼女の頭をいい音を立てながら叩くと、リーシーは謎の悲鳴をあげて倒れた。

 

「…ねえ、テキサス。そのハリセン何?」

 

「これか?これは源石剣の仕組みを利用して、刃の部分をハリセンにした源石ハリセンだ」

 

「技術の無駄使いじゃないか!!」

 

「…?ああ、殺傷能力はないから安心してくれ」

 

「そうじゃない!!」

 

まともだと思っていたテキサスが変なものを所持していた事実にチェンは頭を抱えたくなり、フロストリーフとホシグマは諦めたような表情を浮かべ、そしてあのラップランドでさえ頬を引き攣らせ軽く引いていた。なお、ヤマトはオロオロしていた。

 

〜以下ダイジェストでお送りします〜

 

ケース1:お花摘み

 

「ち、チーちゃん…そのなんで目隠し?」

 

「……その、ヤマトも男だからな。女性の見るのはいくら自分の身体とは言えど問題がある気がしてな…」

 

「な、なるほど?そ、それで一体どうすれば…?」

 

「ボクに任せt─」(スパァン!!)

 

「え?な、何が…」

 

「気にするな」

 

「その声はテキサスさん?気にするなって──」

 

「気にするな」

 

「は、はい…」

 

「…とりあえず、フロストリーフとチェン任したぞ」

 

((あいつ、教え方が分からなくて逃げたな……いや、ラップランドを止めてくれたのは助かったけど))

 

☆この後無事にお花摘みは終えられました☆

 

ケース2:お風呂

 

「ヤマトの裸…」(ゴクリ)

 

「リーシー、襲うなよ?」

 

「だだだだ大丈夫だ、問題ない…ほ、ホシグマさんの般若並に硬い私の理性なら…」

 

「いや、明らかに大丈夫ではないような気がしますが…」

 

「てか、さっきのセリフフラグじゃ──」

 

「すまない、目隠しさせてるせいもあって着替えで手間取ってしまっ──」

 

「ぐはあっ!?」(鼻血ブー)

 

「もう、言わんこっちゃないじゃないか…」(ヤレヤレ)

 

「…気絶しているが、凄い幸せそうな顔してるな」

 

「アホは置いといてヤマトの方やるぞ…ほら、手を出せ」

 

「あ、うん…その優しくお願いします……」

 

 

*ラップランドが暴走しかけるも、無事終了*

 

 

 

****

 

 

 

「疲れた……」

 

夜中の11時、チェンは自分に割りあてられたベッドの上で倒れ込むようにダイブし、息を吐いた。

今日の疲労はリーシーとラップランドの暴走を抑えるのに肉体的に疲れたのもあるが、1番は鼻血(尊み)を出さないようにと精神的に気を張っていたのが理由であり、正直チェン自身よく出さなかったと思っているぐらいだ。

 

ピンポーン

 

チェンが再度ため息を吐こうとした時、来客を鳴らすベルが部屋の中に響き渡った。

 

(…?こんな夜中に誰だ…?)

 

チェンは不審に思いながらも、敵襲の可能性はロドス内なので皆無と考えながら少し警戒気味にドアのロックを解除し、皮肉でも言ってやろうかと開けると。

 

「…ヤマトか」

 

「こんな夜中にごめんなさい…」

 

寝巻き姿で何故か枕を抱えて不安そうにしているヤマトが立っていた。チェンは言おうと思っていた皮肉も引っ込み、とりあえず部屋の前で話すのも可笑しいのでヤマトを部屋の中に入れた。

 

「お、お邪魔します」

 

「とりあえず適当に座ってくれ…さて、こんな夜中に一体どうした?」

 

「あ、そ、その…」

 

チェンが自分のところに来た理由をヤマトに聞くと、聞かれた本人は落ち着かない様子で言おうとしては恥ずかしそうに口を閉ざす、を何度か繰り返した後覚悟を決めたようにチェンを見て──

 

「そ、その…一緒に寝させてくれませんか……?」

 

「…………は?」

 

チェンは衝撃的な発言に目を丸くし、本日二度目となる間抜けな声を発した。

 

 

 

*****

 

 

 

「チーちゃん、狭くない?」

 

「ああ…大丈夫だ」

 

結局、理由を聞いて自分も前に同じような理由でヤマトに一緒に寝させてもらったことがあったチェンは納得し、こうして自分のベッドに互いに背を向けてヤマトと一緒に入っていた。

そしてチェンはまるでなんてことないような態度を見せて…

 

(まずい、ヤマトの尻尾の感覚がダイレクトに背中に伝わってくる)

 

内心、めちゃくちゃ焦っていた。

というのも、ヤマトのモッフモッフの尻尾の感触が寝間着越しとはいえ伝わってくるのだ。

以前、ヤマトの尻尾を触ったことがあるため彼(今は彼女)のモフモフのやばさを身をもって知っているチェンは必死に自分の欲望と戦っていた。

すると…

 

(遠慮なく触るべきだ、私)

 

突如脳内にサルカズのような角を生やし、変な黒い槍と黒い服を着た自分がそう語り掛けてくるようなイメージが思い浮かんだ。

 

(い、いや流石に触るのは…)

 

(躊躇する気持ちは分かる。だがな、お前は我慢しすぎなんだ…たまには自分の気持ちに素直になるのも大事だぞ?それに、一緒に寝てる報酬としてヤマトの尻尾をモフれるという大義名分冴えあるんだぞ?)

 

(た、確かに…)

 

悪魔のような自分が語りかけてきた内容にチェンが傾き始め、体の向きを変えてヤマトの尻尾を抱こうとした時──

 

(だめですわ!!黒い私に騙されてはいけませんわ!)

 

突如、サンクタのように頭に輪っかと背中に翼を生やし、弓矢と白い服を身につけている自分が慌てたように止めに入ってきたイメージが思い浮かんだ。

 

(確かにヤマトの尻尾のモフモフは一級品ですわ…けども、まだ恋仲にすらなっていないのに異性の尻尾をモフるのは淑女としてはだめですわ!!もし、モフってしまえばラップランドと同類になりますわよ!)

 

(確かに言われてみれば…)

 

ラップランドの評価がとんでもない事になっているが、それはさておき白い自分に諭されチェンが伸ばしていた腕を引っ込めると──

 

(ええい!邪魔をするな、白い私!お前だって本当はヤマトの尻尾モフりたいくせに!)

 

(そ、そそそそそそんなことございませんわよ?)

 

(動揺してるのが何よりの証拠だ…それに、ヤマトは今同姓だぞ?モフってもなんら問題ないぞ?)

 

(……あ、確かに)

 

(おい、お前が堕ちてどうする!?)

 

白い自分が陥落したことにチェンが驚いている中、2人の白黒はチェンに語りかける。

 

((ゴーゴー!モフモフ!!ゴーゴー!モフモフ!!))

 

頭にそんな声が何回も響くような感覚を感じたチェンは、堪えきれなくなり──

 

 

 

 

******

 

 

 

「ええい!黙らな、い…か……?」

 

ガバッとチェンが起き上がると、そこは見慣れた景色…自分に割りあてられたロドスの部屋であり、ベッドにヤマトの姿は無かった。

 

「……………は?」

 

どういう事なのか、チェンが混乱している中来客を告げるインターホンが鳴り響き、チェンは戸惑いつつもそれを隠すために表情をつくりドアを開けた。

 

「誰だ、こんな朝か…ら……」

 

「おはよう、チーちゃん!一緒に朝ごはん食べよう!」

 

「……ヤマト?」

 

髪も長くなく、胸に膨らみもない男のヤマトがチェンの視界に入ってきた。

そこでチェンは自分にとって最悪な仮説が思い浮かび、それが本当かどうか確認するためにヤマトに声をかけた。

 

「な、なあヤマト…ひとつ聞いていいか?」

 

「?いいけど…」

 

「……お前、ここ最近女性の体になったか?」

 

「?いや、ないよ…てか急にどうしたの?なんか悪い夢でも…」

 

「………………」

 

 

次の日、チェンは二日酔いになった。

 

 

 




こんな感じで良かったでしょうか?あと、タグにTS入れた方が良いですかね?

あ、それのマイリア友が恋愛もののオリジナルの話を投稿したのでよろしかったらぜひ!作品名は「とある男子高校生の妄想」です!

キャラ紹介

チェン:やべー夢を見てしまった隊長殿。二日酔いになった次の日のヤマトの看病が心に染みた。

ヤマト:(夢の中の)被害者。女体化時のボイスは自分的には花澤香○でしたが、皆様はどなたを想像出来ました?いや、ボイスまで想像して読んでる人は中々いないと思いますが…(現に周りの人はしてなかったというリアル経験)

テキサス:源石ハリセンというツッコミ専用のアイテムを夢では持っていたが、現実では持っていなかったのでチェンは心底安心した。夢の中では暴走するリーシーとラップランドをハリセンでワンパンしてヤマトを守っていた。

フロストリーフ&ホシグマ:夢の中でも常識人。

ラップランド:夢の中でもヤマトへの想いは健在

リーシー:夢の中でですら胸部装甲の厚さを女体化ヤマトに分からされてしまった。なお、現実ではラップランドやチェン、ホシグマetcと多くの女性オペレーターに分からされている。
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