外伝マギアレコード RTA ワルプルギス討伐チャート情報提供者ルート 作:最近ハマってしまった人
いちご美味しいので初投稿です
その地上数階建てビルはボロかった。
「団長ちゃん、とある魔法少女から会合を設けたいって申し出が来てるわよ。」
窓が外れていて隙間風通り放題だったのを修理して、勝手に私物化した空間で一人の少女が扉の前に立っている。
視線の先にはちょっと高そうで座り心地が良さそうなイスと一人の少女。
イスは無論自腹で新品を買ったというわけではなく、捨てられていた物の中で比較的良さそうなのを見繕って修理しただけのボロっちい物だ。
けれども報告真っ最中な彼女は、少しでもいいから座ってみたいなとは思っている。
実際、誰もいないときに座って団長気分を少しだけ味わう。それが最近のひそかな楽しみだということは、他に誰も知り得ない彼女だけの秘密である。
「こんな非常事態なのにですか?まあ、すぐに返事を出してください。」
「……相手とか、聞いたりしないのかしら?団長ちゃん、すぐに即断即決するでしょう。」
「どっかの誰かさんが、団長ちゃん呼びを止めたら考えるよ?でも、今の私は団長モードですから。」
ペンを回して遊ぶ音が鳴っている。
頬杖を突きながらドヤ顔でペンを回すその人物こそが、今『団長ちゃん』と呼ばれている少女だった。
「団長だったら尚更聞くと思うのだけれど?というか聞いておきなさい。せっかく前振りしたのに、団長ちゃんは乗ってくれないなんて……。」
「うぐっ………仕方ないですね、聞きますよ聞きます!なんてったって私は団長ですからね!上に立つものの役目です!」
団長ちゃんが回すペンを止めて、会話する少女は口に手を添えクスクスと笑う。
「それでね、来るのは弓有詩織さんという魔法少女なのだけれど……。」
「エッ………うそぉ!?」
内職担当の部隊に所属する魔法少女によれば、その時、団長の驚いた声が階下にまで響いたらしい。
思わず更紗帆奈は疑問を口にした。
「で?そこのソイツは何やってんの?」
「あわわわわわわわ、あわわわわわわわ…!」
「団長ちゃん、ちょっと取り乱しているのよ。まさか商人さん達が直接来るなんて思ってなかったらしくてねぇ?」
団長の秘書を務める副長の陰に隠れて、こちらを見る小動物感漂う視線。
最近耳にする『魔法少女互助組合』と『自警団』。
一体どんなヤツがトップなのか、と半ば好奇心で付いて行ったら、自分達を出迎えたのは小動物である。相対する副長の裾を掴み、小刻みに振動する様はいかにも弱者の魔法少女のようだ。
一方で、視線を一身に浴びている弓有詩織としては割と気が気でない。
果たしてこのように怯えられるようなこと、自分はこの子に何かしてしまったのだろうか?
確かに一時期、人を探している時はちょっと乱暴してしまったかもしれないが、でもそれは帆奈ちゃんやみふゆちゃんとか灯花ちゃんとかにしかやってないはずだし……。
ともかくとして、弓有詩織には身に覚えも心当たりも何も無かったのだ。
「……えと、ゆっくりで…いい、よ……?」
「ひぇ……やさし…………ん゙ん゙ん゙、いえ大丈夫です。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。」
自分に言い聞かせるかのように咳払いをしたのち、荒ぶる内心を抑えながら、なんとか平静を装う。
彼女こそが『魔法少女互助組合』、そしてその傘下組織である『自警団』を代表する「団長」と呼ばれる少女である。
なんでも名前呼びはあまりお気に召さないらしい。彼女が言うに、出来れば団長呼びでお願いしたいとのことだった。
「さて今回は、私に用件があるとお聞き致しました。一体どのようなご用でしょうか?」
「……君達、が…本当に…信頼、できるか。」
「あら、今までも尽くしてきたけれど…それだけじゃあ信用に足らないかしら?」
「それで漁夫の利なんてされたら、コッチとしては堪ったもんじゃないっての。だからここまで遥々来たわけ。」
現在、神浜の魔法少女達はマギウスおよびマギウスの翼と戦争をしている真っ最中だ。
ウワサのついての情報収集や先ほどの羽根達が暴走した件についても、自警団は出動して積極的に支援してくれていた。
しかし、だからこそ、弓有詩織が気にかける問題があった。
確かに今までずっと助けられてきたし、彼女達の恩を仇で返すつもりは無いが、不安な要素は出来る限り排除しておきたい。
そのためにも詳細不明だった第三勢力『魔法少女互助組合』が頼れる組織かどうか、それを確認しに来たのである。
「ならば…私達の命を預けましょう。団長と副長。トップ2人のソウルジェムを渡します。」
「……それは………。」
「そもそも私達は特に力を持たない子達の寄せ集めよ。こんなぽっと出の弱小組織をすぐに信頼しろ、だなんて言えないもの。」
客人用のテーブルの上に2人分のソウルジェムが差し出される。
今も爛々と輝きを放つ宝石は、紛れもなく彼女達の魂そのものだった。
「ですから、現状で私達が差し出せるのは…死ぬ気の覚悟だけです。信頼できると判断するまで、どうか命を握っていてください。」
魔法少女互助組合には信頼できるだけの要素が存在しない。
西の七海やちよ、東の和泉十七夜と言った有名なリーダー格。マギウスが作り出したドッペルと言った明らかな実績。
地道に努力してきたものはある。情報のリーク、マギウスの翼の実態調査、戦えない魔法少女の保護。
しかしながら、目立たないものは真っ先には目に付かない。
故に「魔法少女互助組合は信頼性に欠く」という事実を、団長と副長は十分に理解していた。
ここで信頼されなければ、自分達の組織に未来はないだろう。2人は深々と頭を下げて頼み込んだ。
「……分かった。…でも、ソウルジェムは…返す。」
静かになった部屋の中で、静かに聞こえた弓有詩織の声。思いがけず商人さんの顔を見上げてしまう。
それは団長の勘違いでなければ、きっと………
「はぁ?…何しでかす気。」
「……信頼できるって、言い張る。………ここの背後に、私が付くよ……後ろ盾…あれば、安心…でしょ?」
団長は驚きで目を見開いたままだった。
「……あの時…の、五千円分……サービス…ご利用、感謝…するよ。」
そう言って弓有詩織は懐のバックから取り出した手紙をペラペラと揺らす。
折られた手紙の中に何が書かれているかどうかは分からない。けれど、隊長だけはその手紙の正体に心当たりがあった。
その日はたまたま強い魔女に当たってしまった日だった。
『ごめんなさい、私ったら足を引っ張ってばかりね……。』
『ううん、違う!さっきのが強過ぎただけなんだ…待ってて!今すぐ弱い魔女探してくるから!』
『あなただってそんなに濁ってるじゃない…ねぇやっぱり私達…これ以上は、無理なのよ。』
『無理じゃないよ!無理じゃ、ないんだよ……。』
命からがら逃げ出せても、とっくにグリーフシードは尽きて、使い魔とも戦えないほどに魔力は空。
今すぐにグリーフシードを取りに行かなければ、逃げ出す時に守ってくれたこの子は死んでしまうかもしれない。
(……どうしたら、いいんだろう。)
だが思考は堂々巡りするだけで、明確な解決法なんて見つからなかった。
そうこうしている内に身体の傷を治すために魔力が減っていく、地面に寝かせた少女のソウルジェムを見つめる。
さっきの戦いで穢れが溜まり過ぎていた。もう限界に近いほどに。
(………ここで、2人揃って死んじゃうのかな。)
無い無い尽くしの負のループはあっという間に脳を埋め尽くす。
自分1人だけじゃ何も出来ない歯がゆさに、手を握りしめて続けて手のひらから血が零れ落ちた。
そんな時、一羽の鴉の鳴き声が聞こえたんだ。
ハッと後ろを振り向けば、そこには普通よりも少し大きいくらいのカラスが一羽。少女をジッと見つめていた。
(………噂の、郵便鴉……。)
少女は弱い魔法少女達にグリーフシードを売ってくれる商人の存在を聞いたことがあった。
噂になっている郵便鴉を使って注文を承るとかなんだとか……当時の彼女にとっては随分とまゆつば物な話だったが。
(……商人の魔法少女…噂が本当なら……。)
まさしく藁にも縋る思いで彼女は手紙を出した。
折ったそれになけなしの五千円札を挟み込んで、自分のことを全然警戒しないカラスの口に咥えさせる。
『………商人さん。お願いします…!』
そして、空に羽ばたく後ろ姿を見送った時のこと。
今でもはっきりと思い出せる。
弓有詩織は絶体絶命だった彼女達2人の命を救ってくれたばかりか、あの時のことまで覚えてくれているのだ。
こんな弱小の、吹けば消える風前の灯のような魔法少女達を。
それがどんなに感動してしまうものだったかは団長にしか分からない。ただ、目から湧き出る涙だけが止まらなかった。
「………な、泣かないで…ほしい……。」
自分の優しさがどれだけ甘美な飴なのかを彼女は未だに知らないのだ。
「あー、やっと終わった。団長とか言ってるからどんなヤツかと思ったら、まさか詩織の客だったなんてさ。」
最初から分かってたなら、ここまで苦労はしなかっただろうな。そんな感じの意味は言うまでもなく態度に出ていた。
なんてったって組織のトップが弓有詩織のファンみたいなものだったからである。
生憎のところ、顎で使えるような立場だったのにも関わらず、彼女は自分へ向けられる好意やらに気がつかない故に利用しなかったらしい。
態度でバレバレのヤツでも直接言葉にしなければ、天然記念物には届いてるのかどうかさえ怪しいものだった。
その点で言えば、素直に好意を伝えられたという常盤ななかは大正解の道を引き当てたのかもしれない。
更紗帆奈にとっては煩わしい保護者枠が1人、新たに増える事態になってしまっただろうが。
「……でも…良かった、よ……生きてて…くれたんだ…。」
そう言って弓有詩織は手元に目を落として、また前に視線を戻し足を動かした。
そして、組合がある建物からマギウスが根城としている本拠地へと急ぐ。
まだ神浜の夜は終わらない。
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敵の本拠地にカチコミに行くRTAはーじまーるよー
前回は†ホーリーマミ†との最終決戦を見滝原勢のゆゆうじょうパパワーで勝利することができました。
その後、転がった羽根達やマミさんを連れて、魔法少女各位に調整屋召集をかけて終わりましたね。
今回はその続きからです。
さて前回の最後でピュエラマギホーリークインテット(仮)が結成され、第8章『偽りに彩られ神浜』が終了いたしました。
そのため今回は第9章『サラウンドフェントホープ』に入っていきます。
プレイ済み視聴者兄貴姉貴などの知ってる方はご存知の通り、ちょっとここら辺の第9章あたりでメインストーリーの振れ幅が大きくなります。
本編1年前開始から今までの成果が顕著に表れますからね……第1部RTAの成果が表れる場所と言っても過言ではないでしょう。
下手に勢力を増やしすぎると、いつのまにか第2部状態になっちゃうので…やめようね!
通常であればいくつかのチャートを事前に書き込んで、状況に適した進行方法を取るのが一番です。
たいていの場合は魔法少女の絆(通称)ルートに入っていきますが、あいにく詩織ちゃんってそこまで多くの人との交流が少ないんですよ。
モブ魔法少女達なら割としょっちゅう出会っているんですがねぇ?
それでこの第9章ですが、詩織ちゃん……というか走者はある一つのことをしに行かなければなりません。
『魔法少女互助組合』および『自警団』をまとめるトップとのO☆HA☆NA☆SHIです。
ええ、今まで再三言ってきましたが、このゲームの難易度ハードはランダム要素が多すぎます。
それこそ運によっては神浜が修羅の国と化したり、第1部のくせに既に第2部状態になっていたりします。
普通であれば神浜の魔法少女vsマギウス&マギウスの翼という構図になりますが、ここら辺の状況に手を加えられたら…そらもう大惨事になるに決まっているでしょう。
そこで今回のRTAでの謎多きモブ集団『魔法少女互助組合』と『自警団』に、詩織ちゃんの捜査のメスを入れなければいけない…というわけです。
今まで情報や戦力の提供でなんやかんや協力してきましたが、最後の最後で漁夫の利!ってされたら堪りませんからね。
ここはお互いに腹を割って話し合うことが先決ということです。
……ていうか今までネームドやらの神浜在住魔法少女達に組織の存在を知られてなかったの、普通に考えてマギウスの翼よりこっちのモブ魔法少女達の方がやべーのでは?(走者は訝しんだ)
こわ……そんなやつらの本拠地に行くんか……帆奈ちゃーん!一緒について来てくれー!死なば諸共じゃーい!
ヘイ!そこの自警団代行モブちゃん達!とりあえず組合と自警団のトップにアポイントメント取ってくれなぁい?
「既に手配は済んでまーす。副長が許可オッケーだってー、茶菓子も用意しといてまーす。どーぞー!」
「商人さんがよければ、我らの拠点まで道中ご案内するでござる。心配ご無用でござる!いやなに拙者ら情報担当であるからして、ささ!こちらに。」
……これまた濃い感じのモブ魔法少女が来ましたね。
というか情報担当って、君達が自警団の情報一強になった原因か〜い!!詩織ちゃんのお株である情報提供者チャートが取られちゃ〜う!!
ま、まあ良いか。
ともかくこのモブ達が拠点まで護衛してくれるそうなので、着くまで倍速でお送りしましょうか。
はぇ〜でっかい。
ここが第三勢力の拠点なんですね〜………やっぱり廃墟リサイクル拠点っすか?
神浜市廃墟多すぎ問題ですよクォレハ……。建設放棄とかその他諸々、ちょっと何やってんの役所さーん?
「正式に決まっているわけではないでござるが、仮の執務室は数階ほど上に進んだところにあるでござる。」
「他の部屋の扉と違ってー、なんかちょっと高級っぽーい感じのやつでーす。分かりやすいでしょー。」
おーあざっす!感謝の代わりに恒例の飴ちゃんあげますね?なんと今回はキャラメル味です!……普通にキャラメルで良くないか?
それじゃ言われた通り奥の階段を上がっていきましょう。
にしてもこの魔法少女互助組合はよくこんな丁度いい廃墟を見つけましたね…修理して上手く活用してるし、本当にモブの集まりなのか確認したいところです。
「…ねぇ詩織、この扉じゃない?」
おや、思わず行きすぎてしまうところでした。サンキュー帆奈ちゃん!この飴ちゃんを贈呈するぜ!後でよく味わって舐めな!
おっ開いてんじゃーん!
失礼しまーす!
「あわわわわわわわ、あわわわわわわわ…!」
「あら、こんばんは。ようこそ魔法少女互助組合へ、今お茶を持ってくるわね。」
「あっ待って待って1人にしないで下さい!お願い!今度水名区の限定プリン一緒に食べに行くから!待って!私もお茶汲みます!」
えぇ………(困惑)
漫才を見に来とるんちゃうぞ!相変わらず自警団関連のモブ魔法少女はいささか個性が強すぎやぁしないですかね?しない?そう……。
にしても、なんか…この団長だと思わしきモブ魔法少女ちゃんに、案内役が言ってた副長だと思われるモブ魔法少女ちゃん……
どっかで見たことあるような、無いような…見たとしても、いったいどこで見たんでしょうかねぇ……
倒れている1人をもう1人の子が抱えています。姿からしてモブ魔法少女達ですね。多分強い魔女からギリギリ逃げてきたんでしょう。
「お願いです!〇〇ちゃんを助けて!」
「あの…なんてお礼を申し上げたらいいか…。本当にありがとうございます…!」
「それならあっちの方に…。」
実はこれ、モブ魔法少女関係の信頼度イベントみたいなモノだそうです。
詩織ちゃんがグリーフシード商人だからか、イベントの導入が不思議なことになっていましたが……。
あっ………(察した音)
あーー!!!お前!あの時(パート2)で発生した信頼度イベントのモブ魔法少女かお前ェ!この組合とかいう未知数の第三勢力のトップってお前達かい!!
ということはこの『魔法少女互助組合』と『自警団』って、詩織ちゃんがクリアしたモブ魔法少女関連の信頼度イベントの結果だということじゃないですかヤダー!!!
まさかあの時のイベント報酬がこんなことになるなんて誰も思わんやろがい!
こういう事をなんて言うか知ってるかァお前ェ…「骨折れ損のくたびれ儲け」って言うんだよォ!!!
お、落ち着きました。
まぁプレイヤー的には十分に信頼できるものだと分かったので…結果的にはプラスです。おそらくは。知る前と比べると安心感は段違いでしょうね。
しかし走者の言い出しっぺで、詩織ちゃん達がこの組織の信頼性を確かめに来たのは間違いなく事実です。
この際ですから徹底的に協力関係を結ばせてやりましょう。行くぞ帆奈ちゃん!いざとなったらレスバの準備をしておけよ!
「ならば…私達の命を預けましょう。」
ふぁっ!?
ちょっと団長ちゃん覚悟決めすぎでは???確かに魔法少女相手ならソウルジェム預けるって、文字通り命握ってるようなもんですけど……。
……あなた…覚悟、決めてるんですよね?(例のBGM)
「組合には十分な信頼性が無いわ。いわゆるネームバリューってヤツが足りてないのよ。」
「今だけでもいいんです。信じてくれませんか?」
走者視点ではもう既に信じました(断言)
というか詩織ちゃんがいくら帆奈ちゃんの監視ついでにソウルジェム預かってるからって、そう何個もホイホイ預かれないです。
だってそれ魔法少女の魂ぞ?たかが1人に命任せ過ぎ問題。
でも解決法はさっき副長ちゃんがさり気なく言ってくれました。
魔法少女互助組合にはネームバリュー……つまり後ろ盾が居ないということです。弱いモブが力を合わせているだけなので、強いモブとかには大きく出張れないわけですね。
でしたら話は簡単です。
詩織ちゃんが魔法少女互助組合を監督しましょう。
後ろ盾……欲しいんですよね?
「…え……。」
今ならフリーランス魔法少女がバックに貰えるキャンペーン実施中!ベテランで人望有りな情報提供者(仮)やぞ。
ただ後ろに付くというよりも、組織には所属しないけど相談事には乗ってあげるね?くらいの感覚です。
というか詩織ちゃんがこの組合に加入しちゃったら、あっという間に団長ちゃんの座を譲られてしまいそうですし……。
この走者の提案を受け入れるとたくさん良いことばっかりですよ!
まず魔法少女互助組合と自警団はいざとなった時に使える、ベテランビッグネームを手に入れることが出来ます。
そして対する詩織ちゃんはグリーフシード商売で、組合という固定の取引客を手に入れることが出来ます。
どうです?win-winな関係じゃあないですか?
「……で、でも…なんで………?」
なんで?と言われましてもですねぇ…まあ詩織ちゃんの性格的な理由もありますが、やっぱり信頼度イベって借りがデカいので……。
団長ちゃんは覚えてますか?走者はさっきようやく思い出しましたよ。
詩織ちゃんも多分覚えてるんじゃないんですかね?こっちの場合、忘れてたとしても必要があれば義手くんが教えてくれそうですけど。
あ、ほらちょうどバッグの中に入っていましたよ!これですよね?
「………う……。」
え、ちょっ、泣く要素ありました!?このままじゃあ走者が悪者になってしまうので泣き止んで下さい!オナシャス!
「……よ…よ゙ろ゙じぐ……お゙ね゙が゙い゙じま゙ず…!!!」
うわ…圧っょぃ……。
でも濁点付きっぱなしの団長ちゃんと無言のままの副長ちゃんが了承してくれたみたいなので良かったです。
これで詩織ちゃんは魔法少女互助組合公認のグリーフシード商人だぜ!
まああと残りわずかのRTA本編で商人活動が果たして活躍するのかと言ったら……そりゃ無いですけども。
さて、思ったよりもそこまで会談の時間は掛からなかったですね。
やっぱりモブの信頼度イベントのおかげってのもあります。あれ…走者って割とあの団長ちゃんに恩があるのでは……?
ともかくこれでこっちの用事は済んだので、走者のメインストーリーにおける最大の心配事は失せましたね!
これでもうガバは無いことでしょう。勝ったな、ガハハ。じゃけんホテル行きましょうね〜。
今回のパートはここまでです。
ご視聴ありがとうございました。
また忙しくなるので失踪します