外伝マギアレコード RTA ワルプルギス討伐チャート情報提供者ルート   作:最近ハマってしまった人

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完走者が遂に出たので初投稿です。







Part6 可能性のガバ

 

 

 

 

 

 

 

 

神浜を見守るRTAはーじまーるよー

 

 

 

 

 

 

 

前回で大きく変化したのはやちよさん達がチームを解散したという所です。

でも詩織ちゃんは関係ないので続行します。

 

 

 

 

さて今回は神浜カラスネットワークから「今度、色々展示会やるらしいっすよ!」と連絡が来て、良い機会なので行こうと思います。

 

カラスの話題に出て来たので気になるのは二つ。

『西洋アンティーク展』と『刀剣特別展』です。

その内片方の刀剣特別展は、梢麻友がバイトをしている美術館で行われます。ここでは後々、神浜芸術賞を取る天才アーティストの美術展も行われます……。

この美術館では詩織ちゃんもアルバイトできますが、リスクが高すぎるッピ!

今の所でもバイトは十分ですが、誰かに贈り物をする時の為に、お金は貯めておきたいなと思っています。

それで……実は次なる高収入バイト先は既に見つけているんです。裏技のような事を使いますが………今回の後半になったらご紹介しますね。

 

刀剣特別展では、高確率で史乃沙優希に出会う事が出来ます。水波レナちゃんが推しているアイドルの「さゆさゆ」とは彼女の事です。

今までのネームド魔法少女と同様に、互いに魔法少女として知り合わなければ、アイドル対応をされて終わりになります。

今現在は時系列として丁度、梢麻友のまほストに入るくらいです。おそらく契約ももう少しでするでしょう。

今回は新しく上記の2人と交友関係になる事をひとまずの小目標とします。

詩織ちゃんもしばらくは働き詰めでしたし、たまには仕事を休んで英気を養わせてあげましょう!

 

さてまずは今週末のアンティーク展示会を目安にします。展示会自体には行かなくていいです。

この日は水名のとあるカフェにある1日20個限定のケーキ(お一人様一つまで)を頂きます。

正直言ってここでは、麻友ちゃんのまほストが本来の流れかどうかを確認するだけです。

カフェで麻友ちゃんと美術館の主任さん、あとついでに莉愛様とまなかちゃんが確認できれば、おおよそのストーリーは大丈夫です。

詩織ちゃんが接触するのは、まほストでの魔女狩りタイミングだけなので、これからは水名に通いっぱなしになります。

前述の限定ケーキは誰かと来れば好感度稼ぎポイントになりますので、折角だから誰か誘いましょう。

 

でも誰を誘いましょうか…。

詩織ちゃんに対するパラメータが少し不安な人が良いですね。

まだ1回しか会っていない、初対面があまり良くない、もし好感度が上がりすぎても走者が困らないような人…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本日はお誘い頂き、有難う御座います。」

 

 

 

居ました、初遭遇から死闘を繰り広げた我らが常盤ななか組長が。

 

よくよく考えたら、勧誘イベントとはいえ接触が足りなかったかもしれないと思いましてね。

しかもあの時落ち着く余裕がなかったので、詩織ちゃんは連絡先渡すだけ渡して帰ってて、肝心の組長の連絡先知らなかったんですよね。(ガバ)

今回は義手くんに頼んで、お手紙を届けてお誘いしました。ついでに手紙を入れた封筒には、ちょっとした好感度稼ぎ用の飴玉も入れておきました。

快いお返事の手紙も頂きましたので、今日はななかさんとお茶をします。

それにしてもお忙しいところ、すんませんねぇ〜まさか来てくれるとは思いませんでしたよ。

 

「いえ、お気遣いなく。私も詩織さんとお話ししたいと思っておりました。」

 

そうなんですか、それは(好感度の心配がなくなって)良かったです。

お誘いした身なので、目的のカフェまでちゃんとエスコートします。

というかこっちは一応、あっちより4つ年上ですからね。

勘違いしやすいですが現時点で、ななかさんは中学2年生ですし、詩織ちゃんは18歳フリーターです。

ええ、動画では同じような身長の女の子が2人歩いているように見えますけど。

そして本編時には160cmになる組長に、身長の伸びしろのない詩織ちゃんは近いうちに抜かされるでしょうけど。

 

 

着きました、カフェです。

いやぁ、道案内は完璧でしたね……。年上の余裕というモノを見せつけてしまったかもしれません。(慢心)

早速ケーキと紅茶を頼みます。組長とのお話に花を咲かせましょう。

 

「本日は先を越されてしまいましたが、私もお誘いしたい事がありまして……。」

 

そう言ってななかさんがスッと差し出して来たのは前売り券です。話題に出していた今度開かれる刀剣特別展ですね。

運が回ってきたかぁ〜?勿論了承します。組長からのお誘いですしね。

誘う所が刀剣の展示会とは、なかなか渋いご趣味ですが……。

 

「あなたをお誘いできて良かったです。」

 

ウッ!(笑顔が)眩しい……

おや、気になる人を見つけましたね。当初の目的である梢麻友ちゃんです。ちゃんとストーリーが進行しているようで、走者安心しました。

ついでに莉愛様とまなかちゃんも店内に居ますね。良かった良かった。

ケーキを食べて、組長との会話も楽しんだ事ですし、名残惜しいですがそろそろ別れのお時間です。

お会計は全て詩織ちゃん持ちですよ。当たり前だよなぁ⁉︎

別れ際には忘れずに飴ちゃんを渡しましょう。

 

「次も楽しみにしていますね?それでは。」

 

こちらこそありがとうございます。

一緒にお茶した事で、組長との心の距離が縮まったような気がします。

では時間を進めていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここが例の美術館かぁ〜テンション上がるなぁ〜。

実際、こういう展示されている物を見に来ると、修学旅行に来ているようで楽しくなります。

それは詩織ちゃんも例外ではなかった……。お前それでも18歳ダルォ⁉︎

態度にはあまり出てませんけど、仄かに上機嫌です……。ほら見てください、微妙に目が輝いてます。

詩織ちゃんの心は中学生だった……?

前から薄々思ってましたけど、割と詩織ちゃんの感性子供っぽいですね。飴をはじめとした甘いモノ全般好きそうです。

まさか万々歳の脂に負けて、舌が甘味を求めているんですか?

今の時期はまだいろはちゃんが来ないので、新メニューの試食は全てこちらに回ってくるんですよ……。

 

まあそれは置いといて、組長と美術館を回っております。誰かと一緒に来れて、組長もご満悦の様子。

しかしそれは長く続きません。

何故なら、我々は魔法少女だからですね。

こんな楽しげな雰囲気をぶち壊してくる魔女の気配を察知しました。

そりゃ(こんな人が大勢いる所に)そう(魔女は寄ってくるだろう)よ。

 

「……詩織さん。」

 

ななかさんも気づいて呼びかけてくれましたね。

お楽しみの時間を邪魔してくれた魔女はどこだオラァ!あくしろよ。組長の目が笑ってないやん!どうしてくれんのコレ。

 

…ん?いやホントに組長の目が笑ってない!表面上くっそニッコリしてるけど、ほんのり殺気が漏れ出てるんですが……コワイ!

そんなにななかさん魔女に対して当たり強かったでしたっけ……?(走者のRTAは)大丈夫ですか?

 

 

急いで結界に向かいますが、なんか神浜芸人養成学校の制服を着た3人組が居ますね。

辺りには何故かふにゃんとした雰囲気が漂ってます。

 

「あら?あなたはこの前の…。」

 

はい、この前ぶりですね。

また魔女退治に同行しますよ。(組長の機嫌を直す為にも)早く魔女を倒しましょう!

 

 

って、待って待って組長!無言で結界入った途端に、いきなり魔女討伐RTA走者になるのやめて!協調性を持って下さい!使役槍くん援護して援護して!

 

「‼︎私も負けていられるもんですか!」

 

あぁ!ドア様が組長に対して対抗意識を燃やしてしまった!義手くん2号(鳥型)!緊急出動ですが、あの人をサポートしてください!

 

そこの2人大丈夫っすか⁉︎さすがに無いと思いますけど、ケア様みたいに変に対抗心燃やしてないですよね⁉︎

 

「は、はわぁ!麻友ちゃん!見てください、あの人!刀!刀を使ってますぅ〜!」

「うん!すごいね、これが魔法少女なんだ…。」

 

まったく心配ご無用でしたね、この感じ。

というかそうか、さゆさゆは刀剣大好きでしたね……。組長の刀も対象内なんですか……。

詩織ちゃん本人はこっちの2人の護衛をしましょう。

多分ここの魔女は組長がすぐ狩ってきます。だってあの怒気は尋常じゃねぇよ……。やべぇよやべぇよ……。

 

 

あ、結界が解けた。

思ったよりも早かったです。いやまあ、あの組長を前にすれば妥当なんですかね。

案の定、ミディアム様が突っかかってますが、あの様子だとのらりくらり受け流してるみたいです。

流石組長!オレ達に出来ない事を平然とやってのける!そこに痺れる憧れる!

先に突っ込んでったお二人がこちらに戻ってきましたね。いやぁまさかこんな事になるなんてなぁ(しらばっくれ)

 

この後は成り行きで、水名3人と一緒に見る事になりました。あまり真っ直ぐな目を向けるなよ……詩織ちゃんが断れなくなる……。

ついでに連絡先も交換できたので、一石二鳥ですね。帰りには忘れず、それぞれに飴を渡しておきましょう。

じゃあな!ななかさん今日は誘ってくれてありがとナス!あばよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今Part最初に説明していた高収入バイトについて、ご説明する時間がやって参りました。

 

画面をご覧ください。

 

大人子供問わず大人気。

ここは年がら年中人で賑わってる。

楽しそうな声がそこかしこで聞こえてきます。

お気づきの兄貴姉貴もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

 

 

そう、ここは南凪区に存在するアミューズメントパーク。

『ミナギーランド』です。

 

 

ええ、ここが詩織ちゃんの新たなバイト先ですとも。

同じくもう一つある施設、『ミナギーシー』とローテーションするような形で、バイトしていく事になります。

ここでのバイトは、短期間高収入のモノが多いです。しかも働くのは1日だけでも大丈夫な、超短期間単発バイトです。

ただし、このバイトを受けるには、余程の高ステータスが必要不可欠です。

それもそのはず。

 

 

何故なら、着ぐるみの中の人になるからです。

 

 

ランドに遊びに来る子供達に、夢を与える大切なお仕事です。

着ぐるみ状態の時はとても大変ですが、その分休憩時間も多く設定されています。真夏にサウナスーツ着てるようなもんですからね。

あとは中の人に対して指摘されても、めげないような精神力が必要です。現実でも重要な事です(小声)

普通なら詩織ちゃんのステータスでも、バイトを無事に成し遂げられるかは確定ではありません。魔法少女の身体能力でもギリギリです。

しかしゲームの仕様上、魔法少女なら無事に完遂できる裏技のようなモノがあります。

 

それは固有魔法『使役』です。

RTAの最序盤で説明した通り、『使役』は物などに対して使うと操る事が出来ます。それらの物は、使い魔と同じ扱いになるという事も解説しましたね。

このバイトでは、着ぐるみに対して魔法を使い、消耗は一切無い安全な方法で働きます。

中の人なんていません(ガチ)

 

ゲームなので周囲に不信感は抱かれません。

魔法少女ならバレるかもですが、こちらはスタッフ対応になるので、下手に手出しはされません。

バイト中、操る着ぐるみとは別に、詩織ちゃんはよく横にいるスタッフのお姉さん的立ち位置にいます。

では、お客さんに夢のような思い出を与えましょう!

 

 

 

バイト始めて早数時間、休憩を交えつつ働いています。

着ぐるみバイトはウェーブ制のミニゲームですね。ここでのスコアが良いほど、給金も良くなりますので頑張りましょう。

今のところ、子供達や学生達に大好評のようです。それに詩織ちゃんの意外な特技も発覚しました。

簡単な手品が出来るようです。詩織ちゃんの手先すごい器用ですね……。

泣いている子供に気付いたら、直ぐに向かって手品で泣き止ませ、持っている飴をあげて見送るという……。

おかげでお客さん達の印象もいい感じみたいです。性格の『博愛』が上手く組み合ってますね。

 

「ほら見て!あれがミナギーランドのマスコットだよ!」

「かわいい…?と、思います……はい……。」

 

おやこの声は…?

梨花れん!梨花れんじゃないか!

初遭遇なので交友関係を持ちたいですが、生憎今はスタッフです。こんな子もいたなぁ程度に思っときましょう。

もしかしたら相談所に遊びに行った時に話がスムーズになるかもしれません。

着ぐるみに手を振らせて、お姉さんスタッフ詩織ちゃんは「お写真撮りますか?」と声をかけましょう。

お客さんなら誠心誠意おもてなししないとなぁ⁉︎ミナギーランド流のもてなしをよぉ!

 

「せっかくだから1枚撮ろう!ね?すみません、1枚お願いします!」

 

いい笑顔!これは最高の記念写真ですよ……。

スマホを返す時に、ついでに手品も披露して飴さんを渡しておきます。

夢の国でのひとときを楽しめよな!

慣れてる梨花ちゃんは笑顔で手を振り、やや戸惑いがちなれんちゃんは微笑みながら振り返してくれました。

うーん…最高やな!

 

 

 

 

時刻は夕方。

ひとまず詩織ちゃんの着ぐるみバイト1回目は終了となります。初回にしては良い出来ちゃう?

給料もちゃんと貰って今日は帰りましょう。

なかなか充実感たっぷりの一日だったぜ……!

 

 

 

というわけで、今回はここまでにしようと思います。

ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▶︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『最近ななかの様子がおかしい。

あ、ななかっていうのは勿論ボク達のチームリーダーの常盤ななかの事だよ?一応ちゃんと言っておくね。

いや、奇行を始めたとかそういう訳じゃないんだ。

なんというか、そう!悩める乙女って言うのかな?

いつもは飄々としてしっかりしてるんだけど、ちょっと前からふとした時にぼーっとする事が多くなってさ。

あとよくリンゴ味の飴を舐めるようになったんだ。気に入ったのかな?

 

ああ、話を戻すとね?なにかあったんじゃないかって心配なんだよ。

でも、ボク1人だけだと解決出来そうにないからさ。ここはチームのみんなに相談しようと思って。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……あきらさんから相談されたのは、以上の内容でした。

 

確かに、言われてから注意深く観察してみると、ボーっとしている時が多いように感じます。

あと何かを考えこんでいるような様子も見受けられます。何を悩んでいるんでしょうか?

 

そしてななかさんを除くチームメンバーで理由を考えようとしました。

「ようとした」という事は出来なかったという事で、私達はこれまた大きな問題に頭を抱える事になります。

 

 

 

 

 

 

 

その件に関する原因となったのは、ある日の夏目書房での出来事でした。

店で留守番をしていた私は、一人で珍しく来たななかさんが言った言葉に目を見開きました。

 

一言でいうなら、相談、だそうです。

 

一番最初に聞いたのは、相談相手に私を選んだ理由でした。すると、「お恥ずかしいのですけれどね」と前置きをして、ななかさんは語り始めます。

とある人に会ってからというもの、その人の事を考える度に、変な気持ちになるそうです。

今まで生きてきて様々な感情を体験してきたけども、その感情については全く経験した事が無いそうで……。

 

そこで本屋の娘である私ならば、この感情の名前も知れるのではないか、と考えたそうです。

話を聞いている中で、まさかと思う候補が徐々にその存在感を強くさせていきました。

気恥ずかしそうにしながらも自然と微笑みながら話す姿に、あきらさんが言った「悩める乙女」という表現はまさにピッタリです。

 

 

 

ななかさんはきっと『恋』をしているのでしょう。

 

 

 

しかし、私はこの事を本人に伝えようか迷ってしまいました。

悩みごとの相談として伝えるのは、おそらく正解なのでしょう。その正解が、私達の気持ちを考慮しない事を前提としたモノでしたから。

悩んだ挙句、私はそれをななかさんに伝えてしまいました。

感情の答えを知ったななかさんは、

 

「なるほど……これが、この気持ちが…『恋』………!」

 

と繰り返して納得し、悩みが晴れた顔で感謝を告げて去って行きました。

私もしばらくはリーダーの悩みを解決した、と自惚れていましたが、それから少しした後にななかさんの悩みが重大な事に気付きました。

 

 

 

 

 

そして開かれたのが今日の緊急会議です。

ななかさんを除いたチームの間に、珍妙な空気が流れていました。

その空気を打ち破って発したのが、今回の議題です。

ななかさんの『恋』。

あのななかさんが想うような殿方。一体どのような人なのでしょう。

 

「……あり得ない、と言いたかったんだけどね。実は今日_」

 

そう言って告げられたのは、また新たな問題でした。

今日あきらさんが学校で会ったななかさんは、人を間違えたのかと驚くほど上機嫌だったそうです。

気になって聞いたあきらさんに返ってきた答えは、所謂デートのお誘いです。

あとついでにリンゴ味の飴も、いつもより美味しそうに口に含んでいたようでした。

 

 

 

チームリーダーの『恋』の行方が気になってしまった私達は、休日のななかさんを尾行する事にしました。

目にも増して機嫌が最高潮のななかさんは、いつもなら分かるような私達のストーカー行為すら気付かず、お誘いに向かおうとします。

 

付いて行った先は水名区。

待ち合わせ場所と思われるそこには、一人の女の人が立っていました。

2人は親しげに会話した後、先に来ていた女の人がななかさんをエスコートしていきます。慣れているのか、とても綺麗な所作でした。

 

「もしかしてあの人が……?」

「ただの友人なんじゃないネ?」

 

でも私はあの女の人を知っていました。

連絡先も渡されていたはずです。あの時は飴も貰っていました。

名前は確か、弓有詩織さん。

口数は少ないけど、とても優しい人だったのを覚えています。

その事を話すと、あきらさんは何か思い浮かんだようでした。

 

「弓有詩織さん!確か前にななかが勧誘を試みたって話してたような……。」

 

話を聞いてみると、私が弓有さんに会うよりも前に、ななかさんはあの人を一度勧誘しに行ったそうです。

勧誘は断られたものの、非常に良い手合わせをする事が出来たと会話していたとの事で。

弓有さんがとても実力がある方というのは、一緒に魔女退治をした時から知っていました。

だから互角に戦ったというななかさんの事をすごいと思う一方で、私の脳裏でとある言葉が引っかかりました。

 

『吊り橋効果』というワードです。

 

吊り橋効果とは、危険な場所や不安、恐怖を感じる場所で会った人に対し、恋愛感情を抱きやすいという心理効果の事です。

なにかの本で読んだ事があります。夏目書房で探せば、おそらく見つかるでしょう。

もしかしたらななかさんは吊り橋効果によって弓有さんに『恋』してしまったのかもしれません。

話を聞く限りでは、とても激しい戦闘をしたそうです。その影響で、吊り橋効果と似たようなものが働いてしまったのではないでしょうか。

 

 

『恋』と言い切るには早すぎたかも………。

 

 

もしくは私が言い切ったから、本当に『恋』をしてしまった可能性が………?

 

 

 

 

 

 

ともかくとして、ななかさんが弓有さんを想っている事は、今となっては確定事項でした。

ではそんなリーダーを見た私達がするべき事は何でしょうか?

「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られてしまえ」という言葉を見た事がある気がします。

少なくとも私達は、自分達のリーダーが好きです。それは恋愛的な意味ではありませんですが。

ななかさんの『恋』を邪魔する気なんてとてもありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かくして所属会員3名、『常盤ななかの恋を見守る会』は発足されたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 








ガールズラブタグの使い所さん⁉︎が来たかもしれないので失踪します




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