外伝マギアレコード RTA ワルプルギス討伐チャート情報提供者ルート 作:最近ハマってしまった人
仕事が来るので初投稿です
それは私にとって余命宣告に等しかった。
あのフールガールから渡された審査員の手紙には、私の輝きは15で尽きるような才能という事。
思えば一度もちゃんとした作品を作れていなかった。衝動的に描いては中身なんて一切無かった。
有り体に言うと、アリナはスランプに陥っている。
『生と死』、それが自分のテーマだったはずだ。しかしこうして文面に書き出されると、確固たる意志が揺らいできた様に感じる。
インスピレーションのために旅に出たりした。結局のところ、帰ってきてもままならぬ虚無感を拭えなかった。
「アリナ先輩…どうしたの?最近元気がないの……。」
遂にフールガールにまで最近の様子を指摘される。
数カ月前のやたらハイテンションなのは何処へ行ったのか。今はアリナの事を心配するあまり、漫画を描く気分じゃないらしい。
漫画とは外に向けて発信するもの。
つまり、このフールガールの漫画にも、それなりのテーマがある。
何故漫画を描きたいのか。その答え。
『描いた漫画を読んで、元気になって欲しいから』
『元気になる漫画をみんなに届けたいから』
あのフールガールでも持ってるものがアリナにはない。単純明快、事実だった。
生まれながらの劇薬しか作れない。
それがアリナ・グレイという15歳で輝きを失う芸術家。それが私だ。
理由は分からないが、ゾクゾクとしたものを感じた。
芸術には酔いが必要だと、何処かで聞いたような気がする。ならばあの手紙は酔い覚ましだ。
自分が空っぽだと気付くと、必然的に今までの作品の輝きも褪せて見えた。
アーティストが死ぬ事は作品が死ぬ事と同義。
ならアリナは、アリナ・グレイは全てを壊そう。そして全てを終わらせよう。
自分も含めて。
「本当に君はそれでいいのかい?」
何者かに声をかけられて振り向く。
そこに人の姿はなく、居たのは白いイタチだけだった。とうとう自分の頭もおかしくなったか。
イタチが言う。契約して魔法少女になってほしい、と。なんでも一つ願いを叶える、と。
嫌味かと思った。願いなんて無い。アリナ・グレイの考えは獣程度には理解できない。
全てをブレイクして、全てをエンドする。
それがラストアートワーク。私の最期。
晴れた休日だ。
鼻歌交じりにハンマーとノコギリを持った。目指す場所はただ一つ。
作品のある場所。作品展が開かれる美術館。
輝きが尽きるなら、クリエイターとして死ぬのなら。
作品は壊す。その亡骸達は今の自分を表現してるみたいだ。まもなく自分もそれらと同じモノに成るだろう。
最後の作品は……
腕を掴まれる。
グラデーションがかった黒髪、水彩のような緑色の目。おそらくフールガールより少しだけ高い程度の身長。
どこかの学生だろうか、見つかるなんて最悪だ。しかしもう作品を撮る準備は整っている。
「……何してる。」
「アリナは今から最後の作品を作るんですケド。」
腕は離されない。
どういう意味か最初から気づいていたのだろう。眉間には皺が寄るばかりだ。
どうせ見知らぬ人にとって、学生が一人飛び降りる程度、何か影響を与える様な大したものではない。
そんな事知ってても私を止めようとするなんて、まるでフールガールと同じくらいの善人くらいだ。人間が出来すぎている。
どうやら目の前の女もそれらと同類らしい。
拮抗状態で睨み合うだけ。
アリナはラストアートワークを辞める気はないし、女もアリナの気がなくなるまで腕を離す気はない。
そこにこの前の白いイタチがやってきた。
そいつによると邪魔なコイツは弓有詩織という名前のようだ。
弓有詩織は白いイタチを見ると、一言「失せろ」とだけ言う。表情を見るに、アリナに契約をして欲しくなさそうだ。
(へぇ……面白そうなんですケド。)
そうして私は契約した。
どうせならラストアートワークに契約も混ぜてやろうと思った。願い事にはコイツみたいな邪魔が入らないようなアトリエを。
単純に言えばコイツへの嫌がらせ。
「…………!」
腕に力が入った。
契約をすれば弓有詩織はその目を見開く。そして微かに感じる後悔。
でもそれだけだ。
依然としてコイツは手を離さない。
もし神というヤツが居たら、神はアリナに作品を満足に作らせる気はないらしい。
……ラストアートワークですら?巫山戯るなよ。
「いい加減に…してヨネ!」
強引に振り払ったつもりだ。
しかし予想以上に力の入った弓有詩織の手は離れなかった。
そして私は反動で、コイツは引っ張られて共に空に堕ちていく。
本当に最悪だ。
アリナ・グレイというアーティストは心ゆくまま死ぬ事すら許されない。
「………ッ!」
腕を引かれる。
あろうことかコイツは自分をクッションにして、アリナの事を助けるつもりだ。
この高さでは二人とも死ぬのに?どこまでいっても馬鹿なんじゃないのかコイツは。アリナには理解出来ない、したくもない。
上下が逆さになって、さっきと体勢が逆転する。弓有詩織を見下ろす形になった。
「ハハッ……」
腕を引っ張られる。
アリナよりも小さいコイツに抱きかかえられるような形で落ちていく。感じる違和感。
自嘲気味に笑った声はやけによく聞こえた。
こっちは最悪な気分なのに、何故巻き込まれたお前の方が満足そうなんだ。
緑の視線が交差して輝く。
やがて衝撃を受けて暗転する。
気がつけば病院のベッドの上。
長い間夢を見ていたような気分だ。自問自答を繰り返していた。
結局アイツの思惑通り生き残ってしまったのか?目覚めたばかりの脳でそんな事を考える。
思わず溜息をついた。少なくともアリナはこうして生きている事が現実だった。
「アリナせんぱーーーーい!!!」
聞き慣れた声の方に目を向けると、目を滲ませたフールガールが声をあげていた。いきなり聞こえた大声に耳が痛くなる。
後輩からのちょっとした説教。それはともかくとして、とても泣きつかれた。
「言いたい事があったけど、長くなるから先輩が落ち着いた頃にするの!」
そう言って見舞いから帰っていく。命の大切さを学んでほしいと、フールガールが気に入ってる漫画を渡された。
何かを忘れている気がする。
次の訪問者は倒れてる私を見つけたらしい小学生達だった。
壊したはずの作品展は知らない内に人気になっていたらしい。自分が作品を壊している時の写真も渡される。
「わたくしたちとね、お話しよう!」
助けた見返りはその程度しか求められなかった。小学生らしいと言えばらしいのだろうか。
あの時設置していたビデオカメラは回収したのか、と聞く。そこの引き出しに入れてある、と返された。
開ければビデオカメラが入っている。充電は半分ほど残っていた。
「そういえば周りには血が沢山あったのに、お姉さんは外傷一つ無かったんだ。不思議だよね。」
ちょっと待て?もう一人居なかったか。
アリナのラストアートワークを邪魔した憎たらしい奴の姿は何処へ消えたのだろうか。
小学生達に聞いても、あの場に居たのは私一人だけだったようだ。そこに死体があった訳でもなく。
一通り話し終えて、小学生達が去る。
タイミングを見計らって、アリナはビデオカメラを取り出した。
着地の瞬間を捉えたカメラには、どのように写っていただろうか。満足がいくような作品じゃない事は確かだろう。
一番新しい記録の再生ボタンを押した。
……その光景に目を奪われなかったと言えば嘘になる。
弓有詩織はあの高さから落ちて生きていた。死にかけではあったが。
気を失った私の容態を確認すると、周りの目を確認してそこから去っていく。
何処までも善人の皮を被った化け物だ。本当にこれが同じ人間なのか?
抱きかかえられた時の違和感にも気付く。
肉体のアンバランスさに比べて、あまりにも平均的な片腕。それは何処かへと消えて、あったはずの位置には袖が揺れているだけだ。
そしてそのままレンズ越しの緑と目が合う。
それは
絶望してる訳じゃない。けど希望に満ちている訳でもない。
その緑目は正しく生と死が混ざり合った水彩画。
この状態の弓有詩織を作ったのは私だ。じゃあコレはアリナのアートなのだろうか。
今までのテーマを体現したラストアートワーク。予想外の乱入者は最高の画材だったらしい。
「アッハ…!」
今までに無い程ゾクゾクする。
最早アートなんて関係なしに心が弾む。
アリナの作品は自分すらも狂わせる猛毒だった。
▶︎
先の不安を感じるRTAはーじまーるよー
前回は某天才アーティストと(無理矢理)一緒に飛び降りました。
なんとか生きてるけど、瀕死状態です。見てくださいよ!この真っ赤な画面!死んじゃう死んじゃう!
今回はその続きからなんですが……
一般人に見られないよう移動してるから、誰にも会えてない!もう夕方になっちゃったよ…。
自然治癒を待ちます…?いやでも、この損傷だと動けるまで数日かかりますかね……。
あっ待って待って詩織ちゃん!ここで気絶しないで!下手したら見た子が魔女化する!
あ^〜出血多量なんじゃ^〜
病院には…病院には運ばないでくれよ……。
「……!目が覚めたかしら⁉︎」
やちよさん!やちよさんじゃないか!
そしてここは…みかづき荘!
あれ腕付いてますね…てっきり無いままだと思ったんですけど。まあいいでしょう。
「もう3日も目を覚まさなくて…」
そうですか3日…3日ぁ⁉︎
おーう…結構経ってますねぇ……。その間イベントやら大丈夫だったんでしょうか…。
でも助かっただけヨシ!(現場猫)
「あのケガはどうしたのよ…?」
え?なんであんな重傷になっていたか?
いや〜ちょっと飛び降り志願の子とお空にランデブーしちゃっただけです。ちょっと後のラスボス格の芸術家とね。
アレは操作効かないガバの所為ってそれ一番言われてるから。
「はぁ…お人好しが過ぎるわ……。」
走者もそう思います。
『頑固』『博愛』の組み合わせが強すぎるんだよなぁ。でも、(再走する気は)ないです。
お邪魔して悪かったですね。詩織ちゃんはお家に帰ろうと思います。体力ゲージも回復してますから…ってうぉわ!
「まだ内臓の方は治ってないわよ…しばらくはここで安静にしてなさい。」
わぁ、遂に走者もみかづき荘で過ごす事になりました。思ったよりも内臓系がやばかったみたいですコレ。
見た目もう大丈夫なんですけどねぇ、なんでですかねぇ。まあお言葉に甘えましょう。
突如始まった同居生活!外に出る事を許されない走者のチャートはどうなるのか⁉︎
次回「タイムは二度死ぬ」乞うご期待!
治ったのでは?やちよさんこれ治ったのでは?どうですかね、もう帰れますかね?
「…大丈夫そうね。」
お墨付き!やったぞバイト戦士詩織ちゃんここに復活だ!
というか完全に治るまで拘束されるとは思いませんでしたよ。
やちよさん何だかんだで面倒見良いから、ちゃんと治るまで許してくれませんでした。バイトしようとしたら全力で止めに来ましたし。
これキャラによってはヤンデレ化する可能性ありましたね。友達レベルでもあの重傷なら監禁もあり得たでしょう。
つくづくやちよさんで良かったのでは…?
それじゃーなやちよさん!やっと日常に戻れるぜ!
「二度とあんな人助けはやめなさい。」
アッハイ…でもアレは詩織ちゃんのせいなんだよなぁ……
久しぶりのバイトだぁ!
生きてるって感じします。でも一応やちよさんに脂っこいものとかドクターストップかけられてます。
だからごめん鶴乃ちゃん。バイト復帰早々新メニューは食えないよ。あらかじめ言っておく事はとても大事!
「ううん大丈夫だよ!さすがに試食してもらう事は出来ないって思ってたから!」
鶴乃ちゃんはいい子だなぁ……。
何度かお見舞いにも来てくれましたし、お姉さんが頭を撫でて差し上げましょう。
やちよさんは大部分はぼかして説明してくれたようです。さすやち。調整屋とかに根回しして伝えといてくれました。
その休んでる間、商人活動はどうしたかって?
義手くんを酷使しましたよ。信用を落とすわけにはいきません。強さの比率を2:8にすれば弱い魔女には十分十分。
「……詩織はさ、優しいね。」
鶴乃ちゃんが珍しくセンチメンタルです。
どうしましたか?遂に詩織ちゃんに甘えてくれるようになったんですか?それだととても助かりますけど。
飴さんもあげますよ、今日はお客さん全然来ませんし、楽にしてて良いですよ?
魔法少女はストレス値溜めすぎるとやばくなるからね、仕方ないね。
「ううん、何でもないよ。やっぱり優しいなって思って。」
何でもない、で抱え込むなお前よぉ!ほんまそういうトコだぞ!
誤魔化す言葉が出た時は追求してもはぐらかされます。鶴乃ちゃんの鋼メンタルが弱音を吐く事を許しません。
これがキレーションランドのガバに繋がるんだよなぁ……。
良いところまで来てる気はするんですが、あと一歩が繋がらない気がします。この件は忘れときましょう。
「今日は来てくれてありがとね。」
おうともさぁ!バイトがある限り、このバイト戦士詩織ちゃんは倒れはせんぞ!
日課も出来るしな!しばらくは様子見で遠距離戦法でしょうがね。
また倍速の日常に戻るのだ……。
おや?義手くん直々に情報くれるの珍しいですね。
なになに、見慣れない魔法少女が3人?
それってどんなのですかね?
へぇ…おもしれー女(達)……
あ〜遂に来ましたねぇ!
恐怖のマルチエンディングイベント『そしてアザレアの花咲く』が………
短いですがキリがいいので今日はここまでにしようと思います。
ご視聴ありがとうございました。
▶︎
鴉の鳴き声を聞いた。
魔女を倒した帰りだ。もうソロで活動するにもすっかり慣れてきた頃で、今日の分はこれで終わりだと切り上げる。
そこに何やら慌てたように飛んできたのが、見覚えのあるカラス。弓有さんの使役している鳥だ。
「……?どうしたのかしら。」
私が気付いたと分かると、カラスは一目散に低空を飛んでいく。
明らかに道案内をしてる。
急ぎの用事は無いから、そのまま私は後を追う事にした。
その決断は紛れもなく正解だった。
たどり着いた路地は、微かに血の匂いが漂う。薄々感じていた嫌な予感は的中したみたいだ。
「ッ!弓有さん⁉︎」
そこにいたのは弓有詩織という知り合いの魔法少女。
恐る恐る脈を確かめると、瀕死の状態ではあったが息をしていた。急いで病院に電話を掛けようとしたが、彼女のカラスに携帯を弾かれる。
主人を助けたいんじゃなかったのか?……と思ったが、それは弓有さんの小さな声が否定した。
「……びょう、いん…は…だめ、だよ……」
そして気を失うと、先程まで居たカラスが消える。
出血が酷い……私の手に負える様な状態じゃない。魔力もほとんど残ってなさそうだ。
ソウルジェムも濁っていたが、幸いグリーフシードは弓有さんがいくつか常備しているから一先ずもつだろう。
行く場所は…
八雲みたまは急な用件に対応してくれた。丁度予約が入ってなかったらしい。
「見てみたけど、魔女の仕業とかじゃないみたい。でも身体はしばらく安静にした方がいいわ。」
いつもの間延びした態度は消え失せて、そこにあるのは只々真剣な表情のみ。
弓有さんのケガはそのうち治るモノだそう。
しかし、一番ダメージを受けているのは内臓のようで、激しい運動をしてはいけないと忠告を受けた。
「……感謝するわ。お代は…」
「お代は大丈夫よ、彼女には恩があるもの。」
ここにも貸しを作っている。
前々から思っていたが、弓有さんは意外と行動範囲が広い。一体どのような時間の使い方をしているのだろうか。
彼女に対する疑問が増えるばかりだ。
弓有さんを抱えてみかづき荘に帰る。
同じ歳だと聞いていたが、実際に抱えると想像以上に軽く、スレンダーというよりは不健康そうな細さだった。
使っていない空き部屋に寝かせ、血を拭って私の古着に替えさせる。サイズの問題で今の私の服は合わなそうだ。
思わず連れ帰ってしまったが、さてどうしたものか。
まずは胃に優しいものを用意しとくべきだろう。
彼女の荷物を移した際に、小さなノートが落ちてしまった。使い込まれている事から愛用の手帳であるらしい。
気になって中を覗く。そこには1日毎にびっしりと書き込みが入っていた。
バイトの予定。会った人。魔女の討伐数。
とにかくその日の内に起きた事を書き留めている。中には『猫がいた。可愛い。』と言った取り留めのない事も。
なるほど、道理で不健康な体つきに眠そうな眼をしている訳だ。睡眠時間を無理矢理削ってまで、他の人達を助けているのがよく分かる。
これは起きたらすぐに動こうとするだろう。
それから3日経つ。
目覚めた弓有さんは最初、状況が掴めていなかった。そのため何度か質問をされたが、次第に納得して感謝を言われた。
ここまで大怪我をした理由は、またしても人助けのようだった。飛び降りようとした子を庇って一緒に屋上から落ちたらしい。しかも自分をクッション代わりにしてまでその子を助けたとか。
いつか身を滅ぼすのではないかと心配になる。
「大丈夫だよ」と言って弓有さんは動こうとするが、まだ内臓の方は治っておらず、重い咳をした後に吐血してしまった。
しばらく安静にするように伝え、一時的にみかづき荘の同居人が増える事となる。
一緒に過ごした感じを言うと、本当にそこに居るのかすら不安になるくらい静かだった。
それでも今までの事を引き続きやろうとしていたから、思い切って弓有さんの外出を禁じた。
最初の数日は学校に欠席の連絡を入れて監視していたが、そのうち私が曲がらない事が分かると外出は諦めたようだ。
一応休日に時々、鶴乃に見張ってもらうように頼んでいる。胃にきついだろうから、万々歳のデリバリーは控えるようにも言ってある。
部屋の窓からカラスを飛ばしているのには、目を瞑る事にした。
彼女を観察するのが最近の私の趣味になりつつある。今までのみかづき荘の住人に比べると、どうも彼女は気まぐれな猫のように感じる。
私の事を師匠と押しかけてくる鶴乃と比べているからかもしれない。こっちが猫ならあっちは犬だ。
そしてまた何日か経って奇妙な同居生活は終わりを告げる。
弓有さんのケガがほぼ完治したからだ。今後二度と今回の事を起こさないように忠告して見送る。
別れ際には相変わらず飴を貰った。
みかづき荘は元の通りになったけど、1人減っただけで慣れたはずの喪失感が戻ってきた。
▶︎
「あ、これどこに置けばいい?」
「それは……ってあれ、その手紙誰から貰ったの?」
「え〜分かんない!返事を書いたら返してくれた!」
「どうしたの?……ああ、それ私も貰った事あるわ。」
「あはは……実はアタシも貰った事あるんだよね。」
「2人は返してくれる人知ってるの?」
「そういえば知らないよね。」
「私もなのよね。結局誰なのかしら……」
運命に巻き込まれる魔法少女がここに3人。
差出人不明の手紙はさながら招待状のように。
は静かに見守っている。
やべぇ奴をやべぇ嗜好に目覚めさせたので失踪します