レン「ふわぁ~、今日も学校かぁ。マジめんどくせえ。」
俺はレン、15歳の男子高校生である。
部活は帰宅部だ。いやぁ~中学の時は野球部に入ってたんだけど、俺は硬式野球部とか入る気無いから高校生の草野球チームに入っている。
学力の方は・・・聞かないほうがいい。
レン「あ~お金欲しいわ。所持金がもうそこを尽きそうだぜ・・・ よし!こうなったらバイト頑張るしかないか!」
レンはそういうと学校まで自転車で飛ばしていった。
キーン コーン カーン コーン
リュウセイ「ようレン!おはよ!」
レン「あぁ、おはよう。」
リュウセイ「どうしたお前、また遅くまで起きてたのか?w」
レン「まさにその通りですよ、実況動画見てると最終話まで見たくなっちゃうやん。」
リュウセイ「バカだろww また朝礼でぶっ倒れるぞw」
そういって俺を笑っているのは親友のリュウセイだ。彼はとても頭がいい。だから俺の憧れの存在でもある。学習面ではね。
リュウセイ「お前の愛犬も一緒に寝てたのか?」
レン「あ?ミカンの事?」
リュウセイ「あたりめーだろw ミカンちゃん以外に誰がいるんだよww」
レン「・・・犬のぬいぐるみ。」
リュウセイ「お前一回顔洗って来い。」
彼が言うとおり、俺はメスの柴犬を飼っている。名前はミカンって言って、柴犬なのに俺に甘えてくる。色は茶色だ。
レン「ミカンなら俺の隣でぐっすりと寝てましたよ。」
リュウセイ「お前少しはミカンちゃんのことを見習えよw」
レン「うるせえ、俺だって起きたくて起きてるわけじゃにんだよ。実況動画が面白すぎるからいけないんだ!」
リュウセイ「まあいいやww そういや、今日英語のノートの提出日だよね。レン、ちゃんと持ってきた?」
レン「(゚д゚)」
リュウセイ「あーあww レン終わったwww」
レン「う、うるさい!き、きっとなんとかなるさぁヽ(;゚д゚)ノ 」
リュウセイ「まあ頑張れw」
数時間後
レン「あー、やっと学校終わりかぁ。家帰ったらミカンの散歩連れてかねえと。」
リュウセイ「お前やることいっぱいあんじゃないの?」
レン「いや、今日は特に予定ないからゆっくり休むという予定があって暇じゃないんだよ。」
リュウセイ「お前今予定無いって言ったじゃん!w予定ないんだったら英語のノート課題出されてたとこ終わらせろやw」
レン「せやね、たまには勉強するか。」
リュウセイ「一分とかは勉強のうちに入んないからなw」
レン「う、うるせえな。そんなこと俺だってわかってるわw」
---帰宅---
レン「ただいまぁ」
タッタッタッタ
ミカン「ハァハァ ワン!」
ミカンが尻尾を振って俺を迎えてくれるのはいつものことである。そして、なぜか口にはいつもリードを咥えて散歩に連れて行かせるように要求してくるのだ。
レン「ハイハイ、わかってるよ。ほら、散歩行くぞ。」
ミカン「ワン!」
数分後
レン「ただいまぁ~ って、もう六時半か。早く風呂入って飯食って課題終わらせなきゃ。」
ミカン「ワン!ワン!」
レン「あ、今日はミカンも風呂に入れてやるか。」
---お風呂場---
レン「コラッ!暴れるんじゃないよ!」
レンは、風呂場で暴れてるミカンの頭を弱くポカンッと叩いた。
ミカン「クゥゥン」
レン「はいはい、分かればいいんですよ^^」
そういうとミカンはゴロンと床に転がった。
レン「もう、ミカンったら甘えん坊さんやなぁw」
---寝室---
レン「えーっと、ここは確かこうで・・・ よし!課題終わったぞ!」
ミカン「ワン!」
ミカンは一足先に俺のベッドに乗って俺に吠えていた。これは、早く一緒に寝よ!って言っているのだと思う。
レン「はいはい、ちょっと歯磨いてくるから待っとって。」
ミカン「クゥゥン」
レン「わかったわかった、今すぐに終わらせてくるから。」
・・・
レン「よし、寝るか!」
ミカン「ワン!」
ミカンは一緒に寝れることが嬉しいのか、めっちゃ尻尾を振っている。
俺は、部屋の電気を消してベッドに潜り込んだ。
レン「そういえば、明日は創立記念日やったな。よし、明日何しようか考えよう。」
ミカン「zzz・・・」
レン「ミカンはぐっすりと寝てるな。ふわぁ~、俺もなんだか今日は眠いわ。今日は早く寝るか。」
レン「おやすみ、ミカン。」
俺は、ミカンにおやすみと言うとすぐに眠りついてしまった。
---翌朝---
レン「・・・ん、ふわぁ~あよく寝たぁ。」
すー・・・すー・・・
レン「ん?なんか俺の耳元に生暖かい風が。まだ二月ってのにこんな暖かい風吹くっけ?」
すー・・・すー・・・
レン「でも待てよ、窓は締め切ってなかったっけ?だったらこの風はなんだろう。」
すー・・・ん・・ん~
レン「・・・え?今声したよね?俺一人暮らしなんですけど。え、なになに、怖いんやけど。」
むにゅむにゅ・・・
レン「と、とりあえず、とりあえず振り向いてみよう!」
レンは意を決して寝返りうった。
レン「え・・・えぇぇぇぇぇぇ!?」
?「ん?うわぁぁぁ!ど、どうしたんですか!?」
レンの目の前には、なんと同い年ぐらいの女の子が俺の隣で寝ていたのだ。しかも全裸で。
レン「あ、あんた誰。」
?「ふぇ?私は、ミカンですよぉ。」
レン「は?何言ってんすか。俺のミカンは柴犬で・・・ってあれ?ミカンがおらへん。」
ミカン「だからぁ、私がミカンだって言ってるじゃないですかぁ・・・」
レン「いや、あなたは人間ですよねえ?俺のミカンは柴犬という犬種のわんちゃんだって言ってるじゃないですか。」
ミカン「ぐすんっ・・・ひどいですよぉ・・・ご主人様ぁ・・・」
ミカンと名乗っている女の子は半泣きになっている。やばい、どうしよ。
レン「いや、何も泣かなくてもええやん。」
ミカン「だ、だってぇ・・・あ、そうだ!これを見てくださいよ!」
そういうと、女の子は自分の頭を指さした。
レン「え、柴犬の耳が付いてる。てことは、お前本当にミカンか!?」
ミカン「ホントにホントなんです!<(`^´)>」
レン「夢じゃないよなあ?・・・いてっ!つねったら痛い・・・てことは夢じゃないのか!」
ミカン「えへへ、私ご主人様とお話出来てる♪」
レン「とりあえず洋服着なさい洋服。」
つづく