作中のカタクリは事故で死んだ青年を神様が転生させて憑依させてなったカタクリなので、原作のカタクリっぽくないと思われてもおかしくないかもしれないです。
『王立ビブリア学園』魔道士を育成するために作られた超秘密組織。
とある事象により消えた妹を助けるべく一人の少年がこの学園に入り、『
「そんなことより他の連中はどんななんだ?あんたとリリスはなんとなくわかるんだが……」
そう呟いた少年『
「んー……リリスさんと自分以外は……」
そう言いながらレヴィがチラリと窓の外を見ると、二人の少女と一人の男性が歩いているのが目に入った。
それに釣られてアラタも窓の外に目を向けた。
「ああ…!!あの人たちとか?」
「これからちょうど検閲任務に向かうみたいっスよ」
「へぇー……てかあの男デッカ!!身長なんセンチだよ!!」
レヴィの説明を聞いていたアラタだったが、男を見た瞬間驚きの声を上げていた。
それもそのはず男の身長が二人の少女たちよりも一段と高いのだ。
「たしか本人からは209センチって聞いたことあるっス」
「209!?」
男の身長を聞いたアラタはさらに驚いた。
「まぁそんなことよりあの三人についてっスが、純粋に能力だけならリリスさん以上の『
「……なんかバトルマンガのノリだな…」
外を歩くトリニティセブンの二人の説明を聞いてアラタはあまりの設定に顔をひきつらせていた。
後ろにいたリリスも思う所があったのか困ったように笑っていた。
「そしてそして、三人目はこのビブリア学園最強とも言われ生涯で一度も地に背をつけたことがないという武勇伝を持つ地面をも見下す男『カタクリ』さんっス」
「…………」
前の二人の説明を
「まぁ一度も地に背をつけたことがないというのは流石に嘘だって本人が言ってたっスよ」
「嘘なのかよ!!」
レヴィのとんでもない暴露にアラタはツッコミを入れた。
「っ!?……どうやらカタクリさんに目をつけられたみたいっスね」
「えっ?」
そう言われて再び窓から外の三人に目を向けるとカタクリと呼ばれていた男がこちらを睨んでいた。
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「…右後ろの二階の窓、今日から入った魔王候補が俺たちのこと見ていやがる」
カタクリがそう言うと、ミラとアキオはカタクリが言った方向の窓を見た。
「あの男が……不浄ですね」
「まぁまぁ大将……にしても相変わらず凄いなカタクリのその能力は覇気つったっけ?」
ミラがアラタに対して嫌悪感たっぷりな事を呟き、アキオがなだめるがすぐにカタクリのその索敵能力について羨ましそうな雰囲気で聞いてきた。
「見聞色の覇気…より強く相手の気配を感じる力だ……前にミラと一緒の時に説明したと思うが?」
「ハハハッ、そうだったっけ?」
「ハァ、そろそろ行きますよアキオ、カタクリ…一刻も早く不浄を正しに」
二人の気の抜けた会話にため息を吐いたミラは、二人にそう呼び掛け歩き出した。
「あいよ大将」
「あぁ」
ミラを追いかけてアキオとカタクリも歩き出すが、カタクリは再び立ち止まりアラタに視線を向けた。
「(魔王候補だかなんだか知らねぇが……)」
魔王候補のアラタに対して負の感情を抱いたカタクリは眉間にシワを寄せ血管が浮き出させ
「(ミラとアキオ……俺のかけがえのねぇ仲間に手ぇ出しやがったらタダじゃおかねぇ!!)」
無意識の内に王の資質〈覇王色の覇気〉を放っていた。
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「!?…ぁっ」
「アラタっ!!」
「アラタさん!!気をしっかり持つっス!!」
不意に気を失いかけたアラタはリリスとレヴィに支えられ呼び掛けてもらったことでギリギリ意識を保った状態でいられた。
それでも鼓動は乱れ、呼吸も荒くなっていた。
「…な……んだ…今…のは?」
「今のはカタクリさんの能力っスよ」
「能力?…魔術じゃなくてか?」
魔術ではなく能力を言ったことに対してアラタが不思議そうに聞いた。
「いえ、魔術ではないです……カタクリさんは魔力を持っていないんです」
その質問にはリリスが答えてくれた。
「魔力を持ってない!?」
「はい、その代わりにカタクリさんは覇気と呼ばれる力を使うんです」
「覇気?」
またもや聞いたことのない言葉にアラタは聞いてみた。
「過去にカタクリさんに説明してもらったんですが、覇気とは誰しもが持ち得る才能らしいです」
「俺にもその覇気って使えんのかな?」
「たぶん無理っスよ…カタクリさんいわく会得するには10年単位の修行が必要と言ってたっスから」
「うげっ…そんなかかんのかよ」
レヴィの言葉を聞いたアラタはガックシと言わんばかりに
この作品を思い付いた経緯としては最近買った海賊無双4でカタクリが強くてテンションが上がってた時に、たまたま古本屋で見つけたトリニティセブンというマンガを読んでハマったために生まれた作品ですね
ちなみに作品でのカタクリの身長ですが、さすがに原作基準の509センチはデカすぎなので300センチほど下げました。