ふぇぇ・・・バイオハザードの世界にきちゃったよぉ。   作:謎の女R

2 / 10
誤字報告ありがとうございます。


2 現状の把握と探索、そして草刈政夫

このままではだめだ。思い出す限り、死亡のビジョンしか思いつかない。

 

確か、後から外に出たらゾンビに食い殺されたはず。

 

無論そのままいても、エンディングの核ミサイルだったか?で死亡確定。こんなコンテナじゃ持つわけがない。

 

まずは、こんな情報も自衛手段も無い場所から出て、一先ず安全なところにいかねば。

 

そして現在、コンテナのおいてあった倉庫の2Fにある管理室に逃げ込んだ。

 

無印バイオ3にあった部屋である。RE3では無かったことにされてたが。

 

現在はあのジルのやり取りから推測するに、バイオRE3の冒頭。1998年9月28日、現在20時過ぎ。只今ゾンビ増殖中。

 

とりあえず、映画版バイオでなくてよかった。あんまり覚えてないけど、全世界世紀末になりかねない。

 

備え付けの冷蔵庫に入っていたキンキンに冷えたコークを煽り、クールダウンした頭で私と俺の記憶を擦り合わせる。

 

「ゲッフ。」

 

・・・・・・下品で失礼。

 

現在ラクーンシティの道路は事故車やバリケードにより車での走行は不可能に近い。

 

私の家族、ワイフと娘はゾンビによって殺されていた。

 

もう少し、早く帰れていたら・・・・・いかん、泣くのは生き延びてからだ。

 

通信手段となる携帯電話も俺の記憶のようなスマホは無論なく、私も仕事用で持っていたが途中で紛失してしまった。

 

まあ、返事なんか返してくれる相手なんていないだろうけどな。ゾンビだし。

 

ゲーム内では無線をよく使われていたから、それを入手出来れば役に立つのではないか?と思う。

 

そしてタイムリミットは今日を含めて4日間の10月1日。核の炎に包まれる前になんとかしないといけない。

 

そしてどうやって脱出するか?であるが。

 

1 ジル・バレンタインと合流して脱出。

 

2 9月29日から始まるRE2の主人公、レオン、もしくはクレアと合流して脱出。

 

3 まだ飛んでいるであろうヘリに救助を求める。

 

4 なんとか郊外まで歩いて逃げ延びる。救助隊を探す。

 

1が、間違いないように思えるが地下鉄に乗ったら間違いなく爆発して死亡。俺にはそんな主人公補正もゴリラ細胞も無い。

 

2はこのゾンビパラダイスの中、さらに魔窟となるラクーン警察署に行き二人が来るまで耐久レースをしなければならない。状況次第ではこちらになるだろうが、時間は有限。頭の片隅には置いておこう。

 

3は、どこに来るかもわからないヘリを捕まえるのは厳しいとしか言えない。

 

いくつかは把握しているが、時間がわからない上に変異種ゾンビフィーバーとなっている可能性が高い。生きていける自信がない。

 

4は、バリケードなどを突破できないと思っている。ゾンビが外に出れないくらいなので。

 

もし、救助隊か俺を発見したとしても、部隊によっては撃ち殺されて無かったことにされるとも言い切れない。だってアンブレラだし。

 

考えれば考えるほど、絶望の入り口しか見えない。

 

なのに頭が冷えているのは、コークのお陰か、頭部の風化した装甲の性か。歴代の主人公もこんな気持ちだったのかなぁ。

 

すべてを相対的に考え、高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変にいこう。決して行き当たりばったりではないぞ。

 

・・・何はともあれ、自衛手段は確保しないといけない。

 

近くを探索したのだが銃器類はなかった。が、なんか変わったものがあった。

 

ドルンッ!ポッポッポッ・・・・。

 

「動きはいいな・・・・。」

 

2ストエンジン駆動で先端に回転ノコギリのついたアレ。

 

そう、草刈り機だ。あれ、バイオハザードたよな。デッドライジングじゃないよな。

 

チュイン!チュイン!

 

昔使ったものよりなんかパワーがありすぎる気がする。

 

よく見ればシャフトも補強の後がある(太く、そしてすこし短い?)し、マフラーも消音菅などなんかカスタム具合がすさまじい。さすがアメリカ、パワーイズジャスティス。これなら殺すこともできるだろう。

 

 

ただ、消音であってもサイレントキルできるかはわからない。エンジン回さないと動かないため音で気づかれないかだ。ゲーム内では視界、もしくは近づいたら襲ってくる傾向があったためもしかしたら行けるかもしれない。リッカー除く。

 

とまぁいろいろ漁った結果、こういう装備になった。

 

頭:使い古しの工事用ヘルメット

首:気休めのタオル

体:使い古しの厚手つなぎ

手:滑り止めつき手袋

足:使い古しの安全靴

武器:草刈り機

バック:予備燃料500ml2本

 

10月になるとはいえそこそこ暑いが、露出してるよりはましだろう。

すべて気休め。

 

予備の燃料ビンもあったため持っていく。これは他の用途にもつかえる。

 

見た目ただの草刈おっさん。だか、まだ生存確率はあがった!!はず。

 

改めてなにかあれば装備は変えていこう。一番いいものを頼む。

 

「・・・・・、ふぅ。い、いってみるか。」

 

手にもった草刈政夫(命名)にも力が入る。

 

ドルン!!エンジン始動!!

 

そして、ジルの出ていったであろうドアをそっと開けて、

 

出陣した。

 

絶対に生き残る!!

 

 

 




閲覧してくださり、ありがとうございます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。