ふぇぇ・・・バイオハザードの世界にきちゃったよぉ。   作:謎の女R

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3 探索レベルアシステッド のち救出ハーデスト

「ひぃ、ひぃ、ふぅ、ひぃ。」

 

倉庫から出て約10分。早くもバテそうだ。

 

慣れない装備に気を張りながらの探索。そして見た目相応の体力。

 

私がラクーン市民ならもう少し立ち回りやすいのだが、あくまでもよそ者。あまりわからない土地と言うのも疲労に拍車をかけている。

 

唯一の幸運はゾンビが全滅していることだ。死屍累々。ゾンビが天に召されている。

 

ジルさんや、トリガーハッピーにもも程があるよ。楽だけどさ。

 

まあ、なんか物理的に殺られているやつもいることから多分追跡者とやりあってたのかもしれない。

 

追跡者、名をネメシス。アンブレラ社が作り上げたスターズのストーカーだ。

 

狙いは基本的にジル抹殺になるだろうから、俺に何かある可能性は低い。

 

ただし巻き添えや、寄生体を植え付けられる可能性があるため、逃げの一手だろう。

 

遠くから騒音と車のような音が聞こえる。生存者、ならいいのだが。

 

だがこういった音も数時間で聞こえてこなくなるのだろう。

 

・・・・・・・いかん、気を引き締めろ。私。

 

ゆっくりと回りを警戒しながら歩くと、ある植物が目に入った。

 

「グリーンハーブ・・・・本当にいろんなとこにあるな。この町。」

 

そう、バイオの回復薬、ハーブ系た。

 

これに関して俺は知らなかったが、私は受講して学んでいた。

 

まさか、体験ツアー「ハーブ取り扱い者(初級)を取って君もラクーン市民だ!」が役に立つときが来るとは、誰が思うよ。

 

と言うか、市民の9割がすりこぎセットを持ち歩くラクーン市民は、なんかおかしい。(私は受講したときにもらって鞄の中に入れっぱなしにしていた。)

 

資格マニアだったワイフに感謝だ。これでさらに死ねなくなった。

 

これの運用方法は2種類。

 

1 葉っぱを口から直接摂取する。

 

2 すりつぶして飲む、もしくは傷口に当てる。

 

効果は2の方がいいのだが、少し時間がかかる。プロ市民はなんか数秒で出来るらしいが私は無理だ。ゾンビが蔓延るなか出来るかよ!

 

1は効果は2に比べて即効性や総合的な回復力は少ないが、噛んでるときは少しずつ疲労回復するらしい。

 

なので少しずつ口に入れてみた。

 

「くちゃくちゃ、くちゃくちゃ。」

 

・・・・・下品で失礼。私の癖なんだか、直せないんだよ。

 

味は・・・・キシリトールのガムを噛んでる感じだ。心なしか体力が回復している気がする。

 

麻薬じゃないとは言っていたが・・・今はなりふり構っていられない。このまま行くぞ。

 

と、その時。

 

キキィッ ガシャッ!

 

数十メートル先で車が正面から車のバリケードにぶつかってた。

 

車と車の間にゾンビが挟まっていたところを見ると、フロントガラスにでもゾンビが落ちてきたのだろう。そのゾンビはピクリもしない。

 

だか、

 

「ぁぁぁあぁあ・・・・」

 

挟まれていたゾンビ以外にもいたみたいだ。服の破れ具合から横にしがみついて引きづられた感じのゾンビが立ち上がった。

 

こっちにくるか!?と思ったのだが。

 

「ぁぁぁあぁああっ!」

 

ガンガンガン!!

 

そのゾンビは助手席を叩き出した。良かった。これで逃げれる。

 

・・・・・・んっ?まて?なにかおかしい。

 

ゾンビはその生命力から、非常に腹ペコらしく新鮮な肉を何時も求めているらしい。

 

無いときは動かないゾンビを食らうらしいが、ただフロントガラスに突っ込んだゾンビには目もくれない。

 

そして、あの車の運転者がゾンビなら外のゾンビはあんなふうに開けようとしないはず。

 

要は、生存者だ!!

 

ヤバい、事故の影響でドアが今にも壊れそうだ!!

 

そう思ったら、いつの間にか駆け出していた。倉狩政夫のアクセル部分を盛大に動かす。

 

別に俺も善人とかではない。自分一番。だた、もし生存者なら助け合って逃げ出せる可能性が上がるかもしれない。

 

この行動の原動力は、私の感情が、爆発しているのだ。

 

「きょんどかしにゃせねー!!!」(今度は死なせねー!!!)

 

ハーブ噛みながらだ!!下品だが気にするな!!

 

ゾンビまでもうすこし・・・・間に合うか!?

 

バガン!!

 

まずい、ドアが壊れた!!糞馬鹿力め!!だがな!!

 

間に合ったんだよ!!

 

「イヒカイレー、クフォソンヒ!!」(イピカイエークソゾンビ!)

 

ぐちゃぐちゃぐちゃ!!!

 

「ォォォァォアオオオァォォ・・・」

 

どちゃ、とゾンビを二分割にしてやったぞ!!殺ったぜ草刈政夫!!

 

「ほい、ぱいしょーぶか!!」(おい、大丈夫か!!)

 

たのむ、無傷で生きていろよ・・・・・。

 

がしっ。

 

がしっ?

 

「ぁぁぁあぁあぁぁぁぁ!!!」

 

うわああああああぁぁぁ!!まだいきてたぁ!!

 

足を捕まれた!!モツ出しながらくんじゃねえ!!

 

戦友の草刈政夫は、くそ!近すぎて歯が当てれない!!

 

やばい、食われる!!ゾンビになっちゃう!!

 

「くそっくそっ!はなれろ!!」

 

げしげしと足で蹴るが、死にかけの生存本能か、私の非力さなのかゾンビの力がすごすぎる。離れない!!

 

万事休す。やはり、身の丈の事をしとけということ、か。

 

家族よ。もうそろそろ、そっちにいくぞ。

 

遂に、足に食らいつこうとされたその時!

 

タァン!!タァン!!

 

銃弾の音が二発。辺りに響いた。その行く先はなんと。

 

ずぢゃ!!

 

ゾンビの、頭部だった。ヘッドショットが決まり、今度こそゾンビが沈黙した。

 

そして、銃弾の音先には・・・・

 

「っふう、お互いあぶなかったわね。」

 

車の中から銃をもって女性が出てきた・・・・赤いライダースーツで。

 

ただ、生きていた事に安堵した。気がゆるんでしまった。

 

なので、しかたなかったんだ・・・・。

 

じょじょじょ・・・、

 

「あっ・・・・。」

 

「・・・・・下品で失礼。」

 

こんな時に失禁するなよ、私。

 




新キャラ登場です。

原作でボツになった、あのキャラになります。
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